フェムケア

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  • 2023.11.20

ショーツ型ナプキンの“オムツっぽさ”を改善! 開発の裏側を明かす | ananweb – マガジンハウス

ananフェムケア連載「Femcare file」。今回のテーマは、多い日の経血漏れ対策。経血量が多い日や就寝中、頼りになるショーツ型ナプキン。色や厚みをブラッシュアップしたNEWアイテムをご紹介します。 【大王製紙】エリスショーツ M~L 昼・夜 長時間用 ブラックカラー 9月末に発売したばかりのブランド初となるショーツ型ナプキン。着用時のゴワゴワ感を軽減し、下着のようなはき心地を叶えるために、厚さ2.9mmの超うす型吸収体を採用。吸収体は背面まであるので360度しっかりガードしてくれ、夜用ナプキン3枚分※の高い吸収力。経血量が多い日やなかなかトイレに行けない日中、就寝中など、昼夜問わずさまざまなシーンで、漏れの心配を軽減してくれる。また“オムツっぽさ”を軽減する、ブラックカラーも大きな特徴。 糸ゴムを採用した立体構造がほどよくボディにフィットし、日中もアクティブに活動できる設計。本体はクールな印象のブラック、個包装は中身が見えにくいダークグレーを採用し、見た目もスタイリッシュ。2個入り、4個入り 共にオープン価格(エリエールお客様相談室 TEL:0120・205205) 商品の魅力を深掘り! 多い日の不安を抱える女性に、夜も昼も安心して過ごせるショーツ型ナプキンを。エリエールの生理用ナプキン「エリス」ブランドから、初のショーツ型が誕生! 大王製紙 フェミニンケア・商品開発部の竹澤裕美さんと、大王製紙 フェミニンケア・ブランドマーケティング部の出野結香さんに、開発秘話や商品特性などアイテムにかける想いをお伺いしました。 竹澤裕美さん(以下、竹澤):ショーツ型ナプキン自体はすでに流通していて、経血量が多くて通常のナプキンだと漏れへの不安がある方から、すでに支持されているアイテム。しかしユーザー調査では、オムツっぽい見た目や厚みが気になるという声も。そういった見た目のイメージや着用感への課題をクリアした商品が求められているのではと思い、1年以上かけて開発に取り組みました。 出野結香さん(以下、出野):色については、社内外の女性へのヒアリングで、普段のショーツでも愛用している人が多く、オムツっぽい印象も払拭できるブラックに。ただ、ショーツ型ナプキンに使用されている不織布は、色をつけると硬くなる性質があるので、素材の選定にはかなり時間がかかりました。エリスショーツは、下着のような黒でありながら、柔らかくはき心地のいい不織布を採用しています。 竹澤:もうひとつの課題だった“厚み”に関しては、経血を吸収する吸収性ポリマーの配合量を調整することで、夜用ナプキン3枚分※の吸収力でありながら、日中でもゴワゴワせずに使える薄さを実現しました。 ――パッケージデザインにも工夫が凝らされているそう。 出野:一般的にショーツ型ナプキンは、夜だけの使用を想定されることも多いのですが、昼間も積極的に使っていただきたく、イメージが伝わりやすいように、パッケージを青から黄色へのグラデーションカラーにしています。昼間にもみなさんに気兼ねなく使っていただけるとうれしいです。 竹澤:発売前のモニター調査では「体にフィットするのにお腹まわりは柔らかくて心地よくはける」「薄いから長時間はいていても違和感がないのがいい」「これまでにない黒色がいい」など、高評価をいただきました。今はワンサイズ&黒色だけの展開なので、いずれサイズやカラーの選択肢も増やしていけたらと思います。選ぶ楽しさも大切にしたいですね。 出野:生理の時って、気分が落ち込んだり体がしんどかったり、思い通りにいかないですし、その辛さの程度も人それぞれ。これからも、エリスのブランドコンセプトである“だれかではなく、あなたのそばに。”をモットーに、お客様の意見を取り入れて、ひとりひとりのニーズに応えられる商品を作っていくのが理想です。 竹澤:たとえば肌トラブルがある方や初潮を迎えたお子さん向けに、肌にやさしいナプキンがあると喜ばれるのではと考えていて、開発を進めていきたいと思っています。 ※大王製紙「エリス 新・素肌感 多い日の夜用 羽つき」との比較 ※『anan』2023年11月22日号より。取材、文・岡井美絹子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/516845/ Source: ananweb

  • 2023.11.09

働く女性が晒される“プレッシャー”とは?女性向けサービスを立ち上げた味の素社員の思い

 女性の心と体のセルフケアやコミュニティを提供するサブスクリプションサービス「LaboMe」(ラボミー)。会員限定のコミュニティで人とつながりながらセルフケア情報の交換をしたり、毎月届くセルフケアプロダクトを試したりでき […] Source: 女子SPA!

  • 2023.10.30

おすすめアイテムも! PMSと前向きに付き合うためのTIPSを産婦人科医が伝授! | ananweb – マガジンハウス

ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、PMSと前向きに付き合うためのアイテム。PMS=月経前症候群の諸症状、毎月やってくる“当たり前のこと”として諦めていませんか? もっと前向きに付き合うためのTIPSを、産婦人科医の先生に伺いました。 PMSと前向きに付き合うためのアイテム 【Tea】リラックス効果のある温かいお茶を休息時間に。 1、EAT BEAU‐TEA~MY FAVORITE THINGS~ 66g¥2,680(DAYLILY) 【Supplement】規則正しい食事にプラスし必要な栄養素を補給。 2、SONNENTOR 月のお茶 ビューティフルマジックムーンティー 28袋¥1,512(ビープル TEL:03・5774・5565) 3、女性特有の心身の変化を穏やかにする4つの成分が一度に摂れる複合型サプリ。トコエル 1日 1袋(3粒)目安×7袋¥1,296(大塚製薬お客様相談室〈トコエル〉 TEL:0120・008・018) 【Warmer】足&お腹まわりを温めて不調を和らげる! 4、ルームソックス¥440  5、冷え対策には、お腹を温めることも重要。オーガニックコットンレーストリムHARAボーイ¥2,100(共にピーチ・ジョン TEL:0120・066・107) 専門家に聞く!! PMSの特徴と気持ちがラクになる知っておきたい対処法。 近年のフェムケア意識の高まりにより、徐々に浸透してきたPMS=月経前症候群という言葉。生理開始前3~10日ほどの間続く、精神的・身体的な不調のことで、生理が始まると軽快するのが特徴だ。頭痛、イライラ、むくみや気分の落ち込みなど症状はさまざま。そんな生理前の不調との前向きな付き合い方と、用意しておくと気持ちがちょっとだけラクになる“お守り”的なアイテムを産婦人科医の八田真理子さんに伺った。 「月経時はエネルギーを必要とするので、エネルギーを十分にためておかなくてはいけないのがその時期。月経前はできるだけストレスをなくし、リラックスして過ごすのが理想です。そのため、睡眠をしっかりとり、1時間でも早くお布団に入ること。普段以上に食生活に気を配ることも大切です」 自宅でよりリラックスした環境を作るために効果的なアイテムはあるのだろうか? 「ハーブティーやイソフラボンの豊富な黒豆茶など、リラックス効果のある温かいお茶を生活に取り入れるのはオススメです。私はクラシック音楽を流しながら、ティータイムをとることも。またスマホの電源をオフにし、SNSから離れる時間を作ってみるのも。月経前はイライラしたり、嫉妬しやすい時期なので、静かな時間を作ってみてください」 また生理前は体を冷やさないよう注意することも大切だ。 「体の冷えは心身のゆらぎに影響するので、月経前は普段以上にケアが必要。ふくらはぎや足の裏には、体を温めるツボが集まっているので靴下などで温めましょう」 サプリメントなどで、心身をケアするのもオススメだという。選ぶ際のポイントを聞いてみた。 「最近、PMSの症状軽減にγ(ガンマ)‐トコフェロール、γ‐トコトリエノール、エクオール、カルシウムが有用であるという研究結果が。これらの成分を意識して補うといいでしょう」 カルシウムはなじみ深いが、その他はどういった成分なの? 「γ‐トコフェロール、γ‐トコトリエノールは大豆油や米油に多く含まれているビタミンEの一種で、ナトリウムをゆるやかに体外に排出し、むくみを軽減する働きを持つと考えられています。エクオールは、大豆を食べると腸内で生成される成分。月経周期に伴う女性ホルモンの変動を整えるように働くことで、不調を和らげることが期待できます。PMSは“外界からの刺激を避ける母性本能”ではないかと思っています。まずは食事や睡眠、運動など生活習慣に留意し、自分の体をいたわってください。そしてライフプランを立て、婦人科医を味方につけ、女性として素敵に生きてほしいです」 ※『anan』2023年11月1日号より。写真・石沢義人 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/512688/ Source: ananweb

  • 2023.10.22

使いやすさも デリケートゾーンのケアもできる、ハイブリッドな潤滑剤が誕生 | ananweb – マガジンハウス

ananフェムケア連載「Femcare file」。今回のテーマは、進化するセクシュアルウェルネス。タブー視されることの多かった性に関するお悩みと前向きに向き合える、新発想のアイテムをご紹介します。 【Lingerie Cosmetics】peec Essence Lubricant Lotion パートナーとの時間やセルフプレジャーでオーガズム行為を促進すると同時に、デリケートゾーンのケアもできるハイブリッドな潤滑美容ローション。デリケートゾーンのケアに適した保湿成分・整肌成分をたっぷりと配合。ヒト脂肪細胞順化培養液など厳選された美容・植物由来の成分がデリケートゾーンの黒ずみ(※1)やニオイ(※2)をケアし、清潔に保ってくれる。皮膚科・美容外科医監修の上、安全性試験も行っており、安心して使える。※1 汚れ・古い角質 ※2 香りのケア コンパクトな1回使い切りタイプで持ち運びしやすい。半分に折ると真ん中が割れて片手で簡単に中身を出せる。ほんのりと漂うローズの香りが気分を上げてくれるのもうれしい。1箱5枚入り(1枚7g)¥1,980(Lingerie Cosmetics ) 商品の魅力を深掘り! 性交渉やセルフプレジャーで用いる潤滑剤と、デリケートゾーンケア用のアイテム。その2つを合体させた画期的なアイテムが登場。「peec」は潤滑剤としてだけでなく、デリケートゾーンのケアもできるハイブリッド商品だ。誕生のきっかけを開発担当に伺った。 「私が周囲の20代の女性たちに話を聞いたところ、痛いとか、気持ち良さが感じられないなど性交渉に悩んでいる人が多かったんです。なにか、そういった悩みに応える商品を作りたいと考えたのが発端です。フェムケア意識の高まりにより、デリケートゾーンケアの重要性も広く知られるようになってきたところだったので、性交渉に関する悩みに寄り添いながら、同時にデリケートゾーンケアもできるものがあったら…とアイデアが浮かび、具体的に商品化が始まっていきました」(Lingerie Cosmetics プロジェクト責任者 CCO 原田瑞穂さん) 開発期間は1年半。成分の配合に非常に苦労したのだとか。 「一般的な潤滑剤に用いられている成分は皮膚に塗ると乾燥してしまいがちなので、使用後にこすり洗いをする必要があるものが多い。“潤滑剤としても保湿剤としても使えて、塗ったままでOK”を実現するために、さまざまな成分を試しました。peecは美容・植物由来成分も配合しており、デリケートゾーンの黒ずみやニオイのケアに効果的なので、日常的なケアに使っていただきたいです」(Lingerie Cosmetics プロダクト開発責任者 カラフチ“Sina”唐太郎さん) 使いやすさもとことん追求。ケチャップなどのミニパックのように、半分に折ると中心部分が割れてローションが出てくるので、片手で簡単に出すことができる。 「潤滑剤はボトルタイプのものが多いのですが、開発にあたってリサーチしたところ、性行為の最中に“ボトルの蓋を開けて中身を手に取り、フタを閉める”という一連の動作で興ざめするという意見が男女問わず多く聞かれたんです。そこで、ムードを壊さないよう片手でサッと扱えるパッケージを採用しました」(カラフチさん) 1回使い切りの小分けパッケージで、デザインにもこだわった。 「生活になじむアイテムを目指して、部屋に置いたり、ポーチの中に入っていても恥ずかしくないデザインを意識しました。peecは、“ランジェリーコスメブランド”を冠しているのですが、これも“美しい下着を身に着けるように、心身を慈しんでほしい”という思いからです」(原田さん) ほんのりとローズの香りが漂い、塗ったところがじんわりと温かくなってくるのも心地よい。 「今後は香りのバリエーションを増やすなど、お客様の声も反映して商品をさらにアップデートしていきたいです」(カラフチさん) ※『anan』2023年10月25日号より。取材、文・音部美穂 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/511341/ Source: ananweb

  • 2023.10.15

下着につけるだけでじんわり温まる! 「よもぎ温座パット」から低温タイプが新登場 | ananweb – マガジンハウス

ananフェムケア連載「Femcare file」。今回のテーマは「今から始めるフェムケア温活」です。温活=冬だけではありません。冷えに悩む女性に一年中おすすめしたい、下腹部をやさしく温めてくれるアイテムをご紹介します。 【グラフィコ】ウィズフェム よもぎ温座パット ルナコオーガニック 6回分 低温タイプ ナプキン型のよもぎパットと専用発熱体を下着につけるだけで、デリケートゾーンから骨盤まわりをじんわり温めてくれる「よもぎ温座パット」シリーズから、年間を通じて使いやすい温度設計の低温タイプが新たに登場。体調やその日の気分によって、使い分けができるようになりました。通常タイプと同じく、肌に触れるトップシートは、100%オーガニックコットンを使用。ふんわりやわらかい肌触りで、汗や水分をほどよく吸収してくれる。 よもぎ温座パットの使い方 1、「発熱体」を袋から取り出し4~5回振ってください。 2、「よもぎパット」の包装紙をはがします。 3、「発熱体」を「よもぎパット」の裏面のシール部分にしっかりと貼ってください。 4、「発熱体」は下着と「よもぎパット」ではさむようにして直接肌に触れないように装着してください。 「冷えは気になるけど、熱いのが苦手」という人にもぴったりな、穏やかな温かさが続く低温仕様。1回2~3時間の使用で、体の芯からぽかぽかするのを実感できる。バラエティストアで数量限定販売。6個入り¥1,199(グラフィコ ) 商品の魅力を深掘り! 不調に寄り添うグッズを毎日の“お守り”代わりに。 韓国の伝統美容法・よもぎ蒸しを手軽に楽しめることで人気の「よもぎ温座パット」に、低温タイプが仲間入り! グラフィコ商品企画部長の岩重杏子さんに、通常タイプとの違いや開発秘話など、お話を伺った。 「通常タイプのよもぎ温座パットが発売されたのが、今から15年前。その頃、インターンで働いていた女性が、韓国でよもぎ蒸しに着想を得た商品が流行っていると教えてくれたのがきっかけでした。実際に使ってみるとすごく良かったので、日本人女性にマッチする形にして広めたいと思い、開発をスタート。温度やハーブの配合を改良し、安全性も考慮したうえで商品化をしました。ただ、当時は韓国の美容法について、今ほど認知度は高くない時代でした。そこで、“温活”という新たなワードを使って、体を温めることの大切さについての啓蒙活動から始めることに。実は、“温活”という言葉を作ったのは弊社なんですよ」 徐々に認知が広がり、ユーザーから喜びの声が寄せられるように。 「使ってみたお客様から、“不調が改善しました”“妊活中のお守り的な存在でした”など、嬉しい反応が続々と…。同時に商品へのご要望も積極的に取り入れ、リニューアルを重ねてきました。パッケージのコンパクト化やナプキンの厚みの改良、温度など、毎年何かしら改良しています。今回、低温タイプを発売したのも、お客様からのお声がきっかけでした。女性の不調って本当に人それぞれで、症状も重さも違うんですよね。そんななか“季節を問わず、よもぎ温座パットを使用したいが、熱くて冬以外は使いにくいのが残念”という声が。そんなお悩みに着目し、熱さが苦手なお客様でも一年中心地よく使える温度帯の低温タイプを発売しました」 通常タイプとの使い分けは? 「どちらもシーンを問わず使っていただいて問題ないのですが、デリケートゾーンの温度の感じ方は人それぞれなので、熱いのが苦手という方は、低温タイプをぜひ一度お試しいただきたいです。また、体調によっても温度の感じ方は違うと思うので、リラックスしたいなという日は低温タイプ、手足まで冷えている日は通常タイプというように、気分や体調によって使い分けていただくと、より快適に過ごせると思います。弊社のECサイトでは、無料の体質診断テストを設けていて、中医学の観点からのアドバイスや体質に合うおすすめのアイテムなどをご提案しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください」 今後も女性の生活を豊かにしていくアイテムが登場予定だそう。 「女性の血液の巡りを整えるものや、妊活向けのアイテムも発売する予定です。つらい時に気軽にセルフケアできる文化がもっと広がっていくといいなと思います」 ※『anan』2023年10月18日号より。取材、文・岡井美絹子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/510248/ Source: ananweb

  • 2023.10.01

わたなべ麻衣「フェムケアへの第一歩を踏み出すいい機会」 「Femtech Tokyo」開催! | ananweb – マガジンハウス

ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、フェムケアの最新トレンド。フェムケア・フェムテックの最新トレンドを集めたイベント「Femtech Tokyo」を通じ見えてきた今後の課題とは? フェムケア・フェムテックの認知拡大を受け、昨年から始まったイベント「Femtech Tokyo」。イベントの立ち上げに携わった、RX Japan株式会社「Femtech Tokyo」事務局の平野恵玲奈さんとわたなべ麻衣さんが、フェムケアの今と未来を語り合います。 わたなべ:昨年のイベントは私も参加しましたが盛況で驚きました。 平野:初開催だったので、出展企業を探すことと一般の方への周知は一番苦労した部分です。ネットで調べた企業にひとつひとつ声をかけ、SNSやメディアの力を借りて、最終的に出展企業が約200社、来場者は一般のお客様を含めて1万4000人ほどでした。 わたなべ:スゴイ! 関心を持つ人が増えている証拠ですね。来場した女性たちからはどんな声が? 平野:「いろいろな企業からサンプルをもらえてトライしやすかった」「商品の開発者から使い方や効果の説明を聞いて納得して購入できた」という方が多かったです。 わたなべ:こういうイベントは、フェムケアへの第一歩を踏み出すいい機会ですよね。もうすぐ2回目が開催されるんですよね? 平野:今回はみなさんが知っている有名企業の出展も多いので、より見ごたえがあるはず。注目は、骨盤底筋のトレーニングアイテム。座ると電磁波が流れて鍛えられるものなど各社が力を入れていて、バリエーションが豊富です。 わたなべ:骨盤底筋は私も出産してから意識するようになりました。 平野:産後や更年期世代の人はもちろん、20代でも尿漏れに悩む方はいますし、骨盤底筋を鍛えることでホルモンバランスが整ったり冷えが解消したりする効果も。早いうちからケアしておけば、健やかに年齢を重ねていけるはずです。 わたなべ:私は少し前から腟内のオイルケアを始めました。生理前の肌荒れやPMSに悩んでいた時にすすめられたんですが、驚くほど改善して。腟の周辺は経皮吸収率が腕の約40倍といわれているから、専用のソープも使うように。 平野:素晴らしいです。フェムケアは以前よりは浸透していますが、実際に取り入れている方はごく一部。今後の課題でもあるんです。 わたなべ:私は不調のたびに対策を調べて、今度はこれを取り入れようって、めっちゃ必死ですけど(笑)、悩んでいることがあっても、実際に取り入れるのはハードルが高いという方も多いですよね。 平野:わたなべさんのように自分の体と向き合って知識を得ようと調べてみることが、まず重要だと思います。私たちももっと認知が広まるように頑張りたいです。 わたなべ:みんなの理解が進みフェムケアが当たり前の社会になってほしい。徐々にいい方向に進んでいる気がするので。 10月5日~7日 東京ビッグサイトにて「Femtech Tokyo」が今年も開催! 女性特有のさまざまな課題の解決を目指すフェムテック・フェムケア企業が出展。“広げようFemtech”をテーマに、「生理・月経」「妊活・妊よう性」などエリアごとに多様なブースが集う。 わたなべ麻衣さん(写真右) 1989年9月23日生まれ、広島県出身。モデル、タレントとして多数の女性誌やテレビなどで活躍。2019年にタレントのJOYさんと結婚し、翌年女の子を出産。ananフェムケア委員会のメンバーとして、誌面にもたびたび登場している。 ※『anan』2023年10月4日号より。写真・水野昭子 取材、文・熊坂麻美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/507338/ Source: ananweb

  • 2023.06.01

機能性&価格も魅力! コンビニで気軽に買える“吸水ショーツ”が登場 | ananweb – マガジンハウス

ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、コンビニで広がる選択肢。愛用者が増えている吸水ショーツが、身近なコンビニで買えるように! 発売に至る背景を伺いました。 【ファミリーマート】クロッチ肌面 無漂白オーガニックコットン 吸水ショーツ くろ 肌へのやさしさを追求した、6層構造の吸水ショーツ。クロッチ部の肌面には、オーガニックコットン100%の無漂白・無染色の生地を使用し、快適なはき心地を叶えながら、多い日も安心できる40ccまでの吸水量で機能性も高い。羽根つきナプキンとの併用も可能。東京都内のファミリーマート約270店限定で発売中。M、Lの2サイズ展開。速乾性にすぐれた「クロッチ肌面 吸水速乾メッシュ素材 吸水ショーツ くろ」¥1,990も発売。 中身はコレ!クロッチ面は生成りのオーガニックコットン。経血の量や色がわかりやすいので体調管理にも役立つ配慮が。 黒と白のシンプルなパッケージデザインも魅力。さらに外出先で急に必要になって購入するシーンを想定し、着用していたショーツを収納しても持ち運びが便利なジップ付き。¥1,990※東京都内の一部店舗にて発売(ファミリーマートお客様相談室 TEL:0120・079・188) 自由に生理用品が寄付できる専用ボックスの設置も! ファミリーマート東京家政大学店では、無料で生理用品を利用できる「つながるナプキンBOX」と、自由に生理用品の寄付ができる専用ボックス「つながるナプキンPOST」を店舗トイレ内に設置。“生理の貧困”問題をひとりひとりが考え、アクションするきっかけに。 メーカー担当者に聞きました。商品の魅力を深掘り! ファミリーマートで、女性にうれしいサービスが拡大中!ファミリーマートのオリジナルブランド『コンビニエンスウェア』から、今年3月14日に吸水ショーツが発売。商品が誕生した経緯を、商品を担当する須貝健彦(ファミリーマート 日用品・雑誌部)さんと大谷萌(ファミリーマート メディア&プロモーション改革推進部)さんに伺った。 「2021年に創立40周年を迎えた際に、“『あなた』のうれしい”をはじめとする5つのキーワードを設けました。ちょうど世間では、経済的な理由で生理用品が買えない“生理の貧困”やフェムテックが社会的な課題として注目されていた頃。身近なコンビニで品質のいい吸水ショーツが買えたら、ファミマが女性にとって“うれしい場所”になれるのではと、企画がスタートしました」(大谷さん) 他のメーカーの商品を仕入れるのではなく、自社ブランドにこだわったのも、ものづくりへの想いがあったからこそだ。 「ソックスやTシャツの品質やデザインにこだわった自社ブランド『コンビニエンスウェア』より、吸収ショーツも発売しました。とはいえ、吸水ショーツはまったく新しいジャンル。通常の商品は、開発に短くて半年から8か月かかるところ、吸水ショーツの開発には2年ほどかかりました。買いやすい価格帯であることを大前提としながらも、機能面でも妥協した商品を作りたくなかったので、女性のニーズをヒアリングし、商品サンプルを社内の女性などに何度も試してもらって、フィードバックを反映するという試行錯誤の連続。数えきれないくらい試作を重ねました」(須貝さん) 吸水ショーツは2種を展開している。クロッチ肌面に吸水速乾メッシュ素材を使用したタイプと、無漂白のオーガニックコットンタイプを開発した。 「開発メンバーから、デリケートな部位だから肌に触れる部分は“体にやさしい素材”で作りたいという声が。そこで採用したのが、無漂白のオーガニックコットン。クロッチ部分は、黒の方が汚れは目立ちにくいのですが、あえて染めずに生成りのままだからこそ、日々の体調の変化を確認できるというメリットがあると考えました。もうひとつの速乾性にすぐれたタイプは、市場でも人気のタイプ。クロッチ部分からヒップ部分にかけて広めの速乾メッシュ素材でカバーしているので、寝転んだり横になったりしても安心して使えます。いずれも1000円台なので、価格面も魅力的だと思います。無漂白コットンでこの値段はうれしい、使ったことがないけど試してみたいなど、ポジティブな反応も寄せられています」(須貝さん) ファミマで生理用品を無料で使えるクラウドシェルフも話題に。 「これからも女性の生活を快適にするサービスを拡大して、困ったときに頼りになる存在でありたいなと考えています」(大谷さん) ※『anan』2023年6月7日号より。取材、文・岡井美絹子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/487271/ Source: ananweb