お悩み

  • 2024.04.15

元カノの話をする理由は? 理解しづらい「男性の謎あるある」 – 文・沙木貴咲 | ananweb – マガジンハウス

女性からすれば、付き合っている彼氏ですら言動の意図が汲めないことがあります。男性ならではの価値観・思考があるのでしょうが、女性が理解しづらい男性の謎行動を詳しく見ていきます! 「かわいい。モテそう」と褒める男性の本音 「かわいい。モテそう」と言ってくる男性には「私のこと好きなのかな?」と思ってしまいますが、それ以上のアプローチをしてこないとモヤモヤするかもしれません。なんとなくでも気になる相手に褒められたら、彼の本音がどこにあるのか探らずにはいられないでしょう。 「女性を気軽に褒める男は『ワンチャンやれるんじゃないか』と思っている。いわゆるヤリモクだから本気じゃない」(38歳男性・会社員) そう解説するのは、かつてチャラ男を自称して遊び倒していた既婚男性。彼は合コンや飲み会でワンナイトが期待できそうな女性をとにかく褒めまくったそうです。 「褒めることで女性はガードが緩くなる。その気になりやすいし、ホテルに誘ってもオーケーしてくれる」(38歳男性・会社員) 一方で、本気で好きな女性をわかりやすくヨイショすることはなかったと言います。ヤリモクならではの手口なので、やたら褒める男性には慎重になった方がいいでしょう。 男性が「好き」と言わないのはなぜ? 片思い中ならまだしも、恋人同士として付き合っているなら「好き」「かわいい」と言ってもらいたいものですが、男性はあまり自分の気持ちをハッキリ言いません。付き合う前は積極的に言ってきたのに、彼氏彼女の関係になったとたんモジモジし始める人がいるでしょう。 「付き合う前は必死だからいろいろ言うだけで基本的に恥ずかしい。当然好きだし、かわいいとも思うけれど、段々言いづらくなる。何故と聞かれても、それが男心としか言えない」(35歳男性・サービス業) ただ、この男性は「口で言わなくても行動で愛情は示している」と言います。本命彼女のことは大切に思うので雑に扱うことなく、デートもいい加減にしないそうで。忙しくても時間を作って会う、連絡が途切れないようにするというのは愛している証拠といえます。 いじめるのが好きな男性の目的は? 女性が気にしていることをあえてズバリ指摘したり、正論をゴリ押しして論破したりする男性は何が目的なんでしょうか? たとえばニキビや雨の日の髪のうねりを注意されると気まずくなりますし、愚痴を聞いてほしいだけなのに「それはワガママ。もっと頑張るべき」と説教されるとモヤモヤしてしまいます。 「好きな子に『やめて』と言われるのが好き。辱めるのが好きというか。困った顔を見たい」(29歳男性・営業) Sっ気があるのか、あるいは好きだからこそいじめてしまう小学生の感覚が残っているのか。大人になってもそういう癖を持つ男性は少なくないようです。 「良かれと思ってアドバイスして失敗することが多い」(27歳男性・会社員) この男性は正論を述べすぎて嫌われてしまうと言います。女性は共感を求めるので、不毛とわかっていても慣れ合いたい時があります。それが理解できない男性は弱気の女性をさらに落ち込ませるのでしょう。 どうして元カノの話をするの? 「今付き合っているのは私なのに、どうして元カノの話をするの?」とイライラする女性は少なくないはず。最初は好奇心から耳を傾けても、たびたび話題に出てくると怒りがこみあげてくるでしょう。 「自分の恋愛グセを知ってもらうため。過去の付き合いを話すのが一番手っ取り早いと思うから」(27歳男性・会社員) 自分の恋愛観を語るなら、元カノが出てこないカタチで説明するのがベストかもしれません。これが男性の本音だとしたら、会話力・社交力を問いたくなるのですが。 「無意識のうちに話している。付き合い始めは何を話したらいいかわからなくて、つい前の彼女の話をしている」(29歳男性・営業) 会話のネタなら他にたくさんあるのでは? と首をかしげたくなりますが、趣味や仕事ではなく元カノの話ばかりするのは、それだけ恋愛の優先度が高い証拠。彼女大好き彼氏になる一方で恋愛に依存するかもしれません。元カノの話が多い男性は慎重に様子を見た方が良さそうです。 男性は女性にない謎を持っている 年齢や好みが同じでも男性には女性にない思考があり、理解しがたい価値観を持っています。「何を考えているの?」「その行動、謎なんだけど」と感じたときは、女性ならではの考えから答えを出そうとしない方がいいでしょう。それとなく彼に聞いて真意を探れば、納得できる答えにたどり着けるはずです。 <筆者情報>沙木貴咲ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。 Cookie Studio/Adobe Stock 文・沙木貴咲 https://ananweb.jp/anan/541962/ Source: ananweb

  • 2024.01.25

いい彼氏になるのはどんな人…? 最高の恋愛ができる男性の「特徴と見分け方」 – 文・三松真由美 | ananweb – マガジンハウス

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、AGA治療のクリニックで働く24歳女性。患者のアラフォー男性から誘われ「想定外」と思っていたものの…。三松先生が、よい恋愛をするために、ルックスより重視すべきことを教えてくれます! ツグミ(24歳)13歳年上頭髪レス男に言い寄られるがアリか? 【レスなひとびと】vol. 229 駅や電車でよく見かけるAGA治療のクリニック。ツグミは新橋のクリニックで受付事務の仕事をしている。患者さんの対応、管理だけでなく、空き時間にはヘアサイクルのイラストを描いたり、毛髪診断士さんと勉強会をしたりと充実の職場。毎日仕事に行くのが楽しくてしょうがない。 患者さんは、たしかに年齢の割に薄い人が多い。元通りの髪型に戻りたいと一生懸命な様子を見ていると、心から応援したくなる。恥ずかしそうに目を合わせぬよう処方箋を受け取るひともいれば「今夜ゴハンどう?」のグイグイ系患者さんもいて、男性観察ができる。学びの多い職場だ。 土曜出勤のシフトで、仕事終わりに銀座でゴハンでもしようかと思っていた日。クリニックを出ると、患者の藤川さんが背後から声をかけてきた。 「あのう、この前、NewJeansが好きって立ち話してるのを聞いたので、よかったらこれ使いませんか。妹が間違えて2つ購入したって…」 手のひらサイズの公式雑貨。「わあ、かわいい。私、どこでそんなこと言ってました?」 「昼休みに、受付カウンターでナースさんと。僕、診察が長引いたんで、待合ロビーにいたんです」 長く通院してる患者さんの嬉しい気遣い。快く受け取った。すると藤川さんは名刺を差し出し、早口で言う。 「もしお茶お付き合いくださるなら、いつでもメールください」 いやあ、ないない。頭頂部のヘアがないアラフォー男性。想定外です。と思いながらも失礼にならぬよう名刺はいただいた。名のあるIT会社だ。カルテ見たら37歳。にしてはツルルン。 ツグミに不運な事件が起きたのはその数日後。マッチングアプリでマッチした男性と初めてのデートの日。そいつが最低ゲス野郎で、食事の後、無理やりツグミとラブホ街を通り、ホテルに連れ込もうとしたのだ。恐怖を味わい、思い切りバッグで殴ってダッシュして逃げた。 自宅付近の駅に着いたのは24時25分。マンションまでの道は徒歩14分。人気がなく薄暗い。怖い。あんなことをされた後の夜道は臆病になる。交番のおまわりさんは外勤なのか、無人…。小さな駅なのでタクシー乗り場はない。思わず名刺を取り出す。藤川さんの携帯番号をプッシュ。遅い時間なのにすぐに出てくれた。 理由を話して、家まで送ってくれないかと頼むツグミ。駅中で待っていると、藤川さんは、タクシーを飛ばして来てくれた。なんだかホッとする。無事家に着いた。 「ありがとうございます。今度お礼にケーキをごちそうします」と思わずお礼を。 ってことで、休日にカフェで藤川さんとお礼のケーキタイム。これがまた、とんでもなく楽しかったのだ。お仕事でAIを使ってることをわかりやすく教えてくれたり、趣味の自転車街巡りの話を聞いたり。NewJeansについてもなんとなく話が合う。 頭頂部のことがまったく気にならなくなった。あまりに、会話が楽しくて、また会いたくなったではないか。髪型はうちのクリニック通院できっとフサフサになるはず。それを待たずに、今のうちに付き合ってみてもいいかも。 脳内で、藤川さんにカツラをかぶせる想像をしてみる。 「アリかも!!!」 思わず叫ぶツグミを、藤川さんが不思議そうに見つめる。どうなる、この恋。 【三松さんからのコメント】 ツグミさん、その恋、アリですよアリ。 NewJeansの立ち話を聞いたときに彼は「チャンス」と思ったんでしょうね。ネットに頼らず、現実世界でツグミさんにアプローチした行動力がすばらしいです。その心意気、評価できます。 リアルガチで告って玉砕するのを避けがちな令和男性。彼は頭頂部コンプレックスがあるので、振られる覚悟で話しかけたはず。恋愛開始は第一印象、見た目に左右されやすいのですが、ルックスより、そのひとの醸し出す雰囲気、受け答えの心地よさを深掘りすると、より上等の恋に発展します。 この恋、進めてみましょう。 「頭髪レスの男性、第一印象にとらわれず、じっくり話してみて。心地よければ付き合ってよし! 今のAGA治療はすごいんだから」   三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。 ©japolia/Adobe Stock 文・三松真由美 https://ananweb.jp/column/lessbito/529230/ Source: ananweb