アンジュルム

  • 2024.03.11

アンジュルム・佐々木莉佳子「“これもSDGs!?”と思うものがたくさん」 エシカルにファッションを楽しむ | ananweb – マガジンハウス

再生素材、アップサイクル、オーガニック…。ファッション性には妥協せず、かつエシカルなアイテムが続々登場中。着こなしてくれたのは、大の服好きとしても知られる、アイドルグループ・アンジュルムの佐々木莉佳子さん。 ブランドの哲学を感じるアニマルプリントが印象的。 2001年のブランド設立時より「動物のレザーやファーを一切使用しない」など、循環型社会に向けて一貫した取り組みを行っている『ステラ マッカートニー』の総柄セットアップ。デジタルプリントで緻密に描かれているのは、地球上で生きる多種多様な動物たち。素材には栽培時に有害化学物質を使用していない認定オーガニックコットンのデニムや、工業廃棄物から作られたリサイクルナイロンデニムを採用。この他にも、ブランドでは環境にやさしい最先端の素材や動物由来の素材の代替品を生み出す努力を継続的に行っている。ジャケット¥244,200 ミニドレス¥61,600 パンツ¥79,200(以上ステラ マッカートニー/ステラマッカートニー カスタマーサービス TEL:03・4579・6139) 自然の色で染め上げたやさしいニュアンスが魅力。 インドで手染めされたオーガニックコットンの糸を使用した、カラフルなクロシェ編みのスカーフを装いのアクセントに。オーストリア・ウィーン発のバッグブランド『サガン ヴィエンナ』のリサイクルナイロン製メッセンジャーバッグは、大容量と軽さが自慢。スカーフ¥52,800(story mfg./MAIDENS SHOP WOMEN TEL:03・5772・5088) バッグW48×H35×マチ13cm¥114,400(サガン ヴィエンナ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901) コート¥64,900(ヴァシュモン/ショールームリンクス TEL:03・3401・0842) ニット¥55,000 パンツ¥36,300(共にへリル) シャツ¥30,800(ネズヨウヒンテン) 以上にしのや TEL:03・6434・0983 パンプス¥29,700(ヨシト/ニューロンドン TEL:03・5603・6933) カジュアル&ガーリーなピンクコーディネート。 やわらかなピンクにグリーンの配色が目を惹くスタイリング。フレアシルエットのリブニットスカートは、3Dコンピューターニッティングによって作られた立体的なフォルムが特徴。裁断を必要としないシームレスなデザインのため、作る過程で廃棄物がほとんど出ない。スカートとトップスすべてにリサイクルポリエステルが使われている。スカート¥51,700 ショートスリーブトップス¥24,200  中に着たベルスリーブトップス¥29,700 肩に巻いたハイネックトップス¥35,200(以上シーエフシーエル/シーエフシーエル オモテサンドウ TEL:03・6421・0555) キャップ¥4,400(フォーティセブン/フォーティセブン トウキョウ TEL:080・7499・9028) サンダル¥17,600(レメ/レイ ビームス新宿 TEL:03・5368・2191) シンプルな装いを引き立てる、上質な煌めき。 純度を損なわず繰り返しリサイクルできる金や銀。鉱山から採掘せず再利用することで二酸化炭素排出量も大幅に削減。ノルウェー発のジュエリーブランド『トムウッド』のリサイクルジュエリーは、ミニマルでエレガントな表情が魅力的。ピアス¥41,800 ネックレス、ゴールド¥48,000 マルチカラー¥59,400 シルバー¥99,000 リング¥61,000 ブレスレット、右手¥59,400 左手・シルバー¥27,000 左手・シルバー×ゴールド¥59,500(以上トムウッド/トムウッド 青山店 TEL:03・6447・5528) トップス¥20,900(シーオール) パンツ¥61,600(B SIDES) ベルト¥2,200(ジャーナル スタンダード ラックス) 以上ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店 TEL:03・6418・0900 シャツを3枚重ねた上級レイヤードスタイル。 上質かつタイムレスな魅力を放つシャツは、モデルのローラさんがクリエイティブ・ディレクターを務めるブランド『STUDIO R330』のもの。生地にオーガニックコットンが使われているほか、ボタンにもバイオマス配合のエコボタンを使用していて、とことん環境にやさしい作りに。ボリューム感がかわいい純白のシュシュは、デッドストックの生地で作られている。白シャツ¥16,500 ストライプシャツ¥26,400 ストライプショートシャツ¥23,100 スウェットパンツ¥14,300(以上ストゥディオ アール スリーサーティ contact@studior330.co.jp) シュシュ¥10,120(GOOD SQUISH/MAIDENS SHOP WOMEN TEL:03・5772・5088) スニーカー¥28,600(クレイ/リーガルコーポレーション TEL:047・304・7261) ソックス¥2,970(ヤーモ/グラストンベリーショールーム TEL:03・6231・0213) 一点物のようなシャツを装いのアクセントに。 どこか懐かしさも感じるパッチワークシャツは、デザイナーがこだわって集めたビンテージのテキスタイルをつなぎ合わせてアップサイクルしたもの。リメイクアイテムのため一点ごとに色みや風合いが異なるのもポイント。リサイクルナイロンを使用した『ゴールドウイン ゼロ』のセットアップは、機能性に優れたタフな構造が特徴。ウインドシャツは袖やフードを取り外すことも可能。シャツ¥69,300(FAREWELL FRANCES/MAIDENS SHOP WOMEN) ウインドシャツ¥49,500 パンツ¥39,600(共にゴールドウイン ゼロ/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL:0120・307・560) 中に着たTシャツ¥8,250(ストゥディオ アール スリーサーティ) シューズ¥16,500(ラ マヌアル アルパルガテラ TEL:050・5218・3859) “これが好き”と思った当時の自分の感覚を忘れたくないんです。 「今日着させていただいたお洋服、全部素敵でした! 特に形やサイズ感が好きで、着替えるたびにワクワクしました。しかも、環境にやさしいなんて。『リサイクルジュエリー』という言葉も初めて知りましたし、“これもSDGs!?”と思うものがたくさんありました」 そう撮影の感想を語ってくれた佐々木莉佳子さん。アイドルとして活動する傍ら、最近はファッション誌でモデルとしても活躍する彼女。そのオリジナリティ溢れるセンスも注目の的となっている。 「お洋服を選ぶ時は、トレンドはあまり気にせず、自分の好き/好きじゃないという感覚を信じていつも選んでいます。だからこそ、一度気に入って手に入れたものはずっと大切にするタイプ。今日着てきた私服のトップスも長く愛用しているお気に入りですし、家のクローゼットの中には中学生の時から使っている服や靴、バッグもたくさんあります」 モノを大切にするエシカルな感覚は、幼少期から自然と培われていたそう。 「誰の影響ということはないのですが、昔から、モノを無駄にしてしまうことが自分の中でよくないことだと感じていて。もちろん、時期によって使わなくなることもあるけれど、それを“好き”と思った当時の自分の感覚を忘れたくないから、捨てずに持っているんです。すると、時間が経った時にまた違う良さが見えてきたりする。新品であることが価値ではなくて、年季の入ったものの良さというものもあるから、それを楽しめるようになるとファッションの幅も広がるし、環境にもやさしいなと思いますね」 まもなくアンジュルムからの卒業を控える佐々木さん。今後の目標は? 「まずはアイドルとしての自分を全うすることを第一に、徐々に幅を広げていきたいなと思います。それこそ私は田舎育ちで自然にも親しんできたので、環境関連のお仕事も、ご縁があればぜひ挑戦してみたいですね。これからも人間らしく、自分の色を増やしていきたいです」 ささき・りかこ 2001年5月28 日生まれ、宮城県出身。アイドルグループ・アンジュルムのメンバー。3月30日(土)と31日(日)に幕張メッセ国際展示場で開催のSATOYAMA & SATOUMI movementイベント「カーボンニュートラルを考える 2024」に参加予定。 髙品逸実さん スタイリスト井伊百合子氏に師事後、2014年に独立。ニュートラルで自然体なスタイリングに定評あり。今企画のアイテムセレクトとスタイリングを担当。「洋服だけでなく小物やジュエリーもエシカルなアイテムが充実していて、私服でも積極的に取り入れたいと思いました」 ※『anan』2024年3月13日号より。写真・山田理喜 スタイリスト・髙品逸実 ヘア&メイク・飯嶋恵太(mod’s hair) 取材、文・瀬尾麻美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/536759/ Source: ananweb

  • 2023.03.31

サーモンに感動!? 1級マグロ解体師・アンジュルム川村文乃が「陸上養殖」をルポ | ananweb – マガジンハウス

東京から車で約1時間。千葉県木更津市にある、サーモンの陸上養殖を行うFRDジャパンにやってきた、日本人女性初となる1級マグロ解体師の資格を持つアンジュルム・川村文乃さん。サーモンは大好きで、「サーモンだけがのったお寿司をよく食べます。アボカドと一緒にして、海苔をかけていただくことも」。まずは、魚の陸上養殖について勉強するところからスタート。 アンジュルム・川村文乃さんがサーモンの陸上養殖場にいざ、潜入! 社員の宮川さんによる陸上養殖の仕組みやメリット、ここで育てられている「おかそだち」についての話を、メモを取りながら真剣に聞く姿が印象的。「サーモンの顔つきは天然と養殖で違いますか? 優しい顔だったりしますか?」などの質問をする場面も。そして、「おかそだち」の切り身が目の前に出されると、「これはいつ締めたんですか?」「すごいですね!」と、さらに前のめりに。いざ口に運ぶと、「うわぁ! 脂は乗っているのに上品な感じで、弾力があります。普段食べているものが“とろんとろん”だとしたら、これは“ぷるんぷるん”。筋トレをきちんとしている人の体のようで、噛みごたえがあります。すごい! 美味しい~!」。 実食後、ついに「おかそだち」のいる「閉鎖循環式陸上養殖システム」のところへ。まずは長靴に履き替えて、足裏を消毒。階段を上がった先に現れたのは、空間いっぱいに広がる巨大な水槽…! 「わぁ、すごい!」と、川村さんのテンションはさらにアップ。ここで約1万匹の「おかそだち」が生育されていて、水中に伸びる黒い管から餌が出る仕組みになっているという。水槽は同じタイミングで卵から孵った魚ごとに分けられていて、出荷直前のものは胃の中を空っぽにするためにエサを抜かれている。バクテリアを活用した独自のろ過技術によって水を循環させながら養殖を行っていること、水がサーモンの適水温である15°C前後に設定されていることなど、システムについての説明を受け、時折、水槽の中を覗き込んでサーモンを見つめる川村さん。笑顔で手を振ってファンサをしたり、奥にある水槽に分けられたサーモンに「うわー! めっちゃ白いですね。口元がかわいいです」と話しかけて心を通わせる一幕もあり、魚が好きなことが伝わってくる。 そして最後は、施設の外へ。たくさんの配管が張り巡らされた様子は圧巻の一言。すべてサーモンの生育に使う水をろ過、浄化するためのもので99%の水を循環。蒸発で失われる水分や、ふんと餌に含まれる水分のみ補給。 見学を終えてみて、「陸上養殖は、大変な苦労や、いろいろなシステムのおかげで実現していることがわかりました。美味しくて新鮮なサーモンが当たり前に食べられるようになるといいなと思います!」と川村さん。そして帰り際に手渡されたのは、丸々一尾の「おかそだち」。これまでいろいろな魚をさばいてきたが、「サーモンの経験はなくて、ずっとさばいてみたかったんです。じっくり時間をかけて挑戦してみます!」と意気込む。そして取材を終えて帰宅したその夜に、自身でさばき、お皿に美しく盛り付けた「おかそだち」の刺し身を披露してくれた川村さん。大好きなアボカドと海苔ととも一緒に食べたそう! FRDジャパン 海水温や天候などの自然環境の制約を受けずに魚を育てる、閉鎖循環式陸上養殖を研究開発、未来の魚食文化を創造。陸上養殖されたトラウトサーモン「おかそだち」をスーパーなどで販売する。販売情報など詳細はHPで。 かわむら・あやの 1999年7月7日生まれ、高知県出身。アイドルグループ・アンジュルムのサブリーダー。ニューアルバム『BIG LOVE』が発売中。Blu‐ray&DVD『アンジュルム concert 2022 autumn final ANGEL SMILE』を4/26にリリース。 ニット¥64,900 ジャケット¥108,900(共にTHE KEIJI/THE KEIJI・IJIIT&Co.表参道 TEL:03・3499・7355) サンダル¥4,999(リエディ/ネオグラフィック TEL:06・6567・9000) スカート、ソックスはスタイリスト私物 ※『anan』2023年4月5日号より。写真・吉松伸太郎 スタイリスト・岡本さなみ ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER) 取材、文・重信 綾 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/476496/ Source: ananweb