女性の悩み

  • 2024.05.13

「彼とはできない…」見た目・条件ばっちりなのに「一線を超えられない理由」と対処法 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、アプリでマッチした男性といい雰囲気になったものの、なぜか一線を超えられなかったいう31歳女性のお悩み。今後彼女がどう行動すべきか、佑雪さんがズバリ回答してくれます! お悩み:「ルックス・条件よしでも、そそられないならスルー?」 【クラブ佑雪】vol. 345 マッチングアプリで出会った彼のことです。1年前にアプリでマッチした3歳年上の彼は写真上ではおしゃれなイケメン。遠距離ということもあり、しばらくはLINEのやりとりだけだったのですが、3か月前に彼が仕事で私の住んでいるところを訪れることになり、ランチだけしました。背が低かったらどうしようなどと不安でしたが、実物は背も高く、想像以上に素敵。物腰も紳士的で会話も楽しく、ときめきました。 そこでこのゴールデンウィークに一念発起。今度が私が彼の住む都市に旅行することに。日中はあちこち観光名所を案内してくれて、食事代も含めて全部払ってくれて、私が疲れないように気遣ってくれて、何もかもが最高。自分でホテルもとっていたのですが、ディナー後、彼の提案で彼の家にお邪魔することになりました。稼いでいるんだなとわかるようないいマンションで、いい雰囲気。「これを逃しちゃいけない!」と思ったものの、なぜか、どうしてだか「この人とはできない」という直感があり、一線を超えられずに帰ってきました。 その後も彼からは変わらず、女性として褒めてくれたり、丁寧な態度でのLINEがありますが、私のなかでは「終わったな」という感じです。ずーっと好意的なことも言ってくれていて、結婚願望あり。そのうえ見た目も好み、条件もいいのに、なぜなのか。今後、これ以上の人が現れなかったら後悔するのかなと、考えてしまう自分がいます。この件について、どうやってケリをつけたらよいでしょうか? (この世に幸あれ 31歳未婚 フリーランス) 「迷うくらいなら、やりましょう」 ご相談者さまの野生の勘が「NO」と言ったんでしょうね。それを現代社会で生きる理性が超えられなかったということなんでしょう。いや、深いなぁ。やっぱり、男女って不思議な化学反応が起こって、そうなっちゃうのが自然じゃないですか。で、その化学反応(アメリカドラマでよく会話に出てくる“ケミストリー”ってやつね)って、どっちか一方じゃなく、双方から出る目に見えない物質(?)で起こるもの。彼の方も足りなかったんじゃないの? って思ってしまいます。 今回のケースってご相談者さまも乗り気、彼も乗り気。でも、彼がもうちょっとオスとしての野生を発揮していたら、もっと違う展開があったのでは? いつも紳士だから素敵なわけだけど、もうひと押し、ガバッときてくれてもよかったんじゃないかな〜と思わずにはいられませんよね? ほら、唇は奪われるものって言いますしね。 でも、この時代、難しいんでしょうね。彼はどんなお仕事をされているのかわかりませんが、このご時世で稼いでいるということはこのご時世に合ったコンプライアンス感覚をおもちで、女性が自分の部屋に来たからって無碍無体なことはできない、しちゃいけないって自制心が強いんでしょうね。で、その自制心の強さが、ご相談者さまにはどこか物足りなかったのではないでしょうか。 一方、ご相談者さまもこれまでも受け身な感じで恋愛してきたんじゃないですか? たぶん、これまでもおモテになってこられたんでしょうし、男性からアプローチされて当然。自分からは押し倒さない、みたいな。 若いうちはね、それでもなんとかなるんです。っていうか、昔は男性が女性を押し倒すのが当たり前っていう文化だったから、「昔は」って申し上げた方がいいのかもしれません。が、時代は変わりました。また、わたくし独自の統計からしても、30代以降は特に女性から押し倒すまではいかなくても、手を握るなり唇を奪うなりして、“行動”を起こしたほうがひとまず、成就しやすいんです。お付き合いできるわけですね。 で、彼がありかなしかを判断するのは“事後”でいいと思うんです。幸い、まだ連絡は続いているようですから、次のお泊まりデートをご相談者さまから企画しましょう。そして、当日はご相談者さまからフェロモンムンムンで迫ってみられてはいかがでしょう? コンプライアンス的に諸々気になるのであれば、事前に意思確認もしましょう。そうやってね、せっかく30歳を超えたわけですから、これまでできなかった技をひとつずつ身につけて、悔いのない人生を送ってくださいね。 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima 佑雪ママへのお悩みはこちらから。(マガジンハウスの会員登録あり) 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©mariiaplo/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/548742/ Source: ananweb

  • 2024.04.15

美容院でセクハラ…! 23歳女性がドン引きした「20歳年上美容師の口説き文句」 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、美容院で20歳年上の美容師男性から口説かれた23歳女性のお悩み。不愉快な体験をした彼女に、佑雪さんが「男性が女性を求める」奥深い(?)理由と、女性が自分自身の身を守る方法について、ズバリ回答してくれます! お悩み:「父親世代の美容師に口説かれて、イヤでした」 【クラブ佑雪】vol. 341 初めて行った美容室で「彼氏いるの〜?」と2言目で聞かれて、「最近別れました」と伝えたら「僕、募集中なんだよね」と言われました。その後も「もしも歳が近かったら誘ってたのにな〜。お酒飲むの? バー行く? ディズニー行っちゃう?」とか、髪を切りに来てるだけなのに、色々と面倒くさいおじさんでした。 「そもそも恋愛関係になるとしても、こんな若いやつイヤじゃないですか?」と聞くと「若い方がいいよ!!」って言われて、こんな歳下にも恋愛感情とかうまれるのか、とお父さんとそんなに変わらない年齢の人にそういう感情をもって見られてると思うと何とも言えない気持ち悪さを感じました。 私よりも20個上のかただったし、最後に「脈アリ?」って聞かれたけど、「ないです」って笑顔で答えて帰りました。 「世の中には歳の差婚とかもあるし、好きなら年齢はどうでもいいでしょー」と言われたけれど、私は嫌だなという結論になりました。今年の4月から社会人ですが、働き出したらこういうこともっとあるのかな、と思うと夜しか眠れません!! (打倒パクチー 23歳未婚 新社会人) 「おじいちゃんにもあるのが性欲」 サイアクですね。お金払ってセクハラを受けるって。今回は春ですし、今後のためにもご相談者さまはじめ、お若いかたに知っておいていただきたいので、世の中の事実を申し上げますね。20代からすると60代なんて、おじいちゃんじゃないですか? でもね、性欲もあれば、クスリもあるので、デキます。驚くことに70代、80代でもそっち方面への欲望が衰えないどころか、ますます盛んという方も多いです。なのでね、「おじいちゃんだし」ってことで絶対に油断しないでくださいね。 もうひとつ知識として知っておいてほしいことがあります。それは男性が女性を求める理由は、単に好きだから、エッチしたいから、というだけではないということです。それは“自分がまだ男性として魅力があるか確認したい”場合があるということ。いわゆる承認欲求のひとつですが、その欲求は年齢を重ねるほど、つまりおじさんやおじいさんになるほど強くなります。女性も同じですが、誰からも性的に求められないと寂しくなる人は多いんです。仕事や家庭でそれなりの役割を求められてはいても、性的存在として求められなくなると「終わってしまった」ような気になってしまうんですよ。 で、そういうおじさん、おじいさんたちは、選ぼうと思えば10代20代はもちろん、全世代の男性からよりどりみどりで選べるはずの若い女性が、自分を選んでくれたとなると、自分の価値はまだまだ高いんだという優越感に浸れるわけです。厳しい競争を勝ち抜いたってことで。だからね、その美容師さんは自分の価値を試したわけです。コワイですよね〜。 ちなみに占いの個人鑑定をやってますと、あらゆる年代の女性から「行きつけの美容師さんと恋に落ちちゃって〜」というご相談を受けます。ほか、ジムのトレーナーのように体の距離が近い職業の男性に片想いしてるとか、セフレや不倫関係になってるという話は本当に多い。つまり、そういう職業の男性って、正式なパートナー関係も含めて“成功体験”が多いはず。なので、その美容師さんもきっと、お客さまとお付き合いした(どういう付き合いだかはともかく)経験があるから、歳の差が大きいご相談者さまにも臆せず、まさかの2言目から恋愛トークに持ち込めたのでしょう。 だけど、悔しいですよね〜。正直、お金もらって仕事をしている立場で、そんなこと言ってくるなんて、若い女性をナメてる証拠。きちんとした敬意があれば、そんなナメた話し方はできないはずなんです。なにより腹が立つのは「世の中には歳の差婚とかもあるし、好きなら年齢はどうでもいいでしょー」の件。いやいや、あなた自分で言っちゃってるけど、それは「好きなら」でしょ? つまり、あなたのことはイヤだからお断りしてるってこと、ちゃんと気づいてくださいよって、なりますよね。 今後、どこかでそのようなことがあれば、「この美容院はお客を口説いてくるんですか? 不愉快です」と言って、即、帰りましょう。そして、そこの店長や社長に苦情を入れればいいです。また、会社でそのようなことがあれば、「失礼します」と立ち去って、人事に相談を。そうすることで、今後、似たような被害者を減らせます。はっきり申し上げて、本件はそのくらいコンプライアンス違反だということを、しっかり認識してくださいね。幸せな社会人生活を送られること、心よりお祈り申し上げます。 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©wetzkaz/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/543893/ Source: ananweb

  • 2024.03.11

「はっきり言ってモテません…」アプリで恋活する「40代女性の厳しい現実」と打開策 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、マッチングアプリを使って恋活をしている46歳のバツイチ女性。いいなと思う人となかなかマッチしないのは年齢のせい? と考えているようですが…。「46歳の女性」が幸せになるにはどうすべきか、状況を好転させる方法を佑雪さんがズバリ回答してくれます! お悩み:「アプリでモテないのは年齢のせい?」 【クラブ佑雪】vol. 336 昨年、離婚をして久々にシングルとなり、恋活をしています。アプリの使用は詐欺が多いなど、いろいろな問題点も耳にしますし、実際、変な人も見かけますが、私の場合はアプリ運がよく、前夫ともアプリで出会い、結婚に至りましたし、自分には男性の見る目もそれなりにあるつもりなので、使い方次第だと思っています。前夫と出会ったのは7年前で自分が39歳のとき。そのときは自分がいいなと思う人とは必ずマッチしましたし、会話も弾むことが多かったです。夫以外には2人ほどお会いしましたが、その2人からも熱心にアプローチを受けました。 ところが、今、再び、アプリを使ってみると自分がいいと思う人とマッチする確率は半分。また、マッチしてもなかなか会話も弾まないどころか、マッチしてもメッセージがこない、こちらからメッセージをしても返信がないことも当たり前のようにあります。アプリそのものが合ってないのかと思い、複数のアプリを試しましたが、似たような感じ。それどころか、自分にとっては対象外の60歳以上の方からばかり、“いいね”をもらう状況です。要約するとモテません。これまでの人生でそれなりに男性からチヤホヤされてきた自負もありましたが、もしかして、年齢が足枷になっているのでしょうか? 私としては±5歳くらいの同世代の人と幸せになりたいだけなのですが、どうしたらいいでしょう? (ジャッキー 46歳バツイチ 自営業) 「46歳からの恋活戦略」 いや、モテてるじゃないですか。「60歳以上の方からばかり、“いいね”をもらう」んでしょ? つまりですね、ご相談者さまが“売れる”マーケットが変化したんですよ。7年ものブランクがあれば、そりゃ変わります。ご相談者さまの身辺だって、前とは違うわけですから。そもそも、7年前の時点ではリアルではいい出会いがないからアプリに手を出したわけですよね? そこからさらに状況が変わるのは自然なこと。 で、「60歳以上の方からばかり、“いいね”をもらう」ことに不満を感じていらっしゃるようですが、ということはですよ? もしかしたら、46歳のご相談者さまから“いいね”されることを不満に感じている男性もいるかもしれないっていうことも、頭に入れておいてもいいのかもしれません。こういうの、ツラいかもしれませんが、お互いさまですから。 恋愛に限ったことではなく人生全般に言えることなんですが、うまくいかないとき、状況を好転させるためにまず、すべきことは“現状を受け入れる”ことなんですよね。今、置かれている立場を正しく理解し、受け入れるっていう作業が必要なんです。受験に落ちた、恋人にフラれた、詐欺に遭った、ツラいです。でもね、そこで少しでも被害を食い止めて前を向くには、“なぜツラいのか?”っていう理由も含めて、受け入れる必要があります。 恋をするのに年齢は関係ありません。いつだって恋はできます。でも、パートナーとして選ばれるには、やっぱり年齢が関係してしまうことが多いです。妊娠出産に象徴されるように、年齢で制限されることってまだまだありますから。これはしょうがないです。あと年齢に関連する見た目や会話の内容及びノリだって、世代の違いもありますからね。 また、もうひとつ、20代や30代なら許されても、40代では許されないコト、ノリ。40代に求められるコト、ノリっていうのがあると思うんですよ。若ければ知らなくてもできなくてもいいけれど、年齢を重ねたら、それなりのことが求められるっていうのはあるはず。そのへんの調整がうまく噛み合っていないのでは? まあ、このへんのことは哲学も関わることなんですけどね。このままの自分を変えたくない。このままの自分を受け入れてくれる人を探す、っていうのもひとつの生き方。また、ひとりでいるのはイヤだから、自分を変える! っていうのも生き方。どちらの生き方を選ぶかってことでもあります。 たとえば、ご相談者さまなら、これまでは60代男性には興味はなかったけど、せっかく好意をもってもらえるなら、私もそこに目を向けてみるわ、っていうのもありだし、そのままの自分で運命の人にたどり着くまでアプリをやり込むのもありだと思います。また、アプリって写真と条件の世界でしかないから、ゴルフ始めるとか、行きつけのバーを作るとか、リアルの出会いがありそうな場に顔を出すと、新たな展開が待っているかもしれません。ただ、何を頑張っても若返ることはありません。そのことを踏まえて、悔いのないよう、人生の戦略を立てられてはいかがでしょう? 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©JKLoma/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/537467/ Source: ananweb

  • 2024.03.04

「略奪愛はあり…?」婚約者がいる男性が「ほかの女性の誘いに応じる心理」 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、気になる人がなぜか婚約者がいる男性ばかりという32歳女性。婚約しているのに女性の誘いに応じる彼らのことが理解できず…。彼らが何を考えているのか、彼女はなぜ婚約者のいる男性にばかり引かれるのか、佑雪さんがズバリ回答してくれます! お悩み:「婚約者がいても、ほかの女性とデートするのはなぜ?」 【クラブ佑雪】vol. 335 30歳の節目を境に、めっきり誘われることが減ったので、ちょっとでも気になる人がいて独身であることが確認できたら、自分から積極的にお食事に誘うようにしています。誘うとちゃんと食事はできるんです。会話も弾みます。でも、不思議なことに私がお誘いする人は話してみると結婚が決まった彼女がいることが多いんです。なかには来月結婚するという人も。 だったら、食事を断ってほしいと思うのですが、なぜ、男性は婚約者がいても女性と2人きりでの食事の誘いを受けるのでしょうか? また、なぜ私は結婚が決まった人に惹かれてしまうのでしょうか? (あいあい 32歳未婚 会社員) 「婚約している男性の心理!」 その男性たちって、素直で正直なんだと思いますよ。女性に誘われたら、やっぱり嬉しい。「食事くらい、いいでしょ。食事は浮気じゃない」って判断するのでしょう。で、彼らは「結婚したらモテるっていうけど、婚約しただけでもモテるんだ」って、よく言われる“言い伝え”を実感してるはず。結婚したらもう女性から、男性扱いされなくなるかもって心配してたけど、実はむしろ、本当にモテちゃうんだ! ってウキウキしているのでしょう。それはそれでいいじゃないですか。ひとりの男性を幸せな気分にさせてあげた、自信をもたせてあげたってことで。ものすごい功徳を施してるわけですから。仏壇に手を合わせ、お墓参りのひとつでも行ってきたらどうですか? しかも、その男性たち、素晴らしいと思いますよ。ちゃんと「婚約した」って正直に言ってるわけでしょ? 間違っても「彼女いません」って嘘ついたりしないわけでしょ? それだけでも褒めてあげてもいいのでは? たまに聞くじゃないですか。「来月、結婚します。でも、ずっとあなたが好きでした。一生の思い出に抱いてください」ってやつ。あれの男性版のうんと軽いバージョンなんじゃないですかね。独身として、ちょっと淡い期待を抱きながら女性と2人で食事したい、みたいな。もしかしたら、「一生の思い出に〜」の展開もあるかも???? なんて想像しながらいただくお料理は、さぞかしおいしいことでしょう。なんて、わたくしが申し上げれば上げるほど、腹が立つとは存じますが、それもこれも功徳ですから。 でね、そういう男性にばかり惹かれるって、自然なことだと思います。彼ら、幸せで余裕があるわけでしょ? それって顔がいいとか、稼いでるってこと以上にモテる要素。そりゃ、惹かれますよ。素敵ですよ。わたくしがよくお伝えしている言葉で「楽しいことは楽しいところにやってくる」っていうのがあるんですが、まさにそれですよね。楽しそうだから、惹かれてしまう。 また、彼らはただ彼女がいるというだけの男性と違って、婚約してる、つまり結婚するという“覚悟を決めた男性”なわけです。覚悟を決めて、ひとつ大人になっている。それが顔にも言葉にも表れているのでしょう。さらに、まだ未婚ですから、実際に結婚してからの苦労やがっかりもない。最高の状態ですよね(笑)。 逆に、ご相談者さまはそういう男性を察知する高感度センサーをおもちなわけですから、今後、「素敵」って思う男性がいたら、まず、「なんか、幸せそうだけど、ひょっとして結婚決まった?」って聞きましょうよ。これまでは奥さんの有無だけ確認していたようですが、今後は彼女の有無までしっかりチェック。ま、彼女なんて所詮、アカの他人。いくらでもひっくり返る可能性がある存在。まあ、そういう考え方をすれば、入籍するまでがシングル。市場に出ている男性として扱ってOKなので、婚約者がいる程度なら誘って揺さぶりをかけるのもありだと思います! てか、むしろ、婚約中って披露宴や新居のことでお金の話やらいろんな条件、2人の間での割り振りについてモメがち。ここで破談になることも多いので、実は狙い目かもしれません。なので、面倒なことがイヤじゃないなら、今後も婚約者のいる男性もひとつの選択肢として捉えてもいいかもしれませんよ? 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©Fukume/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/536089/ Source: ananweb

  • 2024.01.08

「ベッドの上でめちゃくちゃに…」既婚男性との恋愛を望む44歳女性の「幸せな未来」とは – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、月イチペースで食事に行く関係の既婚男性を好きになってしまった44歳女性のお悩み。何とか恋愛関係に持ち込みたいと考えているようですが…。佑雪さんが、彼の気持ちとふたりの「ちょうどいい関係」についてズバリ回答してくれます! お悩み:「既婚者の彼を落とすには?」 【クラブ佑雪】vol. 327 彼氏いない歴10年。年齢を重ねるごとにお食事に誘われることも激減し、コロナでついにお誘いゼロとなりました。コロナが明けて、なんとなく前から知っていた同い年の既婚男性から「ごはん行こうよ」と言われ、軽い気分で2人で食事に行きました。全然、好みではないですが、一緒にいると楽しいので、1か月に1度くらいのペースで数回食事に行っています。いつも食事は彼が全額おごってくれて、2軒目はなし。食事だけで解散します。最初は次の恋に向けてのリハビリ活動のつもりだったのですが、いつしか彼のことが好きになってしまいました。 彼の家庭を壊すつもりはありません。でも、いつも紳士で手も握ってこず、口説いてもこない彼をベッドの上で無茶苦茶にしてやりたい願望があります。彼に惚れてもらいたいですが、お堅い彼とどうすれば恋愛関係に持ち込めますか? そもそも、私は彼にとって何なのでしょうか? 単なるメシ友なのでしょうか? (エル美 44歳未婚 総合商社勤務) 「既婚男性は恋のリハビリに活用!」 彼もときめきたいんでしょうね~。じゃなかったら、同じ女性と2人きりで何度も食事に行かないし、まして全ゴチはありえません。ご相談者さまのこと、女性として見てますし、好意も抱いていると思います。同時に、かなり警戒もしているはず。それはご相談者さまのことというより、自分自身の気持ち、もっと申し上げれば自身の性欲を警戒してるんじゃないかな。これ以上、高まらないようにって。 彼、同い年でしょ? 40代半ば。そのくらいの年齢ってね、男女ってのも既婚かどうかも関係なく、みんな「このまま終わっちゃうのかな…でも、終わりたくないな…1回きりの人生、もうちょっと現役としてときめきたい…」って迷いながらも恋に対する憧れをもってるんですよね。そのくらいの年齢がそういう思いをもってるというより、そのくらいの年齢から強くもち始める人が多い、が正しいですかね。その点に関してはご相談者さまも彼も同じなのでは? そんなところで彼がご相談者さまに好意をもって、食事に誘ったと。好意って、レベルがありますよね? 「素敵な人とごはん食べられたらいいな」もあれば、「1回は抱きたい」「継続的なセフレになりたい」「真剣に付き合いたい」などなど。しかもそれって、ちょうどご相談者さまの気持ちに変化があったように2人の関係性によっても、変化していくものだったりします。 わたくしの予想する彼の気持ちはこうです。彼は少なくとも「素敵」「抱きたい」くらいは思っているはずです。独身なら、とっくの昔に行動に移していたかもしれません。ただ、彼は既婚者です。守るものがあります。家庭や社会的立場に対して責任がありますからね。 もうひとつ、ご相談者さまのことも考えてのことと存じます。ご相談者さまは独身で、結婚願望があるかどうかはわからないけど、やはり恋のお相手には独身を望むでしょ? だから彼はそこに対して遠慮しています。素敵だなと思う女性に幸せになってほしい思いもあるでしょう。だから、2軒目に行かないんです。飲みに行くと、理性のコントロールが効かなくなって、ご相談者さまを口説いてしまったらどうしようと恐れているのです。そうなってズブズブの不倫沼にハマるのも怖ければ、「既婚者なのに私を口説くなんて、ひどい!」ってことでご相談者さまに嫌われたくないという思いもあるのです。 なので、頭の中で妄想はされてるはず。単なるメシ友であろうはずがありません。それって、ちょうどいい関係なのではないでしょうか? 月イチペースでそれ以上、距離は縮めず、お互いときめきあって、自信を高め合う。すばらしいじゃないですか。わたくしの経験上、男性は女性が放つ別のオスの匂いに惹かれてやってくることが多いです。ここでオスの匂いを身につけつつ、リハビリを続ければ、いいご縁が訪れるはず。紳士な彼に乾杯です! 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©hakule/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/524803/ Source: ananweb

  • 2024.01.01

アプリで出会った年下男性が音信不通…彼の本音と64歳女性が「とるべき行動」 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、マッチングアプリで出会った10歳年下の男性が音信不通になってしまったという64歳女性のお悩み。彼と進展の可能性があるのか知りたいという女性ですが…。佑雪さんが、男性の本音と「世の中の真理」をズバリ回答してくれます! お悩み:「アプリで出会った54歳バツイチ彼が音信不通に」 【クラブ佑雪】vol. 326 長く複雑な関係を続けてきた彼を自由にしてあげたくて、新しい出会いを求めてマッチングアプリに入会しました。そこで出会った10歳年下のバツイチ男性のことで相談です。彼曰く「性的欲求なし」。私から告白したら拒否、友だちとして付き合う約束をしたのに、彼からは一切連絡はなく、未読スルーされています。これは現在、私に彼氏がいると言ったことで、出会い系でそれは約束が違うということもあって避けられたのでしょうか。でも、そもそも彼は性的欲求がないのになぜサイトに入ったのでしょう?  すみません、本題は、彼との関係は進展はあるでしょうか、彼はもとから私に気持ちはなかったのでしょうか。1度だけ会いましたが、それからは音信不通です。よろしくお願いします。 (みどり 64歳未婚 自由業) 「音信不通になったら、とるべき行動」 これは…はっきり申し上げて、かなり強く拒絶されちゃってますね。しかも最初から。現在は未読スルーとのことでコミュニケーションがまったく取れない状態のようですが、大人の男性が出会いを求めるアプリで出会っておきながら、初対面で「性的欲求なし」と女性に伝える場合は言葉通り、「性的欲求なし」ということです。ただし、それはあくまでご相談者さまに対して「性的欲求なし」ということ。これは断言できますが、彼は当然、性的な欲求があるからこそ、マッチングアプリを利用したのです。 で、基本、男性はマッチしにくく、まして、50代ともなれば、相当マッチしにくかったことは予想できます。そんななか、ご相談者さまとマッチしました。マッチ後、実際に会うのはさらに至難の技。そこで奇跡的にマッチリアルデートまで漕ぎつけたわけです。もしかしたら、すでにチャットの時点で彼はご相談者さまと「合わないかも」と感じていたかもしれません。でも、ワンチャン、いい人が来るかもしれないと、会ってみることにしたはずです。はい。会うまでは期待はありました。性的欲求がムズムズ湧き起こるような女性が来るかもという期待です。ところが、ご相談者さまに対しては湧き起こらなかったわけです。こればっかりは人それぞれの好みや相性がありますから、残念ですが仕方ありません。 「友だちとして付き合う約束をした」とのことですが、彼がマッチングアプリを利用したのは女性として興味を引く方を求めてのことで、別に友だちなんかいらないわけです。なので、本当は友だちになることすら拒否したかったはずですが、一応、彼も人間。そこまでは言えないということで、適当に「うん」と返事をしてしまっただけで、本心では決して「約束をした」わけではなかったのでしょう。 「彼氏がいる」は関係ありません。いいなと思う女性が自分に会いにきて、「今はまだ別れてないんだけど」と言われたら、男性は「じゃあ、その人と別れてきてよ」としか思わないからです。惚れた場合は、むしろ、「何がなんでも君を奪ってみせる!」となって恋の炎をボーボーに燃やしてくるくらいです。なので、その発言も問題ではありません。 最後に、世の中の真理を申し上げます。男性は興味がある女性に好意を示されたら、必ず、必ず、何があってもアプローチをしてきます。連絡には返事をします。音信不通になることはありません。まして、54歳バツイチで出会いのチャンスも少なく、マッチングアプリを利用する男性であれば、本気ならもちろん、遊び目的であっても連絡してきます。遊び目的の場合、「彼氏がいる」は好都合と捉えられ、むしろ、簡単に連絡が来るでしょう。 というわけです。彼以外の男性を求めるなら、マッチングアプリを続けつつ、リアルでゴルフでも登山でも、男性が多そうな趣味を見つけて、根気よく出会いを探し続けてはいかがでしょう? もっとご相談者さまを気に入ってくれる、素敵な方がいらっしゃると思いますよ! 2024年を出会いの年になさってくださいね。応援してます! 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©gpointstudio/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/524796/ Source: ananweb