いい彼氏

  • 2024.05.09

「いい人がいない」原因とは…恋愛・婚活で「運命の相手を見つける方法」7つ – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

出会いはあるけどいい人がいない。婚活や恋人探しをしている女性が、よく嘆く言葉です。でもそれは、いい人がいないのではなく、あなたがいい人を見つける力が発揮されていないだけかもしれません。具体的な改善方法を7つご紹介します。 「いい人がいない」を抜け出すために、今すぐできること7選 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 255 婚活や恋人探しをしていると、多くの人がぶつかる壁のひとつに「いい人がいない」といった問題があります。出会いの機会はマッチングアプリ等で増やすことはできるけど、好きになれそうな人とは出会えない。この問題を解決するには、今すぐ自分の“何か”を変える必要があります。今回はその“何か”を具体的に、7個ご紹介します。 基本は目線をアップデートすること 最初にご紹介するのは、多くの婚活成功者がやっていると言われる「目線のアップデート」です。婚活や恋人探しが上手くいかないということは、原因のひとつはあなたの目線が「いい人」を見つける目線になっていないことが挙げられます。そこを変える意識を持つことで、いい人との出会いはもっと身近になるかもしれません。 相手のいい部分から意識して見る そもそも「いい人がいない」と話す人の多くは、人のいい部分を見ていないことも多いです。婚活ともなれば人生をかけたチャレンジですから、不安からネガティブな側面ばかりを注意深く探すことになるのも仕方ありません。でも、せっかくの出会いをよいものにするなら、相手のポジティブな側面を積極的に見るようにすることで、持つ印象もその後の展開も変わっていきます。 他者と比較しない いい人は、今のあなたにとって最適な相手のはずです。しかし、今のあなた以外の評価軸がそこに入ると、判断はブレていきます。よくあるケースは、元彼との比較で今の出会いを見たり、親からの評価を想像して、相手を選んだりすることです。比較や他社評価を入れながら異性を見ると、自分軸での判断から遠くなるだけでなく、どうしてもネガティブな側面から相手を見るようになります。その結果、いい人をさらに見つけにくくなってしまうのです。 損得で判断しすぎない 結婚といった人生の大きなイベントを、損得で考える人は一定数存在します。しかし、損得は恋愛感情とは離れた場所にある発想なので、損得で相手を選べば選ぶほど、いいなと感じる人とはめぐり逢いにくくなります。損得を含めた理性で考える事自体は否定しません。でも、それだけだとロマンチックな展開にはなりにくいことを覚えておきましょう。 行動を変えると心も変わる 次にご紹介するのは、特に行動面ですぐに変えられるものをピックアップしました。次のデートから実践できるものばかりなので、できることから取り入れてみましょう。 相手任せのプランで会わない 「デートはいつも男性が決めたお店と日時で会う」女性の中にはこういった相手主導の出会いを重ねている人もいるでしょう。しかし相手が100%主導権を握るデートをすると、人はどうしても当事者意識が薄れてしまいます。当事者意識が薄れると、「相手を選ぶ」視点よりも「相手に選ばれる」といった受け身な感覚が強まります。 また、誰かが立てたプランに乗ることは、良ければ感謝の気持ちが湧きますが、良くなかったときは、相手に対する不満を述べる立場に人はなりがちです。これはあなたが悪いというのではなく、受け身になった人みんなが感じるリアクションです。これを回避するためにも、デートのお店選びを相手が担ってくれるなら、二軒目探しはあなたがやるなど、当事者意識を持って参加しましょう。 男性に会いすぎない 恋愛に限ったことではありませんが、人は選択肢が多くなると決断ができなくなる性質があると言われています。つまり、いい人を探してたくさんの男性に会うと、チャンスが広がるどころか迷いが加速して決められなくなるのです。マッチングアプリで活動している人の中には「とりあえず会ってから考える」としている女性もいるでしょう。しかし、会えば会うほど実は誰がいい人かが見えにくくなるため、注意が必要です。 人数や期限を切って行動する 選択肢が多いと人は迷いが加速するなら、当然決断力を発揮するシチュエーションがあります。それは制限がかかった場面です。婚活なら、「月までに」とか「人会うまでに」といったお尻を決めることがこれに当たります。無理なゴール設定は自分の首を締めるだけですが、現実的なスケジュール感を踏まえ、自分的な締め切りを設定し、それまでは頑張るといったメリハリある行動にチャレンジしてみてください。 条件より直感を頼りに進む 結婚を見据えた出会いを求めるとき、どうしても生活や将来といった現実的な部分に目がいき、諸条件を優先しがちです。しかし「考える」と表現したように、恋愛に考える要素を持ち込みすぎると、恋とか楽しいといった感情面が置いてけぼりになります。こうした問題は、とにかく条件面を一旦脇におき、その上で直感を優先し、感覚的にお相手を選ぶといった取り組みを続けることで、感性が研ぎ澄まされていきます。 7つの今すぐできることをご紹介しました。いい人はあなたの見方や考え方ひとつで、いくらでも出会いの中に見出すことができます。そのいい人をたくさん見つけられるようになったら、その中でいちばん心が動く相手との関係を、さらに深めていけたらよいですよね。 ぜひできそうだなと感じたことから、チャレンジしてみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Masson/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/548498/ Source: ananweb

  • 2024.01.25

いい彼氏になるのはどんな人…? 最高の恋愛ができる男性の「特徴と見分け方」 – 文・三松真由美 | ananweb – マガジンハウス

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、AGA治療のクリニックで働く24歳女性。患者のアラフォー男性から誘われ「想定外」と思っていたものの…。三松先生が、よい恋愛をするために、ルックスより重視すべきことを教えてくれます! ツグミ(24歳)13歳年上頭髪レス男に言い寄られるがアリか? 【レスなひとびと】vol. 229 駅や電車でよく見かけるAGA治療のクリニック。ツグミは新橋のクリニックで受付事務の仕事をしている。患者さんの対応、管理だけでなく、空き時間にはヘアサイクルのイラストを描いたり、毛髪診断士さんと勉強会をしたりと充実の職場。毎日仕事に行くのが楽しくてしょうがない。 患者さんは、たしかに年齢の割に薄い人が多い。元通りの髪型に戻りたいと一生懸命な様子を見ていると、心から応援したくなる。恥ずかしそうに目を合わせぬよう処方箋を受け取るひともいれば「今夜ゴハンどう?」のグイグイ系患者さんもいて、男性観察ができる。学びの多い職場だ。 土曜出勤のシフトで、仕事終わりに銀座でゴハンでもしようかと思っていた日。クリニックを出ると、患者の藤川さんが背後から声をかけてきた。 「あのう、この前、NewJeansが好きって立ち話してるのを聞いたので、よかったらこれ使いませんか。妹が間違えて2つ購入したって…」 手のひらサイズの公式雑貨。「わあ、かわいい。私、どこでそんなこと言ってました?」 「昼休みに、受付カウンターでナースさんと。僕、診察が長引いたんで、待合ロビーにいたんです」 長く通院してる患者さんの嬉しい気遣い。快く受け取った。すると藤川さんは名刺を差し出し、早口で言う。 「もしお茶お付き合いくださるなら、いつでもメールください」 いやあ、ないない。頭頂部のヘアがないアラフォー男性。想定外です。と思いながらも失礼にならぬよう名刺はいただいた。名のあるIT会社だ。カルテ見たら37歳。にしてはツルルン。 ツグミに不運な事件が起きたのはその数日後。マッチングアプリでマッチした男性と初めてのデートの日。そいつが最低ゲス野郎で、食事の後、無理やりツグミとラブホ街を通り、ホテルに連れ込もうとしたのだ。恐怖を味わい、思い切りバッグで殴ってダッシュして逃げた。 自宅付近の駅に着いたのは24時25分。マンションまでの道は徒歩14分。人気がなく薄暗い。怖い。あんなことをされた後の夜道は臆病になる。交番のおまわりさんは外勤なのか、無人…。小さな駅なのでタクシー乗り場はない。思わず名刺を取り出す。藤川さんの携帯番号をプッシュ。遅い時間なのにすぐに出てくれた。 理由を話して、家まで送ってくれないかと頼むツグミ。駅中で待っていると、藤川さんは、タクシーを飛ばして来てくれた。なんだかホッとする。無事家に着いた。 「ありがとうございます。今度お礼にケーキをごちそうします」と思わずお礼を。 ってことで、休日にカフェで藤川さんとお礼のケーキタイム。これがまた、とんでもなく楽しかったのだ。お仕事でAIを使ってることをわかりやすく教えてくれたり、趣味の自転車街巡りの話を聞いたり。NewJeansについてもなんとなく話が合う。 頭頂部のことがまったく気にならなくなった。あまりに、会話が楽しくて、また会いたくなったではないか。髪型はうちのクリニック通院できっとフサフサになるはず。それを待たずに、今のうちに付き合ってみてもいいかも。 脳内で、藤川さんにカツラをかぶせる想像をしてみる。 「アリかも!!!」 思わず叫ぶツグミを、藤川さんが不思議そうに見つめる。どうなる、この恋。 【三松さんからのコメント】 ツグミさん、その恋、アリですよアリ。 NewJeansの立ち話を聞いたときに彼は「チャンス」と思ったんでしょうね。ネットに頼らず、現実世界でツグミさんにアプローチした行動力がすばらしいです。その心意気、評価できます。 リアルガチで告って玉砕するのを避けがちな令和男性。彼は頭頂部コンプレックスがあるので、振られる覚悟で話しかけたはず。恋愛開始は第一印象、見た目に左右されやすいのですが、ルックスより、そのひとの醸し出す雰囲気、受け答えの心地よさを深掘りすると、より上等の恋に発展します。 この恋、進めてみましょう。 「頭髪レスの男性、第一印象にとらわれず、じっくり話してみて。心地よければ付き合ってよし! 今のAGA治療はすごいんだから」   三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。 ©japolia/Adobe Stock 文・三松真由美 https://ananweb.jp/column/lessbito/529230/ Source: ananweb