カップル

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  • 2023.11.16

「上京する彼にフラれました…」恋も機会も逃す「残念な女性の習慣」 – 文・三松真由美 | ananweb – マガジンハウス

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、東京に憧れている地方在住の女性のお悩み。いい感じだった彼が上京にすることになり…。三松先生が、「人生の決断をするために必要なこと」を教えてくれます! リホ(26歳)、決断力レス。上京した子がうらやましいのに真似できないよ 【レスなひとびと】vol. 223 ずっと、決められたレールの上を歩いてきた。高校はリホの住むT県T市から通える範囲で、県で3番目に偏差値の高い学校。大学は、親と高校の先生に勧められた地元国立大学。 とくにやりたいことがなかったから、親戚に言われるままに公務員試験を受けた。受かった。一応けじめとして一人暮らしを始めたけれど、社会人になっても生活圏は大きく変わらない。 違和感を覚えたのは、就職して2か月目頃。 「村越さん、パソコンがいうこと聞かんのよ。こっち来られま」 「あ、はい!」 「村越さ〜ん。こっちもエクセルの印刷範囲の設定がうまくいかんが〜」 「あ、はい、次そちらに行きます」 連日、役所のおじさんたちにPCのレクチャーを依頼され、リホはだんだん腹が立ってきた。PC周りの仕事を振られるたびにイライラしてしまう。こっちは情シスの人じゃないっつーの! パッとしない毎日。つまらない毎日。 そして、帰り道の車で信号待ちをしている時、ふと思ったのだ。“わたし、ずっとこんなふうに欠乏感をかかえたまま生きていくのかな”そしてSNSを眺める時間が増えた。就職を機に上京した子たちが、今になってうらやましくなる。 就職活動の時、キラキラ目を輝かせて「あたし、絶対東京に住む。丸の内のオフィスで働きたいの」と言っていた同じゼミの奈々。リホは、内心「アホくさ」と思っていた。 でも、今は違う。八重洲ミッドタウンとか虎ノ門ヒルズとか、おしゃれな場所で、同僚たちと時間を過ごす奈々がうらやましい。週末は表参道の美容院。常連らしく、カリスマ美容師のインスタのストーリーに「いつもありがとうございます」と添えられた彼女の後ろ姿が載っている。なにそれ、なにそれ。そんなモデルみたいな髪型してもあんたには似合わんわ。都会派アピールしやがって…。つい意地悪な気持ちになる。 “わたしだって、しようと思えば上京なんてすぐできる”そう思っていたのに。 そんなリホにも、転機が訪れた。ほんのちょっといい感じだった同僚の直樹が、転職で東京に行くらしいのだ。 (あっ、これってチャンスや。上京する理由ができる) そう思ったリホは、直樹を飲みに誘った。駅前の個室居酒屋で、頬杖をついてこぼす。 「いいなあ、東京。ついて行きたいわあ」 直樹はうっすら、リホに好意がありそうだった。だから、この話をすれば、冗談でも「一緒に来る?」って言ってくれるんじゃないかって期待した。でも、帰ってきたのは予想外の言葉だった。 「毎回言ってるよね、それ。リホはまじめちゃんだし、ちょっといいなと思ってた時期はあるけど、言うだけでなかなか踏み出さないところはあんま好きじゃない」 グサッ。 こうして、直樹は一人で東京へ行ってしまった。 【三松さんからのコメント】 リホさん、自分一人でなにか決めた経験が少ないんだからこれはしょうがない展開です。決められたレールの上を歩いて、今までは特に不満もなかった。でも、今は違いますよね。「いいな、東京」って、明確に憧れをもっている。現状に苛立っている。物足りなさを感じている。 人生初の大きな決断をするチャンスではないですか。 親や先生が決めてくれた道から外れるのには、勇気がいるかもしれません。憧れを通り越して、飢餓感を感じたり、他者の幸せを妬む自分に気づいたら、動いてみるのも選択肢のひとつ。 シン仕事・シン住まい・シン彼氏。 新しい“シン”を取りに行くのは自分しかいない。 「都会、つらい。やっぱ地元でいいや」と思うかもしれない。そしたら地元のよさがわかるっしょ。 今までコツコツ堅実にやってきたリホさんなら“シン”の決断も悪くない。直樹さんに頼ることなく、自分の憧れを探ってみてもいいのではと思います。思い切った決断こそが、リホさんオリジナルの人生をつくっていくのです。もしそれが理想どおりでなければ「想定外でした!」と言って軌道修正すればいいだけの話。 「彼氏に頼ったり決断させたりする癖は修正しとこう。うまくいかなかったときに彼のせいにして関係性ムチャムチャになるぞ」   三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。 ©czfphoto/Adobe Stock 文・三松真由美 https://ananweb.jp/column/lessbito/517185/ Source: ananweb

  • 2023.09.25

彼の財力に不満…【結婚か破局か】アラサー女性が決断するのに必要な「たった1つのこと」 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、お金を持っていそうだから付き合った彼がじつは貯金を使い果たしていた…という29歳女性。彼と別れるべきか迷う彼女に佑雪さんが何をすべきかを教えてくれます! お悩み:「お金があるフリをしていた彼と別れるべき?」 【クラブ佑雪】vol. 313 顔はそこまで好みではなかった彼と付き合って3年になります。結婚前提ということで猛烈に押してくれたのと、付き合うまでに高級レストランに連れて行ってくれたり、高価なアクセサリーをプレゼントしてくれるなど、かなり頑張ってくれましたし、それなりにいい部屋にも住んでいて、お金ももっていそうなので「結婚するなら、こういう人がいいかな」と思って、お付き合いを承諾しました。 交際後もチヤホヤお姫さま扱いしてくれているのですが、最近、なんと、私に尽くすために貯金を使い果たしていたことが発覚。その程度の財力なら、最初から付き合わなかったのに…と30歳を目前にしてがっくりしています。ただ、3年間付き合っていて、情も移ってしまってます。このまま彼と結婚の話を進めるか、別れてほかの人を探すか、迷っているのですが、どうしたらよいでしょうか? (ちっち 29歳未婚 販売業) 「お金は大きな離婚理由にはなるけれど…」 これね、どっちがいいんでしょうね。そこまでお金がないってことが、結婚前にわかってよかったのか。だって、もし、そのままわからなかったら、結婚してた可能性が高いわけでしょ? 後でがっかりすることになったかもしれないけど、少なくとも「結婚したい」っていう願望は叶えられてたわけですよ。それに、今の彼にお金がなかったとしても、結婚後に稼ぐようになるかもしれないし、ご相談者さまがひと山当てて、彼のお金なんか当てにしなくてもいい状況になってるかもしれない。 ところが、ですよ? このまま彼とお別れして、すぐにお金持ちと結婚できれば、願ったり叶ったりかもしれないけれど、その人が彼みたいにご相談者さまを大切に扱ってくれるかどうかはわからないし、そのときはお金あっても、その後、そうじゃなくなることだってあるし。まあ、貧乏な人がのし上がったり、お金持ちが落ちぶれるより、お金持ちがお金持ちでい続ける確率の方が高いんでしょうけどね。そして、そもそも、今、彼と別れたら、婚期が遅れたり、結婚しない人生を送ることになるかもしれません。 うーん、難しいですね。わたくしがいろんなカップルを拝見し、ご相談を受けるなかで感じることは、“お金が理由で離婚するカップルは多い”です。結婚する理由は「やさしいから」「いい人だから」「好きだから」っていう気持ちで決めるのに、別れる際には圧倒的にお金が理由になる。お金が気持ちを左右するっていうのかな。言い換えれば、結婚するときは「気持ちでやっていける」っていう夢を抱いているけど、別れる際には現実を目の当たりにしているってことかしら。 ただね、パートナーによるお金の失敗(借金もあれば、ギャンブル、女性問題もあり)は十分な離婚理由になるのだけれど、だからって100%離婚するわけではありません。ハラワタが煮えくり返るほど腹は立つし、気持ちも当然冷めるけど、家族として見捨てるわけにいかないってことで、結婚を継続する夫婦もたくさんいます。子どもの有無も大きな要因にはなるけれど、でも、最終的には“愛と覚悟”の違いかな、と思います。それって人それぞれの価値観だから、どっちがいい悪いってことではありません。 ただ、ご相談者さまも30歳を前に、覚悟を決めるときが来たということではないでしょうか。 “もしかしたら、一生独身かもしれない覚悟”なのか“思ってたのとは違うけど、頑張ってくれた彼と添い遂げる覚悟”なのか、“何がなんでも理想の結婚を手にいれる覚悟”なのか。どの覚悟かはともかくとして、何かは決めなければいけない。結論を先に延ばせば、年をとり、選べるものも変わってくる。そういうことを理解しつつ、覚悟して決めれば、これまでとは違う人生が開けていくのではないでしょうか。幸運を祈ります。 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©insta_photos/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/507048/ Source: ananweb

  • 2023.09.18

同棲カップルは別れがち…!? 彼との結婚が遠のく「彼女のNG行動」 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、遠距離恋愛中の彼と同棲予定で、結婚もしたいという24歳女性。佑雪さんが不安解消のためにすべきことを教えてくれます! お悩み:「同棲したら、結婚できますか?」 【クラブ佑雪】vol. 312 学生時代から付き合っている彼と、就職のために電車で3時間ほどのプチ遠距離となりました。仕事が忙しいせいもあり、なかなか会えず、それが原因でケンカばかりしています。それというのも私が過去に浮気された経験から、つい彼からの返信が遅いときなど「誰とどこで会ってたの?」としつこく聞いてしまったり、不安になってしまうからです。 先週、彼から「もう付き合えない」と言われましたが、私は今後の人生で彼以上に好みの顔の男性とは会えないと思っているので、粘りに粘って、仲直りしました。会えない問題を解消するために、彼が住んでいる都市の会社に転職し、同棲する方向で話がまとまっていますが、この先、結婚できるでしょうか?  彼からは「一緒に暮らして相性を見よう」と言われています。 (松ぼっくり 24歳未婚 アパレル) 「結婚したいなら〇〇が必要だから」 なんか、キケン…アブない空気が立ち込めているご相談ですね。まず、そもそもですが、この件に限らず、わたくしとしては「結婚がしたかったら、同棲はしない」ということを強くおすすめしています。肌感覚として、同棲すると結婚に至らず別れるカップルが多いことと、同棲では結婚生活の本当の相性はわからないからです。 考えてもみてください。週末のお泊まりの延長のような同棲って、お互いの家族が本格的に絡んでこないでしょ? 法事にも誘われないし、お墓を建てるときにお金を負担しなくてもいいし、家族ならではの面倒なことがすべて排除されているわけです。で、お互い、家族に紹介してたとしても、たとえばの話ですが、息子・娘の彼女・彼氏に対してと妻・夫に対してでは、対応がまったく違うでしょ。遠慮がありますから。 確かにシーツを替える頻度や部屋の散らかり具合の許容範囲などから、生活の相性を測ることはできるでしょう。でも、離婚の主な原因になりうる、お互いの家族との関係という決定的な相性は、どれだけ同棲を続けても本当のところなんて、わかりっこないわけです。 そんなくらいなら、同棲じゃなく入籍しちゃえば? っていうのが、わたくしの意見。大体「相性を見よう」って、試すつもりでいると、「ダメだったから別れよう」ってなりやすいのなんて当たり前じゃないですか。一方、「一生、添い遂げる!」と覚悟して結婚すれば、ごはんの味付けやクーラーの設定温度の好みが違うなりに、工夫して一緒にいられる道をなんとか見つけてやっていくものなんです。 そもそもね、「この先、結婚できるでしょうか?」って人に聞く時点でダメなんですよ。「結婚するからね!」って、彼を引っ張って、役所で婚姻届を出すくらいの気構えがないと。そういう気構えがあれば、ちょっと不安になって彼を問い詰めることもなくなるでしょうし、そうなれば、彼との関係ももっと安定するはず。要は、ご相談者さまの覚悟の問題じゃないかな。頑張って! 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©bernardbodo/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/506160/ Source: ananweb

  • 2023.09.07

実は平等だからじゃない?【長続きカップルの秘訣】ケンカしても一緒にいられる理由 – 文・沙木貴咲 | ananweb – マガジンハウス

付き合い始めはお互いにテンションが高く、何もしなくても一緒にいるだけで楽しいものですが、交際期間が長くなるとマンネリ化するのも自然な流れです。そして、どんなに仲の良い恋人同士も少なからずケンカするものですが、長く交際するカップルはケンカの仕方が上手。付き合って3か月も経てば大体別れてしまう人は、どうすればお別れを回避できるのか、長続きカップルの特徴を参考にするといいかもしれません。 とにかく無理しない デートはどこかへ行かなければいけない、イベントにして盛り上げなければいけない。そんな義務感で付き合い続ける関係はすぐに息切れしてしまいます。 外出する気分じゃなければ「家でまったりする」という選択肢もありますし、一緒にいるけれどそれぞれが自由に自分のことをするのもデートとしてアリです。お互いに無理をしないことが長続きの秘訣でしょう。 また、疲れたときや考えごとをしたいときにそっとしておいてくれるのも、長続きカップルならではの配慮です。気負わず、最低限の気遣いを示すことで居心地の良い空間ができあがります。 また、お互いに自由にするとは「適当にする」ではなく、相手の意志を尊重するということ。つまり、長く付き合える恋人として選ぶなら、無理なく自然体で付き合える人がベストなのです。 すべてを平等にしない 男女平等が当たり前の昨今は、なんでも平等に分けるのが理想的といわれますが、長続きカップルは意外にもそうではないようです。たとえば、「私は車の運転が得意だからドライブは任せてほしい。でも、どこへ行くかを考えるのは苦手だからデートコースは彼が決めてほしい」のように、得意不得意で担当を決めてあえて平等にしないケースが多いのです。 また、収入がほぼ同じであればデートは割り勘がいいでしょうし、場合にとって彼氏より彼女のほう多く払う場合もあるでしょう。奢り奢られ論の答えは「男性がつねに多く払うべき」と思いきや、そもそもの収入に格差があるなら必ずしもそうではありません。こうした考えは結婚して仕事・家事・育児の分担をするときにも応用できて、うまくいっている夫婦はお互いの役目をそこまで平等に扱っていないことが多いのです。 男女間のケンカは「できないことを強いられる」が原因になっていることが少なくありません。それぞれの得意・不得意を正しく把握して担当を分け、苦手なことはやらないとした方が良い関係につながるのです。 話し合いが大事 どれだけ愛し合っていてもケンカはやっぱり起きてしまうもので、恋人関係を長続きさせるには衝突をできるだけ小さく・短く済ませる必要があります。ケンカはしても別れまで発展しなければいいのです。 では、長続きカップルは衝突をどうやって最小に収めているかというと、「話し合いをして調整をする」に尽きます。キチンと向き合って意見交換しながら冷静に問題を解決するでしょう。それができれば、すれ違いが起きても感情的になることがそもそもありません。 また、長続きカップルの話し合いとは、どちらか一方にもう一方が従う状態ではなく、どちらも同等に主張しながらうまくすり合わせていくことをいいます。「調整・交渉」がうまくできれば、揉め事が起きてもすんなり乗り越えられるのです。 ケンカした方が関係は続く 生まれも育ちも違う男女が愛だけでつながるのが恋人同士です。好きだから受け入れている部分が多々あるだけで、厳密に見れば価値観も生活習慣も違うはずです。ケンカは起きて当然ですし、軽い言い合いはむしろどんどんした方が良いでしょう。言いたいことが言えない関係の方がのちのち辛くなります。 自分が一歩引くことで関係を整えるのではなく、遠慮なく自然体をさらけ出した状態で整う関係を目指すことを大切に。無理のないお付き合いが実現すれば、別れがチラつくほど揉めることなく穏やかに関係が続くはずです。 <筆者情報>沙木貴咲ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかでさまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。 ©Image’in/Adobe Stock 文・沙木貴咲 https://ananweb.jp/anan/503691/ Source: ananweb

  • 2023.07.21

熱中症を介抱してもらったのがきっかけに… まさかの大恋愛に発展した「真夏の出会い」4つ – 文・塚田牧夫 | ananweb – マガジンハウス

夏にはすてきな出来事が起こるといったイメージを持ち、夏と“恋”を結びつける方も多いかもしれません。そこで今回は、“まさかの大恋愛に発展した真夏の出会い”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。 夏フェスで行く先々に同じ人が… 「夏フェスで音楽ライブを見ながらはしゃいでいたら、男性と強めにぶつかってしまい、すぐに“ごめんなさい”と謝りました。次のエリアに移ったとき、たまたま隣にいたのが、さっきと同じ人。“また会いましたね”と、和やかなやり取りをしました。しばらく時間が空いて、別のステージを見ていたときに、そこでも同じ男性と顔を合わせたんです。話してみると、音楽の趣味がメチャクチャ合って話が盛り上がり、連絡先を交換しました。そこから恋愛に発展していった経験があります」ユリ(仮名)/28歳 さまざまなステージがあるフェスで何度も会うということは、それだけ音楽の趣味も近いといえます。共通の趣味があったことで、恋愛に発展しやすかったのでしょう。 花火大会での人違いから 「数年前、地元の花火大会に友人と出かけたときのことです。出店を見ながら歩いていると、背後からポンと肩を叩かれました。振り返ると、そこには知らない男性が…。男性の顔を見ると、“やってしまった”という表情をしていました。私は水色の浴衣を着ていたんですが、どうやら似ている浴衣を着た女性と間違えたようなのです。男性と目が合い、妙にドキドキしていると、私の隣にいた友人が“〇〇くん?”と言いました。偶然にも二人は知り合いだったようで、“今度飲もうよ”と話をしていました。そして後日、実際に飲みに行く約束をしたらしく、私も呼ばれて参加することに。飲み会の日からその男性を好きになり、のちに付き合うことになりました」ムギ(仮名)/26歳 浴衣はデザインが似ているものもあるため、人違いしてしまうこともあるでしょう。人違いをしたとき・されたときのドキドキ感が、まるで「吊り橋効果」のような状態を生み出したのかもしれませんね。 熱中症で倒れかけたところを 「ある夏の日、炎天下を歩いていると頭がボーッとしてきました。前日に職場の暑気払いがあって飲みすぎたので、最初は二日酔いかと思ったんですが、どうも様子が違っていて…。熱中症になりかけていると気付き、倒れそうになりました。すると、“大丈夫ですか?”と、スーツ姿の男性が声をかけてくれたんです。木陰に連れて行ってくれたり、飲みものを買ってきてくれたりと、男性のおかげでなんとか回復。“心配なので、何かあったら連絡してください”と連絡先を教えてもらったので、その夜にお礼の電話をしました。少し話をしていると、“いい人だな”という印象がさらに強まりました。彼に会いたい気持ちが大きくなったので、“よかったらお礼させてください”と言って食事に誘いました」ハル(仮名)/30歳 まさかの熱中症でのピンチが、運命の出会いを引き寄せたようです。大変なときに手を差し伸べてもらったことで、男性の頼りになる一面が垣間見えて、大恋愛につながったのでしょう。 かき氷屋の列に並ぼうとしたら 「どうしても行きたい人気のかき氷屋さんがあって、休みの日に一人で行ってみました。お店の前には、すでに長蛇の列が。しかも並ぼうとしたら、店員さんが駆け寄ってきて、“前に並んでいる方の分で売り切れです”と締め切られてしまいました。すると、前にいた男性が“たまに来るので、よかったらどうぞ”と言って、順番を譲ってくれたんです。さすがに申し訳ないと思って断ろうとしていたら、前のほうの人が途中で列を抜けたので、その男性も入れることに。しばらく会話をしながら、30~40分待って入店しました。席も隣になったので、そのまま二人で話をしていたら、彼が“近くにもおいしいかき氷屋があるよ”と教えてくれて。“よかったら一緒に行きましょう”とトントン拍子に話が進み、後日付き合うことになりました」アカリ(仮名)/28歳 炎天下で列に並ぶのは大変です。しかし、このようなすてきな出会いに恵まれるのであれば、待ってみるのも悪くないかもしれません。 “まさかの大恋愛に発展した真夏の出会い”をご紹介しました。夏のお出かけやイベントは、恋がたくさん生まれるスポットともいえますよね。大恋愛のチャンスを掴むためにも、この夏は暑さ対策を十分にしたうえで、どこかへ出かけてみてください。 ©franckreporter/Oana Szekely/gettyimages 文・塚田牧夫 https://ananweb.jp/anan/496633/ Source: ananweb

  • 2023.06.23

目覚ましの音すら耳障りに…長続きカップルが警戒すべき「倦怠期の初期症状」4つ – 文・塚田牧夫 | ananweb – マガジンハウス

付き合い始めて時間が経過するにつれ、マンネリを感じることが増えてくるカップルも多いと思います。すると、倦怠期と呼ばれる期間に入ることも。なるべく避けたい事態ですし、入ってしまったとしたら無事に乗り越えたいと望む人が多いはず。そこで今回は、カップルが警戒すべき「倦怠期の初期症状」について、男女の意見をご紹介します。 LINEの返信を忘れる 「彼女と付き合い始めたばかりのころは、LINEが来たらすぐに返信をしていました。でも、付き合って1年ぐらい経つと、後回しにしてしまうことも…。忙しいときなどは返信を忘れてしまい、あとでヤバイと気付くこともあります。それが原因でケンカになることも多いですね」タイシ(仮名)/27歳 彼女への優先順位が下がっているんでしょうね。たいしたことのない連絡ならまだしも、大事な用事が含まれている場合もあるので注意したいところです。 しばらく「ありがとう」を言っていない 「この前、友人と話をしていて、彼氏への接し方についての話題になりました。友人カップルは倦怠期に入っているらしく、“ありがとうを言わなくなった”と言います。それを聞いて、“私も彼に全然言っていない”とハッとして…。それからは、“ありがとう”とか感謝の言葉を言うように心がけています」トモエ(仮名)/28歳 相手に対する感謝の思いが薄れていったのでしょう。どんなことも、やってもらって当たり前という感覚になっているのかもしれません。挨拶やお礼、謝罪などはきちんと言葉にすることが大切といえます。 アラームの音がうっとうしい 「彼と同棲を始めて半年になります。朝、彼の方が先に起きるんですが、最近アラーム音がうっとうしくて仕方ありません。“もっと音を小さくして”とお願いしたけど、“それだと起きられない”と言うんです。同棲を始めたばかりのころは、そんなに気にならなかったのに…。これって倦怠期なんですかね」ユリコ(仮名)/30歳 朝、起きるためにアラーム音が鳴るのも仕方のないことです。それすら耳障りに感じるようになるのは、日ごろから相手に不満を感じているということかもしれません。 会うときの服装が適当になる 「倦怠期のときって、彼に会うときの服選びすら面倒に感じます。だから、何も考えずに出かけてしまうことも。この前も、彼とのデートで適当な服装で出かけたら、彼はジャージ姿でやってきました。私よりも適当でしたね」ナナカ(仮名)/28歳 相手にどう思われるかを気にしなくなるのでしょうね。それでお互いに自然体でいられるなら問題はありませんが、“適当さ”がマイナスに働かないように注意したいものです。 カップルが警戒すべき「倦怠期の初期症状」をご紹介しました。ほかにも、「会話がなくなる」や「喧嘩が多くなる」などもよく聞きます。交際期間が長くなって倦怠期に陥るのは、ある程度は仕方のないこと。決して相手を嫌いになったわけではなく、倦怠期に入ったからだという自覚を持つことが大事かもしれません。 ©South_agency/Luis Alvarez/gettyimages 文・塚田牧夫 https://ananweb.jp/anan/487691/ Source: ananweb

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