人間関係

1/2ページ
  • 2024.06.02

横澤夏子、友達に友達を紹介するのは「めちゃくちゃハードルが高い」 上手にセッティングする友人を尊敬 | ananweb – マガジンハウス

出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、交友関係を広げてくれる女性、「友達に自分の友達を紹介してくれる女」になりきり。 面倒くさがらず、交流の場をセッティングしよう。 この間、仲のいい友達と集まることになった時、彼女がよく遊びに行く児童館のような遊び場を教えてくれた上、そこの管理人さんを紹介してくれました。最初、友達だけしかいないと思っていたから、管理人さんがいるなら話す内容も変わってきそうだなと少し構えていた私。でも、友達が「この人はこういう人で、いろいろな話を聞いてくれるし、相談にも乗ってもらっていて…」と、管理人さんのプロフィールや人柄を詳細に教えてくれて、結果、みんなで一緒に楽しく過ごすことができたんです。私の子育ての悩みを聞いてアドバイスをくれたりもして。きっと、友達は私たちや管理人さんの性質や状況を見極めて、絶対に大丈夫だと思ったからこそ紹介してくれたんだろうなと。正直、友達に友達を紹介するのは、私にとって、めちゃくちゃハードルが高いこと。私以外の人がちゃんと楽しめているかな? 大丈夫かな? と心配になったり、プレッシャーを感じたりして疲れるのが嫌だから、結局、紹介しない場合がほとんどで…。だからこそ、友達が交友関係の輪を広げているのを見て、そういう機会を作ってくれる人は本当にすごいなと思ったんです。おかげさまで、人間関係に新しい風が吹くという経験ができました。 上手な紹介ができるようになるには、自分の友達に、「こういう人がいるんだけど…」と他の友達の話をして、「その子に会ってみたい」と言われたら、場をセッティングしてみる。こちらの都合でいきなり会わせてしまうと気まずい空気になる可能性も高いので、ちゃんと友達が興味を示してからにしましょう。また、「こういう人がいるよ」と人に紹介できるよう、普段から友達の話をちゃんと聞いて、情報をインプットしておくことも大事だと思います! よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。2023年6月に第三子を出産。 ※『anan』2024年6月5日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/551800/ Source: ananweb

  • 2024.04.09

【職場で嫌われる人あるある】30代女性が度肝を抜かれた「新人のあり得ないひと言」 – 文・菜花明芽 | ananweb – マガジンハウス

誰にでも「最近の若者は…」と言われて心外だと思った経験があるのではないでしょうか。しかし、いざ自分が先輩になると新人の言動にジェネレーションギャップを感じる人は多々いるようです。今回は“30代女性が度肝を抜かれた「新人のあり得ないひと言」”についてご紹介します。 まだお世話になるかわからないのに、初対面でそんな挨拶するなんておかしいと思います 「初めて新人と外回りをした時の話です。得意先の方がちょっと気難しい人なので『くれぐれも失礼のないように』『きちんと「お世話になります」と挨拶してね』とアドバイスしたのですが…。 彼女は『まだお世話になるかわからないのに、初対面でそんな挨拶するなんておかしいと思います』と言い出して。すかさず『私だって「いつもお世話になります」と言っているのよ』と反論すると、彼女は『本当にそう思っているんですか?』と眉をひそめる始末。 仕事をする上で当たり前の挨拶だと思っていただけに、新人が納得いくにはどう説明すればいいのか、頭を悩ませることに。事あるごとに彼女を説得するのも大変です」(亜佐美・仮名/32歳/営業) 新人を指導する時「わからないことがあったら何でも聞いてね」とよく言いますね。でも、今回のように身勝手な言い分を通されて対応に困ることも。時間をかけて相手を説き伏せるのも、先輩の仕事のうちではないでしょうか。 先輩が叱らないのは私に期待していないからですか? 「うちの部署は月初めがとても忙しいです。とある資料を確認していたら、新人のミスを発見したので『ここの計算間違っているよ、今度から気をつけて』と注意することに。 彼女は真面目な性格なので、私がそこまで叱らなくても十分反省すると考えたのです。すると次の瞬間『先輩が叱らないのは私に期待していないからですか?』と彼女は大声で泣き出して。たしかに『叱るのは期待しているから』と言うけれど…彼女はこの言葉を真に受けた様子。 慌てて『あなたが普段から頑張っているから叱る必要がないと思ったのよ』とフォローするも、時すでに遅し。良かれと思ってしたことでこんな目に遭うなんて…彼女のネガティブさにはどうもついていけません」(真樹・仮名/35歳/経理) たとえ悪気がなくても、相手の気分を害してしまうことってありますね。新人がマイナス思考なら、こちらの発言の真意を根気よく伝えたいところです。円滑に仕事ができるよう努力は惜しまないようにしましょう。 謝罪の気持ちを形にしようと思ってお菓子を買ってきたので、こんな時間になっちゃいました 「私は、オフィス街にある飲食店に勤めています。ランチ時になると昼休みに入った会社員で大賑わいになるので、こちらも人数を多めにして対応することに。 ある日『寝坊したので遅れます』と新人から電話があり『とにかく急いで来て!』と話したのですが…。待てど暮らせど彼は一向に姿を現さず…結局昼の営業が終わってしまったのです。 しばらくすると『遅刻してすみません』と彼は荷物片手に店に入って来て…『なぜこんなに遅いの?』と責めると『謝罪の気持ちを形にしようと思ってお菓子を買ってきたので、こんな時間になっちゃいました』と言うじゃないですか。 一刻も早く職場に来るべきなのに…今後も同じことを繰り返さないよう徹底的に指導しました」(柚奈・仮名/38歳/飲食店勤務) 何事も優先順位をつけるのが苦手という人は少なくありません。新人は仕事に不慣れなので、先輩として厳しく意見する必要もあるでしょう。今回の失敗を次に生かせるようにしたいですね。 以上、“30代女性が度肝を抜かれた「新人のあり得ないひと言」”でした。 新人が驚くような振る舞いをしても、すべて受け止められる広い心を持ちたいですね。早く職場に慣れてもらうことで、より仕事がスムーズに運ぶでしょう。 ©metamorworks/Adobe 文・菜花明芽 https://ananweb.jp/anan/543235/ Source: ananweb

  • 2024.04.08

職場での扱いに困りました… 女性たちが頭を抱えた「驚きのモンスター新人」3選 – 文・並木まき | ananweb – マガジンハウス

新年度が始まり、職場に新人が入ってきたという人も多いでしょう。しかしそれが、困った言動を繰り返すモンスター新人の場合もあるようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、みんなが扱いに困ったという「モンスター新人のエピソード」をピックアップしてお届けします。 すぐに親を出す 「親が同業の中小企業を経営している、という新人が入ってきたことがあったんです。彼は先輩や上司から受けた指示に納得がいかないと、すぐに『親に聞いてから判断します』と言うので、扱いにはかなり困りました。その新人は将来的には実家の家業を継ぐ予定で、何年かは修行のためにとうちの会社に新卒で入ってきたらしいのですが…。コネクションで入社をしたのか、平然と“親”を出してくる機会があまりにも多すぎて、職場ではかなり嫌われていました。仕事ができればまだマシでしたけど、まったく機転も効かない人で、入社後すぐに職場の“お荷物”になっていましたね。本当は5年くらい勤めるつもりだったらしいのですが、1年と持たずに退社をして、親の会社に入ったと聞きました」(36歳女性/製造) 修行という名目で入社してくる新人のなかには、こういった勘違いタイプもいるのでしょう。周囲が困惑していることにすら気が付かず、勘違い路線を突っ走るケースも少なくないようです。 結果主義すぎる 「とある新人が私の直属の部下になったときの話です。その新人は、やけに“結果主義”を掲げている人で、仕事は結果さえ出していれば、あとは何をしてもいいという価値観の持ち主。ところが、まだ新人だから結果なんて話にはならず、まだまだ仕事を覚えなくてはいけない時期なのに、デスクではSNSをやりまくり、平然とネットサーフィンまでしているというトンデモない勤務態度でした。見るに見かねて私が注意をしたところ『早く仕事で結果を出したいのに、指導ばかりで現場に出してもらえていない』と逆ギレされ、収拾のつかない事態に…。もちろん職場では『困った新人が入ってきた』という雰囲気が強く、私は同僚からも同情されましたが、何度指導をしても態度は変わりませんでした。そのうちに別の会社に転職をしていきましたけど、うちの職場にいるあいだ、その新人が“結果”を出したことは一度もなかったです」(35歳女性/サービス) 結果を出さないのに結果主義者な人は、さぞ厄介な存在でしょう。口が達者な新人がこのタイプだと、指導する側は苦労しても無理はありません。 スーパーポジティブ 「私の後輩に、スーパーポジティブな新人がいました。仕事に関する指導や注意をすると『勉強になります!』と返事だけはいいのですが、注意された内容を改善してもらえなくて、とても苦労しましたね。どんな話をしても返事だけはよく、思考もスーパーポジティブで、自己啓発に沼っている雰囲気の人でした。口答え等は一切ないものの、むしろそのせいでその人が何を考えているのかまったくわかりませんでした。失敗をしても落ち込むことなくポジティブな姿勢は評価に値したのかもしれません…。まったく改善を伴わない表面だけのポジティブさだったので、仕事に良い影響が出ているようには見えなかったです」(38歳女性/メーカー) ポジティブなことが、必ずしもプラスに働くとは限りません。注意されている内容を聞き流し、ポジティブでいることだけを重視する態度では、返事だけがよくて中身が伴わない仕事ぶりになってしまいがちでしょう。 モンスター新人が身近にいると、頭を悩ませるタネにもなりやすいですよね。相手がモンスターであるほど、指導をしても“糠に釘”といった状況になりやすいだけでなく、強い被害者意識から「パワハラ」と騒ぎ出すパターンもあるため、扱いに困る事例は決して少なくないようです。 ©健二 中村/Adobe Stock ©japolia/Adobe Stock 文・並木まき https://ananweb.jp/anan/542425/ Source: ananweb

  • 2024.04.07

現代催眠を用いて睡眠に導く! 眠れない夜に唱えたい“魔法の暗示フレーズ” | ananweb – マガジンハウス

疲れた脳を休めながらメンテナンスして、心の不調をリセットしてくれる最強の方法が睡眠。しかし、なかなか眠れず悩んでいる人も多い。そこで最新の心理療法を活用し、無意識と意識にアプローチして眠るリラックスハックをレクチャー。 意識を混乱させて、無意識を働かせる! 心理療法のひとつである催眠療法を用いて、日常生活のあらゆる悩みを改善している心理カウンセラーの大嶋信頼さん。大嶋さんのカウンセリングルームには、「悩みや不安なことが次々と頭に浮かんで眠れない…」と、睡眠不足を理由に相談に来る方が多いそう。 「人間関係の悩みしかり、最近はスマホの見すぎで脳が過覚醒を起こし、睡眠サイクルが乱れて睡眠不足に陥っている人が増えています。そんな方に科学的に研究・実践されている現代催眠を用いて、睡眠習慣を改善しています」 催眠とは、意識を混乱させることで、無意識を働かせるというもの。催眠の作用が働くことで、不安や恐怖が消え、リラックスできるのでメンタルヘルス対策に有効。 「人間には意識と無意識があり、睡眠は本来無意識にできるはずですが、寝る前に考えすぎたりスマホを見すぎることでうまく眠りにつけなくなっている。だから就寝前にこの意識の働きすぎを止め、自然と無意識に委ねられるようになればぐっすり眠れるのです」 そこで誰でも簡単にできる、現代催眠を用いた2つのリラックスハックを紹介。1つめがフレーズを唱えて無意識を働かせる方法、2つめがあえて意識を使うことで無意識に誘導する方法。順番に実践して、効果を実感してみて。 無意識の力を使って眠る。 わかるようでわからないけれど、わからないようでわかるかもと、意識を混乱されて弱まらせることで、無意識の世界に誘う! 【魔法の暗示フレーズ】意識を混乱させることができる「暗喩」を含んだフレーズを、いま抱えている不安や悩みなどシチュエーション別に7つ紹介。 人から言われたことが頭から離れない時「喜びは嫉妬の雨具」 周りからの嫉妬は電気ショックのようなもの。雨のように嫉妬を浴びせらせた経験があると喜べなくなってしまうけれど、嫉妬されるほどあなたは素晴らしいものを持っているんだから素直に喜んでいいんだよ。 新しい環境になじめない時「春風のごとし」 「周囲に早くなじまないと!」と焦ることはない。あなたはあなたらしく、ただそこにいるだけで優しく撫でる春風のように、みんなを心地よくさせられる存在だから。いつか周りもそれに気づいてくれるはず。 過去の嫌な記憶を引っ張り出してしまう時「花びら一枚一枚の価値」 過去の嫌な出来事を思い出して、ブルーな気持ちになるかもしれないけれど心配しないで。落ちた花びらが養分となり、再び美しい花を咲かせるように、それも今の自分を形作っている経験のひとつなんだよ。 生活リズムが不規則になっている時「脳内ミルク」 必要な時に安心感や愛をもらえなかった自分に気づき、大切にすることができるフレーズ。変な時間に眠くなる時に唱えると口の中にミルクの味が広がり頭が冴え、眠る前に唱えると安心感に包まれてよく眠れる。 何もかもヤル気が出ない時「罪は許された」 ヤル気が出ない怠惰な自分を責めてしまいたくなるかもしれないけれど、そんな罪はこの世に存在しないので、自分を罰する必要は一切なし。いざという時に飛び立てるように今は疲れた羽を休めてみてはどう? 自分を受け入れてもらえるか不安になった時「色鉛筆で描く絵」 出会いの多い季節。自分という人間がちっぽけに思えることもあるけれど、色鉛筆を混ぜても色が変わらないように、みんな色々な線を描いている。あなたも自分が思っている以上にずっと個性的で魅力的だよ。 小さなことにクヨクヨ悩んでしまう時「意味がない悩みは存在しない」 悩みがあると心の中が灰色の雲で覆われているよう。その雲から雨がポツリポツリと落ち、地上に降り注ぎ、いずれ地が固まる。思い悩んだ分だけ心が豊かになり、しっかりと歩いていけるようになるから大丈夫。 あえて意識の力を使って眠る 魔法の暗示フレーズが効かない時は、逆説の手法を利用して意識的に行うことで、無意識のスイッチを入れる方法を実践。 他人の言動にイライラした時「頭の中の観察日記」 数字を用いて客観的な視点で相手の行動をモニタリング。イライラの対象となる人物の行動を細かく観察して、小学生の観察日記のように記録する。ポイントは、「嫌い」などの主観的な感情は持ち込まず、「“なる早で!”と5回も言っていた」など、数字をうまく利用して客観的にモニターすること。情報を集めれば集めるほど、どうでもいいと思えるようになって、心地よく眠れるように。 気が休まらず、リラックスできない時「気持ちがいいこと探しゲーム」 自分が気持ちいいと思えるシーンを頭の中で描き続ける。多忙やスマホの見すぎなどで交感神経が優位になり眠れない時は、自分が気持ちいいと思えるシーンをたくさん想像してみよう。これを実践して嫌なことしか思い浮かばない人は、苦痛=気持ちいいことになっている可能性が。それでも深く理由を考えず、そんな自分を受け止めてあげることで副交感神経が優位になり、眠りやすくなるはず。 不安や悩みで頭がいっぱいの時「ストレスが消える5回呼吸法」 言葉にできなかったストレスを息とともに吐き出してみる。ストレスは言葉にすると発散できるが、なかなか言葉にできないことも。そこで息を吸い込み、「自分の今日一日の感情が、息とともに吐き出されていく」と唱えて息を吐くと、脳内に溜まっていたストレスが激減。これを5回繰り返すと、「言葉にできなかったストレスがちゃんと吐き出せた」という自己暗示にかかり、深い眠りの中へ。 言いたいことが言えず我慢している時「幸せな夢をデザインする方法」 こんな素敵な夢が見たいとイメージを膨らませる。我慢癖がついてしまっている人は夢の中だけでもワガママになってOK。眠る前に布団に入り、こんな素敵な夢が見たいと想像する。ピンとくるものが出てくるまで次々に思い浮かべ、自分が求めていたものが見つかると、すっと眠りにつける。これを実践すると就寝中に自己表現力が伸びる効果もあるので、我慢癖が直るかも!? 大嶋信頼さん 心理カウンセラー、作家、インサイト・カウンセリング代表取締役。ブリーフ・セラピーのFAP(不安からの解放プログラム)療法を開発し、トラウマのみならず幅広い症例のカウンセリングを行う。新著に『無意識さんの力でぐっすり眠れる本』(ダイヤモンド社)。 ※『anan』2024年4月10日号より。イラスト・黒猫まな子 取材、文・鈴木恵美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/541692/ Source: ananweb

  • 2024.04.07

ぼんやりタイムでストレス解消! ストレスから身を守るライフハック8つ | ananweb – マガジンハウス

心の不調に繋がる最大の敵であるストレス。社会との関わりが増えて、人間関係が広くなればなるほど、外部からの刺激は大きなものに。しかしストレスに対する自分自身の感じ方や捉え方を変えて、セルフマネジメントできれば、ストレスとうまく付き合えるようになる! ストレスは溜め込まず、上手に受け流すこと。 環境の変化や仕事が忙しいなど、様々な要因により日常の中で感じるストレス。身近な人間関係はもちろん、最近はSNSの繋がりにより、多くの人とコミュニケーションをとる機会が増え、ストレスを感じる機会も増え続けている。 「ストレスとは、外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のこと。その原因となる外的刺激のことを『ストレッサー』と呼びます。ストレッサーには、天候などによる環境要因、睡眠不足や病気による身体的要因、人間関係、仕事などによる社会的要因が挙げられます。これらは生きていれば必然的に生まれるので、ストレッサーを完全に避けることはできません。しかし自分が感じるストレス反応は、適応力を身につけることで、うまくコントロールすることができるのです」(脳神経外科医・奥村歩さん) だからこそまずは自分のストレス反応に気づくことが重要。ストレスが溜まると、脳の前頭葉の働きが過剰になり、心身に様々な不調が現れる。心身の不調のサインを感じたら、そのきっかけとなる出来事やストレッサーが背後に潜んでいるということなので、早めに対処するようにしたい。 「自分に生じやすいストレス反応を知り、ストレッサーの受け止め方や捉え方を変えれば、自分の中でうまく受け流すことができるようになる。また脳の疲れを癒す習慣を身につけることで、ストレス反応が起きにくくなるので、自分の身を守ることができます」 ストレスから身を守るライフハック ストレスをストレスと意識すればするほど、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす。そこでストレスを過度に溜めないための心構えと、脳を心地よく癒す方法を伝授。どれもすぐできるものばかりなので、ストレスフリーな毎日を送るためにレッツトライ! 【ライフハック1】八方美人にならない。 人間関係や周囲のことに気を配りすぎるとストレスが増幅する。「真面目で気配り上手な日本人は、何事にも全力で立ち向かえるのが取り柄ですが、人間が使えるエネルギーには限度がある。だからこそ自分にとって何が大切か、人や仕事に対して優先順位をつけることで、負担を減らすことができます」 【ライフハック2】自分でコントロールできない情報はできるだけ遮断する。 他人の行動や世間の動向を過度に気にしすぎないように、ネットの情報は必要最低限に。「人間は強い不安から、知れば知るほどさらに知りたくなるという性質が。ならば初めから必要以上の情報を自分の中に入れないようにしてみては。世の中の全てのことを知ることはできないと開き直ると、できる気がしませんか」 【ライフハック3】体を動かしたり、アウトプットを増やす。 大量の情報をインプットし続けると、脳の機能が低下し、ストレスは溜まる一方。「だから意識的にアウトプットすること。たとえば趣味活、運動など、カロリーを消費できるようなアクションがベスト。するとストレスに打ち勝とうとする時に働く脳内物質『ノルアドレナリン』が分泌され、心のバランスが整います」 【ライフハック4】マルチタスクは優先順位をつけて行う。 人間の脳はマルチタスクが苦手。あれもこれもと手を出すとストレス反応を引き起こし、脳の情報処理能力が低下。「だから優先順位をつけて、脳に負担の少ないものから取り掛かると、集中力がアップします。また5つあるタスクのうちたとえ3つしかできなかったとしても、3つもできたと割り切ることも大切」 【ライフハック5】一日一善を心がける。 人の役に立つような行動を起こすと、脳と体が健康になり、自分のためにもなる。「人に感謝されることや、自分が満足するパフォーマンスをすると、交感神経が刺激され、脳内物質『ドーパミン』が分泌され、やる気や幸福感を得ることができます」。また自律神経のバランスが整い、入眠しやすくなるというメリットも。 【ライフハック6】気の置けない仲間とおでかけする。 大好きな人と一緒に公園などにおでかけしてストレス発散。「好きな人と触れ合ったり、楽しく会話したりすることで、多幸感を与えてくれる『オキシトシン』が分泌されます。また緑に囲まれ、四季の移り変わりを実感することでセロトニンが活性化され、さらに脳を癒すことができるので、ストレス解消に一石二鳥」 【ライフハック7】ぼんやりタイムで脳内を省エネモードに。 「何もしていない時に活発になるニュートラルな脳のことを『デフォルトモード・ネットワーク』といいます。この大きな働きのひとつが、自分という人間を見失わないためのシステムなので、ぼんやりタイムを設けると、不安やストレス解消の近道になります」。日中に行う30分以内のパワーナップ(仮眠)も効果的。 【ライフハック8】ストレス反応を感じたら3つに分類する。 ストレッサーを認知したら、3つの対処法のどれかに仕分けする癖をつけて。「その1、逃げられるなら逃げる。その2、自分が変わることで適応してみる。その3、適応することができない場合は逃げることも諦めてストレスを受け入れる。冷静に分類することで、ストレス反応に客観的に対処できるようになります」 奥村 歩さん 日本脳神経外科学会認定専門医、おくむらメモリークリニック理事長。認知症やうつ病に関する診察も多く経験し、これまでに10万人以上の患者の脳を診断。『スマホ脳の処方箋 10の生活改善テクニックで脳の疲れがみるみるとれる!』(あさ出版)など、著書多数。 ※『anan』2024年4月10日号より。イラスト・黒猫まな子 取材、文・鈴木恵美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/541681/ Source: ananweb

  • 2024.04.07

現代人は“史上最悪のメンタル”!? 3つ以上当てはまったら注意、心の不調をチェック | ananweb – マガジンハウス

心の不調のメカニズムや、現代人が置かれている状況についてお勉強。「自分はメンタルが強いから大丈夫!」という過信は禁物。生活習慣がメンタルヘルスに影響を与えるので、今の自分の状態を心の不調チェックで確認して。 心の不調の原因は、脳の使いすぎ! シリーズ累計100万部を突破しているスウェーデン出身の精神科医アンデシュ・ハンセン氏の最新刊『メンタル脳』(新潮新書)によると、現代人は“史上最悪のメンタル”といわれ、とりわけ若年層の心の不調は世界的に広まっているそう。なかでも日本は特に深刻で、高校生の30%、中学生の24%、小学4~6年生の15%が中等度以上のうつ症状を訴えているとの調査結果も。そこで心の不調はなぜ起こるのか、脳神経外科医の奥村歩さんが解説。 「そもそも私たちの体や心をコントロールしているのは脳。“脳を使いすぎている”ことが、心の不調を引き起こしています。昔に比べて生活そのものは便利になりましたが、現代人はマルチタスクで、毎日やることがたくさんあり、人間関係も複雑で不安や心配事を多く抱えているため、日々脳を酷使しています。脳を使いすぎると、脳の機能が低下します。脳には、人の感情をコントロールし、不安を鎮めるシステムがありますが、その中心を担っているのが、大脳の前部分に位置し、人間の運動、言語、感情を司る『前頭葉』です。ところが脳の使いすぎでその前頭葉の機能が低下すると、不安を過剰に感じるようになり、これが心の不調に繋がるのです」 また、もともと日本人は遺伝子的に不安を感じやすい民族で、空気を読んだり、周囲に気を配って人間関係を良くしようとする特質があるため、脳に負担がかかり、メンタルも不安定になりやすい。 「日本人は、幸せホルモンと呼ばれる脳内の神経伝達物質のひとつ『セロトニン』が枯渇しやすい遺伝子を持っています。セロトニンは心身の健康の安定に深く関係しているのですが、人間関係の悩みや生活への不安を抱えるとセロトニンが分泌されにくくなり、脳は疲労困憊状態になります。そして脳を使いすぎている日本人に、さらに追い打ちをかけているのが、現代のデジタル社会やテレワークの定着による運動不足です。特にスマホ依存は情報過多になりすぎて脳を刺激し、大きなダメージを与えます。また働き方の多様化で、出勤しなくても働けるようになり体を動かすことが減ったことで脳はリフレッシュできず、脳を酷使し続ける結果に。そんな疲れすぎた脳を効率よくメンテナンスできるのが実は睡眠。良い睡眠は、外部の刺激(ストレス)から身を守り、脳の健康を保ち、心身を整えてくれるとても大切な時間です。しかし、日本は世界ワーストレベルの睡眠負債大国で、睡眠時間は年々短くなっている傾向にあり、脳の機能を回復できず、心の不調に陥る人が増加しているのです。この状態を放置していると、メンタルがさらに深刻な状態になり、若年層もまた将来認知症になる可能性が高くなるので、今のうちからメンタルヘルス対策をしっかり行うことが大切です」 また新生活が始まる春は、新しい変化にワクワクする一方で、新たな人間関係の構築などにより過度な緊張やストレスを感じやすい季節。知らず知らずのうちに心身に負担がかかっている場合があるため、下記の心の不調チェックで今の自分の状態を確認しよう。その上で、ストレスから身を守る方法を身につけたり、睡眠不足解消など、生活習慣を見直して。 心の不調チェック 最近の自分の状態を振り返りながら、当てはまる項目にチェックしてください。チェックのついた項目が3つ以上だった場合、いま心の不調を感じている可能性があります。5つ以上の場合は心の不調が健康を害し始めている可能性があるので早めの対処を。 頭と体が重い感じがする疲れやすい朝ヤル気が出ないイライラしがち頭痛・目まい・肩こり・胃のもたれを感じる嫌なことが頭から離れない物忘れやうっかりミスが多い仕事・家事の段取りが悪い以前好きだったことやものに興味が持てなくなった四季の移り変わりや旬の食べ物に鈍感 心の不調を招く主な原因 日常生活の中で何気なく行っているアクションが、脳にダメージを与えて心の不調を招くので、因果関係をしっかり把握しておくことがメンタルヘルス対策には有効。知ることで自分ごと化でき、意識も変わるので行動にも変化が表れるはず。 スマホ依存SNSによる不特定多数の人との繋がりが脳の使いすぎを加速。 いつでも気軽に使える便利なツールゆえに、現代人の生活になくてはならないものとなったスマートフォン。「だからこそスマホ依存に陥る人が続出中。しかしネットにあふれる多くの情報を処理できずに、脳の機能が低下。またSNSの普及で、気を使わなければならない相手が膨大に増えたために、脳が疲弊することに。スマホとの付き合い方が現代人の課題。スマホ依存を低減するおすすめの方法が『スマホレコーディングダイエット』です。1日の中でスマホを使った時間と目的をノートに記録し、客観的に認識することでスマホに触れる時間を減らす効果が期待でき、使用時間を見つめ直すきっかけになります」 人間関係日本人は空気を読むのが得意。だからこそ気の使いすぎに注意。 脳にダメージを与える一番の要因が人間関係。「もともと人間の脳は、自分が安全に豊かに楽しく生きるために働くもの。しかし争いを回避するための知恵として、他人の顔色を窺うことに脳のエネルギーをたくさん使うように進化してきました。なかでも日本人はストレスに対して過剰に反応してしまう傾向が。それは島国という閉鎖的な社会環境において、人に嫌われないよう、仲間はずれにならないようにと、周りに気を使いすぎてしまうため、それがストレスになっています。しかしストレスこそ心の不調の最大の敵なので、ストレスに対する適応力を身につけることが大切です」。 睡眠不足睡眠は脳の疲労を飛躍的に軽減! 睡眠不足は脳の大敵と心得て。 複雑な人間関係、スマホ依存、運動不足の三重苦により非常に疲れている脳。その脳の機能をリセットし、最適化してくれるのが睡眠。しかし、日本は他の先進国と比べ1時間も平均睡眠時間が短く、睡眠不足は若い世代ほど強い傾向に。「広島大学が最近実施した生活習慣調査によると、高校3年生の1週間の平均睡眠時間が、日本人全体の平均より短く、高校生のうちから睡眠不足が習慣になっていることが明らかに。しかし質の良い睡眠が取れると脳が整理整頓されるだけでなく、不安も解消してくれるので、熟睡こそが心の不調とサヨナラする最強の解決策です」。 運動不足体を動かすと脳の疲れを癒せる! 現代人の運動習慣が大きな課題。 日本では約3人に1人の成人が運動不足というデータがあり、コロナ禍以降はさらに増加傾向に。「現代人は多くのワーキングメモリーを駆使して、日々目の前の作業に追われています。特にテレワークが定着したことで、働く・休むの切り替えができなくなってしまい、脳は緊張しっぱなしに。そのため脳に疲労が蓄積し、心の不調を招きやすくなっています。体を動かすことは、眠ることと同様、脳にとって非常に良い疲労回復法。もし運動ができる環境になければ、仕事中に定期的に立ち上がり、周りを少し歩くだけでもOK。体を動かし脳の疲労を解消することで、パフォーマンスが高まるため、仕事の効率も良くなります」 奥村 歩さん 日本脳神経外科学会認定専門医、おくむらメモリークリニック理事長。認知症やうつ病に関する診察も多く経験し、これまでに10万人以上の患者の脳を診断。『スマホ脳の処方箋 10の生活改善テクニックで脳の疲れがみるみるとれる!』(あさ出版)など、著書多数。 ※『anan』2024年4月10日号より。イラスト・黒猫まな子 取材、文・鈴木恵美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/541674/ Source: ananweb

  • 2024.03.14

【職場で嫌われる人あるある】女性が思わずうんざりした「先輩のネガティブすぎるひと言」 – 文・菜花明芽 | ananweb – マガジンハウス

円滑に仕事を進めるには、周りの人とコミュニケーションを取ることも大事ですね。しかし、相手からネガティブな言葉を聞いてたちまちやる気がうせてしまうことも少なくありません。今回は、“女性が思わずうんざりした「先輩のネガティブすぎるひと言」”についてご紹介します。 新しい試みはたいがい失敗するものだよ、俺もそうだったから 「最近、念願の企画部に配属されました。ずっと憧れていた職場なので、私はやる気がみなぎっていて…やりたいことを資料にまとめ先輩に提出することに。すると『新しい試みはたいがい失敗するものだよ、俺もそうだったから』と一蹴されてしまって。 資料を見ようともせず、上司に話を通してくれる様子もありません。先輩の不誠実な対応に『あなたと私を一緒にしないでください』と反撃したかったけれど、グッと我慢。相談相手を間違えたと思い、他の先輩に何度かかけあって…その結果、私の企画は高く評価されたんです。 最初から『何をしても無駄』と諦めている先輩を追い越し出世したので、内心スカッとしました」(瞳・仮名/25歳/企画) 何事もやってみないことには結果がどうなるかわかりませんね。また自分が失敗したからといって、相手にも諦めるよう促すのはかなり独りよがりではないでしょうか。納得いかないなら一度のチャレンジで諦めず、違う方向からアプローチし続けるのもひとつの手です。 みんなで私の悪口を言っているんでしょ 「職場にとても根暗な先輩がいます。休憩時間に同僚たちと談笑していると、突然やって来ては『みんなで私の悪口を言っているんでしょ』と言いがかりをつけてくるのです。 『そんなこと言うわけないじゃないですか』となだめても『陰口を叩いていたに違いない』と涙ぐみながら主張してきて。思い込みが激しくてこちらが何を言っても聞く耳を持たず…。仕事が忙しい時はちょっとひと息入れたいこともあって、休憩はみんなにとって癒しの時間だったのですが…。 だんだん職場が静まり返るようになって…誰もおしゃべりしていないことに満足した先輩だけがニッコリ。おかげでこちらはストレスが溜まるばかりで…被害妄想が激しい先輩に困っています」(菜那子・仮名/24歳/事務) 職場の人間関係は必ずしもうまくいくとは限りませんね。今回のように何かにつけて難癖をつけてくる人がいるとなると、たちまち職場の居心地が悪くなることも…。自分のためにも一人でリラックスできる方法を探してみましょう。 私に何かお願い事されるの嫌なんでしょ! 「うちの部署は月初めがとても忙しいです。その日も仕事に追われていると、とある先輩に声をかけられました。何事かと思ったら急ぎの用を頼まれたので、さすがにキツいなと感じていたら『私に何かお願い事されるの嫌なんでしょ!』と先輩が怒鳴り出したのです。 本音が顔に出ていたのかなと思って『嫌じゃないですよ』と作り笑顔を見せてその場を乗り切ったのですが…。すると同僚が『俺もよく同じことを言われるよ』『ああいう言い方をされると仕事のモチベーションが下がるよね』と同情してくれて。 先輩は口を開けばネガティブなことばかり言うので、会話する機会が減るよう私から距離を置くことにしました」(絵理奈・仮名/26歳/経理) たとえ先輩だとしても、人に何か頼む時に上から目線だとかなり悪印象になるのではないでしょうか。「忙しいところ申し訳ないんだけど…」のひと言があれば相手の受け取り方もだいぶ変わったはずです。 以上、“女性が思わずうんざりした「先輩のネガティブすぎるひと言」”をご紹介しました。 やる気を削がれると仕事が思うように進まなくなることもありますね。相手だけでなく、普段から自分の発言にも十分気をつけたいところです。雰囲気のいい職場づくりを心がけましょう。 ©metamorworks/Adobe 文・菜花明芽 https://ananweb.jp/anan/537963/ Source: ananweb

  • 2023.12.14

【職場で嫌われる人あるある】正直鬱陶しくて仕方なかった「上司の余計なひと言」 – 文・菜花明芽 | ananweb – マガジンハウス

職場で良好な人間関係を築くのはとても大変なことですね。ふと上司から投げかけられた言葉にイライラさせられることも珍しくないようです。今回は“正直鬱陶しくて仕方なかった「上司の余計なひと言」”についてご紹介します。 これさんがダメ出ししたから作り直して 「上司はなにかにつけて私に話しかけてきます。その日も、新人が作った資料を手に『これどう思う…?』と声をかけてきて。 『出来がいまいちなんだよね』と上司が不満そうな様子を見せるので、私も資料にさらっと目を通して『そうですね』と答えたんです。すると、上司はその足で新人の元へ行き『これさん(私)がダメ出ししたから作り直して』と言うじゃないですか。 なぜ私だけを悪者にするの…? と戸惑っていると、上司は『さんは新人に厳しいね』と聞こえよがしに嫌味を言う始末。職場の雰囲気が悪くなり、いたたまれなくなった私はその場を離れることに。今後は上司に意見を求められないよう一定の距離を置くことにしました」(沙希・仮名/29歳/企画) 上に立つ人間が部下に責任を押しつけるなんて、この上司はかなりずる賢いのではないでしょうか。すぐに「上司も同じ意見ですよね」と周りに聞こえるように発言し、一人悪者になることを避けたいところです。 さん手を止めない! 早く作業して! 間違えないよう確認も忘れないこと 「入社した頃の話です。経理部は月末に締め切った作業の処理をするので、月初めはとても忙しくて。当時仕事に不慣れで大きなミスを侵してしまい『今度から気をつけます』と上司に謝罪したことがありました。 誰にも責められることなく翌月を迎えたのですが…。上司が『さん(私)手を止めない! 早く作業して! 間違えないよう確認も忘れないこと』とまるで母親のように口出ししてくるようになったのです。 もちろん自分のミスが原因だと痛感しているものの、あれから数年経っているのに未だに激しく注意を続ける上司。周りから『仕事ができない人』と見られているような気がして…否定的な言葉を受け流し、仕事に邁進することで上司を見返したいと思います」(美乃梨・仮名/26歳/経理) 働く上で上司に指摘を受けることは多々ありますね。しかし、一度言えばわかるのに、何度も注意されるとやる気が失せてしまうでしょう。あまりに上司がうるさいのなら「もう十分わかっています」と本心を伝えるのもひとつの手です。 何を偉そうに! あなたも最初生徒の前でおどおどしていたじゃないの 「新任教師の指導を担当しました。彼女は初めての授業ということもあり、教壇に立つと緊張していたのか少し落ち着かない様子。 その後職員室で『生徒の前では堂々として』『もっと自信を持っていいから』と新人にアドバイスをしていたのですが…。すると、近くにいた先輩教師が『何を偉そうに! あなたも最初生徒の前でおどおどしていたじゃないの』と身も蓋もないことを言い放ったのです。 せめて『自分(先輩教師)も同じだったよ』」と語るならいいけれど、わざわざ私の過去を持ち出さなくてもいいのに。その結果、新任教師は私の話にまったく耳を傾けてくれず…。先輩教師の余計なひと言が許せなかったので、徐々にフェードアウトすることにしました」(めぐみ・仮名/30歳/教師) その場にあった言葉選びをするのは意外と難しいですね。今回のように、たとえ事実だとしても率直すぎる発言をすると相手の立場がなくなることもあるでしょう。もし、失言してしまったらしっかりフォローに回ることも忘れずに。 以上、“正直鬱陶しくて仕方なかった「上司の余計なひと言」”をご紹介しました。 職場に嫌いな人がいなければ、仕事はもっとはかどるのではないでしょうか。でも、自ら人間関係を選べるわけではないのでそう簡単にはいかないようです。相手とうまくやりたいのなら、つかず離れずの距離を大事にしましょう。 ©Krakenimages.com/Adobe 文・菜花明芽 https://ananweb.jp/anan/522229/ Source: ananweb

  • 2023.10.20

【職場で嫌われる人あるある】30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」 – 文・菜花明芽 | ananweb – マガジンハウス

仕事に向かう姿勢は人によって違いますね。そのため、こちらが良かれと思って注意しても、相手から予想外の言葉が返ってくることは珍しくないようです。今回は“30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」”をご紹介します。 そんなこと言われなくてもわかっていますよ! 今やろうと思っていたのに 「重要な会議が押し迫っていました。そこで使う資料がまだできていなかったので、心配になり担当の後輩に『早くしないと会議に間に合わないよ』と声をかけたのですが…。 彼女は急にムッとして『そんなこと言われなくてもわかっていますよ! 今やろうと思っていたのに』と私を睨みつけてきて。まるで子どものいい訳じゃないですか…私はあまりの発言にドン引き…それなら『わかりました! すぐにやります』と言えば、素直さを感じる分まだ救いがあるのに。 この後輩はやることが遅い上に、何か言うといつも口答えばかりするんです。正直厄介なので、大切な仕事はなるべく他の後輩に頼むことにして、彼女とは一定の距離を保つことにしました」(香音・仮名/35歳/企画) 先輩に何か注意されたら、弁解をするのではなく柔軟な対応を見せたいですね。今回のように、口答えすることで反感を持たれることも…。ちゃんと仕事をしたいなら、相手の気持ちを考えた受け答えをしましょう。 すみません…! 責任を取ってすぐに仕事を辞めます 「真面目な後輩の話です。彼女は普段から一生懸命働いているので、私はそれをとても評価していました。 ある日、重要な書類に計算ミスが見つかって…その後輩に『ここ間違っているからすぐに直して』『もっと集中しないとダメよ』と少し強い口調で注意したんです。すると彼女は涙目になって『すみません…! 責任を取ってすぐに仕事を辞めます』と言い出して。私は『反省するのはいいけれど、何も仕事を辞めることはない』と必死で彼女をなだめることに。 ところが、その後も彼女は事あるごとに『仕事を辞めます』と宣言する始末。後輩が泣くたび『またか…』と周りの雰囲気も悪くなって…先輩として彼女にどう接するべきか頭を悩ませています」(文乃・仮名/32歳/経理) 時と場合によって、責任を取って自分から職を辞することもありますね。しかし、これが決まり文句になってしまうと、その信用性はすぐに失われるのではないでしょうか。その場から逃げるのではなく、きちんと仕事と向き合いたいところです。 言い忘れたんじゃなくて、あえて伝えなかったんです 「新人社員がうちの部署に配属になりました。ある日、社長に来客があったのですが、本人が席を外していて…相手を待たせるという本来あり得ない事態に。 スケジュール管理をしていた新人に『来客予定を社長に言い忘れたでしょ』と詰め寄ると、『忘れたんじゃなくて、あえて伝えなかったんです』と素知らぬ顔。続けて『それくらい社長も把握していると思って』と信じられない言葉を放ったのです。正直に間違いを認めるなら、こちらの気も収まったのですが…。 こんな風に新人がミスするたび、監督不行き届きで私が社長に叱られて…到底納得することなんてできず。どんなに指導しても態度を改めなかったので、彼女は早くも他の部署に異動になりました」(千昭・仮名/31歳/秘書) 間違いを指摘されたにもかかわらず「自分は正しい」と言い張るとなると、一気に印象が悪くなりますね。その結果、相手に匙を投げられても仕方ないのではないでしょうか。まずは「私のミスです」と認めることで、この現状を打開しましょう。 以上、“30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」”をご紹介しました。 「ごめんなさい」と言えない人が意外と多くいるようですね。仕事でミスをして慌ててしまっても、きちんと謝罪の言葉を口にするかどうかで周りの反応もだいぶ変わるはず。より良い環境で働きたいなら、素直になることも大事と言えるでしょう。 ©Kanazawa photo base/Adobe 文・菜花明芽 https://ananweb.jp/anan/511941/ Source: ananweb

  • 2023.10.05

「早く子ども作りなよ」としつこく言ってくる友人にイラッ!「女友達と距離を置いたきっかけ」3選 – 文・小澤サチエ | ananweb – マガジンハウス

女友達は一生の宝物…と言いたいところですが、思いがけないきっかけで、友情に亀裂が入ってしまうケースは少なくありません。特によく耳にするのが、学生時代は大親友だった二人が、大人になって疎遠になってしまうパターン。今回は「女友達と疎遠になったきっかけ」を女性陣に聞いてきました。 「子どもを作ったほうがいい」と押し付けてくる友人 「高校時代の親友とは、大人になってからも頻繁に会っていました。疎遠になったのはお互いに結婚した後ですね。親友はすでに子どもが二人いるんですが、私には子どもがいないんです。彼女が会うたびに『早く子ども作った方がいいよ〜』としつこく言ってくるのがしんどくなって、距離を取るようになりました。  親ですら最近は子どものことを言ってこないのに、何で友達から押し付けられなくちゃいけないんだろう…と不快な気持ちになりました」(里奈/33歳) 結婚や出産など、ライフステージに応じて人付き合いが変わるのは、よくある話。しかしさまざまな生き方がある中で、自分の価値観を他人に押し付けるのは避けたほうが良いでしょう。 結婚しているかどうかや子どもがいるかどうかに関係なく、本当に大切な友人であれば、全く異なる生き方を選んだとしても理解し合えるはずです。 男性に泣かされてばかりいる友人 「大学時代の親友は、昔から男性を見る目がなくて、好きになった男性に泣かされてばかりいました。私も学生の時は、彼女が失恋したらすぐに駆けつけて、一生懸命慰めていたんですが…。 彼女、社会人になっても全く変わらなくて、ダメ男と付き合っては捨てられ…を繰り返していて。平日の深夜に泣きながら私に電話してきたり、久々に会ってもずっと愚痴を聞かされたりして、いい加減疲れてしまい、距離を置きました」(舞子/32歳) 学生時代からの友達とは、お互いにいつまでも変わらずにいたいですよね。しかしあまりに成長がなく、幼稚な振る舞いを繰り返していると、いくら親しい仲でも愛想を尽かされてしまいます。 社会人になっても、恋愛のトラブルで友人を巻き込んだり振り回してばかりいると、敬遠されてしまうかもしれません。 金銭感覚が変わってしまった 「学生時代の親友と、卒業後も頻繁に会っていました。ところが25歳を過ぎたあたりから、だんだんお金の価値観が合わなくなってきたんです。 彼女は外資系の有名企業で働いていて年収がかなり高いので、行くお店のレベルもどんどん上がってきてしまって。ある時、私が記念日でも行かないような高級店を女子会で提案されて、それ以来少しずつ距離を取るようになりました…」(悠里/29歳) 学生の頃は差がなかった金銭感覚も、収入やライフステージによって変わっていくのが現実。少しせつない気もしますが、お金の価値観が全く合わないのに無理をして会っても自分の首を絞めるだけ。 数年に一度会うなど、頻度を減らしても友情が壊れてしまうわけではありません。身の丈に合った交際をするのがベストです。 「女友達と疎遠になったきっかけ」を紹介しました。 どんなに仲が良かったとしても、年齢を重ねて価値観にズレが生じてしまうことがあるようです。自分の価値観を押し付けるのだけは避けたいところ。 お互いの変化を受け入れて、無理のない付き合いをしていきたいですね。 ©Prostock-studio /Adobe 文・小澤サチエ https://ananweb.jp/anan/508142/ Source: ananweb