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  • 2024.04.18

ショコラムース×ビーツ!? この春から続々登場、気鋭のペストリーシェフが作るお菓子たち | ananweb – マガジンハウス

スイーツライターのchicoさんがおすすめスイーツを紹介する「お菓子な宝物」。今回はアンダーズ 東京『ペストリー ショップ』のオレンジバジルペストケーキなどです。 「重いものも車輪を使えば簡単に動かせるでしょう。同じように知識を使えば、これまで以上の食の喜びも導き出せるんです」。ノルマン・ジュビンさんは、スイスのミシュラン三ツ星レストランやパレスホテル東京『エステール』などを経て昨年末、20代にして「アンダーズ東京」の新ペストリーシェフに就任。才能あふれる若き理論派は、人懐っこい笑顔で教えてくれた。お菓子作りのセオリーも新しい手法も、ただ取り入れるのでなく、なぜそうするのかを深く解き明かしていくのが彼のスタイル。人の感覚の仕組みまで細かく研究して、忘れられない味わいへ自在にアプローチしていく。 ショコラのムースに合わせたのはまさかのビーツ。大地を思わせるビーツの香りでカカオのボタニカル感を見事に引き出してみせた。また、オレンジのケーキなら、「柑橘は桃などに比べてとろみがなく、舌に味わいをとどめにくいから」と、ひと工夫。オレンジをムースやジュレなど異なるテクスチャーにして重ねることで、口溶けとともに順に味わいが現れ、長くオレンジの余韻が続くように。さらにライムクリームのキュンとくる酸味で、柑橘の清々しさが際立ち、大胆に重ねたバジルペーストの青い香りが重なればもう、オレンジ畑にいる気分! 素材と食べ手に寄り添う理論が、心躍る食の喜びや驚きに出合わせてくれる。 この春から続々とショーケースに並び始めたノルマンさんのお菓子たち。左から、「オレンジバジルペストケーキ」「ビーツ&チョコレートムース」「リンゴとヘーゼルナッツ」すべて¥700。一口のなかにさまざまなテクスチャーが潜んでいて、噛むほど、とろけるほどに移り変わり、膨らむ味わいがドラマティック! アンダーズ 東京『ペストリー ショップ』 東京都港区虎ノ門1‐23‐4 虎ノ門ヒルズ 森タワー1F TEL:03・6830・7765 10:00~19:00(18:45LO) 無休 チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。 ※『anan』2024年4月24日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・chico (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/544263/ Source: ananweb

  • 2024.03.21

カカオ豆から作る自家製チョコを使って…カカオをとことん楽しむチョコレートケーキ | ananweb – マガジンハウス

スイーツライターのchicoさんがおすすめスイーツを紹介する「お菓子な宝物」。今回は『LA BASE de Chez Lui』(ラ・バーズ・ドゥ・シェ・リュイ)のタルトオショコラとエピスです。 「カカオって無限なんです」。にこにこと話すのは、『LA BASE de Chez Lui』のシェフショコラティエ、酒井將駄さん。ショコラの名手、水野直己シェフの『洋菓子マウンテン』でスーシェフを務めた彼のショコラ使いは、しっかり軸がありつつ自在。プチガトーは全て、カカオ豆から作る自家製チョコレートを使う。ビーン・トゥ・バーらしいカカオの個性を味わうなら、まずは「タルトオショコラ」を。「全パーツにペルー産カカオのチョコを使いつつ、ムースはビターとミルクをブレンドしてまろやかに、下のクリームはビターのみでどっしりさせます」。空気をたっぷり含ませたムースは舌にすっと軽く溶け、ペルー産特有のフローラルな香りがふわり。クリームはレーズンのように芳醇で濃密なカカオ感。バランスの妙でチョコ尽くしでも重くなく、カカオをとことん楽しませる。 「エピス」はまた違うアプローチ。ヘーゼルナッツクリームにスパイス香るホワイトチョコのガナッシュを薄く重ねて。クリームでなくガナッシュにすることで口内にゆっくりとどまり、スパイスとバニラの気高い香りがずっと続くのだ。トップのバニラクリームはホワイトチョコも混ぜて乳味アップと、各所でカカオを調味料感覚で使って旨味を底上げ。どのチョコレートケーキも遊び心と緻密がおいしく蕩け合っていた。 左・カカオ70%と40%のペルー産カカオのチョコをブレンドしたムースの下には、70%のみの濃密なクレームショコラが。サクサク香ばしいタルト生地もまわりのカカオニブも全部ペルー産カカオを使用。「タルトオショコラ」¥853。右・シナモン、クローブ、カルダモンなどが香るスペキュロススパイスとバニラが高め合う「エピス」¥842。 LA BASE de Chez Lui 東京都渋谷区代官山町20‐23 Forestgate Daikanyama MAIN棟1‐06 TEL:03・6712・7563 10:00~20:00(19:30LO) 火曜休 3/1オープン。 チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。 ※『anan』2024年3月27日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・chico (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/538991/ Source: ananweb

  • 2024.03.15

行列店『アマムダコタン』のオーナーシェフが監修! 手のひらサイズのクレープ誕生 | ananweb – マガジンハウス

ギフトコンシェルジュの真野知子さんが、おすすめギフトをご紹介。今回は『SOBAP』のソバープです。 真野(以下M):今回はお花見シーズンにもおすすめ、持ち運びできる手のひらサイズのクレープです。 編集N(以下N):東京駅構内にオープンしたこちら。行列店の『アマムダコタン』や『アイムドーナツ?』のオーナーシェフ・平子良太氏が監修した、そば粉を使ったクレープならぬ「ソバープ」というそうです。 M:引き出し型の箱の中にはミニブーケのように華やかなソバープが4種類。お店のイチオシはクランベリーや穂じその彩りが可愛らしい「しそベリーレアチーズ」ですよ。中は3層仕立てで、上のレアチーズとラズベリーソースを食べ進めていくと、途中からカスタードに生クリームを加えたディプロマットクリームに。 N:さらにその下にはクラッシュしたメレンゲがあり、違う食感に。一口ごとに味変するのが楽しい。 M:サラダ感覚で食べられる「プロシュートケール」などの惣菜系もおすすめ。甘すぎないそば粉の生地は、甘いものも惣菜も違和感なく味わいを包み込む、許容の広さがあります。 N:ちなみに惣菜系の芯にはグリッシーニが使われていて、これもカリッとアクセントになってる。3~4口で食べられるサイズだから一人でもいろんな味が楽しめちゃう。 M:ボックスと専用の紙袋で持ち運びにも安定感があるし、春の集いの場への手土産にぴったりです。 右から、カスタードクリーム¥360、しそベリーレアチーズ¥390、プロシュートケール¥490、フルーツカプレーゼ¥490。ほか最大18種類のソバープや各種セットが揃う(時間帯や時期により販売種類は異なります)。箱・袋代別。 SOBAP グランスタ東京店 東京都千代田区丸の内1‐9‐1 JR東日本東京駅構内1F(丸の内北口改札内近く、吹き抜けエリア) TEL:03・6665・9533 8:00~22:00(日・祝日~21:00 ※翌日が休日の場合は~22:00) 休みは施設に準ずる まの・ともこ ギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。 編集N 「その場で食べるもの」という認識だったクレープの変身ぶりに驚き! ※『anan』2024年3月20日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/537775/ Source: ananweb

  • 2024.01.31

いちごまみれのかわいいアイスも! 冬ならではのお楽しみ“冷たいチョコレート”5選 | ananweb – マガジンハウス

アイスクリームやケーキといった冷たいスイーツにも、この時期はチョコレート味の新商品や注目の味が登場。温かい部屋でひえひえチョコレートを味わうのもまた楽しい! ひやっと甘いのがたまらない。冷たいチョコレートにも注目。 いちごの魅力を満喫できる、ピンクのかわいいアイス。 ガーナチョコ&クッキーサンド 恋味いちご ¥162*編集部調べいちご味のアイスをリッチな風味の発酵バタークッキーでサンド、さらにいちごチップ入りのチョコレートでコーティングした、いちごまみれのアイスクリーム。甘酸っぱさに思わずキュン。この時期だけのお楽しみ。(ロッテ TEL:0120・106・244) 口当たりしっとり、味は濃厚。チョコのおいしさを満喫。 ガトーショコラ ¥390チョコのお菓子が充実していると人気の無印良品。なかでもいちおしは、おひとり様サイズのガトーショコラ。生チョコレートをチョコレート生地で包み焼き上げたケーキ。なめらかな口どけが魅力的。一部店舗限定。(無印良品 銀座 TEL:03・3583・1311) なんとチョコが4層構造! 充実感たっぷりのアイス。 明治エッセルスーパーカップ 大人ラベル とことんショコラ ¥248*編集部調べ下から、ビターチョコアイス、ブランデー香るチョコ風味ソース、コク深いチョコアイス、一番上にはクッキー&チョコレートをトッピング。まるでチョコレートパフェを食べているような味わい! 品薄の可能性あり。(明治 TEL:0120・370・369) なめらかで濃厚な口当たり。洗練された味にうっとり。 雪室ショコラアイス ¥302*編集部調べ新潟・魚沼工場の雪室設備で熟成させたカカオ豆を用いた、プレミアムなチョコレートアイスクリーム。余分な苦味や渋味が削ぎ落とされた上品さが魅力。シルキーな口当たりと奥深いカカオの味わいは、感動もの。(ブルボン TEL:0120・28・5605) アイス的に食べてもヨシ、少し溶かして食べても美味。 生チョコトリュフ クリーム入り 4個入り¥419たっぷりのホイップクリームを生チョコで包んだフローズンデザート。冷凍庫から出してすぐ食べるとアイスクリームのように味わえ、さらに溶かすとよりなめらかな食感が楽しめる。帰り道に買って帰りたい~。(ローソン TEL:0120・07・3963) ※『anan』2024年1月31日号より。写真・松村隆史 スタイリスト・官野亜海 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528770/ Source: ananweb

  • 2024.01.30

冬季限定品も! 和×洋のコンビが相性抜群“おせんべい×チョコレート”4選 | ananweb – マガジンハウス

チョコレートというと洋菓子のイメージですが、実は和菓子のおせんべいとも相性抜群。しょっぱかったり、甘かったり、遊び心のあるコンビにワクワク。お茶にする? それともコーヒー? 甘いとしょっぱいが一緒になった、おせんべい×チョコレート。 おかきの香ばしい生地に、甘いホワイトチョコがマッチ。 Sweetおかき 40g¥432お米の香ばしさが魅力の生地に、ホワイトチョコを染み込ませたおかき。サクッとほろっとおかきが崩れ、チョコの甘い風味がふわっ。ほんのり感じる塩気と甘いチョコの相性も抜群。通販可。品薄の可能性も。(えびせん家族 TEL:0120・42・4383) 東北の南部せんべいと、チョコレートが合体! チョコ南部 10個入り¥648焼きたての落花生入り南部せんべいを細かく刻み、ピュアチョコレートで包んだクランチチョコ。落花生の香ばしさが広がり、南部せんべいのサクサク感もたまりません。10~5月の冬季限定。通販可。(巖手屋 TEL:0120・232・209) 落花生たっぷりのせんべいにホワイトチョコをとろり。 ホワイトチョコ煎餅 しろたえの 2枚入り¥648幕末から続く岐阜・大垣に店を構えるおせんべいの老舗が作る、落花生がたっぷり入った、厚手だけれどもパリパリ軽い食感のおせんべいにホワイトチョコをかけた一品。上品な甘さに感激! 通販可。(田中屋せんべい総本家 TEL:0584・78・3538) なんと歌舞伎揚とチョコ!! 醤油とチョコのマリアージュ。 歌舞伎揚ぷちショコラ 4袋入り¥1,026歌舞伎の家紋を刻印した、香ばしく揚げた生地に、老舗秘伝の甘口醤油タレで味付けをしたひと口サイズの歌舞伎揚を、濃厚なミルクチョコレートでコーティング。甘じょっぱさとチョコ、後を引くおいしさです。(天乃屋 TEL:0120・352・007) ※『anan』2024年1月31日号より。写真・松村隆史 スタイリスト・官野亜海 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528763/ Source: ananweb

  • 2024.01.30

毎年あっという間に完売! スーパーやコンビニで買える、この冬“いちおしチョコ”10選 | ananweb – マガジンハウス

一番身近なチョコといえるのが、日本のお菓子メーカーさんが作るチョコレートたち。今年もこの時期だけのお楽しみが続々登場。各メーカーさんにおすすめを聞きました。どれもお財布に優しく、もちろんおいしさ的にも満点。日本のチョコのクオリティに改めて感動。 スーパーやコンビニでつかまえて! 人気メーカー、この冬のいちおしチョコ。 1、甘さ控えめで風味華やか。大人のポッキー。 ポッキー カカオ60%2袋入り¥182*編集部調べ エクアドル産のカカオを使ったポッキーは、口に入れると華やかな風味と濃厚なチョコレートの味がふわっと広がる! 全粒粉入りココアプレッツェルのサクサク加減も新鮮で、“ポッキー観”が変わる衝撃のおいしさ。(江崎グリコ TEL:0120・917・111) 2、かわいいクマには、3種類のメッセージが! キットカット ハートフルべアー6個入り¥540 登場するやいなや、毎年あっという間に完売してしまう、クマ型のキットカット。クマが持っている風船には、“I(ハート)U”“FOR U”“Thx!”の3つのメッセージが刻まれていて、ちょっとした気持ちを伝えるのにぴったり。(ネスレ TEL:0120・00・5916) 3、ほんのりラム酒が香る、大人味のホワイトチョコ。 カレ・ド・ショコラ〈ラム&キャラメル〉18枚入り¥410*編集部調べ ホワイトチョコの優しい甘さに香ばしいキャラメル、さらにラムの香りを加えたリッチな味の期間限定商品。3つの味のハーモニーは、まさに大人の味わい。キャラメルチップのサクッとした口当たりもクセになりそう。(森永製菓 TEL:0120・560・162) 4、大人気のチーズケーキとガーナがコラボ! プレミアムガーナ Mr. CHEESECAKE監修 生チョコレート〈フロマージュ〉12枚入り¥367*編集部調べ フレンチ出身シェフが手掛ける『Mr. CHEESECAKE』の特徴を表現した口どけ良いフロマージュの生チョコレートを、ガーナのミルクチョコレートで繊細に包み込んだ贅沢な一枚。上品な香りととろける食感を楽しんで。(ロッテ TEL:0120・302・300) 5、発酵バターが香るサブレにチョコがぴったり。 アルフォート ミニチョコレートサブレ12個入り¥120*編集部調べ 世代を超えて愛される「アルフォート」のミニチョコレート。20周年を記念して作られたのが、このサブレ×ミルクチョコの新商品。発酵バターの芳醇な味わいとまろやかなミルクチョコレートのコンビで新たな船路へ。(ブルボン TEL:0120・28・5605) 6、’60年代から愛される名品が装い新たに登場。 マーブルパウチ ダイバーシティパッケージ39g¥174*編集部調べ コロコロかわいい、7色のカラフルなマーブルチョコレート。ロングセラーのこのチョコが、一人ひとり違う気持ちを持つという、人間の“多様性”を表現したパウチタイプのパッケージに。数量限定のスペシャル商品。(明治 TEL:0120・041・082) 7、福岡産のあまおういちごをたっぷり使用。 いちごもち〈袋〉7個入り¥108 秋冬限定のいちごフレーバーが、今季も登場! ピンク色のいちごチョコの中には、酸味の効いたいちごソースともちもち食感のグミ、そしてホワイトチョコが。まるでいちご大福を食べているような食感!(チロルチョコ ) 8、2種類のナッツ、ミルクチョコ、クッキーが一粒に。 ブラックサンダーひとくちサイズ ナッツ&ショコラ42g¥149 マカダミアナッツとアーモンド、ほろほろのバタークッキーを、フランスミルク使用のミルクチョコでコーティング。口に入れると香り高い味わいが広がり、正直「この値段でこのおいしさ?!」と驚くこと請け合いです。(有楽製菓 TEL:0120・269355) 9、4種類の果物を、チョコレートと召し上がれ! ルック(ア・ラ・モード)12粒入り¥130*編集部調べ ミルクチョコレートの中に、バナナ、ブルーベリー、ストロベリー、パイナップルの4種のフルーツクリームが入った粒チョコ。メッセージが書けるハートフレームデザインのパッケージは、この時期だけのスペシャル。(不二家 TEL:0120・047228) 10、ぷっくり厚手のビスケットにチョコをプラス。 厚焼きたべっ子どうぶつ チョコビスケット45g¥143 みんな大好きな「たべっ子どうぶつ」。香ばしい厚焼きビスケットに優しいミルク感のあるチョコレートがついたこちらのタイプは、満足度もたっぷり。チャック付きパッケージなので、職場のおやつなどにも。(ギンビス TEL:0280・98・2213) ※『anan』2024年1月31日号より。写真・松村隆史 スタイリスト・官野亜海 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528758/ Source: ananweb

  • 2024.01.28

チョコレートの食べ比べやペアリング!? “ライブ感”たっぷりの体験に出合える2店 | ananweb – マガジンハウス

できたてをサーブするイートインだからこそ楽しめるチョコレートスイーツのおいしさは格別。目で、鼻で、口で、存分に味わいたい、“ライブ感”たっぷりのチョコレート体験に出合えるお店を、テーマごとにご紹介します。 Minimal The Specialty 麻布台ヒルズの「Sense of Wonder」 カカオ豆からイノベーティブなデザートまで、奥深さと可能性に触れるコース。日本発のスペシャルティチョコレート専門店として、カカオの魅力やチョコレート文化を発信する『ミニマル』が、“体験型”の新店舗をオープン! 「カカオとチョコレートのワンダー体験を提供する店を目指しました」(広報・加藤空見子さん)というだけに、カカオの個性や広がりを感じるイートインメニューのほか、『ミニマル』各店舗のシグネチャースイーツが揃う。 この店でぜひ味わいたいのが、カカオとチョコレートの食べ比べコース「Sense of Wonder」。1品目の「パルプジュース」に続くのは、カカオ豆がチョコレートになるまでのプロセスを追体験できるプレート「Bean to Bar」。その後、『ミニマル』のチョコレートの3大テイストであるナッティ、フルーティ、セイボリーをそれぞれに表現した「ガナッシュの食べ比べ」や、3種をひと切れずつ楽しめる「ガトーショコラ」など、カカオという素材の可能性を存分に感じることができるメニューが続々。合間にカカオの風味を活かした「ソルベ」や意外性のある「抹茶チョコレート」など革新的な味わいを挟んで、さまざまなチョコレート体験を楽しむことができるコースに仕上げた。 それぞれに合わせるドリンクも、チョコレートとのマリアージュが楽しめるこだわりの一級品。コースが終わるころには、満足感とともに、奥深いカカオの魅力とさらなる可能性に魅了されていること間違いなし。 定番の生ガトーショコラほか、女峰いちごのジャムとカスタードクリーム、甘納豆のガトーショコラを食べ比べ。紅茶を焙じた「焙煎紅茶」のホットティーと一緒に。 チョコレートの味の幅広さを感じる3種のガナッシュ。箸休めに蝦夷鹿のサラミを添えて。 左から、カカオ豆、チョコレートの主原料となるカカオマス、挽き方が異なる2種のチョコレートで、製造過程を追体験。 イートインスペースは全6席。チョコレートの世界をゆったり楽しむことができる。 8品のコース「Sense of Wonder」¥7,700(要予約)は、3種のペアリングドリンク付き。ドリンクはアルコール・ノンアルコールから選べる。ほかに自家製カカオ酒の飲み比べコースなども。東京都港区虎ノ門5‐8‐1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA 2F TEL:050・1809・0420 11:00~19:00 無休 Chocolaterie & Bar ROND‐POINTのデザート「スフェール」とカクテル「ルビー」のペアリング 隠れ家のような空間で、ライブ感あふれるマリアージュ体験を。日本やフランスで腕を磨いた田中丸博文シェフによる注目のショコラトリー『ロンポワン』。ボンボンショコラやフィナンシェが並ぶショーケースの奥にある隠し扉を開けると、5席のバーカウンターが。ここは、田中丸シェフが「ずっとやりたいと構想をあたためていた」というカウンタースタイルの空間。シェフ自らが目の前でデザートを作り、提供する。 「チョコレートの楽しみ方にはいろいろありますが、ドリンクと合わせて初めて完成するというのが僕の持論。デザートにもドリンクにもあえて余白を残し、ペアリングすることで最大限のおいしさを引き出せるよう考えています」(田中丸シェフ) 「スフェール」は、“黒い森”をイメージしたグリオットチェリーとチョコレートのデザート。チョコレートの球体の中に、スパイスで煮込んだグリオットチェリーと苺、チョコレートアイスを忍ばせ、フランベした国産ジン「ROKU〈六〉」を注いで仕上げる臨場感たっぷりの一品だ。青い炎がチョコレートを溶かし、時間とともに変化する形状と味わいが魅力で、底に敷いたザクザクのシュトロイゼルの食感も楽しい。ペアリングにおすすめのカクテル「ルビー」は、辛口のシェリー酒をベースに、カシスやチェリー、柑橘の風味を感じる大人のおいしさ。 ペアリングで、単体で、ゆったりと時間をかけて味わいたい、珠玉のチョコレート体験をお楽しみあれ。 ほのかに桜の香りを感じるクラフトジン「ROKU〈六〉」をフランベし、上から注いで完成する「スフェール」は、球状のチョコレートが溶けゆく様子がアートのよう。 チョコレートの球体が溶けたあともアーティスティックな佇まい。 絶えず人が訪れるショコラトリーの人気は、ボンボンショコラやフィナンシェ。 店舗の奥にカフェバーがあるスタイルは、アメリカで禁酒法が施行されていた時代の隠れ家バー、“スピークイージー”にヒントを得たのだそう。 スフェール¥3,080、ルビー¥1,320。ペアリングできるノンアルコールドリンクのほか、ボンボンショコラなどチョコレートとのペアリングなども展開する。東京都中野区中央2‐47‐2‐1F TEL:03・5989・1585 11:00~19:00、バー18:00~21:00(20:30LO) 月曜休 バーは予約制 ※『anan』2024年1月31日号より。写真・荒川加代子 取材、文・宮尾仁美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528952/ Source: ananweb

  • 2024.01.28

進化が止まらない! ショコラの名手たちが生み出す“忘れられない一口” | ananweb – マガジンハウス

気鋭のパティシエが作る最新ショコラをご紹介します。 LIFENRI――清水佑紀シェフ 気さくなのに唯一無二、ショコラが日常を輝かす。「店名は“日常を豊かに”を意味する造語。そんなお菓子でありたくて」と清水佑紀シェフ。『オリジンヌ・カカオ』でシェフパティシエ兼ショコラティエを務めた彼は、ショコラをメインに日常を彩る。看板ベイク「リフェショコラ」は最強のおやつだ。手でつまんでラフに頬張れば、ふわりとした口溶けにクランブルがザクザクと。チョコの濃密さをフルールドセル(海塩)がすっとシメつつ、全体をまとめて。気取らないのにひと味違う旨みにやみつきに。端正なケーキもしかり。「プルーシュ」は評判のカカオシュトーレンをクリスマス後にも、という声に応え、生菓子に表現した新作。スパイシーで華やかなペルー産カカオのチョコをシナモン香るムースに仕立て、シュトーレンと同じプルーンの赤ワイン煮を忍ばせて。クリスマスが終わってもあの幸せな香りが毎日を輝かせる。地域の日々とともにある“愛すべき街のお菓子屋”の究極形がここにある。 シュトーレンをイメージした「プルーシュ」¥680。トップのクリームはアールグレイ風味で、シナモン入りのムースと溶けるとチャイの香りに。 「リフェショコラ」(1個¥420)はブランド立ち上げ時から人気だが、実は口溶けをより良くするなど少しずつ進化している。 リフェンリ “LIFENRI”はLife+Enrichmentの造語。東京都世田谷区赤堤4‐2‐16 TEL:非公開 11:00~19:00 火・水曜休 問い合わせはインスタグラム(@lifenri_chocolate)のDMか、メール(lifenri.info@gmail.com)で。 清水佑紀シェフ 『成城アルプス』で修業後、『オリジンヌ・カカオ』でシェフパティシエ兼シェフショコラティエに。2022年にオンライン販売から『LIFENRI』を立ち上げ、昨年10月に実店舗を開店。 La vie est le chocolat――久保 健シェフ ショコラの名手が、伝統をブラッシュアップ。ショーケースを覗けば艶やかな茶色に目を奪われる。「普段は半分くらい、冬場は7割ほどがショコラ系になります」と久保健シェフ。フランス・ナントの『ヴァンサン ゲルレ』で現M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)ショコラティエ、イヴァン・シュヴァリエさんから直に学び、帰国後は博多の『チョコレートショップ』で商品開発を任された彼らしい、ゆっくり湯煎焼きした「テリーヌショコラ」は夢のように滑らか。カカオ分高めのチョコに少しだけミルクチョコを混ぜているおかげで、カカオ感しっかりでいて食べやすい。今冬はナントで感激した味を再現した、ラム酒とアーモンド香る郷土菓子、「ガトーナンテ」のショコラバージョンもお目見え。ラム酒香るチョコのグラスアロー(糖衣)がシャリ、生地はまったりシルキーにとろけ、カカオとアーモンド、ラム酒の香りが溢れんばかり。どれも奇をてらわないのに、忘れられない一口に。 エクアドル産カカオのチョコ「リオアリバ70%」の果実味とラム酒、アーモンドの香りの調和が見事。「ガトーナンテ ショコラ」¥3,000(直径約14cm)。 「テリーヌ ショコラ」¥2,500(約17cm)。 ラヴィエルショコラ ショコラに特化したパティスリー。ショコラ系の生菓子や生チョコも揃う。東京都江戸川区東葛西6‐9‐10 関栄ビル101 TEL:03・6808・8299 10:30~18:00(土曜~17:00、日・祝日~16:00) 月・火曜休、不定休 久保 健シェフ 「ホテルオークラ東京ベイ」『パティスリー アブルーム』を経て渡仏、『ヴァンサン ゲルレ』で修業。帰国後、博多『チョコレートショップ』商品開発部シェフに。昨年8月に自店を開く。 ※『anan』2024年1月31日号より。写真・yoko 取材、文・chico (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528942/ Source: ananweb

  • 2024.01.28

チョコの未知なる幸せを届けてくれる…注目パティシエが作り出す“こだわりの一品” | ananweb – マガジンハウス

スイーツ界に新風を巻き起こす注目パティシエが作り出す新作チョコレートの数々。それぞれの個性と創造性のたっぷり詰まったこだわりの一品、それらに込めたアツい想いをご紹介。自分のために、誰かのために、あなたのとっておきを見つけて。 PAYSAGE by Hideki Eto――江藤英樹シェフ 自然への敬意が息づく、ショコラへのアプローチ。クッキー缶は即完売、パフェを出せば大行列。催事で人気をさらう『PAYSAGE』が昨秋ついに伊勢丹新宿店に常設、ファンを歓喜させた。そして間もなく旗艦店もオープン。1階ではパティスリーとアフタヌーンティーを、春から始まる2階のシェフズテーブルではデザートコースやパフェまで、トータルで楽しめる夢の2階建て。江藤英樹シェフのお菓子はいつも、食材へのリスペクトに溢れている。彼が愛してやまないエクアドル産チョコレート「カミーノベルデ」なら、「ガナッシュやムースにするとパワフルなカカオ感や果実味が生きるし、焼き菓子にすると土の香りも…いろんな魅力を味わってほしくて」と全パーツにこのチョコをちりばめ、同名のタルトに仕立てた。口にするとサクサクとろり、カカオの力強くも優雅なアロマが押し寄せ、そっと大地の香りが寄り添う。自然の恵みが息づくタルトは、早くもシグネチャーの風格を漂わせていた。 ショコラのムースとブランマンジェにベリーとノンアル白ワインジュレが瑞々しい、「ヴェリーヌ ショコラ フリュイルージュ」¥864。 「カミーノベルデ」(¥1,296)は隠し味のミルクで華やか。 ペイサージュ 2/22オープン予定の旗艦店。パフェなどが楽しめる2階のシェフズテーブルは4月スタート予定。代官山本店/東京都渋谷区代官山町20‐23 Forestgate Daikanyama内 TEL:03・6455・2515 11:00~19:00 月曜休 江藤英樹シェフ フランスで修業後、『ベージュ アラン・デュカス 東京』を経て、『ドミニク・ブシェ トーキョー』『ティエリー・マルクス』などでシェフパティシエに。2020年『PAYSAGE』を始動。 Patisserie Kyohei Mikami――三上恭平シェフ 繊細にして大胆、発見に満ちたショコラ。息を呑む美しさと無二の味わいのお菓子で、甘いもの好きを熱狂させている三上恭平シェフ。そのクリエイティビティは、『トシ・ヨロイヅカ』にいた頃から没頭しているデザート作りに宿る。「6月からここでもアシェットデセールを始めて、より素材を深掘りできるようになりました」。そのアイデアをショコラへも落とし込む。ボンボンショコラでの大葉と日本酒「幻」の組み合わせは、考案したアイスをヒントに。齧ると予想の上をいく大葉の爽やかさに、酒が品を添えていく。衝撃作は黒ニンニク×イチゴ。イチゴを合わせることで、熟した杏に似た黒ニンニクの濃厚な甘さを引き出してみせた。焼き菓子では発酵の旨みを追求。ライ麦のサワー種を使った定番マドレーヌ「サロメ」のチョコ版は、カカオやチェリーの芳醇さを発酵の旨みが底上げしているよう。研究者のように緻密に、芸術家のように自由に、チョコの未知なる幸せを届けてくれる。 ライ麦のサワー種を使ったマドレーヌのチョコバージョン、「サロメ・ショコラ」1個¥400。 大葉×日本酒、黒ニンニク×イチゴのほか、ベルガモット×桜尾(広島のクラフトジン)、山椒×柚子などが揃う「アソルティショコラ」4個入り¥1,800。 パティスリー キョウヘイ ミカミ アシェットデセールを持ち帰るような特別感あるケーキを中心に、ベーシックなケーキも並ぶ。東京都世田谷区上野毛4‐22‐2 KAYAH KAMINOGE 1F TEL:03・5491・5181 13:00~18:00 土・日・祝日のみ営業 三上恭平シェフ 『ペール・ノエル』を経て、『トシ・ヨロイヅカ』ではスーシェフを任されながらショコラも担当。その後スイーツのコンサルとして日本やアジアの店を監修し、昨年3月に自店を開店。 ※『anan』2024年1月31日号より。写真・yoko 取材、文・chico (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528933/ Source: ananweb

  • 2024.01.27

【バレンタイン2024】ブランデー香る大人好みの逸品も! ホテルのチョコレート4選 | ananweb – マガジンハウス

ホテルのバレンタインは今年も華やか! シェフのおすすめコメントとともに気になる中身をリサーチしました。 【ザ・ペニンシュラ東京】大きなハートのマンディアンは、ふんわりエアリーな口溶けが魅力。 チョコレートハート マンディアン 1個¥2,200ゴールドをあしらったハート形のマンディアン。ナッツやドライフルーツがちりばめてあり、ひと口ごとに味わいや食感が違うのが楽しい。ふんわり軽やかな食感のチョコレートは口に入れるととろけるようになめらか。「大きめサイズなので、大切な方やご家族、ご友人と一緒にお楽しみください」(エグゼクティブペストリーシェフ・パスカル・シャルデラさん)。~3月14日の限定販売。東京都千代田区有楽町1‐8‐1‐B1 ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ TEL:03・6270・2888 【オークラ東京】人気の「マカロン五果」がバレンタイン限定仕様でお目見え。 マカロン・ド・ショコラ 5個入り¥3,800“チョコレートを愉しむマカロン”をテーマに、パッションフルーツとミルクチョコレート、宇治抹茶とホワイトチョコレートなど、合わせる食材を厳選、チョコレートの種類にもこだわって作ったマカロン。「素材の味と香りを最大限に引き出せる組み合わせを考えました。見ても食べても楽しいマカロンです」(シェフパティシエ・青森昌之さん)。2月1~14日の限定販売。3日前までに要予約。東京都港区虎ノ門2‐10‐4‐5F デリカテッセン シェフズガーデン TEL:03・3505・6072 【パーク ハイアット 東京】花の香りのチョコレートでロマンティックなバレンタインを。 バレンタイン チョコレートボンボン 9個入り¥3,200キュートな形と鮮やかな色が印象的なチョコレートボンボンは、“花”をテーマにしたもの。キンモクセイ、ヒマワリ、バラの3種類の花に、それぞれ柚子、赤味噌、塩キャラメルを合わせたフレーバーが、バレンタインをロマンティックに彩ってくれる。「大切な方に、花束と一緒に贈るのもおすすめです」(エグゼクティブ ペストリーシェフ・ジュリアン ペリネさん)。2月1日~3月15日の限定販売。東京都新宿区西新宿3‐7‐1‐2‐2F ペストリー ブティック TEL:03・5323・3462 【東京エディション虎ノ門】ブランデー漬けのレーズンが香る大人好みの濃厚チョコレート。 Romantic love 3個入り¥2,000ガナッシュの中にブランデーに漬け込んだレーズンを忍ばせ、周りをチョコレートコーティングしたカヌレ形のスイーツ。カカオニブとフリーズドライラズベリー、金箔のトッピングでゴージャスな装いに。「国産のブランデーとクラフトチョコレートの芳醇な香りをゆっくりお楽しみください」(ペストリーシェフ・向慶一さん)。2月1~13日予約受付、2月7~14日お渡し。東京都港区虎ノ門4‐1‐1 東京エディション虎ノ門31F ブルー ルーム TEL:03・5422・1630 ※『anan』2024年1月31日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・沼田美樹 撮影協力・AWABEES UTUWA (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528746/ Source: ananweb

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