ダンス

  • 2024.02.13

伊原六花、ダイエット成功の秘訣は「数か月かけてゆっくり取り組むこと」 トレーニング法を公開 | ananweb – マガジンハウス

ダンスや自身が制作したトレーニングのYouTubeチャンネルも人気の伊原六花さん。体づくりのトライ&エラーを経て、「今の体が好き」と語る伊原さんのボディメイク史に迫ります。 理想の体型は、見た目にやわらかさを感じるボディシルエット。 4歳からバレエを始め、その後ヒップホップ、ハウス、コンテンポラリーと多様なジャンルのダンスを習得。日本のみならず、世界からも注目された“バブリーダンス”を生んだ、登美丘高校ダンス部では、キャプテンを務めた。「実は運動は苦手なんですが、ダンスは運動だと思っていません」と言う伊原六花さんの、美しくしなやかなボディは、ダンスベースで作られたよう。放送中の朝ドラ『ブギウギ』では、初めてタップダンスにも挑戦した。 「基礎はできているから…と思っていたら、タップは別物。頭ではわかっていても、正しいリズムで音を出せなくて、すごく難しいです。クランクインの4か月前からレッスンを始めてなんとか形になりましたが、大変でした。バレエもそうですが、積み重ねた筋肉の形やそれにより作られたボディライン、技術がないと踊れないタップに、ますます憧れが強くなりました」 ダイエットとは無縁のように思われるが、芸能活動を始めるために5年前に上京すると、体重が5kg増えたそう。肌荒れもひどくなり、鏡を見るのも嫌になった時期があったと言う。 「やせなきゃ、やせなきゃ…と焦っている時は、体重計の数字に一喜一憂していて。グルテンフリーやファスティングなどいろんなダイエット方法を試しましたが、正しいやり方じゃなかったのもあって全然体重が落ちなくて。空気で太ってるんじゃないかと思ったほど(笑)。ストレスからお菓子を食べて、を繰り返していました。でも、どうせやせないならもう好きなものを食べようと思ってからは、体重が落ち始めて。たぶん、“食べなくていいもの”は食べなくなったからだと思う」 カリカリに細い体や、強い筋肉を持ったアスリート体型にも憧れたことはあったが、今の理想は、見た目にやわらかさを感じるボディシルエット。 「ゴリゴリに筋トレをせずに、ストレッチやランニングなどの有酸素運動を多めに入れて、気長に体と向き合っていたら、この体型をキープできるようになりました」 また、自分の体のことや、体調を崩すメカニズムなどがわかるようにも。 「自分の体に興味を持つことはすごく大事。例えば、整体で体の歪みを正してもらうと、実は猫背で、それが頭痛にも繋がっているとわかりました。脇が凝りやすく、凝りを放置すると猫背になって呼吸が浅くなり、胃の位置が上がって気分が悪くなる。だから毎日脇をほぐして、不調を起こさないように気をつけています。糖分で太る人と、脂質で太る人がいますが、私の場合は後者。脂質を摂りすぎると肌荒れもするため、量を制限しています」 YouTubeチャンネル「伊原六花のSTEP & GO」では、筋トレやストレッチ動画の人気も上々。 「ダンス動画をあげたくて始めたんですが、ダンス部時代にやっていた筋トレを教えて、という声をきっかけに、筋トレ動画をあげるように。私自身も2本の腹筋が浮き出た“11字腹筋”を作りたくて。いろんな方法を試しながらダンス部時代の知識を生かして、いいとこ取りした筋トレ動画を作ったんですが、今はその自分の動画を見ながら、お風呂に入る前に筋トレをしています。それもストイックにではなく、下っ腹にお肉がついてきた時や、むくみが気になった時、大事な撮影の前にやる程度。実はこの撮影が決まってから、憧れのボディ企画に出られる! と毎日ストレッチと筋トレを頑張りましたが(笑)、基本は体のサインを受けたらやっています。すぐにやせなきゃ、とゴールを近くに置くのではなく、数か月かけてゆっくり取り組むことも、ダイエットを成功させるポイント。もう少しこうしたいという理想はまだありますが、動きやすいバランスを保てている今の体は割と好きです」 経験から導き出した伊原流トレーニング法。 脇と体の側面を一気に伸ばして血流促進。脚を大きく開いて両手を上げ、上半身を真横に倒すことで、体の側面を一気に伸ばす。「やわらかい筋肉を保つのが理想です」 下半身や大きな筋肉を鍛えて冷えを改善。足を開いて立ち、両腕を胸の前でまっすぐ重ねたら、上半身を少し倒したままスクワットを。「正しい方法で下半身を引き締めます」 開脚ストレッチで、股関節の柔軟性アップ。できるだけ大きく開脚をして、そのまま側面を伸ばすストレッチ。「股関節をやわらかくするには、体の側面の柔軟さが必要です」 ヘルシーな食事やトレーニングは習慣に。 「朝は季節のフルーツを種類豊富に食べてビタミン補給しています。豆乳ヨーグルトには、血糖値の上昇をゆるやかにするアガベシロップをかけるのが定番」 「ほぼ毎日摂るのは、美肌キープのためのビタミンC。飲み始めてから体調が良くなった鉄分は、気になった時に。野菜不足を補いたい時は青汁ベースのグリーンサプリを」 「寝る前のストレッチで使っているマッサージポール&ボール。もも前や背中など大きい筋肉は、振動させながらコロコロすると凝りがほぐれて筋肉がやわらかくなります」 いはら・りっか 1999年6月2日生まれ、大阪府出身。映画『リゾートバイト』ほか主演作多数。連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)に出演中。 ベアトップ¥13,200(ナイスナイス モーメント/ショールームリンクス TEL:03・3401・0842) シャツ¥61,600(メイメイジェイ) スパンコールスカート¥286,000(エリザベッタ フランキ) 共にエスケーシー TEL:06・6245・3171 リング(ホワイトアゲート)¥69,300(ヒロタカ表参道ヒルズ TEL:03・3478・1830) リング(シルバー)¥36,300(ヒロタカ/ビームス 六本木ヒルズ TEL:03・5775・1620) トップス¥7,500 パンツ¥16,800(共にルルレモン TEL:0800・080・4090) ※『anan』2024年2月14日号より。写真・恒川修平(SIGNO) スタイリスト・ギブソン三浦真紀子 ヘア&メイク・佐々木博美 取材、文・若山あや (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/531316/ Source: ananweb

  • 2023.12.06

注目のDリーガー、TAKI&HINATA「2分15秒の持ち時間に全力を賭けている」 | ananweb – マガジンハウス

あなたはD.LEAGUEを知っていますか? それは、日本が誇るダンサーが集いチームで戦う、最高峰のプロダンスリーグ。そんなDリーグはどうやって楽しむのがベスト? 誰よりもDリーグの魅力を知る、いま注目のDリーガーであるTAKIさんとHINATAさんに見どころを聞きました。 D.LEAGUE(以下、Dリーグ)とは2020年に発足した日本発祥・世界初のプロダンスリーグ。毎年秋から翌年の春にかけて開催。オールジャンルを対象とした大会であることが特徴で、ヒップホップからジャズ、ロックまで、異なるタイプのチーム同士が表現力・技術力を競い合う。なお、各チームに所属する「Dリーガー」たちは、国内外で活躍するトップクラスのダンサーばかり。まさに「ダンス日本一」を決定する大会の一つと言っても過言ではない。 現役Dリーガーに聞く、D.LEAGUEを楽しむためのファーストステップ! Dリーグの魅力や見どころを、開幕戦を終えたTAKIさん、HINATAさんが語ります。SEGA SAMMY LUX(以下、LUX)に所属する二人。話題はグループでのお互いの役割のことからスタート。 HINATA(以下H):TAKIはみんなのまとめ役です。チームのムードメーカーだし、マジで頼りがいがあるリーダーだと思ってます。 TAKI(以下T):あざす(笑)。HINATAはアクロバットもできるから、飛び道具としても優秀! 何より作品づくりで助けられていて。面白い発想がポンポン出てくるんですよ。最初は「こんなん無理やろ」みたいに思うけど、実際試してみたらかっこよかったりする。チームが行き詰まった時に風を吹かせてくれます。HINATAに限らず、LUXはムードメーカーが多いよね。 H:LUXはリハーサルがとても賑やかで(笑)。本当はもっと緊張感があるものなのにね。ちょっとくらいピリピリしてもいいはずなのに。 T:マジで動物園みたい(笑)。それにしても開幕戦は、リハーサル段階からどのチームもレベルが高くなってることを実感しました。 H:本当に。ダンサーからすれば「こんなに熱い場所はないでしょ!」って思える舞台なんだけど、今回は特にそれを一層痛感した。そもそもDリーグって、国内トップレベルのダンサーたちが集結する大会なんです。全員が2分15秒の持ち時間に全力を賭けていて。僕たちも普段アーティストとして活動する時はお客さんの目を見ることが多いけど、Dリーグだけは特別。客席が目に入らないほど、ダンサーとしてのプレイに集中します。それくらい「プロが本気を出し合う場所」なんですよね。 T:でも集中しているとはいえ、開幕戦の景色はすごかったよね。会場の東京ガーデンシアターも満席。「いよいよ始まったな」ってワクワクした。 H:コロナ禍の影響もあって、昨季は声出しにも制限があったからね。各チームのパフォーマンス前に会場の皆さんがカウントダウンをしてくれるのが恒例なのですが、その声援の大きさにビビりました(笑)。 T:その一方で、初めてダンスの大会を訪れるような初心者でも楽しめる空気なのがいいよね。Dリーグの面白いところは、大会を観覧している視聴者が、会場でも外からでもアプリでジャッジメントに参加できる「オーディエンス投票」制度があるところ。この投票の結果が、チームの明暗を分けるくらい重要なんです。 H:最初は難しいことを考えずに「どっちのチームが面白かった」を直感で判断するだけでもOK。友達や家族と勝敗の予想を立てるだけでも十分に楽しめると思います。そのうち「このチームのこのダンサーの動きがかっこいい!」なんてDリーガー個々人にも焦点が当たってきたりして。実際、ダンスに興味がない友達を誘ってみると、結果的にハマっちゃうことが多いんですよ(笑)。 T:ラウンド終了後には、会場ではDリーガーたちの「お見送り会」もあるしね。実際にお客さんと接すると、老若男女から愛される大会になってきたんだな、と感じます。笑いもあれば涙もあって、ラウンドごとに何かしらのドラマが発生する。すべてのエンターテインメントが詰まっているのがDリーグなんです。 H:衣装や音源なども含めて、すべて自分たちでやっているからこそ、どのチームも細部にまで覚悟が宿っているというか。配信でもチェックできるけど、できれば会場を訪れて、生で観てもらいたいよね。特に最前列に近い席なんかは、僕たちの緊張感がダイレクトに伝わると思います。 T:今シーズンのLUXは新たなメンバーが加入したことで、表現の幅も一気に広がったのが見どころです。チャンピオンシップに進出するという目標を前に、日々頑張れています。LUMEN(LUXのファンネーム)の皆さんに最高の作品をお届けできるよう、これからの全ラウンドを駆け抜けていきたいです! H:個人的な頑張りどころは、ROUND.10が開催される3月10日。もちろん全ラウンド本気で挑みますが、実はこの日が僕の誕生日なんですよ。相手は昨季の優勝チーム。勝って記憶に残る誕生日にしたい! (写真左)タキ 2004年1月20日生まれ、京都府出身。5歳からダンスを始め、2019年にDリーガーとしてスカウトされSEGA SAMMY LUXへ所属。昨シーズンからはリーダーとしてLUXを牽引する存在に。また同シーズンにはMOST FAV DANCERを受賞するなどプレイヤー個人としてのスキルも高く評価される。今年8月、THE JET BOY BANGERZのメンバーとしてメジャーデビュー。 ドライバーズニット¥75,900(シュガーヒル/林デザイン事務所 TEL:090・4737・1805) ワイドパンツ¥59,400(コール/daf TEL:03・6303・2591) シューズ¥85,800(パラブーツ/パラブーツ 青山店 TEL:03・5766・6688) (写真右)ヒナタ 2005年3月10日生まれ、大阪府出身。台湾でダンスをスタート。在住していた小学校5年生までの間に、香港アーティストのサポート出演や、現地のダンスバトルで準優勝を果たすなど、キッズダンサーとして活躍。Dリーグ初年度では最年少Dリーガーとして人気を博し、昨季MOST FAV DANCERにノミネート。今年8月、THE JET BOY BANGERZのメンバーとしてメジャーデビュー。 カーディガン¥47,300 トップス¥39,600(共にテンダーパーソン info@tenderperson.com) ワイドパンツ¥59,400(シュタイン/エンケル TEL:03・6812・9897) ベルト¥44,000(セヴシグ/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762) グローブ¥39,900(リコール/エスティーム プレス TEL:03・5428・0928) シューズ¥99,000(パラブーツ/パラブーツ 青山店 TEL:03・5766・6688) 平均年齢は23歳! スター候補の揃う人気チーム。二人が所属するチーム、〈SEGA SAMMY LUX〉。2020年、Dリーグ初年度に結成され、国内ダンスバトル大会でも実績を残すCanDooをディレクターに、精鋭12名で編成。昨季にはMOST FAV TEAMにも輝き、人気もピカイチ。勢いあるパフォーマンスで、今シーズンの活躍にも期待! 23‐24SEASON SCHEDULE2023年12/15(金)ROUND.412/28(木)ROUND.5 2024年1/12(金)ROUND.61/28(日)ROUND.72/8(木)ROUND.82/25(日)ROUND.93/10(日)ROUND.103/21(木)ROUND.114/7(日)ROUND.125/3(金)ROUND.135/19(日)ROUND.146/9(日)CHAMPIONSHIP ※『anan』2023年12月6日号より。写真・宮崎健太郎 スタイリスト・井田信之 ヘア&メイク・Reina 取材、文・高木 望 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/519100/ Source: ananweb

  • 2023.09.21

完全即興で1対1のダンスバトル! 「ブレイキン」注目はB‐girlの2トップ!? | ananweb – マガジンハウス

ブレイキンの世界選手権がこの週末、ベルギーで開催される。「スポーツ競技としてのブレイキンは2018年のユースオリンピックから始まったばかりですが、来年のパリ五輪の正式競技になったこともあって認知度が上がり、今回の世界選手権でもパリ五輪出場者の内定が出るので、注目が集まっています」と話すのは日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス部本部長の石川勝之さん。 パリ五輪を見据えた白熱バトル。トップを争うB‐girlの2人に注目! 日本勢は男女2名ずつが出場予定だが、特に女性ダンサー(B‐girl)に注目したい。「国内には世界で活躍できる才能のあるB‐girlが多くいますが、今の2トップは間違いなくこの2人」(石川さん)という、AmiとAyumiだ。 「ブレイキンは通常、トップロック(導入部のダンス)、フットワーク(地面に手をついての足さばきやステップ)、パワームーブ(背中や頭など体の様々な部分を用いた回転技)、フリーズ(音に合わせて動きを止める)の4要素で構成されます。Amiの特徴はその4つのレベルが平均して高いこと。特に男子顔負けのパワームーブをいとも簡単に入れてくるところは圧巻です。一方のAyumiの強みは、技と技を繋ぐ「トランジション」へのこだわりと、「ボキャブラリー(動きの種類)」の多さ。ブレイキンでは同じ技を2回使うことはNGなのですが、彼女はとにかく手数が飛び抜けていて、一つのムーブの中にこれでもか、と細かな動きを入れてくる。フットワークからフリーズへの流れなど切れ目なく踊る様子は、ただただすごい」 採点競技だが、ジャッジは相対評価で行われる。ダンサーは1対1でフロアに上がり、音楽に合わせて踊りを披露する。ちなみにDJの選曲は事前にわからないため、完全に即興。1ラウンドごとに審判が判定し、2~3ラウンド行ったトータルの勝ち数で勝敗が決まる。音楽に合わせた激しいムーブについ目が行きがちだが、「審判は、何の技を使ったか、ではなく、どういう流れの中で使うかを重視している」と石川さん。 「絵画に例えるなら、ゴッホとピカソを比べ、タッチが全く異なるのに採点するような競技。選手自身もどちらかというとスポーツマンよりアーティストという意識が高い。そういう意味では踊りを観るときは絵のタッチの違いを楽しむように、この人ってこういう踊り方をするんだな、と注目してみてほしいですね」 B‐girl Ami(湯浅亜実)1998年生まれ。小学生の頃からブレイキンを始める。2019年の第1回大会に続き昨年の世界選手権で優勝するなど、Ayumiと共にトップを争う。「オリジナリティもあり、男性にも勝つほどパワフル」(石川さん) B‐girl Ayumi(福島あゆみ)1983年生まれ。カナダ留学中にダンスを始めワールドワイドに活躍する先駆者。今年、全日本ブレイキン選手権を2連覇。「時間があれば宿舎の部屋で練習していたりと、地道な努力家。感心しています」(石川さん) ブレイキン世界選手権 9月23~24日、ベルギー・ルーヴェンで開催。 石川勝之さん 日本オリンピック委員会ブレイキンの専任コーチングディレクターとして選手をサポート。B‐Boy「KATSU ONE」としての顔も持つ。「海外では中国のB‐girl 671、リトアニアのB‐girl Nickaの2人が要チェック」 ※『anan』2023年9月27日号より。写真・アフロ AP/アフロ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/506496/ Source: ananweb

  • 2023.08.18

ダンス界の巨匠が残した「最後の言葉」…アイドルたちから“夏先生”が愛され続けた理由

 ダンス界の巨匠にして、モーニング娘。やAKB48の「育ての親」として知られるダンスプロデューサー、夏まゆみさんが6月21日に逝去した。  いまの日本のアイドル文化の基礎を作ったとされる「夏先生」の訃報は大々的に報じられ […] Source: 女子SPA!