宮崎健太郎

  • 2024.02.23

棚橋弘至「社長として今度はW字回復を体験したい!」 新日本プロレス社長就任の抱負 | ananweb – マガジンハウス

一時期どん底に落ち込んだプロレス人気を再燃させ、エースとして今の新日本プロレスを立て直した立役者。その棚橋弘至さんが、なんと新日本プロレスの社長に就任。今後のプロレス界の展望は? “太陽のエース”という異名を持つプロレスラー。棚橋弘至さんが登場すると、文字通り会場は一気に華やかなムードに。派手な入場パフォーマンスは“チャラい”とも言われたが、そのファイトスタイルは愚直でオーソドックス。アクロバティックな技はなくとも、鍛え上げられた肉体とパワー、巧みな試合運びで観客を盛り上げ魅了する。これまでリングからプロレスを盛り上げてきた棚橋さんが、経営者の立場から今後どうプロレス界を盛り上げていくか興味がある。 ――就任おめでとうございます。 話があったのは結構急なんです。昨年秋にオーナーに呼ばれ、ご馳走してもらえるんだろうと思ったら、次期社長の話でした。ちょうど、コロナ禍で沈んだ新日本プロレス(以下、新日本)を、棚橋がもう一回チャンピオンになって立て直してやろうと思っていたので即決はできなくて…。これまでも社長兼現役選手はいらっしゃいましたが、新日本では藤波辰巳さん以来19年ぶりのこと。ここで僕が社長になれば、いち選手のレベルではなく会社の代表として、大きなプロモーションに打って出られるチャンスだと思いました。選手として新日本をV字回復させたように、社長として今度はW字回復を体験したい野心はあります。 ――現役選手を続けながら経営もとなると、かなり大変になります。 生活が大きく変わるでしょうね。これまでは試合で全国を回り、試合がない日はトレーニング…だったのが、これからは練習の時間が出社になり、平日出勤、休日試合、みたいな。ということは僕、365日中360日くらい働くのかな。でも大丈夫です。棚橋はこれまで一度も疲れたことがないので(キッパリ)どんな過酷な労働条件も僕には通用しないんです。もちろん社員には強要しませんけどね。もともと僕、チャンピオンとして君臨しながら、練習も試合内容もプロモーション活動も全部おろそかにしないスタンスでやってきました。だからこれからは事務方の社員たちのことも鼓舞できる存在になれたらと思っています。 ――引き受けられた理由の中には責任感もあるのでしょうか? 社長としての責任感はエースとしての責任感と似ている気がします。プロレスを盛り上げて、会場を満員にして、選手と社員、その家族までみんなを食わせていく。その気概はずっと前から持っていたので、今のポジションも選手の延長線上にあったというか。 ――責任を背負う恐れなどは? 性質的なもので、僕は人に頼られることが喜びで、そこに充実感を覚えるタイプなんです。だから今、やる気はマックスあります。 ――きっと社長になることで新日本、ひいてはプロレス界にメリットがあるとお考えになられての選択だと思いますが、ご自身ではどんなメリットがあると? イメージ戦略じゃないですけれど、僕は「疲れない」「明るい」「元気」と受け取られていると思うので、コロナ禍を抜けてもう一度会社が盛り上がっていくアイコン的な存在になるのかなと。 ――コロナ禍がプロレス界に与えた影響は大きかったです。ちょうどプロレスブームが盛り上がってきたタイミングでしたから。 ただただ悔しかったです。興行的につまらないものを出しているのであれば、責任は自分たちですけれど、そうではないのに、プロレスというジャンルが声を出して楽しめない状況になってしまった。みんなで力を合わせて、ようやく会社が右肩上がりになり、あともう少しで何かに手が届きそうなタイミングだったと思うんです。後輩にもスター性のある選手が育ってきて、僕は産卵を終えた鮭みたいな気持ちで、流れに任せて流されていったほうがいいかなと思っていた矢先のこと。でも、もう一回川を上らなきゃいけないかなという気持ちになりました。だから今、選手としてももう一回モチベーションが上がっている状態です。 ――とはいえ、選手と社長の二足の草鞋は大変なはずで…。 僕はプロレスラーとして、チャンピオンを目指さなくなったときが引退するときだと思っています。現在、団体最高峰であるIWGP世界ヘビーのベルトを僕はまだ一度も巻けてないですし。と同時に、この立場になったからには、会社全体を見られる社長になりたいし、社員が「うちの社長は棚橋です」って言える営業の看板的存在になれたらとも思う。なんなら、僕自身が直接企業に赴いて仕事を獲得したいとも思うし。両方できたら、こんな心強いことはないですよね。イメージは『パーマン』のコピーロボットみたいに棚橋がふたりいる感じ。棚橋が倍いたら、心強いじゃないですか。 ――確かに。とはいえ、現役にこだわる理由は、ベルトですか? 悔しさですね。コロナ禍で、ようやく盛り上がってきたプロレスブームに水を差されてしまった。その悔しさだけです。 ――そのためにはやはり棚橋弘至が必要だ、ということでしょうか。 そうですね。それは僕だけじゃなく、いま現役で頑張っている全プロレスラーが思っているんじゃないでしょうか。 新日本プロレスは、3月6日(水)に大田区総合体育館で「旗揚げ記念日」と題した大会を開催。また翌日の3月7日(木)の後楽園ホールを皮切りに、選抜された選手たちがトーナメント戦で争う「NEW JAPAN CUP 2024 」スタート。山梨、兵庫、愛媛、岡山、大阪、愛知、静岡、福島、新潟と全国を巡業。 たなはし・ひろし 1976年11月13日生まれ、岐阜県出身。立命館大学法学部在学中に新日本プロレスの入門テストに合格し、卒業後の’99年に入門。若手のホープとして活躍し、2006年に団体最高峰のIWGPヘビー級王座を戴冠。現在まで8回の歴代最多戴冠記録を持つ。昨年12月に新日本プロレスリング株式会社代表取締役社長に就任。 ※『anan』2024年2月28日号より。写真・宮崎健太郎 ヘア&メイク・給田久美子 インタビュー、文・望月リサ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/534436/ Source: ananweb

  • 2023.12.06

注目のDリーガー、TAKI&HINATA「2分15秒の持ち時間に全力を賭けている」 | ananweb – マガジンハウス

あなたはD.LEAGUEを知っていますか? それは、日本が誇るダンサーが集いチームで戦う、最高峰のプロダンスリーグ。そんなDリーグはどうやって楽しむのがベスト? 誰よりもDリーグの魅力を知る、いま注目のDリーガーであるTAKIさんとHINATAさんに見どころを聞きました。 D.LEAGUE(以下、Dリーグ)とは2020年に発足した日本発祥・世界初のプロダンスリーグ。毎年秋から翌年の春にかけて開催。オールジャンルを対象とした大会であることが特徴で、ヒップホップからジャズ、ロックまで、異なるタイプのチーム同士が表現力・技術力を競い合う。なお、各チームに所属する「Dリーガー」たちは、国内外で活躍するトップクラスのダンサーばかり。まさに「ダンス日本一」を決定する大会の一つと言っても過言ではない。 現役Dリーガーに聞く、D.LEAGUEを楽しむためのファーストステップ! Dリーグの魅力や見どころを、開幕戦を終えたTAKIさん、HINATAさんが語ります。SEGA SAMMY LUX(以下、LUX)に所属する二人。話題はグループでのお互いの役割のことからスタート。 HINATA(以下H):TAKIはみんなのまとめ役です。チームのムードメーカーだし、マジで頼りがいがあるリーダーだと思ってます。 TAKI(以下T):あざす(笑)。HINATAはアクロバットもできるから、飛び道具としても優秀! 何より作品づくりで助けられていて。面白い発想がポンポン出てくるんですよ。最初は「こんなん無理やろ」みたいに思うけど、実際試してみたらかっこよかったりする。チームが行き詰まった時に風を吹かせてくれます。HINATAに限らず、LUXはムードメーカーが多いよね。 H:LUXはリハーサルがとても賑やかで(笑)。本当はもっと緊張感があるものなのにね。ちょっとくらいピリピリしてもいいはずなのに。 T:マジで動物園みたい(笑)。それにしても開幕戦は、リハーサル段階からどのチームもレベルが高くなってることを実感しました。 H:本当に。ダンサーからすれば「こんなに熱い場所はないでしょ!」って思える舞台なんだけど、今回は特にそれを一層痛感した。そもそもDリーグって、国内トップレベルのダンサーたちが集結する大会なんです。全員が2分15秒の持ち時間に全力を賭けていて。僕たちも普段アーティストとして活動する時はお客さんの目を見ることが多いけど、Dリーグだけは特別。客席が目に入らないほど、ダンサーとしてのプレイに集中します。それくらい「プロが本気を出し合う場所」なんですよね。 T:でも集中しているとはいえ、開幕戦の景色はすごかったよね。会場の東京ガーデンシアターも満席。「いよいよ始まったな」ってワクワクした。 H:コロナ禍の影響もあって、昨季は声出しにも制限があったからね。各チームのパフォーマンス前に会場の皆さんがカウントダウンをしてくれるのが恒例なのですが、その声援の大きさにビビりました(笑)。 T:その一方で、初めてダンスの大会を訪れるような初心者でも楽しめる空気なのがいいよね。Dリーグの面白いところは、大会を観覧している視聴者が、会場でも外からでもアプリでジャッジメントに参加できる「オーディエンス投票」制度があるところ。この投票の結果が、チームの明暗を分けるくらい重要なんです。 H:最初は難しいことを考えずに「どっちのチームが面白かった」を直感で判断するだけでもOK。友達や家族と勝敗の予想を立てるだけでも十分に楽しめると思います。そのうち「このチームのこのダンサーの動きがかっこいい!」なんてDリーガー個々人にも焦点が当たってきたりして。実際、ダンスに興味がない友達を誘ってみると、結果的にハマっちゃうことが多いんですよ(笑)。 T:ラウンド終了後には、会場ではDリーガーたちの「お見送り会」もあるしね。実際にお客さんと接すると、老若男女から愛される大会になってきたんだな、と感じます。笑いもあれば涙もあって、ラウンドごとに何かしらのドラマが発生する。すべてのエンターテインメントが詰まっているのがDリーグなんです。 H:衣装や音源なども含めて、すべて自分たちでやっているからこそ、どのチームも細部にまで覚悟が宿っているというか。配信でもチェックできるけど、できれば会場を訪れて、生で観てもらいたいよね。特に最前列に近い席なんかは、僕たちの緊張感がダイレクトに伝わると思います。 T:今シーズンのLUXは新たなメンバーが加入したことで、表現の幅も一気に広がったのが見どころです。チャンピオンシップに進出するという目標を前に、日々頑張れています。LUMEN(LUXのファンネーム)の皆さんに最高の作品をお届けできるよう、これからの全ラウンドを駆け抜けていきたいです! H:個人的な頑張りどころは、ROUND.10が開催される3月10日。もちろん全ラウンド本気で挑みますが、実はこの日が僕の誕生日なんですよ。相手は昨季の優勝チーム。勝って記憶に残る誕生日にしたい! (写真左)タキ 2004年1月20日生まれ、京都府出身。5歳からダンスを始め、2019年にDリーガーとしてスカウトされSEGA SAMMY LUXへ所属。昨シーズンからはリーダーとしてLUXを牽引する存在に。また同シーズンにはMOST FAV DANCERを受賞するなどプレイヤー個人としてのスキルも高く評価される。今年8月、THE JET BOY BANGERZのメンバーとしてメジャーデビュー。 ドライバーズニット¥75,900(シュガーヒル/林デザイン事務所 TEL:090・4737・1805) ワイドパンツ¥59,400(コール/daf TEL:03・6303・2591) シューズ¥85,800(パラブーツ/パラブーツ 青山店 TEL:03・5766・6688) (写真右)ヒナタ 2005年3月10日生まれ、大阪府出身。台湾でダンスをスタート。在住していた小学校5年生までの間に、香港アーティストのサポート出演や、現地のダンスバトルで準優勝を果たすなど、キッズダンサーとして活躍。Dリーグ初年度では最年少Dリーガーとして人気を博し、昨季MOST FAV DANCERにノミネート。今年8月、THE JET BOY BANGERZのメンバーとしてメジャーデビュー。 カーディガン¥47,300 トップス¥39,600(共にテンダーパーソン info@tenderperson.com) ワイドパンツ¥59,400(シュタイン/エンケル TEL:03・6812・9897) ベルト¥44,000(セヴシグ/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762) グローブ¥39,900(リコール/エスティーム プレス TEL:03・5428・0928) シューズ¥99,000(パラブーツ/パラブーツ 青山店 TEL:03・5766・6688) 平均年齢は23歳! スター候補の揃う人気チーム。二人が所属するチーム、〈SEGA SAMMY LUX〉。2020年、Dリーグ初年度に結成され、国内ダンスバトル大会でも実績を残すCanDooをディレクターに、精鋭12名で編成。昨季にはMOST FAV TEAMにも輝き、人気もピカイチ。勢いあるパフォーマンスで、今シーズンの活躍にも期待! 23‐24SEASON SCHEDULE2023年12/15(金)ROUND.412/28(木)ROUND.5 2024年1/12(金)ROUND.61/28(日)ROUND.72/8(木)ROUND.82/25(日)ROUND.93/10(日)ROUND.103/21(木)ROUND.114/7(日)ROUND.125/3(金)ROUND.135/19(日)ROUND.146/9(日)CHAMPIONSHIP ※『anan』2023年12月6日号より。写真・宮崎健太郎 スタイリスト・井田信之 ヘア&メイク・Reina 取材、文・高木 望 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/519100/ Source: ananweb

  • 2023.12.06

荒牧慶彦、七海ひろきと高野洸は「仲間でありライバルであり、業界を一緒に盛り上げてくれる同志」 | ananweb – マガジンハウス

昨年大好評を得た『演劇ドラフトグランプリ』 が今年も開催! プロデューサーの荒牧慶彦さんと、座長を務める七海ひろきさん、高野洸さんに“演劇”への想いを伺いました。 『演劇ドラフトグランプリ』とは…座長に選出された数名の俳優たちが、ドラフト会議によって演出家や共演する俳優を自らドラフト指名してチームを結成。上演時間や舞台形式などのルールにのっとり、クジで決まったテーマに沿って演劇作品を創作し、公演当日に作品を披露。審査員と観客の投票によりグランプリを決定するイベント。荒牧慶彦さんが発案し、その企画・プロデュースで昨年6月に第1回が開催され好評を得た。 高野 洸×荒牧慶彦×七海ひろき 荒牧慶彦:「演劇ドラフトグランプリ」を初めて開催した去年は手探り状態で、始まるまでは不安でいっぱいだったんですけど、いざやってみたら本当に面白くて! これは絶対に続けた方がいいということで、今年も開催することになりました。 高野 洸:今年もお声かけいただいて嬉しいです。去年の「演劇ドラフトグランプリ」は役者一人ひとりのパワーがとんでもなかった(笑)。僕もそれを間近で感じることができて嬉しかったですし、1日でいろんな作品が観られるのは面白いですよね。 七海ひろき:私も去年は配信で観ていたんですが、役者の情熱も、舞台を見守るお客さんの集中力もひしひしと伝わってきて、全部ひっくるめて“演劇”だなあと感動しました。 荒牧:今年は七海さんと演出家の三浦香さんという新しい風が加わってくれました。(高野)洸とはもともと仲がいいので信頼関係があるし、若い座長がいてほしいという思いもあって去年に引き続きお願いしました。他チームの座長である玉ちゃん(玉城裕規)も染くん(染谷俊之)も、僕が尊敬する先輩としてオファーさせていただきました。 高野:去年声をかけてもらったときも思ったんですけど、正直、僕でいいんですか? という思いはあるんですよね(苦笑)。荒牧くんは僕がめちゃくちゃリスペクトしてる先輩なので、この人が言うのならついていこうと思ってはいるんですけど。 七海:私も同じ気持ちです。でも、こんな機会はもうないと思うので、出させていただけるのであれば精一杯がんばります! 荒牧さんとは、舞台『ゲゲゲの鬼太郎』でご一緒したのが初めてだったけど、お芝居が大好きなんだなというのが伝わる熱い人。すべてに情熱を持って臨んでいて、どうしたらもっといい舞台になるかをつねに考えていらっしゃる。 荒牧:いやー…(照)。僕は、僕にはないものを持ってる人が好きなんですよ。例えば洸はアーティストとしてライブをやっているし、七海さんは宝塚歌劇団出身で、今は声の仕事もされている。お互いが自分のスキルを提示し合いながら、より高め合える仲間だと僕は思っていて…。仲間でありライバルであり、この業界を一緒に盛り上げてくれる同志であると思ってるんですよね。 高野:でも、チームのメンバーを決めるドラフト会議では、僕と荒牧くんが同じ役者を指名して、僕が負けてしまいました(笑)。 荒牧:そうだったね(笑)。 高野:僕は出演者の中で一番付き合いが長い(福澤)侑(ゆう)くんをまっ先に指名したんですけど…。 荒牧:僕のチームのテーマが“アイドル”だったから、振り付けができる侑が欲しかったんだよね。それに侑とはいろんな作品で共演してるから、チームにいてくれたら心強いと思って。七海さんのチームはすごいメンバーが揃いましたよね。 七海:個性的なチームになりました(笑)。唐橋充さんは一度共演してみたいと思っていたんですけど、玉城さんと指名が重なってドキドキしました。幸い、クジの引きが強くて、最高のメンバーが揃いました。 荒牧:うちも“アイドル”というテーマにふさわしく、動けるメンバーが揃いました。顔もいいですし(笑)。 高野:僕はドラフト1巡目で侑くんが取れなかったので逆に吹っ切れました。去年は最年少座長として新しいことをやろうとダンスを取り入れたりしたので、今年はまた違ったことに挑戦しようかなと。 荒牧:今年、洸が選んだメンバーは意外だったかも。2年目の覚悟が見えたよね。 七海:ドラフト会議はすごく緊張しました! 自分が選ぶ立場であることにも震えましたが、私たちがいた会場も、実際に野球のドラフト会議をする場所なんですよね。 荒牧:おふざけは本気でやる、というのが「演劇ドラフトグランプリ」のテーマなので(笑)。もちろん、演劇の素晴らしさを届けたいという気持ちはありますが、ある意味お祭りでもあるので、ファンの方に一緒になって楽しんでもらいたいんですよね。“グランプリ”と銘打つ以上、勝ち負けは出てしまうけど、僕は全員が一番星だと思っているし、ぜひ自分の推しだけでなく、この人の演技が好きだなという人を見つけてもらいたいです。 高野:豪華なキャストが揃っていますし、みんなの新たな一面が発見できる場でもありますよね。僕としては配信も盛り上がってほしいんですよ。自宅でスポーツ観戦するように、少しでも演劇に興味のある人に観ていただけたら嬉しいです。 七海:この1回の舞台のためだけにみんなとものを作る、という時間を大切にして本番を楽しみたいです。この「演劇ドラフトグランプリ」が“演劇を観た!”と感じてもらえるような、心動かされる時間になったらと願っています。 (写真中央)あらまき・よしひこ 1990年2月5日生まれ、東京都出身。2012年に、ミュージカル『テニスの王子様』2nd seasonでデビュー。2.5次元舞台を中心に、舞台『刀剣乱舞』『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』Rule the Stageなどで人気を博す。’22年にはドラマ『たびくらげ探偵日記』で主演を務めるなど活躍の幅を広げている。 ジャケット¥82,500 シャツ¥23,100 パンツ¥33,000(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760) イヤカフ、上¥9,900 下¥12,100 リング¥33,000(以上ライオンハート/シアン PR TEL:03・6662・5525) その他はスタイリスト私物 (写真右)ななみ・ひろき 1月16日生まれ、茨城県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、男役スターとして人気を博す。’19年の退団後は、俳優、歌手、声優など幅広く活躍。昨年にはドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』に主演。今年、舞台『THE MONEY』のプロデュースも手がけた。’24年放送開始のアニメ『戦国妖狐』千夜役で声の出演。 ジャケット¥72,600(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿) シャツ¥41,800(ガラアーベント/サーディヴィジョンピーアール TEL:03・6427・9087) 右手のリング¥24,200 左手のリング¥15,400(共にライオンハート/シアン PR) その他はスタイリスト私物 (写真左)たかの・あきら 1997年7月22日生まれ、福岡県出身。2009年よりDream5メンバーとして活動し、’14年に「ようかい体操第一」でNHK紅白歌合戦出演。活動終了後は俳優としてミュージカル『刀剣乱舞』膝丸役で人気を博し、今年は舞台『キングダム』で主人公・信を演じた。’19年にソロCDデビューも果たし、’24年1月30日に新曲『ex‐Doll』がリリース。 ジャケット¥64,900 シャツ¥23,100 パンツ¥31,900 ベルト¥13,200(以上ラッド ミュージシャン/ラッドミュージシャン 原宿) その他はスタイリスト私物 『演劇ドラフトグランプリ2023』 12月5日(火)17:00開演 日本武道館 総合演出/植木豪 総合司会/山寺宏一 特別審査員/中川晃教 楽屋レポーター/髙木俊 アシスタントレポーター/田中涼星 【劇団『一番星』】座長/荒牧慶彦 演出/川尻恵太 出演/木津つばさ、高橋怜也、福澤侑、松井勇歩 【劇団『びゅー』】座長/高野洸 演出/松崎史也 出演/北川尚弥、高木トモユキ、古谷大和、松島勇之介 【劇団『国士無双』】座長/染谷俊之 演出/中屋敷法仁 出演/糸川耀士郎、椎名鯛造、鳥越裕貴、長妻怜央 【劇団『恋のぼり』】座長/玉城裕規 演出/私オム 出演/石川凌雅、小西詠斗、萩野崇、服部武雄 【劇団『品行方正』】座長/七海ひろき 演出/三浦香 出演/加藤大悟、唐橋充、後藤大、廣野凌大 アリーナ席・1階席1万3500円 2階席1万1500円 3階席9500円 Mitt TEL:03・6265・3201(平日12:00~17:00) ※『anan』2023年12月6日号より。写真・宮崎健太郎 スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・車谷 結(荒牧さん) 塩田勝樹(七海さん、高野さん) 取材、文・尹 秀姫 構成、文・望月リサ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/519113/ Source: ananweb