おおしまりえの恋愛道場

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  • 2024.05.09

「いい人がいない」原因とは…恋愛・婚活で「運命の相手を見つける方法」7つ – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

出会いはあるけどいい人がいない。婚活や恋人探しをしている女性が、よく嘆く言葉です。でもそれは、いい人がいないのではなく、あなたがいい人を見つける力が発揮されていないだけかもしれません。具体的な改善方法を7つご紹介します。 「いい人がいない」を抜け出すために、今すぐできること7選 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 255 婚活や恋人探しをしていると、多くの人がぶつかる壁のひとつに「いい人がいない」といった問題があります。出会いの機会はマッチングアプリ等で増やすことはできるけど、好きになれそうな人とは出会えない。この問題を解決するには、今すぐ自分の“何か”を変える必要があります。今回はその“何か”を具体的に、7個ご紹介します。 基本は目線をアップデートすること 最初にご紹介するのは、多くの婚活成功者がやっていると言われる「目線のアップデート」です。婚活や恋人探しが上手くいかないということは、原因のひとつはあなたの目線が「いい人」を見つける目線になっていないことが挙げられます。そこを変える意識を持つことで、いい人との出会いはもっと身近になるかもしれません。 相手のいい部分から意識して見る そもそも「いい人がいない」と話す人の多くは、人のいい部分を見ていないことも多いです。婚活ともなれば人生をかけたチャレンジですから、不安からネガティブな側面ばかりを注意深く探すことになるのも仕方ありません。でも、せっかくの出会いをよいものにするなら、相手のポジティブな側面を積極的に見るようにすることで、持つ印象もその後の展開も変わっていきます。 他者と比較しない いい人は、今のあなたにとって最適な相手のはずです。しかし、今のあなた以外の評価軸がそこに入ると、判断はブレていきます。よくあるケースは、元彼との比較で今の出会いを見たり、親からの評価を想像して、相手を選んだりすることです。比較や他社評価を入れながら異性を見ると、自分軸での判断から遠くなるだけでなく、どうしてもネガティブな側面から相手を見るようになります。その結果、いい人をさらに見つけにくくなってしまうのです。 損得で判断しすぎない 結婚といった人生の大きなイベントを、損得で考える人は一定数存在します。しかし、損得は恋愛感情とは離れた場所にある発想なので、損得で相手を選べば選ぶほど、いいなと感じる人とはめぐり逢いにくくなります。損得を含めた理性で考える事自体は否定しません。でも、それだけだとロマンチックな展開にはなりにくいことを覚えておきましょう。 行動を変えると心も変わる 次にご紹介するのは、特に行動面ですぐに変えられるものをピックアップしました。次のデートから実践できるものばかりなので、できることから取り入れてみましょう。 相手任せのプランで会わない 「デートはいつも男性が決めたお店と日時で会う」女性の中にはこういった相手主導の出会いを重ねている人もいるでしょう。しかし相手が100%主導権を握るデートをすると、人はどうしても当事者意識が薄れてしまいます。当事者意識が薄れると、「相手を選ぶ」視点よりも「相手に選ばれる」といった受け身な感覚が強まります。 また、誰かが立てたプランに乗ることは、良ければ感謝の気持ちが湧きますが、良くなかったときは、相手に対する不満を述べる立場に人はなりがちです。これはあなたが悪いというのではなく、受け身になった人みんなが感じるリアクションです。これを回避するためにも、デートのお店選びを相手が担ってくれるなら、二軒目探しはあなたがやるなど、当事者意識を持って参加しましょう。 男性に会いすぎない 恋愛に限ったことではありませんが、人は選択肢が多くなると決断ができなくなる性質があると言われています。つまり、いい人を探してたくさんの男性に会うと、チャンスが広がるどころか迷いが加速して決められなくなるのです。マッチングアプリで活動している人の中には「とりあえず会ってから考える」としている女性もいるでしょう。しかし、会えば会うほど実は誰がいい人かが見えにくくなるため、注意が必要です。 人数や期限を切って行動する 選択肢が多いと人は迷いが加速するなら、当然決断力を発揮するシチュエーションがあります。それは制限がかかった場面です。婚活なら、「月までに」とか「人会うまでに」といったお尻を決めることがこれに当たります。無理なゴール設定は自分の首を締めるだけですが、現実的なスケジュール感を踏まえ、自分的な締め切りを設定し、それまでは頑張るといったメリハリある行動にチャレンジしてみてください。 条件より直感を頼りに進む 結婚を見据えた出会いを求めるとき、どうしても生活や将来といった現実的な部分に目がいき、諸条件を優先しがちです。しかし「考える」と表現したように、恋愛に考える要素を持ち込みすぎると、恋とか楽しいといった感情面が置いてけぼりになります。こうした問題は、とにかく条件面を一旦脇におき、その上で直感を優先し、感覚的にお相手を選ぶといった取り組みを続けることで、感性が研ぎ澄まされていきます。 7つの今すぐできることをご紹介しました。いい人はあなたの見方や考え方ひとつで、いくらでも出会いの中に見出すことができます。そのいい人をたくさん見つけられるようになったら、その中でいちばん心が動く相手との関係を、さらに深めていけたらよいですよね。 ぜひできそうだなと感じたことから、チャレンジしてみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Masson/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/548498/ Source: ananweb

  • 2024.04.25

「この人はあり? なし?」幸せな結婚・恋愛をするための「見極めテクニック」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

彼のことが好きなのか判断できないとき、ぐるぐると同じことを考えたり、感情がフリーズしたりして、しまいには何をどうしたらよいか分からなくなることがあります。この「迷い」の状態を効率的に抜け出すには、頭(思考)と心(感情)の状態を知ることが解消への一歩です。 この人でいいの? 自分はどうしたい? 好きなのかわからない出会いを整理して進める方法 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 254 相手のことは嫌いじゃないし、もう少し知ってみたい気もする。でも、好きかと言われるとよくわからない。恋愛の入口では、こんな迷いが生じることが良くあります。 特に婚活といった結婚相手を探すときには、諸条件と気持ちと未来への不安が入り混じり、自分の答えがわからなくなるといった声を耳にします。恋愛に限らず、「迷い」が生じているときというのは、頭(思考)と心(感情)がそれぞれ特徴的な状態になっています。今回は迷いが生まれるときの代表的なパターンと、それを解消していく取り組みについて紹介します。 好きかどうかわからないとき、頭と心はどうなっているのか 心理学をベースに迷いが生じた状態を見ていくと、実は3つのパターンに分けることができます。まずは迷いが生じた際の、頭と心の3パターンを紹介します。 パターン 思考が働きすぎている 迷いが生じる際によくあるパターンの1つ目は、心(感情)よりも頭(思考)が働きすぎて、心の声をうまくキャッチできなくなっている状態です。具体的には、「ないなー」と感情がNOだと思っていても、思考が「これはGOだ!」とYESを示していると、自分の中で矛盾が生じ、違和感として現れます。この状態は、婚活など条件が明確な際に起きることが多いです。条件とは頭で出していることが多いので、条件に当てはまらないけど感覚的にはOKという矛盾状態は、よく起きるのです。 パターン 心のブレーキがかかっている 心も頭もGOを出しているけど、このまま進んだ結果、大きな変化や傷つくリスクがあるなと直感的に判断すると、恐怖や不安などが出て心のブレーキがかかるのが、2つめのパターンです。人間は反射的にリスクを避ける生き物です。つまり大きな変化や失敗の可能性など、リスクが伴うとわかると、どんなによい答えでも行動にブレーキがかかってしまいます。 パターン 経験したことない感覚でうまく理解できない 人は未経験のモノに飛び込むとき、恐怖や不安を覚えるだけでなく、処理しきれない感情を抱くことがあます。文字通り「経験したことがないから分からない」といった状態で、頭が「???」で埋め尽くされるイメージです。 恋愛でいえば、例えば「ものすごく好き」といった未経験の感情を覚えたときや、今まで出会ったことのないタイプの人だった場合、文字通り経験がないので、混乱してフリーズすることが多いです。 「好き」を判断するのに有効な取り組み3つ 迷いが生じるパターンはおもに3つと紹介しました。それぞれタイプは異なりますが、どれも心の状態の把握を促すことで、迷いは少しずつ整理されていくことが多いです。ここでは迷いを解消するために有効な取り組みを、3つ紹介します。 彼に触れたときを想像してみる 最初は、ひとりでゆっくり時間を作り、イメージをしながら感覚的な本音を見ていくやり方です。イメージをするって普段当たり前にやることですが、アスリートも取り入れるくらい、本気でやると有効と言われています。 やり方は、ゆったりと座ったり横になったりして、目を閉じて迷っている彼のことを想像します。そして少しずつ彼と自分の距離が近づいていき、手をつないだりハグをしたりする姿を想像してみてください。 このとき、「なんとなく触れられたら嫌だな」といった違和感を覚えたら、その感覚をありのままに見てみましょう。また「ちょっとドキドキするけど、悪くない」といった感覚があったら、それも受け入れて観察していきます。 イメージで出た答えは、YESもNOもどちらがよいとか正解とかはありません。心の声がダイレクトに反映されていることが多いので、どんな答えでもありのままを見ていくことがポイントとなります。 もし思考で出した答えが今回出た答えと違った場合、「違うからどうするか?」といった一段気づきが深まった上での検討ができるでしょう。 モヤモヤを文字にしてみる 文字にするやり方は、至ってシンプルです。モヤモヤと迷った状態がスッキリするまで、紙に文字として書いていきます。 このとき文字はきれいな文章になっていなくてOKです。また、「なぜ?」「だったらどうする?」など、ロジカルな思考を挟まないことが成功の秘訣です。「迷うー」「どうしよう」「わからない」「もー嫌!」など、感情の状態をそのまま書き、次の感情が浮かんだらまたそれを書き記すといった方法を続けると、だんだんと自分の本音がキャッチしやすくなります。 第三者に話してみる 第三者に話すことの最大のメリットは、相手からの質問やリアクションといった、自分以外の要素が入ることで、思わぬ本音が出てくることです。第三者に話をする際の注意点として、聞き手は否定をしないことが最も重要です。聞き手が話す人にそっと寄り添ったり、時折意見を交えたりすることで、本音がポロッと出やすくなります。 好きかどうか迷う状態は、出口が見えなくて苦しく感じることもありますよね。今回は3つ解決策をご紹介しましたが、それ以外にも「行動する」という、いたってシンプルな取り組みも有効です。「とりあえず付き合ってみる」など大胆な行動は勇気がいりますが、もう1回デートしてみるとか、あと1カ月はやり取りを続けてみるなど、頑張れる人も多いかもしれません。 自分の迷いと上手に付き合うことは、自分の感情との付き合い方がうまくなることです。それを身につけられると、恋愛中の振る舞いにもとっても役に立ちます。ぜひ、迷いを恐れたり面倒がったりせずに、少しだけ向き合ってみませんか。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Trickster*/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/546622/ Source: ananweb

  • 2024.03.28

「仕事ができても恋愛ベタ…?」バリキャリ女性の欠点と「愛され女性になる方法」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

仕事はできるのに、恋愛はいつも苦戦続き。そんなバリキャリ系女性は、仕事で身につけたある能力を恋愛でも発揮し、彼を疲れさせているかもしれません。その能力と、恋愛関係を幸せに保つための改善方法を解説します。 問題解決グセが仇になる!仕事デキ女が恋愛で苦戦する仕組み 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 252 仕事と恋愛の両立って、難しいと感じますか? 近年、バリバリ仕事も頑張り、恋愛や美容などのプライベートも頑張る女性が増えているように思います。どちらもエネルギッシュに向かう姿勢は素敵ですが、中には「仕事はできるけど、恋愛は頑張ってもうまくいかない」と頭を悩ませる方もいます。 彼女たちが恋愛で苦戦する理由の1つには、仕事で身につけた“ある能力”が仇になっているのかもしれません。今日は仕事もプライベートも充実させたい女性が起こしがちな、落とし穴について解説します。 仕事のできる女性が持つ“恋愛に悪影響な能力”とは 仕事をバリバリ頑張る女性が身につけている“ある能力”が、恋愛シーンでは仇になってしまうことがある。皆さんこれを聞いたとき、一体どんな能力だと思いますか? 先に結論をお伝えすると、それは「思考優先で決める力」です。 例えば、「今日はダラダラしたいな〜」と思っても、「仕事があるし、人としてズル休みはダメだ!」と普通なら考えますよね。この仕事があるし〜と合理的に考え直し、自分を律する力の土台になるのが、理性という名の思考です。つまり誰しもが持つ力であり、持っていたほうがいい能力なのですが、仕事を頑張っている女性ほど、この思考で物事を判断していく力が発揮されすぎてしまい。恋愛に不都合が生じる傾向があります。 なぜ、思考で判断していく力が恋愛に悪影響を及ぼすかもしれないかと言うと、恋愛関係の土台は「好き」とか「なんか一緒にいたい」といった感情でできているからです。「好き」という気持ちは、頭で考えてひねり出すものではありません。相手と接する中で、自然と湧き上がる気持ちを起点に恋愛を始めたら、その後の展開を思考であーだこーだと動かそうとすると、うまく行かないことが増えていくのです。 思考優先のクセもたらす落とし穴3つ 「気持ち」や「思考」などの目に見えない話は、少し想像しにくいかもしれません。ここでは、思考を優先して恋愛すると起きがちなトラブルを3つご紹介します。 彼との関係が仕事モードになる 彼のことが好きで付き合い始めたのに、付き合ったら相手のいろんな部分が目についてくることもあります。そんな時、仕事ができる女性たちは、なんとか改善できないかと考え始めます。そして「こういう時はこうしよう」とルールを決めたり、「ここを改善してほしい」とダメ出しをし始めたりします。 こうした仕事モードなやり取りを恋愛に持ち込みすぎると、彼はプライベートで心が休まらなくなります。あなたの助言を無視したり、反論して喧嘩になったりした経験は、誰しもあるはずです。女性側は「なんで相手のために言っているのに」とイライラするかもしれませんが、こうなると彼にとっての2人の関係は、口うるさい上司が家にいるようなものなのです。 自分の気持ちを後回しに考える 「この人は性格も穏やかだし、一緒にいても不安はないし、なにより結婚願望が強いから、付き合っても良いかも!」婚活中の女性は、恋愛相手をこうした理性的な判断で決めがちです。しかしこれも、思考優位な女性のよくやる落とし穴です。 ここに「恋愛対象として好き」という気持ちが前提としてあるなら、何も問題はありません。そうでないなら要注意。恋愛的な気持ち抜きに思考で判断して恋愛を始めると、交際からほどなくして、あなた自身も違和感を抱いたり、一緒にいるのが苦しくなったりするからです。 恋愛の始まりは、どんな時でも湧き上がる好きという気持ちが優先されないと、長期的に見たとき幸せになりにくいです。しかし、仕事で思考的な判断を沢山している女性ほど、同じノリで恋愛も思考で判断して始めてしまうことが多くなります。 楽しむことより個人の効率化や目標達成に意識が向く 恋愛関係に思考での判断を持ち込みすぎる女性は、同時に「目標」「ゴール」などを、恋愛関係の中に決めがちです。例えば、彼と年以内に結婚したいから、いつまでに同棲を始めていつまでに貯金をいくらためて…と決めていませんか。これを彼と2人の目標として決めていくなら良いのですが、個人の目標として意識し、タスクまで切り始めるとかなり危険です。 なぜなら、結婚や同棲といった個人では決めきれない事柄を、個人の頑張りで前に進めようとしているからです。やりすぎると、彼があなたのペースについて来られず、関係が破綻することもあります。 目標という思考的な考えを恋愛に持ち込むなら、まずは2人で共有すること。そして足並みを揃えて向かうことが大切です。仕事ができる女性ほど、自分の頑張りでなんとかしたいと思いがちですが、それをすると彼が息切れするので注意しましょう。 仕事デキ女が恋愛でいい関係を築くポイント ここまで、仕事ができる女性がやりがちな、思考を優先した恋愛での落とし穴を3つ紹介しました。なんとかやめたいものですが、普段から思考で判断しすぎている女性としては、そもそも気づくのも難しいかもしれません。次に、いい関係を築くために、思考優位な振る舞いから脱却するポイントを2つ解説します。 感情を感じる 「今私はどう感じているか」これを常に自分に問いかけてみると、だんだんと思考を動かしながらも感情の声に敏感になることができます。気づけた感情はできるだけ無視しないで欲しいものですが、まずは気づかない状態を脱するだけでもOKです。 感情を感じたり気づいたりすることに慣れていくと、恋愛で無理な判断をしたり、我慢をすることがだんだんと減っていきます。その結果、自分らしい恋愛というのが叶っていきます。 彼と同じペースを意識してみる 思考で判断するクセがついている女性は、相手に流されるのを嫌がり、自分のペースで前に進みたがる傾向があります。時には彼がそのペースについて来られないこともあるでしょう。そんな日は、ダメ出しをするのではなく相手のペースに寄り添ってみてください。 例えば、二日酔いでデートの予定をダメにした彼がいたら、「飲み会は一次会で切り上げること!」とルール決めするのではなく、つらそうな姿にそっと寄り添ってみてはどうでしょう。人間誰しも、調子の良いときと悪い時があります。悪い時ほど、仕事ができる女性は自分の思った通りに状況を動かしたくなるものですが、それは思考がビンビンに働いているサインです。もちろん「デートの予定が潰れて私は悲しい」という気持ちは伝えてもいいのですが、相手をダメ出ししたりルールで縛ったりするのは避けましょう。 思考優位な考え方や生き方は、成長とともに身につく1つのスキルです。それ自体はとても便利で私達を助けてくれることも多いですが、恋愛に関しては発揮しすぎると仇になります。 彼との関係でいつもギクシャクしてしまう人は、自分が思考モードで相手に接していないか、少し振り返ってみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©metamorworks/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/540960/ Source: ananweb

  • 2024.03.14

「彼氏にイライラしてしまう自分が嫌…」 問題の原因と「長続きカップルになるための解決策」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

彼に対してイライラしてしまう。そんなとき感情に流され喧嘩をして、あとで後悔することはないでしょうか。繰り返す状況を変える1つの方法として、イライラする感情の根っこを見ていく方法があります。つい彼を変えたくて、喧嘩や命令を繰り返す方女性は、この話が参考になるかもしれません。 大好きな彼なのに…許せない性格にイライラして衝突する際の対処法 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 251 恋人に対して、些細なことでイラッとすることは誰しもあると思います。でも中には、ほぼ毎日彼氏に対してイライラしたり、頻繁に喧嘩に発展したりするケースもあります。こうなってくると、その関係に明るい未来は見出しにくくなりますよね。 好きで付き合ったはずなのに、気づけば相手にイライラが募る原因は、一体何があるのでしょう。今回は恋人にイライラしてしまう心の仕組みについて、対処法と合わせて解説していきます。 許せない気持ちは相手のせい? 実は問題は自分の中にある 相手に対してイライラしてしまったり、怒りをぶつけたりする状態を解消したい。そう思ったら、まずはそのイライラの根本原因を知ることが重要です。一般的に考えると、イライラするときは相手の対応や態度など、具体的な“何か”に対して苛立ちを覚えているものです。 でももう少し心の仕組みになぞらえて問題を見ると、そのイライラは相手の中に、自分の嫌な部分や、嫌いな人、過去の体験などを重ねているケースもあります。これは心理学用語で「投影」と呼びます。私達は普段から、何か物事を見るとき、その物にくっつけて、別の何かを重ねて見ていると言われています。 例えば、「昔の彼氏は時間にすごく厳しかったから、デートに少しでも遅刻すると怒られる」といった経験を持って次の彼氏と付き合ったとします。そうすると、今の彼とのデートの際、ちょっとあなたが遅刻して待ち合わせ場所に行ったとき、今の彼氏がなんとなく機嫌の悪そうな顔をしていたら、「怒らせたかも」と瞬間的に思いますよね。これがまさに、昔の彼氏と今の彼氏を重ねている状態といえます。 他にも、人は自分のコンプレックスや嫌な部分を他人に見つけると、嫌悪感や苛立ちを抱きやすいと言われています。例えば、彼氏がいつもだらしなくて苛立っていたとします。でもよくよく気持ちを見ると、小さい頃、自分が親から「あなたはだらしないから、しっかりしなさい!」と、何度も怒られた経験が原点になり、彼氏に重ねて怒っていることもあります。 イライラや怒りの問題を自分から解消する さきほど、「イライラや怒りなどのネガティブな感情は、自分の嫌な部分や、嫌いな人などを重ねているから起きていることがある」と解説しました。ではこうした感情は、どうやって解消し、彼とのいい関係づくりに向き合っていけばいいのか、順番に解説していきます。 自分の中の根っこの感情にしっかり気づく解決するために1番大事なことは、問題の根本原因に気づくことです。すなわち、「彼に対するイライラは、本当は自分の中にある別の感情に対する苛立ちである」といったことに気づくことです。 どんな問題も、問題の原因に気づくことで、解決に大きく近づくと言われています。彼への負の感情は、自分の中のどんな経験や思い込みから来ているのかを、まずはゆっくり振り返っていきましょう。 自分の中の過去を整理し解消する自分の中の負の感情や思い込みを見つけたら、それを整理したり解消したりすることで、他人にも同じような感情を抱きにくくなります。 例えば先ほどの例で解説した「イライラする彼のだらしなさは、本当は自分が過去に親から厳しく言われた『だらしなくするんじゃない』という言葉に罪悪感があったから」だと気づいたとします。これに気づけたら、抱えた罪悪感に対して、自分で自分を許したり、「私はもうだらしなくないから、大丈夫」と自分にOKを出したりしましょう。こうして感情や思い込みを手放したり上書きできると、不思議と他人に対しても許せるようになったり、感じにくくなっていきます。 自分の行動や言葉を変えていくこうして無意識レベルの深い原因をある程度整理できたら、意識的な行動や言動もセットで変えていけるとより効果的です。 今回の例であれば、彼のだらしない部分を見たら、それに一言言いたくなる自分を意識して静止したり、「だらしないのは嫌だけど、おおらかなのが魅力だよね」と、いつもと異なるポジティブな声がけをしたりするなどです。感情だけでなく理性で行う行動も変えることで、受け手である彼もその影響を受け、いい方向に変わっていく可能性が高くなります。 イライラしたら、自分を知るチャンス! 相手にイライラを感じたら、その感情をぶつけるのではなく、自分を知って変える機会にできるのが、このお話の理想です。私達はなにか問題を見つけたら、他人を変えようとしがちです。でも、どんなときも他人を変えることはできません。問題があったら、その問題に対する自分の反応を変え、自分の行動を変えるしかできません。そして、自分の影響を受けた他人も自然と変わることを待つのです。 これを面倒と考えるか、自分を知って変わるチャンスと捉えるかはその人次第です。もし、日常の小さなことから、自分の感情を知り、自分を変えていくことを繰り返していれば、気づけば自分が大きく変わり、恋愛もいい方向へと変わっていくことは間違いありません。ぜひ彼と喧嘩する前に、抱いた自分の気持ちと向きあってみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Sasint/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/538273/ Source: ananweb

  • 2024.01.18

「束縛がやめられない…」彼氏が萎える「激重女性の傾向と改善策」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

「恋愛激重女子」とは、仕事や友人関係では普通の女性なのに、いざ恋愛という心を許した関係になると、メンヘラ化したり、束縛が激しくなったりと、激重な行動をし出す女性です。こうした二面性はなぜ起きるのか、そしてクセはどうやったら治るのかを解説します。 恋愛すると「激重女子」になってしまう! やっかいなクセの治し方 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 248 普段は全然メンヘラでもない普通の女性なのに、恋愛や、恋愛の予感がするシーンに遭遇すると、激重なメンタルになってしまう女性がいます。例えば、仕事や友達関係はいたって普通なのに、彼に対してだけ物凄く束縛がきつくなってしまうなどです。こうした激重女性は、当然彼氏を疲れさせ、幸せな関係からは遠い恋愛を繰り返してしまいます。解決策は自分の激重な性格を変えることですが、でもどうやって変えていったらいいか分からない方もいるでしょう。今回は、恋愛で激重女子になってしまう自分を脱するためのアプローチ方法をご紹介します。 恋愛限定の激重女子に共通する性格 恋愛限定で激重になる女性にはどんな特徴があるか、まず3つ解説します。 一見すると普通なのに、付き合った彼にだけ態度が変わってしまう 恋愛激重女子の特徴として、「心を許した相手に対する態度だけ違う」ことが挙げられます。その1つが、彼に対してのみ束縛が強かったり、感情的になりすぎたりする傾向があります。こうした女性は、そもそも思い込みとして「心を許した相手はどんな私も受け止めるべき」などの、誤った思い込みや期待をしている傾向があります。まずはこのやっかいな思い込みが自分にないか、振り返ってみましょう。 恋愛中は“3歳児メンタル”になってしまう 恋愛のみ激重になる女性というのは、そもそも外面と本音を使い分けている傾向があります。そして本当の顔は、幼くてわがままで、不安や孤独でいっぱい…なんて傾向があります。それを恋愛中に発揮するため、彼にとって大きな負担となる振る舞いに繋がります。“3歳児メンタル”と表現しましたが、まさに物事の分別がつかない3歳なみのワガママや感情の起伏を発揮するのが、激重女子の特徴です。 お酒が入ると男性との距離感がおかしくなる 恋愛激重女子の本音の顔が覗く瞬間の1つに、お酒が入って警戒心が緩む瞬間があります。過去ヒアリングした事例では、恋愛対象の男性とお酒を飲むと、気が緩んで面倒臭い自分が出てしまうことが多かったです。そして一夜の過ちを犯すケースも多く聞きました。 こうした弱点があなたにはあるでしょうか。後述しますが、これは心を許した異性との心の距離感のバグりによる弊害です。お酒を飲むとよくやらかしてしまう女性は、ちょっと立ち止まって自分を振り返りましょう。 改善策 心の距離を意識する 恋愛すると激重な女性になってしまう特徴が分かってきたら、それを改善する方法も合わせて知っていってください。最初にご紹介するのは、“心の距離”を意識的に取り直すというアプローチです。心理学では、これをバウンダリーと呼び、相手と自分の境界線の意味があります。 人は誰しも、相手によって心と体の境界線を無意識に引いているのですが、恋愛激重な女性の場合、「恋愛対象の男性」との境界線が、極端に近い傾向があります。極端に境界線が近いと「私の全部を受け止めて」といった過剰な期待になったり、「あなたの全部を知りたい」などの精神的な距離を無視した束縛に繋がったりします。 恋愛関係の相手とは、確かに一般的な人間関係よりも近い間柄なのは間違いありません。だからといって、「全部」を受け止めてもらおうとしたり、把握したいと願ったりするのは違います。人それぞれ心地よさの距離は異なるため、この点は吟味する必要があります。 まずはご自身が、彼氏や彼氏候補に求める距離感がどんなものか、改めて振り返ってみてください。そして近すぎるものがあれば、意識的に踏み込みすぎないよう距離を取るようにしてみましょう。 改善策 「嫌われたかも」という不安感の大きさを意識する 人間誰だって嫌われるのは避けたいものです。それは当然の心理ですが、恋愛激重な女性の場合、嫌われるかもしれないことに対する恐怖心が、一般的な女性よりも大きい傾向があります。そうした心が土台となって恋愛をしているので、過度な期待や束縛、情緒不安などの異常な振る舞いに繋がっていきます。 こうした問題はまず、自分の「嫌われ不安」の大きさに気づくことから始めるとよいでしょう。自分はどんなときに不安になるのか。どんなときに相手に寄りかかってしまうのか。どんなタイミングだと被害妄想が爆発して束縛したくなるのかなど、まずは把握していきましょう。 改善策 自分の激重パターンを把握する 以前取材した激重から回復した女性は、自分の取説を細かく持つことで、暴走を自分で気づき、正常な恋愛ができるように行動を変えていくことができたと話してくれました。 例えば、「彼に疑いが爆発する瞬間はどんなときか」「自分が失敗したと思う行動を取るケースはどんなときか」「不安感で心が埋め尽くされるタイミング」などを細かく言語化します。 またそうしたタイミングでよくない振る舞いを避けるために、どんな行動を取ると回避に有効だったかも、合わせて言葉としてメモを取るのです。 お酒が入ると、彼に日頃の不満をぶちまけたくなるお酒が入ったタイミングでは彼とLINEや電話はしない。お酒はできれば2杯までに留める。 などのルールを決めて、自分を律していくイメージです。 こうした言語化の繰り返しをすると、だんだんと自分の取説ができあがり、暴走行動にも敏感になるし、彼との間でやらかす前に自分で気づき、行動を意識して変えることができます。 これは続けることで、自分が今どんな状態かに気づく力を高める効果があるため、恋愛以外でも有効です。また失敗したときも、そのときの気持ちや行動をしっかり記録すると、次の失敗回避に繋がります。 性格は1日では変えることはできませんが、こうした振り返りは確実にあなたをよい方向へと導いてくれます。ぜひできる範囲で試してみてください。 恋愛のみ激重になる性格は、意識して把握し変えることで、確実に良い方向へ整えることが可能です。彼との恋愛でやらかしては反省することが多い女性は、できる範囲で改善を重ねていってください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©naka/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/525901/ Source: ananweb

  • 2024.01.11

「彼氏に甘えられない…」しっかり者女性が「愛される甘え上手」になる簡単テク – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

「甘えるってどうやったらいいんだろう」自立したしっかり者の女性ほど、こうした悩みを抱えがちです。猫なで声で彼に色々お願いしたり、スキンシップをたくさん取ったりするなど、色々イメージしてみるけれど、なんかそういうんじゃない…と行き詰まることはないでしょうか。あなたらしい甘え方を見つけて彼にもっと愛されるために、今日からできることを紹介します。 甘えるってどうやるの? 自分でなんでもできる女性が、彼から愛されるために意識したいこと 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 247 あなたは恋愛シーンにおいて、甘えるのが上手ですか? この記事を読む女性の多くは、恐らく「甘えベタ」な自覚があり、どうしたもんかと悩んでいると思います。いっちょ前に語る筆者も、20代の頃はかなりの甘えベタでした。具体例には、「好き」「ずっと一緒にいたい」みたいな、素直な気持ちを伝えるのが苦手ですし、心の隅には「いつか彼に嫌われてしまうのでは」といった不安感が居座っていました。 この記事では、過去の私ほどじゃないにしても、恋愛において彼に上手に甘えることができない女性の、傾向と対処法をご紹介します。ぜひ一歩ずつチャレンジしてみてください。 甘えベタな女性に共通する10項目 まずは甘えベタな女性に共通する項目を10個ご紹介します。半分以上当てはまっていたら、「かなり強力な甘えベタ」である可能性があります。自分がどの程度か、まずは知っていきましょう。 元々しっかり者。精神的にも強い自覚アリ人に頼むより自分でついなんでもやってしまう付き合うと彼がだらしなくなる傾向アリ彼氏に本音を伝えることに抵抗がある「会いたい」「寂しい」などの言葉を伝えるのに躊躇する自分は長女であるor親の期待を裏切らないよう気をつけてきた重たい女と思われないよう振る舞いには気をつけている自分からスキンシップを取るのが苦手「小悪魔」「メス」「モテ」といったオンナ全開な人が嫌い人前で泣いたり感情をあらわにしたりすることはない この10個の項目で特に注目して欲しいのは、元々しっかり者。精神的にも強い自覚アリと、自分は長女であるor親の期待を裏切らないよう気をつけてきた、です。甘えベタの根底にあるのは、幼少からの振る舞いのクセが大きく関係しており、その振る舞いのクセを作るキッカケは、多くは親子関係にあることが多いです。 例えば他にも、親から「女らしくするんじゃない」と言われて育つと、のような気持ちを育てることに繋がります。同じく「女だからって泣いて許されると思うな」なんて理不尽な説教を経験し傷ついた人は、の気持ちを強く持つようになるかもしれません。 自分が当てはまる項目を振り返りながら、過去にどういった声がけや経験をしてきたか、簡単でもいいので振り返ってみましょう。 愛される甘え上手になるために意識したいこと 自分の傾向や原体験が少し見えてきたら、具体的に愛される甘え上手へと進化するステップを踏んでいきます。具体的にやって欲しいことは2つありますので、順番に説明していきます。 自分の中の「嫌われ不安」と向き合ってみる 甘えるという行為に抵抗感がある女性の心の裏側には、「それをすると嫌われる」「怒られる」など、相手からネガティブな評価を受けるに違いないという思い込みがあることが多いです。これを一言で「嫌われ不安」と言うのですが、どんなに表面的に甘え上手な女性になりたいと望んでも、本音のところで「嫌われ不安」を抱えていると、恐怖心に負けて前に進むことはできません。 そこでまずは自分の心と向き合うことが大事です。例えば「もし彼に甘えたらどんなリアクションが返ってくると思う?」「嫌われたらどうしようという不安は、どこから来てる?」など、自分に問いかけてみましょう。過去の傷ついた恋愛や、親から冷たくされた記憶が蘇ってくるかもしれません。またそんなネガティブな記憶が見つけられたら、ゆっくりその時の感情を味わい、消化していくことで嫌われ不安は小さくなっていきます。 小さな一歩を積み重ねる 本音の中にある恐怖心に気づけたら、少しずつ行動を意識して変えていきましょう。例えば、彼に対して普段なら飲み込むような要求や言葉を、勇気を出して言ってみてください。「好き」「今日はずっと一緒にいたい」「会いたかった」「寂しかった」などは、甘えベタな女性的には苦手キーワードだと思います。こうした言葉を、感情の抵抗感が少なくなったタイミングで、こまめに言うようにしてほしいのです。 恐らく、言われた言葉が叶わなかったとしても、嫌われたり重たい女だと思われたりすることは、ほとんどないと思います。甘えられた・言えた・できたといった成功体験を小さく積み重ねることで、頭の中でも「甘えることはできない」「甘えると嫌われる」などの思い込みを変えていきましょう。 人の行動や特徴というのは、心の中の思い込みと大きく繋がっているので、行動だけを変えようと思ってもなかなか上手くいかないことは多いです。今回は「自分の傾向を知る」「心の不安感に気づく」「行動を変える」という3つのアプローチが含まれているため、抵抗感も少なめに、甘えベタな自分と向き合えると思います。まずはできることからチャレンジしてみましょう。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©buritora/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/525885/ Source: ananweb

  • 2023.11.09

「なんで幸せになれないの…」恋愛が長続きしない「残念な女性の特徴」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

「自分に合う人が分からない」恋愛や婚活の場面では、こうした男性との相性迷子に陥る女性が少なくありません。一体なぜ、こうした問題は起きるのでしょう。ここでは原因と、相性迷子を卒業するための3つの方法を紹介しています。 「自分に合う人」が分からない! 優しすぎる女性が陥る相性迷子の解消方法 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 243 恋愛したいと思ったら、まず相手探しを頑張ると思います。でも、いざ色んな男性と会おうとすると、「好きな人がいない」「自分に合う人が分からない」「どうやって選べばいいの?」と迷子になる女性が少なくありません。こうした「相性迷子」になっている女性は、どうしたら自分に合った男性と出会うことができるのでしょう? 解決のカギは、「自分自身を優先すること」にあります。記事では具体的に、どういった原因が相性迷子にさせるのか、また自分を優先するために何をしたらいいかを紹介していきます。 相性迷子になりやすい女性が抱える3つの原因 相性迷子とは、いざ恋愛を始めようと思っても、自分に合う人、自分が好きな人がよくわからず、ぐるぐると迷ってしまう女性のことです。 恋愛経験が全くないわけでも、極端にモテないわけでもありません。ただ過去の恋愛を振り返ったら、「相手から告白されて試しに付き合った」とか「そんなに好きじゃなかったけど、別れる理由もなかったから付き合い続けた」といった、ぼんやりした理由が多いのもこのタイプの特徴です。 こうした経験から、相性迷子な女性は「自分の好み」に対しても曖昧なままであることが多いです。では、こうした曖昧さを生み出す原因はどこにあるのでしょう。ここでは具体的に3つ解説します。 相手の要求に答えるのが得意 相性迷子な女性は、空気を読んだり相手の期待や要求を理解したり、それに答えるのがとても上手な傾向があります。そうした性格は、仕事や友達関係ではとても有能だと評価されていたりしないでしょうか。場面によっては良い能力だと評価される一方で、こうした特技は恋愛で不利に働くことがあります。例えば、「好き」と言われたら、自分が好きじゃなくてもとりあえず付き合ってあげちゃったりするとか、彼氏からあまり好ましくないお願いをされたとき、思わずOKを出してあげたりしてしまうなどです。 本来NOと言って断ったり別れたりするような出来事も、スルッと受け止めてしまう器があるから成立するのですが、この不本意なOKがクセになると、だんだんと「自分」がぼやけていき、恋愛に対する判断軸のブレが生じていくこともあります。 「優しい」「いい人」という褒め言葉を守ってきた 相性迷子の特徴として、相手からの要求を受け止める器が広いことが挙げられます。その結果、周りからは常に「優しい」「いい人」「心が広い」など、おおらかさを評価されるシーンも多いのではないでしょうか。 それはあなたの良さである一方で、裏では自分でも気づかないうちに、自分の本音や本心を無視していることもありそうです。これがクセになると、恋愛といったある程度自分本位で進むべき関係を見つける際に、自分の気持ちが分からなくなってしまうことがあります。 最悪な場合、自分の気持ちが分からないからこそ、来るもの拒まずのスタンスになり、好きではない男性と関係が深まり、後になって後悔するケースがあります。 自分よりつい相手を優先してしまう 相手に合わせるのが得意で、色んな要求を受け止める器も広い。そうした女性が常にやってしまうことに「相手を優先した関係づくり」があります。これは恋愛に限ったことではありません。例えば、気の乗らない飲み会でも、声をかけられると参加してしまう。興味のない誘いでも、スケジュールが空いていればOKしてしまう。頼まれ仕事を断るのが苦手。友達の愚痴を夜中まで無理して聞いてあげることがある。など、こうした自分の気持ちや都合よりも、相手をよく優先してしまう女性は要注意です。 今は大丈夫かもしれませんが、行動のベースにはいつも相手優先のクセがついてしまっているかも。それはつまり、相手を優先するだけ「自分」を後回しにしているのです。優しさを持っている一方で、自分を後回しにすればするほど、本音が自分でも見えにくくなり、相性迷子に陥るため注意が必要です。 「合う人が分からない」を卒業するためにやりたいこと3つ では、相性迷子を卒業し、自分と合う人を見つけるためには、どんなことを意識していったら良いのでしょう。ここでは、今すぐに始められる日常での取り組みを3つ紹介します。 自分の気持ちの快・不快に意識を向ける 相性迷子になっている女性は、つい周りに意識を向けすぎるあまり、自分の気持ちを後回しにしすぎていることがあります。そうした状態は、まず自分の気持ちに敏感になれるよう、意識を向ける必要があります。具体的には、日常生活を送る上で、「楽しい」「嬉しい」「幸せ」などの快の気持ちと、「嫌だ」「不愉快」「悲しい」などの不快の気持ちを、毎回細かくウォッチし、丁寧に気づくことです。 なんとなく相手に合わせるのが上手な女性は、こうした感情の機微に気づきにくくなっていることが多いです。しかし恋愛という感情が大事な関係では、そもそも自分の感情に鈍感な人は、それだけ迷子になる可能性が高くなっていると言えます。 まずは、自分が気持ちよくて、楽しくて、幸せに感じた瞬間を見つけ、しっかり味わうことから始めてみてください。 本当はしたくないこと・されて嫌なことを事前に出す 例えば人間関係において、本当はしたくないこと、されて嫌なことってどんなことですか? 気乗りしない誘いには行きたくない 相手の話をずっと聞くような退屈な長電話は切りたい 週末両方つぶれるようなスケジュールは立てたくない などなど、人それぞれ色々あると思います。こうした嫌なことリストを、可能なら文字にしてみてください。そして普段生活をしていてリストに当てはまることが置きたら、頑張って3回に1回はNOを言うようにしましょう。 ポイントは事前に文字にしておくことです。普段なら、なんとなく受け入れてしまうことも、文字にして具体的に把握することで、受け入れる前に気づくことができます。 これは心理学的には「バウンダリー(境界線)」と呼ばれる、相手と自分の境を意識することにとても重要です。優しい女性は、相手が自分の境界線に入ってきていることにも無自覚に寛容な傾向があるため、事前に「これは嫌」という線を引くことで、自分をいたわることに繋がります。 相手の喜びと同じくらい自分のよろこびを大事にする 人に合わせるのが上手な女性は、そもそも相手が喜ぶことが自分の幸せに感じられる優しくて献身的な心を持った女性であることが多いです。しかし、その優しさは、今日から自分を喜ばせることにも同じくらい使ってみてください。 具体的には、もし相手に合わせるといったことを1つしたら、同じくらい自分を褒めたり、いたわったりする時間を取るということです。これをすることで、当たり前になっていた自分を後回しにするクセが和らいでいき、相手と自分を優先させるバランスが取れていきます。 「合う人が分からない」という問題に対する取り組みを3つ紹介しました。意外に思われた方もいたかもしれませんが、実はどれも直接恋愛シーンに働きかけることではありません。でも紹介した3つを丁寧に行うことで、自分という存在が改めて分かっていき、その結果「自分に合う人」も、だんだんとはっきりしていくのです。 優しさはそのままあなたの良さとして受け止めながら、同時に自分らしさも手に入れたら、素敵な恋愛が待っているかもしれません。頑張ってみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Marija/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/515833/ Source: ananweb

  • 2023.10.12

「なぜかいつもフラれる…」恋愛をダメにする「残念な女性のNG行動」3つと対処法 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

彼氏のことは大好きなのに、いつも同じような理由でダメになる。自覚はないのに「面倒くさい奴」と言われることがある。気づくと彼氏がいつもダメ男になってしまう。こうした問題は、女性側の振る舞いに原因が隠されているかもしれません。今回は、男性の良さをダメにしていく女性の振る舞いを、3つご紹介します。 彼氏の良さを無自覚に潰す“残念な女”に共通する振る舞い 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 241 好きになって付き合ったのに、少し時間が経つと上手くいかなくなる。そんな女性はいないでしょうか。恋愛は相手と自分の振る舞いによって、良い関係にもなるし、悪い関係にもなります。もしあなたが、毎回同じような理由で恋愛をダメにしている(彼から振られるor自分が冷める)なら、それはあなたの無意識の振る舞いに原因があるかもしれません。 今日は彼氏の良さをジワジワと潰していく“残念な女”が、やりがちな振る舞いを、3つ紹介します。 その場の感情で彼をコントロールする 付き合っていれば、どうしても感情が高ぶり、言い合いになったり、喧嘩に発展したりすることもあります。しかしこの時、感情の高ぶりのまま相手を無意識にコントロールしようとするようなことがあると、男性は感情のスイッチが入るあなたにだんだんと疲れていき、良さが薄れかねません。具体的には、こんな行為をしていると要注意です。 すぐ泣いて相手に謝らせようとする 自分を弱い立場に見立てることで、相手に罪悪感を生ませている 怒ると怒鳴ったり怖い口調で相手を責め立てたりする シンプルに力や恐怖で相手を支配しようとしている 「もう別れよ」「私のこと好きじゃないんでしょう」など極端な発言で相手を困らせる 自分の意見に従わないと関係が終わるといった、脅迫めいた行動で相手をコントロールしている 「どうせ私が悪いんでしょ」「謝ればいいわけ?」と、無意識に被害者の立場を取り、話し合いが有利になるよう仕向けている いかがでしょうか。喧嘩になると、感情の高まりにまかせて、彼氏をコントロールする女性は(もちろん男性も)一定数存在します。しかし、対応する方はだんだんと疲れてしまうので、自分で気づいて変えていく必要があります。 「彼氏」や「男」という肩書で相手に色々求める 「彼氏なんだからしっかりしてよね」「男ならこれくらいやってよ」など、無意識に「彼氏」「男」「長男」など、相手の属性や肩書を頼って色々決めつけていないでしょうか。こうした属性への意識は、誰の中にもあるものです。しかしそのスタンスを相手にも押し付けてしまうと、場合によっては過剰な負担となり、気持ちが萎えることにも繋がります。 男なんだからしっかり仕事しな 彼氏なんだから一緒に居てよ 長男なのにぼーっとしてるんだね SEなのにこれできないの? ゲーム好きでもこれ知らないんだ 具体的な発言例をいくつか上げてみました。属性+批判or要望は、ただの批判や要望よりも中傷的で、言われた側からするととても感じが悪い印象になります。私達が見るべきは、相手の属性や肩書ではなく、その人自身です。勝手に「こういうタイプはこう」と、期待を抱くのはやめましょう。 頼まれていないのにアドバイス魔 3つ目は、付き合うとアドバイス魔やお世話焼きになってしまう女性です。具体的には、以下のような行為は、おせっかいやアドバイス魔として煙たがられる傾向があります。 彼の身の回りのサポートを気づいたら自発的にやっている 仕事の愚痴も沢山聞き、色々アドバイスしたり有益な情報を探したりする つい服装や生活習慣に口を出してしまう 体調が悪いと、相手がいいと言っても病院に連れて行ったり薬を買ってきたりする 体調は大丈夫という彼氏に対して、強引に介抱することがある この問題の根深いところは、彼自身もその場は「感謝」を抱くことがあることです。だから彼女としても、問題の本質に気づきにくいのがやっかいです。こうした頼まれてもいない行為をし続けると、女性が気づいた時には、男性が“言わないとなにもできない男”になってしまい、以前よりもダメ度が増していることがよくあります。 これらの行為は、言い方をキツくするなら彼氏の生活に過干渉している状態と言えます。親子関係に置き換えると分かりやすいですが、過干渉な親の元で育った子どもは、自分で考え行動する力が育ちにくくなると言われています。こうした負の状態が、あなたと彼氏の間でも起きてしまっているのです。 改善方法は自分の振る舞いのクセに気づくことろから 彼氏をダメにする3つの振る舞いについて解説しました。すべて今すぐやめて欲しいのですが、やめるためにはまず気づくことが大切です。では気づくコツについて、最後にご紹介します。 それは、「もしこれを言わなかったらどうなるか?」「もしこれをしなかったらどうなるか?」「もし逆のことを言ったらどうなる?」といった、別の選択肢を想像しながら振る舞うというものです。これは専門用語で「メタ認知」と呼ばれます。自分の発言や行動を一段上から俯瞰して見る力のことで、客観的な目線で自分の振る舞いに注意を向けたり、別の選択肢を考えられたりするようになります。コミュニケーションのクセにも気づきやすくなり、また意識的に変えるキッカケも作りやすくなります。 彼氏といい関係を長きにわたって築くためにも、ぜひ自分を変える努力をできる範囲で始めてみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©polkadot/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/510501/ Source: ananweb

  • 2023.09.14

「好きだったけどもう無理…」男性が冷める「勘違い女性のNG行動」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

恋愛をしていると、女性の行動で男性が自然と冷めてしまうシーンがよくあります。今回は男性が「面倒くさいな…」と思わず漏らしてしまうような行動を5つご紹介。自分がやってしまっていないか、振り返ってみましょう。 今すぐやめて! 男性が敬遠する女性が出す「面倒くさいオーラ」とは 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 239 恋愛のやり方には、誰しも自分なりの「当たり前」が存在します。でもその当たり前の中には、無意識に男性を冷めさせてしまったり、喧嘩に発展させたりする行動がいくつかあります。今回は実際に男性から聞いた事例の中から、見たら思わず冷めてしまう行動を5つご紹介します。 原因は分からないけどいつも振られる 喧嘩になると「面倒くさい女」と言われることがある 「気分屋だよね」と良くも悪くも言われる 感情表現豊かなのが魅力だと思っている これら項目に心当たりのある女性は、今回の話が参考になるかもしれません。ぜひ無意識にやっていないか、考えてみましょう。 「大丈夫」「なんでもない」と言いながら顔は不機嫌 最初は言葉と行動が一致していない女性のケースです。人は生きていれば、誰しもイラッとしたりムスッとしたりするような出来事に遭遇するものです。そんなとき、彼から「どうしたの?」「大丈夫?」「なんかあった?」と聞かれたら、あなたはどう返事をするでしょうか。 相手に知られたくないと思い、「大丈夫」と切り返している女性が多いと思いますが、中には「大丈夫」と言いながらも、イライラが顔に出てしまい、男性にさらに心配をさせる女性がいます。また、中には「男性に自分で気づいてほしい」という気持ちから、「なんでもない」と男性を突き放し、その後の行動を観察する、という謎の上から目線を発揮する人もいます。 こうした言葉と行動が一致しない行動は、男性から見ると全て「察してちゃん」と受け止められ、面倒な女性と思われてしまいます。イライラしているけどどうしてもうまく説明できないときは、「今気持ちを整理しているから待って」と、回答保留にするだけで男性は安心できますよ。 「なんでもよい」と言ったのに文句が出る 恋愛の最中は選択の連続です。どこで何をするか、どっちにするか、自分は何がほしいかなど思わず迷うことばかり。そんなとき、最適解が分からずに「なんでもよいよ」「任せるよ」と言ってしまいがちですが、その言葉を心から言っていない女性が中にはいます。 こうした女性たちは、「なんでもよい」と言いながら、結局彼が選んだ選択に文句をつけがちです。よく聞くのが、ごはん屋さんのチョイスについて。「なんでもよいよ」と言いながら、彼が好みじゃないお店を選択したら不機嫌になってしまう女性は少なくありません。 こうしたときによく使える行動のひとつには、「選びたいほうを答える」のではなく、「NG内容を伝える」ことを意識すると、答えがわからないから丸投げ、といった選択を簡単に避けられます。ごはん屋さんを問われたときなら、「何でもよい」と答えるのではなく「こってりしたご飯は避けたい」「ゆっくり話したいからガヤガヤした店は嫌だ」「お腹ペコペコだから、並ぶのは嫌」など、NGポイントを伝えるのです。 人間の思考の特徴として、人はOKのハードルよりもNGのハードルの方が低く設定されています。相手から何か聞かれたとき、OKのハードルを答えるよりも、NGのハードルを答えるほうが簡単かつ、相手に丸投げすることにもならないのでオススメです。 LINEのテンポも気分も自分次第 「彼氏とは頻度高く連絡を取りたい」そう考える女性は多いものです。こうした性格に彼が自然と合えばよいのですが、お互いのペースがイマイチ噛み合わないこともあります。それでも彼女側が無理せず我慢したり、彼のペースに合わせたりできればよいのですが、中にはこんな問題に発展したケースもあります。 彼女は事務職をしており、比較的時間の融通が利くタイプでした。そのため、彼にも時間を問わずLINEを送っていたのですが、彼からの返信はあまりもらえていませんでした。そんな彼は、打ち合わせでスマホを見られないタイミングも多く、またひとつのことに集中すると他に気を配るのが苦手でもありました。こうしたリズムのズレにより、彼女はときどき返事がないことにイライラし、小さな喧嘩になることもあったと言います。 お互いの事情(LINEのテンポ)を話し合ったりもしたそうですが、彼女としては自分が放っておかれるのがどうしても我慢できず、そのたびに不機嫌になっていたため、彼が「合わない」と判断し、別れることになったようです。 これは極端な例ですが、LINE(その他の連絡手段)のテンポがもし自分のペースなのであれば、返事も相手のペースを尊重することを覚えていきましょう。それが難しい場合は、2人の相性は「合っていない」と言わざるを得ません。 夢はあるけど叶えるのは全部男性任せ 恋愛中は、誰しも夢や理想を抱えているものです。あそこに行きたい、こんな関係になりたい、こういうことをしたいなど…筆者はすでに結婚していますが、未だに「夫婦でこういうことがしたいな」と、思わぬ気持ちがポンと浮かぶことがあるので、夢や理想って尽きないものだなと感じます。 恋愛が始まると、女性の多くは「ここに行きたい」「こんな関係がいい」「こんなことがしたい」と、夢が次々膨らむと思います。それ自体はよいことなのですが、ちょっと注意が必要です。中には浮かんだ夢を男性に叶えてもらおうと、全任せになってしまう人が少なくないからです。 例えば「カップルでディズニーデートが夢」と女性が思ったとします。夢を抱くのは自由ですが、その日程やプラン、チケットの手配まで彼にまかせてしまうのが、全任せ女性の叶え方です。ノリノリな男性ならよいのですが、テーマパークやプランニングが苦手な男性には、やや重荷になってしまうこともあるでしょう。 言いっぱなしの男性任せな女性は、どうしても男性から面倒くさいと思われる確率が高まります。こうした夢はなるべく相手に相談しつつ、自分が頑張る部分は頑張るように(むしろ自分の夢なら自分のほうが実現に向けて頑張るくらいで)相手と分担する考え方が大切です。 体調のコントロールを男性に強要 女性はホルモンバランスの変化によって、体調がコロコロ変わるものです。生理前後などは最たる例ですし、天気や気圧の変化によっても、体調に影響が出てしまう人も少なくありません。これは避けられないことですが、こうした体調の変化への理解を、男性に無理に強要している女性も少なくないようです。 例えば生理前にイライラする女性が「生理前なんだからわかってよ」と彼にキレてしまうなどがこれに当たります。たしかに生理前にイライラするのは仕方ないのですが、だからといって男性にキレる自分を受け止めろと強要するのは違います。こうした一方的な要求にならないようにするには、以下の3つに気をつけることが大切です。 自分の状態を説明する 起きたときの対処法をお願いする 自分でも対処法を知る 今回のケースであれば、「生理前はイライラしてしまい、当たってしまうことがある」を事前に彼にも伝えること。そして「イライラしていたら多少の言動も大目に見てほしい、そういう日に厳しいことは言わないでほしい」など、対処法も合わせて伝えます。 それと同時に、イライラしがちな時期は寝る時間を多く取る、彼とのデート頻度も下げるなど、イライラをよくない形で発揮しないよう、自分でできる対処法も身に付けましょう。こうした配慮がないと、男性から「『女性だから』って、無茶言い過ぎ」と思われかねません。 ここまで、男性から聞いた5つの「面倒くさい女性」認定される振る舞いを紹介しました。女性に限らず、人は恋愛相手に対してはリラックスした“素の対応”になりがちです。素の対応になったとしても、そこには彼に対する気遣いの気持ちは忘れずに。その心が、2人の関係をよりよいものに発展させてくれますよ。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Studio Romantic/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/504738/ Source: ananweb

  • 2023.06.15

“幸福度”が圧倒的に高まる! 「自分軸で生きる」簡単なコツと注意点 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

「自分軸を大切にしよう」最近言われるこうした言葉に、どうやって意識すれば良いか迷う人もいるかも知れません。自分軸は、恋愛に限らず人生を幸せに導くカギを握っています。ただ、その力を感じるには、小さいことから初めていく必要があります。今回は、自分軸を発揮して幸せになるために、コツや注意点について解説します。 幸せが寄ってくる「自分軸」の見つけ方と意識の仕方 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 227 最近よく聞く「自分軸」という言葉、皆さん意識していますか?自分軸を大切にできれば、恋愛がうまくいくだけでなく、仕事もプライベートもどんどん充実していくと言われています。 そんな素晴らしいモノなら、ぜひモノにしたいと思うでしょう。ただし、自分軸を発揮した生き方には、コツや注意点もあります。それぞれ解説するので、ぜひ普段の生活に取り入れてみてください。 自分軸って一体なに? 自分軸とは、その名の通り、「自分がどうしたいか、どうありたいか」など、世間体や周りの目より、自分の心を優先して考え、行動していく生き方です。 「今流行っているからコレ」ではなく、「私が気に入ったからコレ」という具合に、常に自分の心の声を行動や発言にも活かしていきます。 自分軸を大事にすると、仕事も恋愛も、すべてがいい感じになっていくと言われています。その理由は、自分軸が「心の満足度」を何よりも優先するスタイルであるからです。人の幸せは本来、周りの評価など外側の状況に左右されるものではなく、自分の内側、つまり心がどう感じているかで決まるものです。心が満足する人間関係を築き、心が満足する行動をして、どんどん幸せな状態を選択していければ、気づけば人生全体がさらに幸せになっていると言うわけです。 自分軸を大切にするコツ 幸せな人生に欠かせない自分軸。ここでは、そんな自分軸を発揮した生活を送るために、今すぐできるコツについて3つ解説します。 小さいことから本音を出す 自分軸を大切にするには、まず小さい本音から気づき、そして行動に移すようにしましょう。自分軸は、心の声を聞き取れなくては始まりません。しかし、今まで心の声を反映してこなかった人は、最初は「なんのこっちゃ?」と全然自分らしさが分からないこともあります。毎日気づこうと意識し続けることで、筋トレのように、だんだんと発揮できるようになっていきます。 感情に敏感になる 「自分の感情」を、ポジティブでもネガティブでも、毎回丁寧に感じるクセを持てると、自分軸はより発揮しやすくなります。自分軸は“心の声”と言われますが、分かりやすく「こっちが良い!」「あれはイヤ」と言葉で聞こえないことも多いです。その代わり、「モヤモヤする」「すごくワクワクする」といったように、感情であなたに知らせてくれます。この感情をキャッチするには、常に自分の気持ちに対して敏感になることが大事です。 大人になると、つい「感情的=ダメ」と思い込み、隠したり感じなくしたりするクセを持ってしまう人もいます。ぜひ自分の感情をありのまま感じてみてください。 大きな幸せは小さい取り組みから 自分軸を意識しようと思ったキッカケは、きっと恋愛や仕事など、自分の人生において叶えたい夢や目標があってのことでしょう。「自分をめちゃくちゃ愛してくれる彼と結婚したい!」といった夢を持った場合、すぐに理想の相手との出会いを求めがちですが、現実問題は小さい取り組みから始めることが大切です。例えば、「腐れ縁みたいな彼と別れる」「まずは自分で自分を愛する」「本音で生きる自分に変わる」とかです。こうした目の前の取り組みを続けることで、気づくと行動も環境も変わり、理想とする恋愛も近づいてきます。 自分軸を意識する際の注意点 今すぐできることもある自分軸を意識した生活。ただし、取り組む際には注意点があります。ここでは3つ解説します。 疲れているときは無理をしない 自分軸は、ある意味今までの生き方から変化を生み出すものです。変化は良いものも悪いものも人間にとってストレスになるため、体調が優れない時は、取り組むのはお休みするのが良いでしょう。 ただし、自分軸を無視して生活した結果、体調が優れないようなら、それは今すぐ生き方を変えるサインとも言えます。自分の状態を観察し、無理のない範囲でスタートしてみてください。 大きな変化が来ることもある 自分軸を意識していくと、時に大きな変化が起きることがあります。その大きな変化は喜ばしいものもあれば、一見するとネガティブに見えるものもあります。具体的には、以下のようなものです。 ―彼氏からいきなり別れを告げられた―友達や親などとトラブルが起きた―仕事を辞めなければいけなくなった―予定外の大きな出費が発生した このように、一見するとネガティブな出来事も起きると言われています。すべてが自分軸によってもたらされているかは判断しかねますが、一般的に自分軸を意識して生きるようになると、自分本来の状態に心もカラダも戻ろうとして、それに見合わないものが離れていくと言われています。 そのため、意識的には手放したくないモノでも、強制的に離れなくてはならなくなったり、変化が生まれたりすることも少なくありません。日々の生活もあるとは思いますが、こうした流れは長い目でみたら従うのが良いとされます。勇気を出して、波に乗ってみることも考えてみましょう。 ワガママと自分軸は違うことを意識して 自分軸を意識したとき、よくワガママや自分勝手に生きていいと考える人がいます。これは大きな間違いで、自分軸を意識することと、他人に迷惑をかけるほどマイペースになることは違います。 例えば、自分軸を大事にする場合、思ったことを相手に伝えるのは良いとされています。しかし、相手が傷つかないよう伝え方に配慮することも同時に大事なことであり、2つは両立できるはずです。自分軸は感情をそのまま受け止め、自分が納得できる形で、行動や発言に活かしていくことの繰り返しです。そこには、無理のない範囲で社会性を持つことも大切です。 自分軸について、意味やコツ、注意点を解説しました。小さい積み重ねを続けることで、どんどん人生は変わっていきます。まずは今この瞬間の気持ちから、感じてみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Catherine Delahaye/Gettyimages©Marco VDM/Gettyimages©Westend61/Gettyimages 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/490674/ Source: ananweb