土佐麻理子

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  • 2024.01.22

綿矢りさ「中国の“今”がわかるガイドブックみたいな小説が書けたらいいなと思ったんです」 | ananweb – マガジンハウス

作家の綿矢りささんが、中国・北京を舞台にした、とびきり痛快な小説『パッキパキ北京』を上梓。なぜ北京? と思うかもしれないが、それには理由がある。 「2022年の冬から翌年の春にかけて、夫の仕事の関係で北京に滞在することになったんです。今から10年ほど前に、映画『さらば、わが愛/覇王別姫』を観て北京に興味を持っていたので、行けるならいいタイミングだなと。実際に行ってみると、歴史的建造物も素晴らしくはありましたが、それより若い女性たちの暮らしぶりを知ることのほうが私にとっては新鮮で。何が流行っていて、何を着て、どんなものを食べているのか…。そんな中国の“今”がわかるガイドブックみたいな小説が書けたらいいなと思ったんです」 主人公は、東京でのリッチな暮らしを気ままに楽しむ菖蒲(アヤメ)。ところが、コロナ禍の北京に駐在中の夫から、傍にいてほしいと請われて渡航を決意。北京での菖蒲は、夫が圧倒されるほどの逞しさで、羊の脳みそや激辛フードなどを食べまくり、さらには現地の人たちのファッションや生態など、あらゆることに好奇心を張り巡らせてつぶさに観察。その様子が活写されているが、これらは綿矢さんが体験したことなのだろうか。 「ほとんど実体験ですが、私は用心深く暮らしていたので、菖蒲のように派手に出歩くことはなく、1日1個新しい経験をするかしないかくらいでした。ただ、北京を舞台にした小説を書くなら、外向的ではじけた主人公のほうが面白いのではと思ったんです。北京の人たちは、あまり人目を気にせず堂々としている。そういう風土が、菖蒲の自由なキャラクターに繋がったように思います」 この物語は、菖蒲の個性がとにかく強烈。一般的に共感できるタイプではないかもしれないが、極端な言動には彼女なりの哲学が。 「“はっちゃけてる女性”を書くようになったのは、コロナ禍の抑圧みたいなものが関係しているのかもしれません。みんなと価値観を合わせているだけでは、ともすると自分を見失ってしまう。一方で菖蒲のように好き勝手に生きている人は、その善悪はさて置き、周りに流されない強さを持っている。小説なら、こんなふうに生きるのも楽しそう! 私はフーテンの寅さんが好きなんですが、菖蒲は女性版寅次郎みたいなイメージです」 『パッキパキ北京』 夫の要請でしぶしぶ北京に渡った菖蒲だが、文化や言語の違いにも臆せず、面白そうなことに飛び込んでいく。彼女が辿り着く“悟り”とは? 集英社 1595円 わたや・りさ 1984年2月1日生まれ、京都府出身。2004年、『蹴りたい背中』(河出書房新社)で芥川龍之介賞を受賞。近著は『嫌いなら呼ぶなよ』(同社刊)、『オーラの発表会』(集英社)など。 ※『anan』2024年1月24日号より。写真・土佐麻理子(綿矢さん) 中島慶子(本) インタビュー、文・保手濱奈美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/527638/ Source: ananweb

  • 2024.01.17

別々の場所でコロナ禍を過ごす3人の男女…柴崎友香が描く、2年間の日常と心情の変化 | ananweb – マガジンハウス

東京や滋賀といった別々の場所でコロナ禍を過ごす3人の2年間。柴崎友香さんの新作『続きと始まり』は、2022年から’23年にかけて雑誌に連載した長編小説だ。 別々の場所であの時期を過ごす、3人の男女の日常と、心情の変化。 「自分を含め世界中が同時に影響を受けた出来事なので、その状況自体を書こうと思いました。人によって受けた影響は違うので、住む場所も仕事も家族環境も違う3人の視点を選びました。自分が書けるのは世界の一部分だけだけど、そこから何をどう想像していけるかを考えたかった。連載当初は、2年経てば落ち着くと思っていましたがそうはならなかったので、書いているうちに、小説自体が影響を受けて、書くものも変わっていきました」 大阪出身で一時期は東京に住み、今は結婚して滋賀県で暮らす30代の優子。東京で妻と幼い子供を育てているものの勤務先の飲食店が休業状態の30代の圭太郎。フリーの写真家の40代のれい。彼らの日常が交互に2か月おきに語られていく。 「3人の人生で何歳の時に何があったか一覧表にして考えていきました。コロナ禍で今までとは違う状況になって、彼らもこれまでの経験や今の生活について考え直さざるを得なくなっていく」 緊急事態宣言などで、どういう影響を受けたのかはそれぞれだが、 「あの時期は、いろんなことが標準とされる家族を想定して決められていた。でも人の関係性や在り方は様々だし、家族であっても個々の事情は違う。それに家族というと、恋愛、結婚、出産の3つがセットになりすぎているしんどさもあるなと感じていて。愛し合って結婚しました、というだけではない家族も書きたかったです」 日々を過ごす中、過去の震災のことや個人的な苦い思い出も彼らの胸を去来していく。 「2011年に震災でいろんな問題が出てきた時、“震災があって問題が起こるのではなく、今まであった問題がこういう災害があると拡大するだけだ”という声があって、そうだなと思って。コロナ禍もそうだし、社会の出来事にしても個人的なことにしても、過去のいろんなことが今の自分に影響しているんですよね」 昔の出来事を振り返り、迷ったり新しい気づきを得たりしながら進む3人に、読者も励まされる。 「たとえば以前だったら、何かができなかった時に“本人の努力が足りなかったからだ”と個人の問題にされがちでしたが、今は社会の構造という個人の努力や選択とは別の影響があると捉え直されるようになりました。それは大きいと思います」 過去からの連続の中で、自分の今ここがあると実感させる本作。 「未来のことを考えた過去の人が作ったものの中で、今自分は生きている。自分の今の行動の先に、未来を生きる人がいる。世の中にあった過去の出来事を考えることは、未来を考えることなんだなと感じます」 柴崎友香『続きと始まり』 コロナ禍の2年間、別々の場所で暮らす3人の男女の日常を細やかに描き出す。ポーランドの詩人シンボルスカの詩が引用されるのも印象的。集英社 1980円 しばさき・ともか 1999年に短編「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」でデビュー。2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、’14年「春の庭」で芥川賞受賞。ほか受賞作多数。 ※『anan』2024年1月17日号より。写真・土佐麻理子(柴崎さん) 中島慶子(本) インタビュー、文・瀧井朝世 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/526423/ Source: ananweb

  • 2023.12.06

一気読み必至! 大ヒット『犬を盗む』作者による、犬を題材にした最新サスペンス | ananweb – マガジンハウス

佐藤青南さんが昨年刊行した『犬を盗む』が大ヒット。資産家の女性が殺害され、愛犬が行方不明となる。その犬と、後ろ暗い過去を持つコンビニ店員が飼い始めた犬は何か関係がありそうで…という、犬を絡めたミステリーだった。最新作の『一億円の犬』もサスペンス感満載だ。 虚飾まみれのインフルエンサーによる、厄災と気づきとは。疾走感たっぷり。 「犬を題材にするのは編集さんから提案されたんですが、僕自身は最初は気が進まなかったんです。というのも、僕も犬を飼っていて、それをお金に換えることへの抵抗が拭えなくて。なので、書くなら、犬が絶対にひどい目に遭わないようにする、犬が最大限幸せになれるように配慮するという縛りを、自分の中に設けたんですね。それをクリアさせつつストーリーに波乱を持たせるので、結構頭を使いましたね」 本書の語り手は、携帯電話ショップの派遣社員として働く小筆梨沙(こふで・りさ)。愛犬さくらとの日常をマンガにしてSNSに投稿し、なかなかの人気だ。そんな折、編集者の寺本直樹が書籍化の話を持ってきた。〈百万部、目指しましょう!〉という威勢の良さに心が動かされたが、実は梨沙は犬を飼ってさえいなかった…。 「どんな物語にするかなかなか決まらなかったですね。『いっそ“犬はいない”で始めたらどうか』と浮かんだのが出発点です」 梨沙がSNSに載せている写真は、海外のアカウントからの無断盗用だ。似た犬を飼わなければ書籍化はおじゃんになるだろう。犬探しに必死の梨沙に、不測の事態が! 「梨沙はセレブアピールして編集者やファンを欺いています。本当は埼玉県の木造アパートでひとり暮らしをしているのに、現実を隠そうとして、とんでもない事態に陥ってしまう。僕はむしろ、殺人事件のような深刻な状況に置かれても、お腹もすくし、笑ってしまうような行動もするのが、人としてのリアリティだと思っているんですよね」 予測不能さとスラップスティックが掛け合わされ、一気読み必至だ。 「とある作家さんに『あなたの書く小説はヤバい人ばかり出てくる』と評されたことがあります。ヤバいかどうかはともかく(笑)、イマドキの読者が関心のありそうなトピックや現象を意図的に織り込んだらこうなりました。犬が好きな人、飼っている人はもちろん、そうじゃない人にも楽しんでもらいたいです」 『一億円の犬』 梨沙の架空の愛犬さくらは、保護犬だったという設定のため、保護団体から譲り受けようとするが…。愛犬家たちの一家言も興味深い。実業之日本社 1870円 さとう・せいなん 1975年、長崎県生まれ。作家。2011年に『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『ある少女にまつわる殺人の告白』でデビュー。著書多数。 ※『anan』2023年12月6日号より。写真・土佐麻理子(佐藤さん) 中島慶子(本) インタビュー、文・三浦天紗子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/519145/ Source: ananweb

  • 2023.12.03

結成10周年! ヤバイTシャツ屋さん「あえてCDで出す」ベストアルバム発売 | ananweb – マガジンハウス

爆速爆音のメロコアサウンドと、一度聴くと耳から離れない秀逸な歌詞が魅力のヤバイTシャツ屋さん。結成10周年を記念し、遂にベストアルバム『BEST of the Tank‐top』をリリースした。 プレイリストで事足りる時代にあえて僕らはCDでベスト盤を出す。 「普通はレーベル側から提案されるとか、そういった感じの理由で出すじゃないですか。でもサブスク全盛の今、ベスト盤の存在意義って正直なくなりつつあって。レーベルも『ベストアルバムを出そう!』と積極的には思わないんですよ。…やけど出す。そこに強い気持ちがあるんです」(こやまたくや・Gt/Vo) 今作のために作った新曲「BEST」にこんなフレーズがある。〈プレイリストで事足りるよ プレイリストで事足りるのにさ…あえてCDで出す〉。ここに彼らのユニークさと、ロックバンドとしてのアイデンティティを感じる。 「ベストアルバムに入れる新曲って、今まで温めていたとっておきの曲とか、未解禁やった曲とか。ベストやから10年間のことについて歌うとか、これまでの楽曲の歌詞をちりばめた集大成的な楽曲とか。様々なやり方があると思うんですけど、“ベストアルバムそのもの”について歌いました(笑)」(こやま) これまで多種多様な曲を発表してきた彼らに、特に思い入れの強い一曲を聞いた。 「『かわE』ですね。映画『ニセコイ』の主題歌なんですけど、それまでラブソングっぽい曲がヤバTにはなくて。こやまさんもラブコメを書けるような性格ではないので、最初はかなり困っていて。実は『かわE』の前身となった曲があったんです。楽器のレコーディングが終わり、ボーカルレコーディングをしてる途中で、こやまさんが『あかん、これは歌われへん』って。提出期限が迫っている中で『すぐに新しい曲を作るから、これはボツにしたい』と言って、レーベルの人に怒られながらできたのが今の『かわE』。いざ完成したらみんな大納得で、お客さんにも人気の曲なので思い入れが強いです」(ありぼぼ・Ba/Vo) 「僕は『NO MONEY DANCE』です。コロナ禍で収入がない月があって、ヤバイと思いつつ『もう笑い飛ばすしかない!』みたいな心境で書いたんですよ。いつかお客さんとみんなで歌える曲にしようと思って、普段よりもコール&レスポンスもたくさん盛り込みました。リリースから3年が経ち、やっとお客さんも声が出せるようになり、もみくちゃのライブハウスでこの曲を演奏できるようになった時は、ようやくこの曲が完成した、と思えて感慨深かったですね」(こやま) 「一時期はコロナの影響で、騒がしくてテンポの速い音楽性のバンドが、どうしても元気がなくなっていたんですね。『それでもロックバンドとして、うるさくて速い音楽をやっていこう』というメッセージを込めたのが『dabscription』。また違ったヤバTの一面を見られる楽曲です」(もりもりもと・Dr/Key) 楽曲「BEST」の歌詞〈再評価されたい〉にちなんで、再評価されたいと思う過去の楽曲もそれぞれに教えてもらった。 「『かわE』とか『癒着NIGHT』とか昔の曲も、まだまだバズリ代(しろ)があると思います。『ハッピーウェディング前ソング』も、もう一回バズってもいいっすね」(こやま) 「『泡 Our Music』です。発売当初はコロナ禍に入ったタイミングで、シングルでは一番売れなかったんです。ただ、すごく勢いのある楽曲なので、ライブハウスの活気が戻ってきた今、やっとこの曲が本領発揮できてます」(ありぼぼ) 「ヤバT史上、一番壮大なメロディの『肩 have a good day‐2018ver.‐』。僕らの新境地を感じられると思うので、『ライブで観たらどんな感じだろう?』と想像も膨らませてもらいたいです」(もりもと) 10年という節目を迎えたことを、3人はどう感じているのだろう? 「結成当初は『やっていけるかな?』と不安になることがありましたが、今はすごくいい関係で。初の全都道府県ツアー中なんですけど、オフの日があればメンバーに遊びに誘われます。10年経ってこれなら、まだまだ安泰ですね(笑)」(もりもと) 「四星球とか周りの先輩には『もう10年!?』と驚かれるんですけど、そう意外に感じられることがいいなと思っていて。私たちは、バンド名的にも楽曲的にも“フレッシュさ”が大事な気がするんです。そこの意外性は大事やなって」(ありぼぼ) 「そうやね。いつまでも若さと勢いがあるように見られたいので、10周年は取り下げます! 今後は『6年目っす』って嘘つきます」(こやま) ベストアルバム『BEST of the Tank‐top』。新曲「BEST」を含む全27曲収録。【完全生産限定盤(CD+BD+バスタオル)】¥8,500 【初回限定盤(CD+BD)】¥4,800 【通常盤(CD)】¥3,000(UNIVERSAL SIGMA) やばいてぃーしゃつやさん 左から、もりもりもと(Dr/Key)、こやまたくや(Gt/Vo)、ありぼぼ(Ba/Vo)。結成10周年を記念して、全57公演に及ぶ初めての全都道府県ツアーを来年3月まで開催中。 ※『anan』2023年12月6日号より。写真・土佐麻理子 取材、文・真貝 聡 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/519125/ Source: ananweb

  • 2023.11.07

スナック感覚で食べられるものも! マニアが教える、初心者におすすめのプロテイン4選 | ananweb – マガジンハウス

あなたの周りで、最近プロテインを摂り始めた、という人が増えていませんか? それは、タンパク質不足を意識する人が増えたから。この機会に、プロテイン生活を始めたいというあなたに、おすすめのプロテインをご紹介! プロテインひろこのプロテイン学 肌に髪にボディに嬉しい変化が盛りだくさん! プロテインが好きすぎて壁一面の棚にぎっしり、ありとあらゆるタイプのアイテムを常備しているプロテインひろこさん。プロテインを毎日飲んでいると、嬉しい変化をたくさん実感できるという。 「プロテインを飲むようになってたった1~2か月ほどで、髪のボリュームがアップした、肌のトラブルが落ち着いた、という驚きの変化を感じました。爪が伸びるのも、早くなった気がします。私は筋トレとか運動をしないので、筋肉がもりもりになった! という実感はありませんが、太りにくくはなりました。それまで普通のおやつを食べていたところをプロテインに置き換えるようになって、カロリーコントロールがしやすくなったことが大きいと思います。セロトニンなどの脳内物質もタンパク質からできているので、プロテインを摂るとメンタルが安定する、という人もいますね」 キレイに役立つプロテイン生活。今から始めたいという人は、どんなアイテムから取り入れるのがおすすめ? 「初心者はやっぱり、手軽なバーやスナック、ドリンクがよいと思います。コンビニなどですぐ買えたり、手間をかけずにすぐ食べられたりするほうが、取り入れやすいですよね。ただし、内容には要注意。“高タンパク”と書いてあっても実際にはそれほど入っていなかったり、美味しいけれどカロリーが高くて太りやすい、なんてこともあります。できれば1食分にタンパク質が10gくらい入っていて、カロリーは200kcal以内を目安にしましょう」 初心者向けプロテイン これからプロテインを取り入れるという人におすすめ、美味しくて気軽に食べられるアイテムを紹介します。 BODY STAR プロテインスナック ブラックペッパー味 がっつり濃い味が好きな人にぴったり!大豆をベースにしたスナック。噛み応えのあるザクザクした食感でクセになる。「筋トレガチ勢も愛するお菓子。ほかにも、コンソメ味とバーベキュー味があり、どれも味がジャンクで満足感が高く、しかもスナック菓子にしては脂質が抑えめ。もちろんタンパク質も摂れます。砕いてサラダの上にかけて食べるのもおすすめ」。1袋あたりタンパク質20.4g、熱量165kcal。40g¥173*編集部調べ(おやつカンパニー TEL:059・293・2398) SOY CHOCO ほうじ茶味/チョコレート味/キャラメル味/プレミアム カカオ 70% ティータイムが楽しみになる美味しさ。ヘルシーで食べ応えがあると人気の大豆のパフ入り。「パティシエが開発した本格的なチョコバー。ザクザク食感が楽しいです。ラカントなどの天然甘味料を使って、糖質やカロリーを抑えているところも」。1本あたりタンパク質11.1~12.0g、熱量123~150kcal。ほうじ茶味、チョコレート味、キャラメル味 各¥181*編集部調べ プレミアム カカオ 70%¥210*編集部調べ(丸菱関東販売 TEL:03・6712・4016) isey SKYR バニラ ねっとりクリーミィで心も満たされます。アイスランドの健康的国民食である「スキル」のオリジナルレシピに基づき、ヨーグルトを3倍濃縮。濃厚かつなめらかな舌触りと、マダガスカル産バニラビーンズを使用しているのも魅力。「脂質0で、味も上品で美味。冷凍庫で1時間半くらい凍らせると、ジャリッとしたアイスっぽくなって、それも大好きです」。1個あたりタンパク質10g、熱量93kcal。105g¥192*編集部調べ(日本ルナ TEL:0120・014・367) VEGAN PROTEIN CACAO SOY LATTE/MATCHA SOY LATTE ナチュラルな成分にこだわりたい人に。味噌や豆乳など、大豆食品に定評のあるメーカーが開発。豆乳をベースに、有機エンドウ豆プロテイン、有機アガベシロップをブレンド。甘さ控えめで飲みやすい。「添加物を必要最低限に抑えた製法。ナチュラル志向の人に人気な、優しいテイストで、無理なく続けられます」。1本あたりタンパク質13.5~13.7g、熱量141~142kcal。200ml 各¥184*編集部調べ(マルサンアイ TEL:0120・92・2503) プロテインひろこさん 運動しないプロテイン愛好家。プロによる食事改善指導がきっかけでプロテインにハマり、各種メディアの取材を受けるほどのマニアに。高知県四万十町の「生姜プロテイン」開発にも協力。 ※『anan』2023年11月8日号より。写真・土佐麻理子 取材、文・風間裕美子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/513974/ Source: ananweb

  • 2023.10.31

パンサー・尾形「収録後はどの番組より疲れる…」 笑いを封印して数学の超難問に挑む! | ananweb – マガジンハウス

未だ解けない定理やその背景など、数学の超難問をパンサーの尾形貴弘さんが笑い封印で解説する、『笑わない数学』のシーズン2が放送中。すべては理解できずとも、文系の人でも知的好奇心が刺激される番組だ。 パンサー尾形が体当たりで数学の難問に挑む! 「高校も大学もスポーツ推薦で、知ってる公式は底辺×高さ÷2くらい。一日中山を登ったり、7時間半落とし穴にいたり、一生体を張り続けるんだと思っていたのに、NHKで数学番組のMCですよ。でも、収録でやることといえばカンペ読むだけですからね。…って、ここは否定してもらわないと! 数学に縁遠い僕でも、ちゃんと頭を使ってるんです。その証拠に、糖分を使い果たして、収録後はどの番組より疲れる…。でも、それが心地よくもあるんです」 MCの人選では、どんな無茶ブリも嫌がらず、突き進んでいく尾形さんしか思いつかなかった、と制作スタッフ。シーズン2ということで、カンペ読みもだいぶ上達したが…。 「逆に、抑揚のつけ方とか上手くなるなって言われるんですよ!」 制作側の意図としては、数学の知識や理屈を超越して「なんだかすごい!」といった感動を、素の尾形さんに届けてほしいからなのだとか。確かにその真っすぐなMCぶりには、知識をひけらかすようないやらしさが微塵も感じられないのがいい。 「学生時代にこの番組を見ていたら数学を好きになっていたかも。でも、頭のいい人がやっていたら、見ていなかった気がします。最初はドッキリかと思ったけど、僕がMCに選ばれた理由ってそういうことかもしれませんね。びっくりするんですけど、子供にも『見てる』と声を掛けられるのは、『パンサー尾形がやってるなら、自分にも分かるだろう』って思われてるからなのかな」 天才数学者でも難しい問題を視聴者に30分で伝えるのは至難の業。スタッフは様々な参考文献や原論文にあたり、複数の専門家にも話を聞く。ここまでで2~3か月はかかるそう。尾形さんは、収録前に約1時間のレクチャーを担当ディレクターから受ける、いわば最初の視聴者だ。 「さすがに全部は理解できないけど、スタッフのみなさんが開いてくれる勉強会にだいぶ助けられています。テーマを見つけてくるのも、僕がなんとか分かるところまでもっていくのも、すごく大変なはず。映像にもものすごいこだわりが感じられますし。だから簡単には言えないですけど、あえて言いたい。シーズン3も絶対にやりましょう! この番組のスタッフの方々って、センスがあるんですよ。でなければ、そもそも『笑わない数学』なんてタイトル思いつかない。僕より大喜利得意なんだろうな(笑)。悔しいわ~!!」 数か月の準備と収録ののち、さらに1~2か月かけてCGを駆使した編集や映像制作を行い、ようやく完成。 広いスタジオにタレントは尾形さんただひとり。「数学にとりつかれた数学者の切ない物語にも注目を」 『笑わない数学 シーズン2』 シーズン1は、「斬新な教養バラエティ番組」と評価され、ギャラクシー賞テレビ部門の2022年9月度月間賞に選出された。NHK総合毎週水曜23:00~放送中。NHK Eテレで毎週土曜21:30~、毎週火曜24:55~再放送。放送後1週間は、NHKプラスで見逃し配信も。 おがた・たかひろ 1977年4月27日生まれ、宮城県出身。2008年、お笑いトリオ・パンサーを結成。決め台詞は「サンキュー!」。『デカ盛りハンター』(テレビ東京系)に出演中。 ※『anan』2023年11月1日号より。写真・土佐麻理子 インタビュー、文・小泉咲子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/512781/ Source: ananweb

  • 2023.09.19

時代に翻弄される、プログラミングの秀才少年2人の物語『ラウリ・クースクを探して』 | ananweb – マガジンハウス

かけがえのない少年2人の友情と、彼らを襲う過酷な運命。宮内悠介さんの新作『ラウリ・クースクを探して』はラストに胸が熱くなる物語だ。 プログラミングの秀才少年2人。時代に翻弄される友情のゆくえ。 「今回はストレートな友情の物語です。私は幼少期にアメリカにいたのですが、書きながら当時の友人の顔を思い浮かべることもありました」 1977年、ソ連占領下のエストニアに生まれたラウリは少年時代からコンピューター・プログラミングの才能を開花させる。モスクワの研究所入所を夢見て進学した学校で出会ったのは、レニングラードから来た秀才少年、イヴァンだ。 宮内さんも小学生の頃からプログラミングに夢中だったという。 「ラウリにモデルはなく、強いて言うなら自分です。彼らがMSXというコンピューターでゲームを作る様子は、自分の体験を重ねています。ただ、自分に近い年齢でも場所が変われば激動の歴史を生きることになってしまうのは不思議な思いです」 彼らが友情を深める様子がキラキラしていて眩しい。しかしソ連が崩壊、二人は離れ離れとなり、ラウリは夢も絶たれる。そして…。 ソ連にも自国にも肩入れできずに心揺れるラウリの心情がリアル。 「彼は何者でもない。誰もが勇敢に一貫した意見を言えるわけでもなく、誰もが正義や答えを出せるわけでもない。簡単な答えなどどこにもない。それでも人間は生きていける。そんな思いを込めました」 本作はエストニア、コンピューターの近現代史としても味わい深い。 「実はこの話の出発点はMSXです。私も小学生の頃使っていました。旧ソ連は輸出規制によって高精度のコンピューターを輸入できず、日本で作られた8ビットの低スペックのMSXを教育用に導入したのです」 エストニアは現在IT先進国としても有名で、その様子も描かれる。 「コンピューターとは人類にとって何なのかという問いを含ませました。現在のエストニアの姿は、未来の私たちの姿かもしれません」 ところで、作中ラウリが同級生たちのために教本を作る場面が印象的。 「私もアメリカの小学校に通っていた頃、授業で周りが分数の概念を理解できずにいたので、『ユウスケの分数の本』を作ったことがあります。好評で学校の図書館に一部寄贈されました。それが私の一つの成功体験になっています(笑)」 『ラウリ・クースクを探して』 幼少期にプログラミングの才能を開花させたものの、歴史に翻弄され、現在消息不明のラウリ・クースク。彼のたどった人生とは。朝日新聞出版 1760円 みやうち・ゆうすけ 2012年、単行本デビュー作『盤上の夜』で日本SF大賞、’17年『彼女がエスパーだったころ』で吉川英治文学新人賞、『カブールの園』で三島由紀夫賞受賞。ほか受賞作多数。 ※『anan』2023年9月20日号より。写真・土佐麻理子(宮内さん) 中島慶子(本) インタビュー、文・瀧井朝世 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/505425/ Source: ananweb

  • 2023.09.12

ヨーロッパ企画・上田誠&諏訪雅&永野宗典「25周年ですし、劇団員たちがワクワクする企画を」 | ananweb – マガジンハウス

京都を拠点に、ユニークな設定とユルい会話で繰り広げられるコメディで人気を博すヨーロッパ企画が、劇団結成25周年を迎えた。今年6月公開の長編映画『リバー、流れないでよ』を自ら製作したり、劇団員が出演する実験的ドキュメントバラエティ『ヨーロッパ企画の暗い旅』の制作など、劇団ながら演劇の枠組みを超えて活動する彼ら。最新作の『切り裂かないけど攫いはするジャック』を前に、25年続く秘訣を旗揚げメンバーである上田誠さん、諏訪雅さん、永野宗典さんに伺った。 ――25周年を迎えた劇団の最新作は、19世紀にイギリスで起きた切り裂きジャックの事件がモチーフ。 上田誠:25周年ですし、劇団員たちがワクワクする企画をというのが使命感としてあり、今回はミステリーコメディでいこうと。ミステリーというと作家がトリックを構築するのが主流ですが、僕らは集団でものを作る劇団ですから、ジャックものならやれるかなと思ったのが最初で…。 諏訪雅:劇の中盤くらいには、ジャックが何者か明らかになりますよね。 永野宗典:いま稽古中盤ですけど、僕はこれからまだ見ぬ新しいジャックが出てくるのかなと思ってますけど? 上田:ミステリーって最後の謎解きに注目が集まるのが宿命ですけど、それが怖すぎて、本当は最初に「僕がジャックです」ってところから始めようと思ったくらいです(笑)。 永野:僕が警部の役なんですが、群像劇でみんなが勝手に推理しだすから、邪魔くさくて仕方ないです。 上田:「推理をするな!」っていう決め台詞が生まれたぐらいですから。 諏訪:でもみんながまくし立てるように自分の言いたいことを言ってるのって、まさにヨーロッパ企画って感じの群像劇になってると思う。 上田:ミステリーってある材料を最初にざっと出して、ロジックでそれを収れんさせていくものだけれど、演劇…というかコメディは、要素がどんどん出てきて場が散らかっていく様子が面白かったりする。それを両立させられないかというのが、今回の狙いでもあります。 ――タイトルの絶妙なユルさも秀逸。 上田:演劇は結構作家主義ですけど、僕らはタイトルも合議制です。でも毎回超コメディらしいタイトルですから、発表するのに勇気がいるんです。演劇界で馬鹿にされないだろうかとか、もうちょっと文芸チックな方がカッコつくかなとか思いながら、ひたすら痩せ我慢してる感じ(笑)。 諏訪:僕らはつねに判断基準が面白いか面白くないか、ですからね。 永野:ふたりは関西人なんで笑いにむっちゃ厳しいんですよ。 上田:もともと僕も諏訪さんもお笑いに関して結構うるさい方なんで、どこかでダサい笑いはやりたくないっていう気持ちがあるんですよ。あと、演劇というと、伝えたいメッセージがあったり、感情のヒダを描くとか、現代社会を切り取るとかの目的が多いと思うんですけれど、僕らの場合、面白いことをやろうと集まっているっていうのが、ヨーロッパ企画の特性なのかなと思います。 諏訪:そもそも劇団名に劇団を付けなかったのは、演劇だけじゃなくいろいろなことできそうな気がしたからなんだよね。昔からみんな映像を撮るのが好きだったりもしたし。 上田:ただ演劇は好きなんで、せっかくなら“劇団”のイメージをもう少し広げられたら面白いですよね。 (写真上)うえだ・まこと 1979年11月4日生まれ、京都府出身。脚本を手がけるドラマ『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ、フジテレビ系)が10月10日より放送スタート。 (写真中)すわ・まさし 1976年8月26日生まれ、奈良県出身。俳優のかたわら、脚本・演出なども手がけており、作・演出舞台に『ガチでネバーエンディングなストーリぃ!』。 (写真下)ながの・むねのり 1978年2月17日生まれ、宮崎県出身。俳優のかたわら、映像監督や脚本なども手がける。出演近作にドラマ『スーパーのカゴの中身が気になる私』。 ヨーロッパ企画第42回公演『切り裂かないけど攫いはするジャック』 9月20日(水)~10月8日(日) 東京・本多劇場 作・演出/上田誠 出演/石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、藤谷理子、金丸慎太郎、早織、藤松祥子、内田倭史、岡嶋秀昭 一般7000円 U25シート2500円(前売りのみ) 平日割一般6500円 サンライズプロモーション東京 TEL:0570・00・3337(平日12:00~15:00)  滋賀、京都、高知、福岡、広島、大阪、神奈川、愛知、富山でも上演。 劇団結成25周年。四半世紀にわたり人気を継続し続けるヨーロッパ企画とは? 人気の理由1:ユニークな設定 押し入れ1間程度の超々狭小集合住宅に暮らす人々の工夫を凝らした日常を描いた『Windows5000』など、劇構造や設定のユニークさで魅せるのがヨーロッパ企画。「まだ世の中で劇になってないものを見つけて、どうしたら劇にしていけるかを考える」(上田さん)そうで“企画性コメディ”と呼ばれる。見たことのない世界を舞台上に具現化させる、凝った美術セットも興味深く見応えあり。「設定だけ聞くと、演劇として成立するの? と思うけれど、どう劇化するかを聞くと、毎回、それ面白そうって思えるんです」(諏訪さん) 『遊星ブンボーグの接近』 地球に降り立った身長数cmの宇宙人たちが、デスクの上を旅し、巨大文房具と戯れる。普段見慣れたカッターナイフや消しゴムが、巨大化して劇場に置かれている状況からすでに楽しく、自分も小人になったような気分に。撮影:清水俊洋 人気の理由2:笑いのセンス ヨーロッパ企画のコメディは、大爆笑というより、ユル~い会話の中から生まれる、ちょっとトボけたクスッとした笑いが特徴。じつはこれ、稽古場で上田さんが提示した設定で俳優たちがエチュード(即興劇)を繰り返し、その中で生まれたものが取り入れられている。「自分たちがやった場面だから、すでに笑いとして出来上がっている」(上田さん)ゆえのリアルさも絶妙。「設定はトリッキーだけど、誰もが感じるようなことを取り上げていて、そのへんのリアリティが多くの人に楽しんでもらえている理由かも」(永野さん) 『来てけつかるべき新世界』 通天閣を擁する大阪・新世界を舞台にしたSF作品。狭い路地をドローンが行き交い、野良犬ならぬ野良のロボットがうろつき、売れないお笑い芸人がAIを相方にするなど、未来も新世界らしさは変わらずなところが面白い。撮影:清水俊洋 人気の理由3:個性あふれる劇団員 稽古場でのエチュードから生まれた笑いが作品に反映されていることは書いたけれど、その面白さも、リアルな生っぽい空気感がそのまま舞台上に再現されるからこそ。しかもそれを演じる面々は、どこにでもいそうなのに佇まいや風貌に、それぞれの個性が滲み出て、それが作品の面白さにも繋がっている。「僕は劇作の中身と同じくらい、作品を立ち上げる中で起きる実際のドラマを大事にしていますが、それは劇団員やスタッフに対しても同じ」(上田さん)。「その蓄積が、物語に生かされているんだと思います」(永野さん) 『ムーミン』 世界的に有名なトーベ・ヤンソンの同名童話をモチーフに、谷で寝たり食べたり、ひたすら遊び暮らす男たちを描いた作品。設定はトリッキーながら、シンプルな劇構造だからこそ、出演者それぞれのキャラクターの面白さが生きた作品。 ※『anan』2023年9月13日号より。写真・土佐麻理子 インタビュー、文・望月リサ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/504197/ Source: ananweb

  • 2023.05.13

賞金総額約13億円!? ゲームキャスターが注目する“eスポーツ”の大会&イベント5つ | ananweb – マガジンハウス

ますます注目されているeスポーツ。ここでは、ゲームキャスターの岸大河さんに今年注目の大会についてお聞きしました。 オフラインでもオンラインでも楽しめる! 観戦してみよう。 eスポーツの大会にはオンラインとオフラインの両方があるのですが、最近はコロナ禍を経て初めてオフラインの大会を観戦しに来たという初心者の方も増えています。ゲームのルールを詳しく知らなかったり、自分ではゲームをプレイしない人がいらっしゃることも多いですね。YouTubeやTwitchの配信などを通じてゲームや選手に興味を持ち、大会にも足を運ぶようになるようです。eスポーツの観戦は、基本的にサッカーや野球の試合と同じです。何が起きているのか細かくわからなくても、選手の姿勢や僕たちゲームキャスターの言葉を通じて試合のわくわく感を味わうことはできます。ゲームを舞台に選手たちが繰り広げる熱い戦いを一緒に見届けたいと思う人が増えているようですね。 今年見逃せないタイトルやイベントは、こちらの5つ! 2023 オーバーウォッチ ワールドカップ タイトル:オーバーウォッチ 2日程:6月からグループ予選開始、秋頃に上位16チームによるファイナル開始オーバーウォッチ日本代表 公式Twitter:@OWWCTeamJapan リニューアルを経て4年ぶりに復活するワールドカップ!近未来が舞台のチーム制アクション・シューティングゲーム『オーバーウォッチ 2』。「その公式大会が4年ぶりに開催されるんです。各地域の代表チームが勢ぞろいします」(岸さん)。全世界から40のチームが戦い、上位16チームが2023年秋に開催されるオフライン大会で競います。 DreamHack Japan 2023 タイトル:リーグ・オブ・レジェンド、ファイナルファンタジーXIVなど多数日程:5月13日・14日 eスポーツもライブも楽しめる大型フェスが日本初開催!1994年にスウェーデンで始まって以来、世界中で人気を博してきた複合型エンターテインメントゲーミング・フェス「DreamHack」が、ついに日本で初開催。公式大会はもちろん、坂道グループ対抗の『スプラトゥーン3』対決などのエキシビションマッチのほか、ライブやコスプレも楽しめる何でもありの大会です。「国内初開催なのでどんなイベントになるのか注目しています」 VCT 2023 Masters Tokyo タイトル:VALORANT日程:6月11日から6月25日まで場所:TIPSTAR DOME CHIBA(11~21日) 幕張メッセ(24~25日) アジア初の世界大会が日本を舞台に開催予定!5対5のチームで攻守を交代しながら戦う『VALORANT』。銃撃の精度だけでなく、戦略の創造性も追求されるこのゲームの世界王者を決める「VCT 2023 Masters」が日本で開催。北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジアの厳しい予選を勝ち抜いた選手たちがぶつかるこの大会。「VCT Mastersがアジアで開催されるのは初めてなので、早く観たいという声が特に多いですね」と岸さん。 Fortnite Champion Series タイトル:Fortnite公式Twitter:@FNCompetitiveJP 人気ゲームで競う、賞金総額約13億円の巨大大会!ゲームの発表から約6年経った現在も世界で毎月約7000万人のプレイヤーが遊んでいる人気シューティングゲーム『Fortnite』。その公式大会である「Fortnite Champion Series」は、グローバルで約1年間トーナメントが続き、賞金総額は、なんと1000万ドル(13億円相当)! 「1年かけて進行していく世界大会で、その様子はFortniteの公式サイトで配信されているので、初心者にも楽しみやすいと思います」 Apex Legends Global Series タイトル:Apex Legends公式Twitter:@ALGS_JP 79の国と地域の選手が戦ったグローバル大会、第3弾!3人1組でチームを組み、20組60人が同時に巨大なフィールドに飛び出し生き残りをかけて戦うシューティングゲーム『Apex Legends』。「配信から約2年で累計1億人以上が遊んだこのタイトルの世界大会が『Apex Legends Global Series』。第2回の2022年大会では世界79の国と地域のチームが参加。『Fortnite Champion Series』と同様ほぼ通年で試合が開催されており、賞金総額も500万ドル(約6.6億円)と高額です」 岸 大河さん 1989年生まれ。FPSタイトルの元トッププレイヤーであった自身の経歴を活かした、選手の目線の実況が人気。eスポーツ番組『eGG』(日本テレビ系)に出演中。 ※『anan』2023年5月17日号より。写真・土佐麻理子 取材、文・川鍋明日香 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/483668/ Source: ananweb