内田紘倫

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  • 2024.04.24

SHISHAMO「気を張っていた時代があったからこそ、今の私たちがある」 3年ぶり新作アルバム | ananweb – マガジンハウス

去年11月にCDデビュー10周年を迎えたSHISHAMOが、オリジナルアルバムとしては約3年ぶりとなる新作『SHISHAMO 8』をリリースした。今作は3ピースロックバンドであることの強い覚悟と、気概がみなぎった一枚だ。 今の3人が自然にやりたいことをやれば、それが“SHISHAMOらしさ”になる。 「アルバムでいうと『SHISHAMO 6』までは、表現の幅を広げることを念頭に置いていたんです。だけど『SHISHAMO 7』からは、“3ピースとしてできることが、まだまだあるよね?”という想いで制作してました。今作はその強化版です」(宮崎朝子・Gt/Vo) 「個人的に気に入っているのは、1曲目の『最高速度』です。最初のベースからブイブイいくところとか、3人のバンドサウンドがとてもカッコいいんです。この曲をボートレースのテレビCM(「だれもが躍動する、スポーツ」)で知ってくださった方もいると思うんですけど、CMで流れたサビのキラッとした感じを想像しながら聴くと、1音目からギャップを感じてビックリすると思います」(松岡彩・Ba) 「今、私たちが突き詰めたいと思っていることは、“歌詞の持つ世界観をいかに3人の音だけで広げていけるか”なんです。言葉から得られる情報以上に、聴いた人の頭の中で情景が広がるアレンジや演奏を大事にしていて。特に6曲目の『ハリボテ』は、それを体現できた楽曲だと思います」(宮崎) 「私は13曲目の『恋じゃなかったら』がお気に入りです。最後に3人で歌うパートがあるんですけど、これは今までのSHISHAMOの曲ではなかった。あと、9曲目の『なんとなく。』以降からトーンが暗くなっていく分、アルバムのラストを『恋じゃなかったら』が飾ることで、前を向いて作品を締める感じがいいなと」(吉川美冴貴・Dr) 「最高速度」「私のままで」「きらきら」の歌詞には「自分を見つめ直し、誰かの真似ではなく“等身大の自己”を受け入れる」というメッセージが散見される。これは10代から戦い続けてきた彼女たちの導き出した、一つの答えだという。 「やっぱり女3人でバンドをやるのは、周りから先入観を持たれやすい。そういうことと戦っていた時期もありましたし、“なめられちゃいけない”“もっと尖っていなければ”と、ピリピリしていた時期もあって。でも自分たちが信じる音楽を続けてきて、それが自信になってからは、すべてのことを楽しめるようになったんです。例え話ですけど、昔だったら“3人でピンクの衣装を着ちゃいけないよね”みたいな風潮があったんですけど、今なら3人が何を着たとしてもSHISHAMOになる。今の3人が自然にやりたいことをやれば、それが“SHISHAMOらしさ”になるんです。今まで積み上げてきたものがあるからこそ、“なめられちゃいけない”と気を張っていた時代があったからこそ、今の私たちがあるんです」(宮崎) 8thオリジナルアルバム『SHISHAMO 8』。デジタル配信シングル「最高速度」「私のままで」を含む全13曲収録。【初回限定盤(CD+DVD)】¥4,950 【通常盤(CD)】¥3,300(GOOD CREATORS RECORDS/UNIVERSAL SIGMA) シシャモ 上から、松岡彩(Ba)、宮崎朝子(Gt/Vo)、吉川美冴貴(Dr)。2013年に1stアルバム『SHISHAMO』でCDデビュー。6月2日から『SHISHAMO 8』を引っ提げて全国のZeppを回るワンマンツアーを開催。 ※『anan』2024年4月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) 取材、文・真貝 聡 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/544378/ Source: ananweb

  • 2024.03.24

結成10年、今春ついに東京進出! さや香「接点がないままコンビを組んだんです」 | ananweb – マガジンハウス

『M‐1グランプリ2023』の決勝で、足し算や掛け算などの四則演算に、“数字と数字を見せ合わせてどう思うか”で計算する「見せ算」を加えるというネタを披露。優勝は逃すも、大きな衝撃と存在感を残し、広く名前を知られることになったさや香が、この春、ついに東京進出です! 右・石井(いしい)さん、左・新山(にいやま)さん。 ――なぜ、今のタイミングで東京進出をしようと思ったのですか? 新山:『M‐1』も2年連続で最終決戦に行きましたし、来年は勢いがあるかもわからないですから。2022年から悩んでいたけど、昨年はまた違う爪痕を残せたのもあって今のうちにという感じです。 石井:東京に行きたい、という感覚はそんなになくて。かといって絶対に行かん! というわけでもなく。自分ら的にも周りとしても自然に、いい時期ちゃう? って。 新山:東京は家賃が高いですね…。働かないとあかんって思いました。 ――順風満帆という感じですが、現在地をどう見ていますか。 新山:僕は、最初の想定に結構近いかもしれないです。結成10年くらいで『M‐1』で優勝したいと思っていたから、それに近いところで2位と3位を取れて、誤差の範囲かな、みたいな。一生、居酒屋で喋れる話もできたし、ある種成功していると思います。ただ、今はテレビもどうなるかわからんし、YouTubeがメジャーになったりと、いろいろ変わってきていて。以前は芸人さんが浮気の話をしていても否定されなくて、それでいけるんや! と思って芸人になったけど、今は違うし…。 石井:ふふふ(笑)。 新山:目標やゴールみたいなものが時どきの状況で相対的に変わるから、そもそもゴール地点ってどうなっていくんやろうって。 石井:僕は自分が今いる状況とかが、ゴールに着いてみないとわからへんという感覚が強くあるんです。先のことを考える力もなくて。ほんまにまだわからないですね。 ――コンビ結成時のことを教えてください。 新山:余りもん同士の二人というか。同時期に前のコンビを解散し、他のみんなは誰かとコンビになっているからと、接点がないままコンビを組んだんです。 石井:同期やけど、マジで、ほんまに、舞台の袖とかで1回、会話をしたくらいでしたからね。もともと僕はボケやったけど、ツッコミをやりたくて前のコンビを解散して。そんな時にボケ希望のやつがいると聞き、トニーフランクという芸人が繋げてくれたんです。 ――今年で結成10年になります。 新山:僕としては、ちょうど10年くらいですね。長いとか短いではなく、肌感覚ぴったりの感じです。 石井:そっか、10年やってるんや…。すごいっすね。僕は部活とか他の何かがこんなに長く続いたことがなくて。(新山さんは)ライブやネタのことを考えていて、僕はそれについてきてる感覚やったんで。もう10年か、が一番です。 新山:全然ちゃいますね(笑)。 ――新山さんは、どんなふうにネタを作っているのでしょう。 新山:作業という感じでやっています。メモしておいた単語の中からテーマを決めて、設定を作って、4~5分のネタにする。淡々としてます。大阪にお笑いブロガーのおばちゃんがおるんですけど。いろんなライブを観ては、「さや香 免許返納」みたいに、ネタのタイトルだけをブログにいっぱい書いていて、その中から僕が引っかかったものをメモしていく。だから、おばちゃんがお笑いを見るのをやめたら僕らも終わりです(笑)。 ――新山さんがネタ作りをしている間、石井さんはどんなふうに過ごしているのでしょうか。 石井:漫画の新刊待ち、みたいな感じですよね。先生にプレッシャーをかけることなく、とりあえず座って待っているというか。 ――原稿を待つ編集者のような? 石井:そうですね。 新山:えー、読者でしょ(笑)。編集者っていうたらなんか…。 石井:だって、ただ読むだけではないし、ネタを見る側じゃないので。早めに欲しいけど、モチベーションは下げたくないですからね。 新山:じゃあ、編集者じゃなくて、せめて紙に印刷する人ですよね。 石井:(スルーして)だから何も言わずに待つ、という。 新山:ははははは。 さやか 石井(いしい)1988年5月28日生まれ、大阪府出身。新山(にいやま)1991年10月17日生まれ、大阪府出身。2014年結成。ネタでボケとツッコミが変わる。第49回NHK上方漫才コンテスト優勝。『M‐1グランプリ』2017年、2022年、2023年ファイナリスト。『さや香の違和館ヤバない?』(テレビ大阪、YouTube)が放送・配信中。 ※『anan』2024年3月27日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) インタビュー、文・重信 綾 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/539024/ Source: ananweb

  • 2024.02.26

SUPER BEAVER・渋谷龍太「僕ら4人では完結しない」 アルバム『音楽』に込めた想い | ananweb – マガジンハウス

アルバム『音楽』をリリースした、SUPER BEAVER。ドラマ『マルス―ゼロの革命―』の主題歌「幸せのために生きているだけさ」など、タイアップ曲も多数。彼らの核心的なメッセージが詰まった作品だが、気負わずに制作された様子。 あなたがいなきゃ「音楽」は成り立たないんです。 左から、上杉研太(Ba.)、渋谷龍太(Vo.)、柳沢亮太(Gt.)、藤原“35才”広明(Dr.)。 「全国ツアー中に地方から帰ってきてレコーディングして、というのを何度か行ってアルバムが完成しました。なので構えることなく今のバンドの旬を詰め込めました」(上杉) もちろん新たな挑戦も試みていた。「儚くない」の制作でサウンド・プロデューサーの河野圭さんを迎え、スケール感のあるポップ・ソングを生み出した。新曲の「リビング」や「裸」では30代半ばの彼らならではの大人の恋愛観が滲んでいる。 彼らの曲はほとんどを柳沢さんが手がけ、渋谷さんが歌う。熱量高く真っすぐにメッセージを届ける表現はどのように生み出されるのか。 「やっぱり曲にバンドとしての意志が明確に表れていて、それまでの活動や舞台で見た光景が想起できないことには自分たちの音楽にならない。柳沢がそういう曲をちゃんと作ってくれるからこそメンバー全員の感情がそこに乗っていきます」(渋谷) でも「それだけじゃ完結しないんです」と渋谷さん。 「音楽ってライブに来ている人と一緒に構築するもの。僕ら4人では完結しないからこそ、アルバム『音楽』が生まれました。良いライブはあなたのおかげで作られているんだよってことを一人一人に自覚してもらいたい。私がいなきゃ、俺がいなきゃ今日の音楽は成り立たないじゃんって思ってほしいんです」(渋谷) 彼らがライブで伝えてきた想いはラストに収録された「小さな革命」にも凝縮されている。 「僕らの音楽やライブが、誰かが自分で何かを決めて行動するためのきっかけになれたら本当に嬉しい。『小さな革命』はそんな一人一人の気づきみたいなものが生まれたらいいなという想いで書きました」(柳沢) 今後も多くの人とライブで音楽を作り上げていく。彼らがバンドマンとしてどのように年齢を重ねていきたいか、その理想を聞いてみた。 「常にバンドで最高点を更新できるような自分でありたいです」(藤原) 「こうして活動できていることは当たり前のことじゃないですから、これからも自分たちのやりたいことに正直でいたいです」(上杉) 「僕は目の前のことに一生懸命向き合えていたら、目標なんて必要ない、行き当たりばったりでもいいかなって思ってます(笑)」(柳沢) 「バンドって団体競技なので、みんなが楽しいと思える環境を守ってあげられる側の人間でありたい。それはやっぱり好きな音楽をやっているからこそ、ですね」(渋谷) アルバム『音楽』。「ひたむき」など全12曲。【初回生産限定盤A(CD+BD)】¥6,600 【初回生産限定盤B(CD+DVD)】¥6,050 【通常盤(CD)】¥3,300(Sony Music Records) スーパービーバー 2005年に結成の4人組ロックバンド。昨年から続く全国ツアーで約12万人を動員中。 ※『anan』2024年2月28日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) 取材、文・上野三樹 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/534072/ Source: ananweb

  • 2024.01.03

日本で再始動! 安達祐人「PENTAGONの一員として、やるべきことはやり切った」 | ananweb – マガジンハウス

K‐POPグループに日本人が属していることがまだ珍しかった時代に早くも渡韓し、18歳で実力派グループPENTAGONのメンバーとしてデビューした安達祐人さん。7年の活動を経て、’23年10月に前事務所との専属契約期間が終了。その動向に注目が集まる中、日本に拠点を移し、ソロアーティストとして再始動することを発表した。“K‐POPアイドル”という肩書を捨て、新たな一歩を踏み出した理由とは? ――まずは、お帰りなさい。10年ぶりの日本での生活には、もう慣れましたか? 15歳から韓国に住んでいたので、まだ外国にいる気持ちですね。東京って、なんでこんなに人が多いんですかね(笑)。実は日本に帰ってきてから、初めて一人暮らしを始めたんです。 ――おお! 楽しんでいますか? まだ楽しむ余裕はないですね…。ごみの分別とか、植物の世話とか、公共料金の支払いとか、暮らしていくためには気を遣わなくちゃいけないことがたくさんあるじゃないですか。洗濯も、白、黒、色物と分けないといけないし。これまで人として当たり前のことをせずに生きてきてしまったんだな、と実感しているところです。楽しめるようになるには、もう少し時間がかかりそうです(笑)。 ――韓国に残って活動するという選択もあった中、なぜ日本に帰ってくることにしたのでしょうか? 安定を求めるなら、韓国にいるほうがいいんでしょうけど……。自分の人生に変化が欲しかったんですよね。デビューして7年。チームの一員として、やるべきことはやり切ったと思う自分がいて。レベルアップできる環境を考えた時、“YUTO”から“安達祐人”に戻って、一から頑張るのがいいんじゃないかと思いました。 ――人生に関わる大きな決断ですが、迷いはありませんでしたか? いろいろ考えましたよ、やっぱり。ずっと一緒に過ごしてきた仲間のことも考えたし、もし日本で思い通りにいかなくても後戻りできない、という恐怖心もあったし。けど、思い起こせば、15歳で韓国に行くと決めた時にも同じように怖かったなって。あの時、一歩踏み出したから、人生が一気に変わった。だから、「二度目の人生」ではないですけど、今回もやってみる価値はあるんじゃないかな、と思いました。メンバーたちも理解してくれましたし、心から応援してくれましたね。両親も喜んでいました。 ――所属するのは、安達さんをサポートするためにできた事務所だそうですね。 僕とスタッフ数名の小さな事務所なので、「みんなで一緒に頑張っていこう」という感じでやっています。自分のやりたいことがやれる環境にはなりましたけど、その分、僕の一言、僕の判断の重みというのも格段に大きくなりました。不安に思うこともありますが、これも経験なので、楽しんでやろうと思っています。 ――裏側の仕事も関わるようになって、新しく発見したご自身の姿はありますか? 「ああ、結構、決断力があるんだな」と思いました。元々は自分の意見を言えないタイプの人間なんです。韓国では、自分の判断を求められる機会もあまりなくて。だから今回のジャケット撮影やMV撮影の場で、ちゃんと意見が言えるか不安だったのですが、今は「意外と安達、できるんだな」と。 頑張ってきたことは未来の役に立つ。 ――12月13日に、移籍第1弾シングル『Dat girl』が発売されました。通常盤に収録されている4曲のうち3曲は、安達さんが作詞・作曲されたそうですね。 今まで“アイドル・YUTO”として生きてきた僕が、“アーティスト・安達祐人”になった時、どんな歌を歌うんだろうと気になるファンの方もいらっしゃると思って、これから自分がやりたいことを伝えられる曲を作りました。 ――2か月で3曲作ったとか。 それができたのも、韓国にいる時から曲を作ってきたからだと思うんですよ。最初は素人同然だった僕が、今はこうやってやりたいことを形にすることができる。頑張ったことは、未来の役に立つんだなと思いましたね。 ――3曲とも、洗練されていて、とてもかっこいい曲ですね。 「Poker」は、ライブの幕開けに合うような曲が欲しいと思って書いた曲です。……僕、何を書きましたっけ?(と笑いながら、歌詞カードをのぞき込んで)いろんなことを書きましたが、結局一番好きなフレーズは冒頭の「さあ、今始めようか」です。ストレートじゃないですか。「よく見て MY BET」という部分は、僕の人生を懸けた戦いを見てほしいという思いを込めました。「Wild」は、愛をテーマにした曲。けど、愛情表現は少し抑えめです。「好きだよ」「キレイだよ」みたいな歌詞を書くのが苦手で…。自分で書いた愛の歌は、歌うのも恥ずかしいですもん。 ――自分のプライベートを見られている気持ちになるとか? ああ。そうなのかも! 逆に他の人が書いた曲は、演じるような感覚になれるのかもしれません。 ――タイトル曲の「Dat girl」は恋愛ソングですが、こちらは照れずに歌える? 歌えます。いただいた曲なので(笑)。この曲は、キラキラした女の子に思いを寄せる男の子の物語を歌った曲です。恋する男子への応援ソングじゃないですけど、「好きな子がいるなら、自分磨きを頑張ってアタックしようぜ」というメッセージを込めました。 1stシングル『Dat girl』発売中。タイトル曲の「Dat girl」は約70曲の候補から安達さん自らセレクトした恋愛ソング。その他、再始動する決意を、力強いドラム音に乗せた“漢”な「Poker」、安達さんのローボイスの魅力とラップスキルが際立つ「Wild」、自然と体が踊り出すようなトランス系ナンバー「Zone」と、カラーの違う4曲収録。 あだち・ゆうと 1998年1月23日生まれ、長野県出身。15歳で単身渡韓。2016年、K‐POPグループPENTAGONのラップ担当としてデビューし、「Shine」「Naughty boy」など多くの曲をヒットさせる。身長185cmの細マッチョなスタイルの良さも魅力。’23年は韓国文化フェスティバル「KCON JAPAN 2023」でMCを務めるなど様々な分野で活躍中。 コート¥126,500 ジャケット¥101,200 ニット¥39,600 パンツ¥71,500(以上イレニサ/ドウシ TEL:03・6427・6954) その他はスタイリスト私物 ※『anan』2024年1月3日‐10日合併号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・大島智恵美 インタビュー、文・酒井美絵子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/524864/ Source: ananweb

  • 2023.12.23

古川琴音「後味が悪い不気味さが、他ではあまり感じたことがないものだった」 ホラー初出演 | ananweb – マガジンハウス

いま注目を集める俳優の一人、古川琴音さんが、『みなに幸あれ』でホラー映画に初出演。今作でタッグを組んだ下津優太監督と、作品の魅力や演技のことなど語り合いました。 映画『みなに幸あれ』が切り拓く新しいJホラーの世界。 ――下津監督は、今作『みなに幸あれ』が商業映画監督デビュー作です。なぜホラーというジャンルを選ばれたのでしょうか。 下津:そもそもになりますが、KADOKAWAが主催する日本ホラー映画大賞に今作の前身となる短編作品を応募したところ大賞をいただき、その副賞として長編化することに。コンペがあったのが大きいですが、日本のホラー映画というと、清水崇監督と中田秀夫監督というツートップの方々がいて。また、ホラーは言葉がなくても伝わるので、一番世界に出ていきやすいといわれているジャンルでもあり。お二人を超えること、そして世界でお仕事ができることを目指した、という感じです。 ――古川さんはホラー初出演です。 古川:割とホラー映画を観ていて、結構好きなんだなと思っていたので、本当に楽しみにしていました。台本を読むと楽しみな気持ちが増幅(笑)。後味が悪い不気味さが、他ではあまり感じたことがないもので、なんか新しいなと。根底にある“誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている”というテーマも、現実と少しリンクしていて、いろいろ考えさせられました。 下津:始まりは「地球上感情保存の法則」という都市伝説で。この世の家畜や動物などを殺すことで地球上に負の感情がたまり、それにより人間は負の行動を起こしてしまう。幸せな人と不幸な人の数を足すと0になるという内容ですが、もし本当ならば、意図的に不幸な人を作り出せば幸せを得ることができる、という設定のもとに作りました。古川さんがおっしゃったように、映画を観ていると、“こいつら気持ち悪い”って思うけど、ふと立ち止まって考え直すと、僕たちもこういうふうに生きてるかもしれないなと思うはず。 古川:自分ごととしてとらえられる、身近な怖さですよね。 下津:動物を食べるのをやめろというわけではなく、辛い現実を受け入れていくことの大切さがテーマです。たとえばいじめは悲しいし絶対にダメなことだけど、残念ながら、なかなかなくならない。「いじめは存在してはいけない」という理想を掲げすぎたために、いじめが隠蔽されることがあると思っていて。辛い現実が存在することをきちんと受け入れた上で理想を描き続けることが大事だなと。 ――完成した作品を観た感想を教えてください。 古川:台本を読んだ時は怖いと思ったけど、映像で見ると、こんなにめちゃくちゃでカオスな映画だったんだ、と。楽しかったです。 下津:気持ち悪い映画ですね。後味が悪そうで、やっぱり悪い(笑)。 ――演じる上で大事にされたことは何ですか? 古川:監督がフレッシュな反応を大切にされているように感じて。リハーサルをあまり重ねず、サプライズ的な演出もたくさんありました。部屋の一角を隠した布をめくるシーンがあるんですけど、めくったところに何があるのかを本番まで見せてもらえなかったり…。お芝居をする時は、相手の反応を受けてから自分の反応を出すので基本、少しラグがあるんですけど、めくった瞬間に叫び声が何より最初に出て。あ、これが自然な反応なんだとびっくりしました。何か気になった時に質問をすることはあったんですけど、「わからないまんまやってください」と言われたのが、印象に残っています。 下津:本当に古川さんだからできたことです。今回は時間がなく、ほとんどがワンシーンワンテイクで進めていって。だから、感覚的な部分を共有できていたのは大きかった。自分のビジョンを持って現場に入られて、これこれ! と思う演技を毎回してくださるんです。変な言い方ですけど、これが本物の俳優なんだなと感じました。 古川:よかったです…! 私は監督の長編1作目に出られたことがよかったなと思っています。多分、監督は、いろいろ実験をしながら撮影していたと思うんです。きっと、これから作品を撮っていくにつれて、いろいろな制約がかかり、できなくなることもあると思うので、貴重な体験をさせてもらえたなと。大変なこともあったんですけど、すごく楽しかったです。 ――キャスティングはどうされたんですか? 下津:ほとんど、撮影をした福岡県在住のキャストさんでやらせていただいて。おばあちゃん役の方は、本当に演技初挑戦というくらいだったんです。素人感って一番難しくて、なかなか出せないものですから、そこを生かしながらやっていきました。 古川:「こんな感じでいいのかしらね」っておっしゃっていて。 下津:ははは。 古川:でも、そのよくわかっていなさも不気味で。セリフで怖がらせようとか、何の邪心もなくて、すごくいいなって思いました。各々の自由なタイミングでセリフを言っていて、なんなら、「あ、次、私だっけ」みたいなこともあって(笑)。それゆえに生まれる微妙なバランスみたいなものが不気味さに繋がると思ったので、私もお芝居をしないようにしようと思っていました。と言いつつも、物語を引っ張っていくのは主人公の自分なので、ある程度の感情の運びというのは考えてくるんですけど。現場では自分のイメージを超えてくるものがたくさんあったので、結果的に、ほとんど何も考えずにやっています。 ――普段は演技経験の豊富な役者さんとの共演がほとんどだと思いますが、やはり違うものですか? 古川:いつもは自然にお互いの呼吸を合わせていたりと無意識のコミュニケーションをしているんですけど、そうしたテンポを超えた何かを出せるのが、経験がない方の強みなんだと感じました。 下津:結果的にうまく転んでよかったなと思います。 『みなに幸あれ』 看護学生の孫(古川琴音)は、ひょんなことから田舎に住む祖父母のもとへ。はじめは家族水いらずで楽しく過ごすも、家に“何か”がいることに気づき、追い込まれていく。“誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている”というテーマが根底に流れる作品。「日本ホラー映画大賞」大賞受賞作品の映画化第1弾。清水崇監督が総合プロデュースを担当。2024年1月19日から全国の劇場で公開される。 ふるかわ・ことね 1996年10月25日生まれ、神奈川県出身。2018年デビュー。NHK特集ドラマ『アイドル』や、NHK大河ドラマ『どうする家康』、映画『偶然と想像』『スクロール』など、数々の作品に出演して話題を呼んでいる。ぼたんを演じる『幽遊白書』(Netflix)が現在配信中。出演映画『言えない秘密』が2024年夏に公開される。 ドレス¥96,800(3.1 Phillip Lim/3.1 フィリップ リム ジャパン customercare@31philliplim.co.jp) ネックレス、ショート¥74,800 ロング¥100,100(共にe.m./イー・エム アオヤマ TEL:03・6712・6797) しもつ・ゆうた 1990年11月9日生まれ、福岡県出身。CMやMVの企画・監督をする傍ら、映画の制作を行う。これまでに「ショートホラーフィルムチャレンジ」大賞、「第1回YouTubeホラー映画祭」特別賞など、コンペティションでの受賞歴多数。『みなに幸あれ』は上海国際映画祭をはじめ、さまざまな国際映画祭に出品されている。 ※『anan』2023年12月27日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・伊藤信子 ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER) インタビュー、文・重信 綾 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/523332/ Source: ananweb

  • 2023.11.27

ロバート秋山「あのガチ感は、他の番組では絶対ない!」 白地図から始まる超絶アナログ番組 | ananweb – マガジンハウス

Google Mapsの検索窓に、行きたい、あるいは探したい場所のキーワードを入れれば、瞬時にその場所が示される。もはやそれが普通の世の中で、わざわざ、しかも白地図に、地元の人におすすめスポットを書き込んでもらい、“地図に書かれたところにしか行けない”というのが、この『秋山ロケの地図』。しかも白地図をショッピングモールに掲示するお知らせは、なんと折り込みチラシで。やれデジタルだ、AIだという社会の真逆をいく、超絶アナログな番組です。 天然のエキストラみたいな人と、町でコントをやりたいんです。 「もともと僕は、地方ロケでは前日にその土地に入り路地を歩き回って、喫茶店でお茶をしたり、洋品店で翌日の衣装を買ったりするのが大好き。だからこの番組、もう楽しくて仕方がないんです。ロケの冒頭、びっしり書き込まれた地図を見る瞬間は、心からワクワクします」 と言うのは、この番組の主役であるロバート秋山さん。良い意味でクセのある冠番組を多数やってきた秋山さんからしても、「かなり変わった番組です」とのこと。 「最初に企画を聞いたときから、“面白そう!”とは思いました。ただ、本当に皆さんが書き込んでくれるのか、という不安もありました。書いてくれないと番組始まりませんし(笑)。でも、1回目は今年の春の単発企画で千葉県の九十九里町にお邪魔したんですが、もうね、初回から最高だったんですよ。地元の人しか知らないディープな場所はもちろん、“気になるので確認してきてくれ”とか、お使いじゃないか、みたいなものもあって。最近すごかったのは、“やめちゃったパートの制服を返し忘れたから、一緒に返しに行ってくれませんか?”って(笑)。あと自分の家の自慢のソファに座りに来てほしい、という中学生とか、とにかくものすごく自由! だからめちゃくちゃ楽しいです」 どの場所に行くかはすべて秋山さんの気分次第。地図を見て、綴られた文章や文字の雰囲気を見て、ピンときたところを訪ねていく。来るか来ないかは、まさに神のみぞ知る、なのが面白い。 「だいたい皆さん、“もしかしたら来るかな、でも来ないよな”的な気持ちなんですよね。で、実際行くと、“どうせ来ねえんだろ?”とか“もう夕方5時過ぎたから来ねえだろ?”みたいな顔だったのが、僕を見ると、“ホントに来るんだ!”って表情になって、ワッと歓迎してくれる。あのガチ感は、他の番組では絶対ないですね」 また秋山さんと住民の方々とのコミュニケーションの中に、リアルさとコントっぽさが奇跡のようなバランスで混在しているのも愉快。 「もともと僕は、地元のおっちゃんとかおばちゃんに話しかけるのが好きで、みんながちょっと警戒するような名物親父みたいな人にも全然行っちゃうタイプなんです。また、基本的にどこでもコントをやりたいので、だからこそこの番組では一般の方々にミニコントをさせたい。でね、やっぱりゴロゴロいるんですよ、町の中には、素晴らしい天然のエキストラが。そういう人を見つけたときはもう、遠慮なしに行きます(笑)」 九十九里はカフェの情報が書かれることが多かった、三崎は改めて大根の町だと思った…など、その土地の姿が浮かび上がるのも面白い、と秋山さん。 「ネットでサラッと検索しただけでは出てこない、面白い場所や人がうじゃうじゃいるんだろうなと、ワクワクしてます。番組の知名度が上がると、書き込まれる情報の種類やテイストが変わるような気もしていて、そのあたりもとても楽しみです」 『秋山ロケの地図』 事前にロケ地に白地図を設置し、住民がおすすめスポットを書き込んだ地図を見ながらロケをする番組。秋山さんは毎回地元中学のジャージを着用。この日は、神奈川県・三崎のロケ帰りだったため、三崎中のジャージ&本物の白地図とともに取材&撮影。毎週火曜23:06~、テレビ東京系で放送中。©テレビ東京 あきやま・りゅうじ 芸人、俳優、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。コントや歌ネタ、憑依芸には定評が。YouTube「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」はNetflixにも進出し人気。来年は大河ドラマにも出演予定。 ※『anan』2023年11月29日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/517858/ Source: ananweb

  • 2023.11.22

JO1・與那城奨の差し入れに小池栄子も大喜び! 徹底した気遣いに豆原一成が感嘆 | ananweb – マガジンハウス

差し入れ上手で知られるJO1のリーダー與那城奨(よなしろ・しょう)さんと、最年少メンバーの豆原一成(まめはら・いっせい)さん。おふたりが“手みやげ”に関するエピソードを語りました。 左から、與那城奨さん、豆原一成さん。 豆原一成さん(以下、豆原):奨くんは毎年、僕の誕生日に靴をくれるんですよ。去年もらった靴も履き潰すくらい履いたけど、今年もすごくいい靴をもらいました。 與那城奨さん(以下、與那城):前に欲しいものを聞いたら、具体的に返ってこなくて。だから僕が好きなスニーカーを贈ることにしてるんですよ。今って色とかカスタムできるから、まめをイメージしたものを毎年贈ってます。 豆原:僕は何もあげたことがないのに(笑)。 與那城:でも、まめはあげた靴をちゃんと履いてくれるからうれしいよ。 豆原:今日は(川西)拓実くんがくれた靴を履いてきたんですけど、メンバーが僕にくれる靴はすごくいいんです。今年の奨くんの誕生日にはさすがに何か贈りたいけど、僕はプレゼントを選ぶのが苦手で。奨くんは、僕がドラマの撮影をしている現場にも差し入れをしてくれたんですが、出演者の分だけじゃなく、なんとスタッフさんたちの分のケーキも買ってきてくれたんですよ! 大きな箱2つ分にケーキがたくさん入ってて! それをわざわざ自分が出ているわけでもない作品の現場に持ってきてくれたんです。そんなことしてくれる人、なかなかいないですよね。本当にやさしい! 與那城:まめだけじゃなくて、拓実と(白岩)瑠姫の撮影現場にも差し入れしに行ったかな。僕は単純にメンバーが演技してる現場を見るのが好きなんです。まめの時もそうで、現場を覗きに行くついでに、何か持っていこうかと。単にその時の思いつき。たまたま現場の近くで老舗のケーキ屋さんを見つけたので、スタッフさんも含めて現場に何人いるのかマネージャーさんに確認して、撮影の時って大変だから甘いものが食べたくなるかなと考えたりして、ケーキにしたんですよね。 豆原:あの時、小池栄子さんが、めちゃくちゃ喜んでいました! 與那城:小池さんがケーキを食べてる写真が送られてきましたね(笑)。僕たちはメンバー全員のスケジュールを共有しているので、近くで撮影しているなら、じゃあ行くかって。 豆原:いやあ、それで、じゃあ差し入れ持っていこうとはなかなかならないですけどね(笑)。 差し入れをする社長を見てかっこいいなと思った。 與那城:事務所の社長がよく現場に差し入れを持ってきてくれるんですよ。それを見て、すごくかっこいいなと思って。特に用事もないのにふらっと現れて、「がんばってね」ってさらっと置いていく。それを見て、俺もやろう! ってなった(笑)。 豆原:それで本当に実践しちゃうのがかっこいいですよね。 與那城:まめの時はスイーツにしたけど、朝だったらパンでもよかったかも。拓実の現場に差し入れした時は近くにスタバがあったから、大きいサイズのコーヒー(スターバックス コーヒートラベラー)を持っていったんだよね。 豆原:現場によくありますよね。 與那城:スタバに並んで、その大きいコーヒーとフードを「ここからここまで全部ください」って(笑)。でも頼む時、お店に申し訳なくて「今からたくさん注文するんですけど、大丈夫ですかね?」ってちゃんと事前に断りを入れました。 豆原:気遣いがすごい! 映画(劇場版 仮面ライダーリバイス)の時は現場が遠かったから来られなかったんだよね。 與那城:映画の撮影場所は遠方が多いからね。それで瑠姫がずっと文句言ってたんだよ。自分の現場には来ないのかって(笑)。その後、取材の日に差し入れしに行ったらめちゃくちゃ喜んでくれたんだけど、瑠姫だけじゃなくて現場の皆さんも拍手で迎えてくれて、めっちゃ恥ずかしかった! 豆原:僕はおいしいお店も知らないし、選ぶセンスにも自信がないから、差し入れってしたことないんですよ。差し入れするようなメンバーは奨くん以外にいないし、わざわざ僕がする必要もないかなって。でももし奨くんが一人で撮影することになった時は、今度は僕が絶対差し入れ持っていきます! 贈った人に喜ばれると自分もうれしい。 與那城:デビューしたての頃に、幼なじみから誕生日プレゼントにコーヒー用のグラスをもらったんだけど、僕はコーヒーが好きだからうれしかったな。今も愛用してます。 豆原:僕は18歳の時に母からもらった財布を今も使ってますね。革の財布なので、長く使うほどに味が出てきていて。母からは、もう自分の稼いだお金で買えるんだからいい財布に買い替えたらって言われるんですけど、母からもらったものだし、僕はこの財布がいいんです。 與那城:僕は財布はすぐ飽きて買い替えちゃうなあ。 豆原:僕はプレゼントをもらったことも、あげたことも、家族とメンバーくらいしかないんですよ。(照れくさそうに)そういえばつい先日、姉の誕生日だったんですけど、僕も21歳になったことだしと思って、生まれて初めて姉に誕生日プレゼントを買いました。プレゼントするなら何がいいと思う? ってメンバーのみんなに相談して、いろいろ考えた結果、Apple Watchにしました。アリーナツアーの広島公演に家族が観に来てくれて、その時に渡したらめっちゃ喜んでくれて…僕もうれしかったですね。 與那城:僕は弟と妹がいるので、正月に帰るたびにおねだりされるんですよね。でもただ普通に何か買ってあげるのも面白くないから、アプリでルーレットを作って、そこに金額をあてはめて、なかにはハズレとか、逆に親にいくらあげるとかっていう項目も入れて遊ぶ(笑)。そうすると、毎回すごく盛り上がるんですよ。最終的には結果にかかわらず、最高金額分くらいあげちゃうんですけどね。 豆原:やっぱりやさしい。 與那城:僕がもらう立場だとしたら、何をもらってもうれしいけど、部屋に飾る系のものがうれしいかも。インテリアってその人のセンスが問われるから、自分では選ばないものも宝くじ的な感じで面白がれるというか。 豆原:僕は、もらうとしたら自分では絶対に買わないであろう面白いものがいいです(笑)。ちょっとひとクセあるようなもの。自分がプレゼントを考えるのが苦手だから、もらう時は相手に任せたいタイプですね。 與那城:逆に自分が何かプレゼントする時はやっぱり食べ物とかのほうが気兼ねなく贈れますよね。僕は、実際に自分が贈る立場の時は相手に欲しいものを聞くほう。まめにプレゼントした靴も、事前にデザインを見せていますし。相手のことを考えて、自己満足にならないように気をつけようと心掛けています。 よなしろ・しょう(写真左) 1995年10月25日生まれ、沖縄県出身。JO1の最年長でリーダー。今年は沖縄問題を取り上げたドラマ『フェンス』や品川ヒロシ監督の映画『OUT』出演で話題に。 ニット¥29,700(フラグスタフ) ロンT¥8,800(サノバチーズ TEL:03・6427・1986) パンツ¥9,060(エジュクロ asclojapan@gmail.com) 靴¥42,900(セサ フットウェア/ノウ ショールーム hello@ontheparkstreet.com) 靴下はスタイリスト私物 まめはら・いっせい(写真右) 2002年5月30日生まれ、岡山県出身。目下肉体改造中で、栄養バランス抜群の手作り朝食がファンの間で話題に。癒しは実家の愛犬“まる”。俳優としても活動中。 カーディガン¥41,800(ダイリク info@dairiku-cinema.com) シャツ¥26,400(カネマサフィル/カネマサトウキョウ オフィス TEL:03・5784・1602) パンツ¥30,800(タンジェント TEL:050・5218・3859) 靴¥23,100(ティンバーランド/VFジャパン TEL:0120・953・844) 靴下はスタイリスト私物 ※『anan』2023年11月22日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・ダヨシ ヘア&メイク・西尾さゆり 佐々木美香 取材、文・尹 秀姫 酒井美絵子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/516893/ Source: ananweb

  • 2023.10.15

なでしこジャパン、オフショットからW杯を振り返る! “全員で戦う”を象徴するシーンも | ananweb – マガジンハウス

得点を決めて駆けてくる選手を、ベンチ前でサブメンバー全員が待ち構える。勝った喜びも負けた悔しさも、試合中もトレーニング中も、全員の想いは同じ。はじける笑顔と選手たちの距離感からわかるのは、チームが一つだったこと。オフショットも交えて、なでしこジャパンのW杯を振り返る。 7~8月に開催された「FIFA女子ワールドカップ2023」で、ベスト8という結果を残したサッカー日本女子代表。 左から反時計まわりに、猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)、高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)、藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)。 分かち合ったものの数だけ、チームは一つに。 決勝トーナメント初戦、ラウンド16のノルウェー代表戦で後半、勝ち越しゴールを決めた清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッドFCウィメン)を囲んで喜びを爆発させる選手たち。 グループリーグ第2戦、コスタリカ代表との試合でW杯初ゴールを決めた藤野あおばを、ベンチから飛び出して待ち構える仲間たち。 キックオフ直前、先発の11人はピッチで、サブのメンバーはベンチ前で円陣を組む。“全員で戦う”を象徴するシーン。 グループステージ第2戦、コスタリカ代表に快勝、2連勝でグループステージ突破を決めた。試合後、メンバー全員で。 今回、“GKチーム”の団結、絆も話題に。レギュラーGKは試合に出られない控えの2人の想いも背負って。控えの2人はいつ来るかわからない出番に備えて黙々とトレーニングを積む。左から、山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)、西入俊浩GKコーチ、田中桃子、平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)。 ラウンド16までの4試合で14得点1失点、素晴らしいサッカーで世界を驚かせた快進撃も、準々決勝でスウェーデン代表に敗れ、夢は道半ばで終わる…。試合後、涙が止まらない植木理子(ウェストハム・ユナイテッドFCウィメン)と藤野あおばを支える、田中桃子と田中美南(INAC神戸レオネッサ)。 猶本光は、試合後、自身のInstagramで「私たちのW杯が終わりました。もっとみんなと上に行きたかった。でも素晴らしい時間をくれたみんなに感謝しています」と投稿。 チームの一体感はオフショットにも。手前から、浜野まいか(チェルシーFCウィメン)、高橋はな、石川璃音、田中桃子とトレーニングパートナーの2人。 ハートマークをカメラに向ける、長野風花(リバプールFCウィメン)と高橋はな。 大会期間中に誕生日を迎えた清家貴子を囲んで。 ©JFA ※『anan』2023年10月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) ヘア&メイク・yumi 美樹(共にThreePEACE) 取材、文・青山知雄 松原 彩 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/510224/ Source: ananweb

  • 2023.10.15

ベスト8に悔し涙も…なでしこジャパン、W杯は「多くの愛をシェアした大会だった」 | ananweb – マガジンハウス

7~8月に開催された「FIFA女子ワールドカップ2023」で、ベスト8という結果を残したサッカー日本女子代表。快進撃とともに彼女たちが見せたのは、世界一という目標に向けて、チームが一つになった一体感だった。その絆は、なぜ生まれたのか? 大会を通じて、“なでしこジャパン”が全員で共有し、分かち合ったものとは…。 醸成された一体感がチームの大きな武器に。 あこがれていた夢の舞台、みんなで狙うは12年ぶりの世界一。 今夏に行われた「FIFA女子ワールドカップ2023」。開幕前に苦戦を予想する声もあったなでしこジャパンだが、彼女たちはその下馬評を大きく覆していった。 初戦でザンビアに5‐0で大勝し、続くコスタリカ戦も2‐0で勝利。第3戦でスペインに4‐0で圧勝を収めると、ハイレベルな組織力と連動性で一気に優勝候補へと世界的に評価を変えていく。 目を見張ったのは、大会期間中に醸成された一体感だ。ピッチに立った選手はチームメイトを助けるべく走り、ベンチメンバーは出ている選手をサポート。コーチ陣やチームスタッフも一丸となり、全員がピッチ内外でチームのためにできることを考えて献身的な姿勢を見せ続けた。同じ目標を持った仲間と想いを共有できたことが大きな力を生み出した形だ。 だが、チームは決勝トーナメント1回戦でノルウェーを下しながら、続くベスト8でスウェーデンに敗戦。そして大会はグループステージで日本が圧倒したスペインが制した。だからこそ夢破れた準々決勝の結果に悔しさが募る。 「みんなで一つになって戦えた。本当にいいチームだった。このメンバーで優勝したかった」 大会後、選手は口をそろえてこう語っていた。なでしこジャパンの世界一を目指す旅路は、パリ五輪へと続いていく。チーム一丸となって夢をシェアしながら頂点を目指した日々は、チームにとって必ずや未来への糧となるはずだ。 猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース) お互いを尊重することで一つのチームになれました。 グループステージ第2戦のコスタリカ戦で先発、W杯初ゴールを決める。若手選手も多かったなか、豊富な経験を活かし、チームのまとめ役としても存在感を発揮した。 「代表ではクラブとは違い、短期間でチームを作り上げる必要があるので、まずは一体感を持つことにフォーカスして挑んだ大会でした。そのためには、お互いの良さや特長を理解し、尊重することが重要だと感じていて。今回のチームでは、選手ミーティングなどを通じて、初戦の前からそれを実現できていたので、喜びも悔しさも、常に全員が同じ感情をシェアできて、一つになれていたと思います。出場時間によっては、モチベーションを保つのが難しい時もあるので、ベンチでも積極的に声をかけるよう意識していました。そこは今までの経験が役立ったと思います。大会後、多くの方から一体感のある良いチームだった、と言ってもらえたことは素直に嬉しかったですが、結果には満足していません。さらにレベルアップしていきたいです」 なおもと・ひかる 1994年3月3日生まれ、福岡県出身。ミッドフィルダー。2010年のFIFA U‐17女子W杯で準優勝に貢献するなど、ユース年代から活躍を続け、29歳にして悲願のW杯初出場を果たす。オフの日も動画でプレーを分析したり、筋トレやボディケアに勤しむ、まさに努力の天才。 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 常にポジティブな声かけで、一体感を持って戦えた。 グループステージ初戦のザンビア戦でスタメンに抜擢され、クリーンシートでの勝利に貢献。以降、出場機会はなかったものの、常に笑顔でチームメイトを鼓舞し続けた。 「いつもは緊張するタイプなのですが、初戦のピッチに立った時、自分でも驚くほど落ち着いていて。あえて緊張感を高めたほどです。こんなにも大きな舞台で、変な緊張をせず、大きなミスもなくプレーできたのは、先輩やチームメイトが、常にポジティブな声かけと的確なアドバイスをしてくれたからだと思います。だから私も、どんな状況でも常に明るくポジティブな言葉で盛り上げていこうと心がけていました。試合前、スタメンがピッチで円陣を組むタイミングで、ベンチでも自然に円陣ができていたり、ゴール後は全員で喜び合ったり、一体感を持って戦えていたと思います。出場は1試合でしたが、自分の課題が明確になったので、そこに向き合い、より一層努力して、なでしこジャパンの名に恥じない選手になっていきたいです」 いしかわ・りおん 2003年7月4日生まれ、秋田県出身。ディフェンダー。姉の影響で10歳からサッカーを始め、中・高時代をJFAアカデミー福島で過ごす。対人の強さに定評があり、’22年のFIFA U‐20女子W杯では、チームの主力として準優勝を経験。明るくポジティブなチームの元気印。 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) みんなに恩返しをしたくて。シェアしたのはチーム愛。 右膝の大怪我を乗り越え、大会直前に代表復帰。ブランクを感じさせないプレーで、グループステージ第3戦のスペイン戦以降、センターバックの一角として奮闘する。 「今回のW杯は、本当に多くの愛をシェアした大会だったと思います。昨年、大きな怪我をしてしまったのですが、リハビリ中も常に多くの仲間が気にかけてくれてとても心強かったですし、絶対に復帰してプレー+αの部分で恩返しをしたいと思っていました。大会前からすでに、仲間からの愛を感じていたし、私からもみんなに愛や元気を伝えたくて、自然と朝の挨拶からハッピー感が出ていたかなと思います。全員が出場できるわけではないなか、本当に一人ひとりがチームのために行動していて、日ごとに愛情や絆が深まるのを感じていましたし、それは応援してくださった方にも伝わっていたら嬉しいです。もちろん課題はありますが、全部が通用しなかったわけではないので、もっと上手く、強く、たくましくなっていきたいです」 たかはし・はな 2000年2月19日生まれ、埼玉県出身。ディフェンダー。’12年に浦和レッズレディースジュニアユースに加入。昨年11月、日本代表のスペイン遠征中に負傷し、全治8か月の診断を受けるも懸命のリハビリを経て復帰。最近は、音楽ユニット「Play.Goose」にハマり中。 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 伸び伸びやらせてもらえた。だからこそ結果で応えたかった。 19歳の若さで全5試合に出場。W杯日本人最年少ゴールに加えて、ベスト16のノルウェー戦で宮澤ひなたのゴールをアシストをするなど、攻撃陣の中軸として活躍した。 「チーム最年少ということもあって、『どんどん積極的に仕掛けていいよ!』って伸び伸びプレーさせてもらいました。最初は自分の結果にこだわって、積極的な突破からゴールを決めることもできた。でも、一つになっていくチームを見て、もっとみんなのためにプレーしたいと思うようになっていったんです。ノルウェー戦でのスルーパスは、そういう想いが表れたのかもしれません。負けてしまったスウェーデン戦、試合終盤のチャンスで直接FKをバーに当ててしまって…。重要な場面で蹴らせてもらえたのに決められなくて本当に悔しいし、みんなに引っ張ってもらったからこそ結果で応えたかった。試合後は涙が止まりませんでした。この悔しさを糧に絶対に強くなりたい。チームを勝たせられる選手になりたい。そう心に誓いました」 ふじの・あおば 2004年1月27日生まれ、東京都出身。フォワード。十文字高から日テレ・東京ヴェルディベレーザへ。果敢な仕掛けを武器に、’22年のFIFA U‐20女子W杯準優勝に貢献。本大会前にはFIFA公式サイトで“超新星”として紹介され、コスタリカ戦では19歳180日で初ゴールも記録。 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) それぞれの想いを胸に、どんどん結束力が高まって。 グループステージ初戦のザンビア戦、続くコスタリカ戦、準々決勝のスウェーデン戦の3試合に後半途中から出場。スピードを活かし、常にチームの勝利のために走り続けた。 「短い出場時間でも100%の力をチームに還元できるよう、ピッチに立った時、どんなプレーができるかを常にイメージしながら準備していました。今回、出場時間にかかわらず、メンバー全員が同じ感覚で挑めた大会だったのでは、と感じています。その理由の一つが、試合前日の選手ミーティング。毎回、熊谷(紗希)キャプテンが指名した何人かの選手がひと言話す場があって。そこでみんなの想いや考えを共有できたことで、よりチームとしての結束力が高まったと思います。回を重ねるごとに、自発的に話す選手も増えてきて、それぞれの想いを聞いて感極まって涙を流す選手もいたほどです。ミーティングが、苦しい時の自分の大きな支えになりました。次にチャンスをもらった時のために、もっともっとできることを増やしていきたいです」 せいけ・きこ 1996年8月8日生まれ、東京都出身。ミッドフィルダー。浦和レッズレディースユース出身。抜群のスピードを活かしたドリブル突破が持ち味で、複数のポジションで高い能力を発揮。大好きなコーヒーを飲みながら、YouTubeで東海オンエアを見ることが最近の癒し。 田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) ピッチ外でチームのためにできることを考え続けました。 本大会での出場機会はなかったものの、ピッチ外でのモチベーションビデオ制作などでもチームを盛り上げた。 「試合には出られませんでしたが、GKチームは3人でゴールを守るという気持ちで戦えたと思います。それに、試合前日のミーティングでみんなの言葉を聞いて、本当に同じ気持ちで世界一を目指しているんだと共感しました。初戦前日にヤマさん(山下杏也加)が『みんなで円陣を組もう!』って提案したんです。それが定番になって、お互いを信じて全員で前へ進んでいる感覚がありました。その中で自分に何ができるかを考えて、決勝トーナメントに向けて同じGKの(平尾)知佳さんと二人で『モチベーションビデオを作ろう』って話になったんです。私は写真を集め、知佳さんが編集を担当しました。一緒に戦おうという気持ちをみんなに伝えることができたのは大きかった。自分も日本の女子サッカーもここからが勝負。今度はピッチで貢献できるように進化していきたいと思っています」 たなか・ももこ 2000年3月17日生まれ、長野県出身。ゴールキーパー。育成時代から日テレ・東京ヴェルディベレーザで育ち、大和シルフィードへの2年間の武者修行で成長。的確な指示とセービングを武器に守護神として活躍する。’16年のFIFA U‐17女子W杯準優勝。趣味はベーグル作り。 ※『anan』2023年10月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) ヘア&メイク・yumi 美樹(共にThreePEACE) 取材、文・青山知雄 松原 彩 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/510213/ Source: ananweb

  • 2023.09.19

ジャンルレスなパフォーマンスが魅力の円神。5枚目シングルは“目でも楽しい”一枚に! | ananweb – マガジンハウス

ジャンルレスに活躍する9人が集い、歌×ダンス×芝居を融合させたハイブリッドなパフォーマンスで魅せる円神。リーダーの瀧澤翼さんによれば、「俳優、声優、バラエティ、アパレルまで幅広い活動をしている僕たちですが、いろんな属性のイケメンが揃っているのが強み。だからきっと一人は推しが見つかるし、そのまま沼に浸かっていただけること間違いなしです!」。 ジャンルは九人九色、活動の場は無限大。カラフルな魅力を持つ円神の魅力にハマって! 5枚目のシングル『Dreamland』はカラフルかつドリーミーで、耳だけでなく目でも楽しい世界観。歌い出しのパートを担当した中林登生さんいわく、「朝イチで聴いたらハッピーな気持ちで一日を始められるような、はじける曲。跳ねるようなリズムが歌詞とリンクして、気持ちが弾む、心が躍るというコンセプトを表現しています」とのこと。 聴きどころを教えてくれたのは、太陽のような明るさがこの曲にぴったりな宮里ソルさん。「恋をする主人公の健気な姿が想像できるような歌詞が夏にぴったり。好きな人に会いに行く前に聴いてほしいですね。僕たちを好きになるように願いを込めて歌ったので、この曲を聴いて、僕たちにも会いに来てほしいです」 ダンスが得意な山田恭さんが推すのは、サビの振り付け。「動き一つひとつがかわいくてキャッチー。曲の構成にもカノンが入っていたり、パレードを見ているようなダンスも楽しいです。僕たちの公式TikTokでサビの振りを公開しているので、ぜひ真似してみてください!」 山田 恭(後列右)2000年9月27日生まれ、石川県出身。円神のムードメーカーで、みんなを笑わせるのが得意。これまでの出演作に、舞台『フゴッペ洞窟の翼をもつ人』、ミュージカル『リフレインする君の声~encore 2023~』など。 「料理が得意で、『cookpadLive』で手料理を作る番組を毎月配信しています。円神のライブ演出も担当していて、グループの魅力を伝えるために奮闘中です。服が好きなので、今後はモデルをやってみたい!」 瀧澤 翼(後列右から二番目)2003年3月2日生まれ、千葉県出身。円神の最年少リーダー。ドラマ『プロミス・シンデレラ』やミュージカル『SPY×FAMILY』など、俳優としても活躍中。 「日本一の歌って踊れる俳優になるのが夢です。円神の振り付けを担当していて、“ダンスマシン・リーダー”でもあります。最近、ダンスの先生を始めました。新しいことに挑戦するのが好きです。今年のうちにもうひとつ、フリースタイルラップにも挑戦したいと思っています」 宮里ソル(後列右から三番目)1997年9月13日生まれ、沖縄県出身。抜群の運動神経と鍛え上げた筋肉が自慢。舞台『戦国送球~バトルボールズ~第二次真田合戦』や、舞台『アオアシ』など出演作多数。ドラマ『アオハライド』がWOWOWにて9月22日より放送スタート。 「筋トレが趣味で、デッドリフト大会で175kgをリフトして、ポイント1位を獲得しました。今も筋肉バキバキですが、さらに磨きをかけて、いつか『anan』の表紙を飾りたいです!」 中谷日向(後列左から三番目)1998年9月15日生まれ、大阪府出身。美容オタクで、個人のYouTubeチャンネルで美容にまつわる情報を発信している。出演作にドラマ『あのコの夢を見たんです。』『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』など。 「メイクの研究以外にも、衣装のスタイリングやグッズデザインなど、クリエイティブな分野が得意。円神のツアーTシャツはグッズというより、普段から着ていただけることを意識してデザインしています」 中本大賀(後列左から二番目)2001年2月17日生まれ、大阪府出身。スタバとおぱんちゅうさぎが大好き。出演作にミュージカル『ALTAR BOYZ』『Ordinary Days』、舞台『蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く』など幅広く活躍中。 「今年は舞台『おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』やミュージカル『スタミュ』など予定が目白押しなので、お楽しみに。今後は映像の方にも活躍の場を広げていきたいです」 中林登生(後列左)1997年12月27日生まれ、大阪府出身。親しみやすく、ファンとのコミュニケーションもばっちり。YouTube「飲み旅チャンネル」レギュラーなど出演多数。 「僕はミスター“普通”です(笑)。でもそれって悪いことじゃなくて、自然体でファンとの距離が近いところが仕事に生きてると思っています。円神ではお兄さんなんですけど、『飲み旅』ではポンコツな部分しか出てないですね。運動好きで、ステージではアクロバットも披露します」 熊澤歩哉(前列右)1996年10月22日生まれ、福島県出身。深く響く声を武器に、声優としても活動中。出演作にゲーム『IDOLY PRIDE』や舞台『穏やか貴族の休暇のすすめ。2~とある料理人の野望~』などがある。ニックネームは“くまちゃん”。 「二次元全般が好きで、ゲームやアニメ、絵を描くことが大好き。メイクやヘアセットも自分でやっています。いつか声優としても、アイドルとして歌って踊ってみたいです。魔法の世界で戦うのも夢!」 草地稜之(前列真ん中)1998年6月17日生まれ、東京都出身。円神のビジュアル担当。ミュージカル『テニスの王子様』やドラマ『僕たちは恋をしない』『その女、ジルバ』など俳優としても幅広いジャンルで活躍中。 「11月から舞台『おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』に出演します! アイドルとしての僕も、俳優としての僕も応援していただけたら嬉しいです。ファンを想う気持ちは誰にも負けません!」 A.rik(前列左)1993年9月30日生まれ、沖縄県出身。個人アパレルブランド『%psh(ウップシュ)』運営。ドラマ『おっさんが眠るまで』『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男シーズン2』など出演作多数。 「クレヨンで絵を描くのが好きで、自分のイラストを使ったアパレルグッズを展開するブランドでの活動もしています。いつもふわふわしてると言われがちな僕ですが、収録曲『Spellbound』ではセクシーさを追求しました」 5th Single『Dreamland』。【初回盤(CD+DVD)】¥3,700 【通常盤(CD)】¥1,400 初回盤には今年6月15日に開催された『円神 3周年 Anniversary Live』を収録したDVD付き。(nonagon records) えんじん 2020年12月に「ENJIN」でデビュー。同時に舞台『nonagon ~始まりの音~』を上演。以降、歌とダンスと芝居を融合した円神としての活動と並行して、メンバー全員が積極的にソロ活動を行っている。 ※『anan』2023年9月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) 取材、文・尹 秀姫 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/505430/ Source: ananweb