【芸能】藤本美貴、“夫婦の収入差”で悩む女性に的確アドバイス「そもそも…」

元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が9月28日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ／藤本美貴』に出演。“夫婦の収入差”について悩んでいるという20代女性のお悩みに答えた。

この日公開された「喧嘩して買ってきた旦那のスイーツは、姑の命令でした…【ミキティ人生相談】」では、「彼氏と結婚を考えているが、収入差を心配している」というお悩みを紹介。相談者によると、「結婚後はお金や家事を折半したいが、自分は相手よりも収入が低いため、家事を多めにしたほうがいいのか」と悩んでいるそうで、「低収入であることを引け目に感じて、何かで償わなければ平等ではないのでは? と考え、モヤモヤしてしまう」と打ち明けた。

すると、藤本は、「そもそも“平等”っていうのをやめましょう」「“平等”を求めることがおかしい」とキッパリ。「お金の量と家事の量はイコールではない。収入が少ないから家事をしなきゃいけないわけでもないし、収入が多いから家事を全然やらなくていいことでもない」と語りかけ、「やれることをお互いがやればいい。得意な分野があるんだったら、それをやったりとか。子供を産むときも、産休に入ると収入が変わってきたりするし。産休に入ってるから、(相手が)子供のことをまったくしなくていいかっていうと、そういうことでもないじゃない?」と諭した。

また、藤本は、「どっちのお金も家のお金」「あなたのものは家のもの、私のものも家のもの」という考えを提示。「そうじゃないとケンカになったときに、“俺のほうが稼いでるのに!”ってなるから。それって悲しくないですか?」と話し、「家族はワンチームだから。お金を持ってる量じゃなくて、できることをお互いにする。“持ってる富は一緒にする”という考え方でいてほしい」とアドバイス。その上で、「そのときの環境で、臨機応変にやったらいいと思う。ルールを決めると、ケンカのはじまりになるから。どっちかが家事が多めになることはあるけど、もうよくない?」と、自身の考えを語った。

そして、相談者に対し、「収入差を分かってた上で、“結婚しよう”って言ってくれてるんだったら、“じゃあお前は家事な”っていう考え方では絶対ないと思うから。もし、そんな人だったら、別れちゃえばいい」と、メッセージを送った藤本。最後に改めて、「家事を多くやるべきか」という悩みに、「罪悪感が少しでもなくなるのであれば、できる範囲のことを勝手にやればいいんじゃないかな」「“ちょっとは役に立ちたいからやってあげたい”という気持ちを捨てる必要はない。ただ、“収入が少ないから家事を多めにやるね”って言う必要はない」と、結婚後のアドバイスを送っていた。

視聴者のコメント欄には、「最高すぎてパートナーに見てほしい回です!」「ミキティの話を旦那に聞かせたい」「我が家もワンチームが家訓です」など賛同する声から、「ほんとカウンセラーレベル」「ハキハキ答えるミキティ素敵!」といった絶賛の声が上がっている。