レトロ

  • 2023.11.21

ペコちゃんや文明堂CMでおなじみの子たちも! 長年愛される“かわいい食品キャラクター” | ananweb – マガジンハウス

昭和の時代から長い間愛されている、かわいい食品キャラクターたち。おいしいものを差し上げるときに彼らの笑顔も一緒に連れていくと、きっともっと喜ばれる! 不二家のペコちゃん 名洋菓子店の看板娘はショートケーキがお似合い。 大きな瞳、ぺろりと出した舌。おいしいものが大好きという気持ちがあふれる表情が魅力的な、不二家のペコちゃん。誕生は1950年で、2代目の社長さんが、有楽町にあった劇場・日劇の舞台に登場した動物を見て、「ああいう張り子を店頭に置いたらいいのでは?」と思いつき、考案。最初に銀座6丁目の店頭に紙製の張り子のペコちゃん人形が置かれたのが始まりで、そこには戦後の荒廃した日本に潤いを与えたい、との思いがあったのだとか。翌年の1951年からは、その年発売のキャンディ「ミルキー」の販促キャラクターとしても大活躍。銀座以外の店舗にも人形が置かれたこともあり、ペコちゃんの人気は日本中にどんどん広がっていきました。 ペコちゃんの名前の由来は、東北地方の方言。かわいい子牛を指す“べこ”という愛称を西洋風にアレンジし、この名前が誕生。年齢は6歳なのですが、これは1958年に公募で決まったもの。166万通の応募の中で最も多かったのが、“6歳”だったそう。 今も変わらず店頭で私たちを迎えてくれるペコちゃんですが、クラシカルなショートケーキとの相性はやっぱり抜群。ケーキにペコちゃんをのせるだけで、ありきたりな日でも特別に。彼女はそんな魔法の持ち主です。 【不二家洋菓子店】ゼリードール、苺のショートケーキゼリードール(ペコちゃん)¥180 ケーキSSサイズ¥2,900シャンテリークリームに苺とスポンジを合わせたショートケーキ。しっとりしたスポンジとリッチなのに軽いクリームのバランスは、さすが洋菓子の老舗。ゼリードールは他に男の子のポコちゃんと犬のドッグもあり。不二家 TEL:0120・047・228 文明堂の仔グマ CMでおなじみの子たち、実は当初は“ネコ”でした。 カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂。そんな歌に合わせて5匹の小さな動物が踊るCMで知られる、文明堂東京。CMは1962年から放送され、動物たちは瞬く間に大人気に。誕生のきっかけは、当時の担当者がオーストラリア人のバーグ夫妻が手掛けるマリオネットショー(人形劇の一種)をテレビで見たこと。「楽しい音楽に合わせてぬいぐるみがかわいいダンスをする、これだ!」と一目惚れし、CMで使わせてもらえないかと直談判。その結果、かわいいCMが誕生。実はこの動物は“ネコ”として作られたキャラクターで、確かに尻尾が長い…。でも当時日本ではクマの人気が高く、夫妻の了承を得て“仔グマ”になったのでした。 今はCMに加え、商品パッケージやお菓子の焼き印としても活躍している仔グマですが、昨年より新たなお仕事が。伊勢丹新宿店内に誕生した新ブランド『匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂』にて、愛らしい人形焼きになることに! 販売は歌詞に合わせておやつ時の3時(15時)から。鼻歌を歌いながら買いに行きましょう! 【文明堂東京】こぐま焼き1個¥216 5個入り¥1,080柔らかい人形焼きの生地の中には、さっぱりした甘さの皮むき餡が。生地のふわふわ感となめらかなあんこの調和に感動。販売は毎日15時より。匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂(伊勢丹新宿店B1) TEL:03・3354・0002 ケンミンのケンミン坊や 特技は“神業的な速さで熱々ビーフンを運ぶこと”。 野菜などの具材と一緒に炒めるだけで、すぐにおいしい本格中華が出来上がる、ケンミンの「焼ビーフン」。パッケージで、ビーフンののったお皿を持ち微笑む男の子は誰? そう、彼の名前は“ケンミン坊や”。食卓に笑顔を届けることを使命としている、ケンミンのキャラクター。特技はというと、「神業的速さでおいしいビーフンをさめないうちに運ぶ」こと。現在はビーフンのパッケージに愛らしさを添えたり、また会社の地元のサッカーチーム、ヴィッセル神戸とのコラボでサッカー選手のコスプレをしたりと、多方面で大活躍。2010年にはぬいぐるみになり、本社のエレベーターホールでお客様をお迎えする仕事もこなしている模様。あるとき“ぬいぐるみの前髪がオールバックになった事件”が勃発! あまりのかわいさに捜査が行われ、いたずら好きの社員のしわざと判明。当然お咎めはナシだったそう。 特別なお呼ばれではなく、ちょっとおしゃべりをしに友達の家へ。「焼ビーフン」はそんなときの手みやげにぴったり。坊やが一緒ならさらに会話に花が咲くはず。 【ケンミン】ケンミン坊やぬいぐるみ(左) ケンミン焼ビーフン(右)ぬいぐるみ¥2,500 焼ビーフン 鶏だし醤油¥156*編集部調べノンフライ麺でヘルシー、1960年生まれの人気もの。味付きなので肉や野菜と炒めるだけで出来上がり。ぬいぐるみは両手のひらに乗るサイズ。TEL:078・366・3035  Webで購入可。 ※『anan』2023年11月22日号より。写真・松村隆史 スタイリスト・官野亜海 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/516703/ Source: ananweb

  • 2023.10.22

昭和レトロに心ときめく! 熱海の「ホテルニューアカオ」がリニューアル | ananweb – マガジンハウス

かつては新婚旅行先、会社の慰安旅行先として大人気だったという、温泉地・熱海。街中には’60~’70年代のムードを残したお店がたくさん存在していて、インテリア、料理など、そこかしこにレトロな愛らしさが潜んでいます。懐かしい人も初めての人も、レトロワールドへ、いざ出発! ホテルニューアカオ オーシャン・ウイング 昭和の人が夢見たヨーロッパ。豪奢なレトロ空間に驚嘆。東京から1時間以内で行ける静岡県の熱海。昭和の時代は人気の旅行先として賑わっていたそうですが、その後は盛り上がることなく、一時は“懐かしの温泉地”に。しかしここ数年で風向きが激変。昭和から変わらず営業していた喫茶店やレストランなどの魅力を20~30代が再発見。経験していないのになぜか懐かしい、ノスタルジックな情景に心をときめかす女子たちが続出。そんな熱海の昭和レトロの代表選手が、今年7月にリニューアルした「ホテルニューアカオ」です。 250室を有する大型ホテルは、海に浮かぶ豪華客船をイメージしているそうで、足を踏み入れた途端、その豪奢な雰囲気に圧倒されます。高い天井から大きなシャンデリアが下がるロビーは、「ヨーロッパのお城ってこういう感じなのかしら…」と思ってしまうほどの、異空間。しかしこのホテルがレトロ&ゴージャスなのはそこだけではありません。その最たるものが、オペラ劇場かと見紛うほどの内装の、劇場型巨大レストラン『メインダイニング錦』。ついついインテリアに見とれてしまい、食事が疎かになるほどの迫力です。 今回リニューアルオープンした棟、オーシャン・ウイングには、“昭和の贅沢”を感じさせるディテールが残る客室も。熱海のレトロを満喫するならば、そんな部屋に泊まってみるのもおすすめです。一方で、アップデートされている側面もたくさんあり、別棟にある温泉の露天風呂は、相模灘を見下ろしながら入れるインフィニティスタイル。レトロな空気を楽しみながら、おもてなしは“今”にアジャスト。なので、とても居心地よく過ごせます。 壁にかかった館内案内板、螺旋階段、エレベーターのボタンなど、レトロ感溢れるディテールを探して館内を散策するのも楽しいし、ロビーの窓から熱海の夜景を眺め、昭和に思いを馳せるのもまた良し。ホテルを後にするときには、時空を超えた、そんな不思議な感覚になるのかも…? こちらが噂の劇場型レストラン『メインダイニング錦』。宿泊者はここで夕食と朝食を、ビュッフェスタイルで楽しめる。 天井の格子模様や窓枠のアール、障子など、まさに昭和な客室・デラックスツイン。 スパリウムニシキの露天風呂。 開業は1973年。海にせり出すような形で建てられたホテルで、窓から岩が複雑に重なる名勝・錦ヶ浦や、相模灘の海など、美しい景色が楽しめることで人気。7月にリニューアルオープンしたオーシャン・ウイングは、豪奢なローマ建築の装飾に彩られたリゾートホテルで、インフィニティデザインの露天風呂をはじめ多彩な温泉が楽しめます。アクティビティも多数用意されており、通年楽しめるプールやサップなど海で楽しむもの、もちろん卓球もある! 熱海市熱海1993‐250 TEL:0557・83・6161 客室数/250室 チェックイン15:00 チェックアウト10:00 料金/1泊¥31,600~(2名1室の室料、夕朝食ビュッフェ付き) デラックスツイン/1泊¥54,400~(2名1室の室料、夕朝食ビュッフェ付き) アクセス/JR熱海駅から送迎バスで約10分  ※『anan』2023年10月25日号より。写真・津留崎徹花 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/511292/ Source: ananweb

  • 2023.10.03

あんこマニアを唸らせる“あんぱん”も! 袋もかわいい絶品“パン屋”3選 | ananweb – マガジンハウス

ずっとかわいい、ずっと大好き。東京レトロ散歩のおみやげに、かわいい袋に入ったパンをどうぞ。 かわいい袋に入ったパン テラサワ ケーキ・パンショップ 今年で創業73年。毎朝手作りのパンやサンドイッチがショーケースにズラリと並び、ひっきりなしにお客さんが訪れる大人気店。甘いのもお惣菜系パンも、全部最高~。東京都台東区浅草6‐18‐16 TEL:03・3875・5611 8:30~18:30(土曜~17:00) 水・日・祝日休 ※商品が出揃うのは10:30くらいだそう。 上から、カステラの間にこしあんが挟まれたシベリア¥281 いかゲソのフライが入ったイカゲソパン¥356 お店の1番人気、生クリームコロネ¥238 こちらは冷凍もあり、お持ち帰りにおすすめ。 サンドウィッチパーラー まつむら 水天宮前にお店を構えて102年! お名前の通りサンドイッチ類の品揃えが豊富で、食パンやコッペパンのふかふかの食感&具材とのハーモニーがたまらない~。ご近所の方、お勤めの方の強い味方です。東京都中央区日本橋人形町1‐14‐4 TEL:03・3666・3424 7:00~18:00(土曜~13:00) 土・日・祝日休 右上・オリジナルのビニール入り食パン(6枚切り)¥300 左上・佇まいが美しいサンドイッチ。他にライ麦パンを使ったタイプも¥200 下・お惣菜を挟んだものも人気。エビカツサンド¥240 あんです MATOBA 浅草にある製餡所が手掛ける、その名の通りのあんぱんショップ。常に20種類以上のこだわりのあんぱんが並び、季節限定の味も登場。意外な材料を使った斬新な味も並び、あんこマニアを唸らせています。ロゴもかわいい! 東京都台東区浅草3‐3‐2 TEL:03・3876・2569 7:30~18:30 日・祝日休 右上・抹茶あん入り抹茶あんぱん¥230 左・三色あんぱん。この秋はかぼちゃ、スウィートポテト(種子島産)、マロンの3種類のあんこが入る予定。下・あんこ入りメロンパン¥210 ※『anan』2023年10月4日号より。写真・中垣美沙 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/507329/ Source: ananweb

  • 2023.10.02

文豪が愛したホテルの喫茶室でうっとり! 昭和な乙女気分が味わえる“東京レトロ”スポット | ananweb – マガジンハウス

私たちが生まれる前の時代に作られた、素敵なあれこれ。何年も経った今、その魅力がまたきらめいています。時代を超えて愛されるかわいいレトロカルチャーが楽しめて、味わえる、そんな東京のスポットをご紹介。 日々変化し続ける東京の中にも、昔から変わらない魅力を放つ、そんなレトロなお店が存在します。取材をしたとあるお店の方は、「何も変えずにただここまでやってきて、長く続いた結果、気がついたら唯一無二になっていました」と言い、また別の方は「自分からすると古くさいと思っていたものが、一周回って“かわいい”と言ってもらえることは、正直驚きですが、嬉しいです」とにっこり。 レトロとは、郷愁に誘われる気持ちのこと。喫茶店で甘味を食べて、レストランで洋食に舌鼓。クラシカルなケーキで一休みしたあとは、大人なバーで酔いしれて…。今回紹介したスポットを訪れれば、きっと懐かしい甘美な気持ちになるはずです。 山の上ホテル コーヒーパーラー ヒルトップ 神田駿河台の“山の上”にある小さなクラシックホテルは、1954年の開業以来、川端康成や池波正太郎といった昭和の文豪に愛されたことでも有名。今回紹介するのは、2019年に“開業当時の雰囲気に戻そう”というコンセプトで改装されたクラシカルな喫茶室『コーヒーパーラー ヒルトップ』。一押しのデザート「山の上ホテルのプリンアラモード」は、コルトンディッシュと呼ばれるデザート皿に、上質な季節のフルーツと卵黄をたっぷり使ったプリン、芳醇な香りのバニラアイス、そしてスワンのシューがのったスペシャルな逸品。「見た目は古風、そして味には“今”ならではのこだわりがたっぷり。その2つの側面を楽しんでもらえると嬉しいです」とはシェフの談。一口ごとに、うっとりが止まりません。 リッチな風味のプリンに香り高いアイス、上質な旬のフルーツを添えて。山の上ホテルのプリンアラモード¥2,000 山の上ホテル コーヒーパーラー ヒルトップ東京都千代田区神田駿河台1‐1‐B1 TEL:03・3293・2834 11:30~21:00(20:00LO) 無休 近江屋洋菓子店 創業は明治時代、1884年。ケーキとパンが並ぶお店として、そしてレトロでかわいいものに出合えるお店としても愛されているこちら。現在の店舗は昭和時代に建て替えたもので、花のような照明がついた高いブルーの天井に大理石を使ったモザイク模様の床、そこにコロンとした椅子が並ぶ様子はまるで’60~’70年代の空港のラウンジのよう! 数年前にリニューアルしたそうですが、ほとんどデザインはいじらなかったとのこと。ショーケースには随時15種類以上のケーキが並び、昔のレシピで作られているものも多い。残念ながら現在喫茶はお休み中ですが、パステルカラーのイラスト&ロゴが描かれたかわいい箱に入れてケーキを持って帰れるのもまた、喜び。 色使いなどクールな印象なのに、なぜかかわいさがあふれる空間。店員のユニフォームであるワンピースも素敵。 箱を開けるとそこには、見目麗しいケーキたちが! ツヤツヤのクリームに胸がときめく。 いずれもシンプルなケーキですが、フルーツやチョコレート、卵やバターなど、こだわりの材料によって生み出される味は、どれも絶品。サンドショートは、この号が出る頃には苺に変わる予定。 写真上から、チーズケーキ¥486、アップルパイ¥540、ショートケーキ(四角)¥378、メロンサンドショート¥1,296、ショコラ¥486、サバラン¥486 近江屋洋菓子店東京都千代田区神田淡路町2‐4 TEL:03・3251・1088 9:00~19:00(日・祝日10:00~17:30) 無休 ※『anan』2023年10月4日号より。写真・中垣美沙 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/507426/ Source: ananweb