小笠原真紀

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  • 2024.04.06

岡崎体育、ほぼ初めての“お蔵入り”に「しばらく置いておくといい味が出るかも」 | ananweb – マガジンハウス

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「お蔵入り」です。 2週連続で告知をさせてください。3月27日にEP『Suplex』を配信リリースしました。 熱心な岡崎体育ファンはご存じかと思いますが、僕はアルバムに1曲か2曲“捨て曲”を入れます。よくCD屋さんのポップなどで「捨て曲ナシ!」などと書かれていることがありますが、僕は自ら「捨て曲はアリ」としています。サクッとできた、いい意味で気の抜けた曲が“捨て曲”。今回だと「宇宙と長野」がそれです。メロディラインも5分ほどでできたくらい、妙に肌なじみのいい曲です。キーも自分に合っているのでとても歌いやすい。あまりにスルッと生まれて、サクッと収録も決められたのでまさに“捨て曲”です。一方で、レコーディングもしたのに収録をせず、考えに考えた末にお蔵入りさせてしまった楽曲もありました。 実は、こういうふうに曲を“お蔵入り”させることは岡崎体育としてはほぼ初めてのことです。岡崎体育はソロアーティストではありますが、レコーディングに辿り着くまでにはたくさんの方に協力していただき、みなさんにいろいろな仕事をご担当いただいて一曲を仕上げます。そのほぼ終わりまで近づいた曲をお蔵入りにするのは、ちょっと悩ましいものがありました。レコーディングをしているスタジオだって、予約をしてわざわざレンタルしているのに……とか、もったいないことをしたくない性格ゆえ、そういう余計なことまで考えてしまいました。それでも、「今リリースするタイミングではないかも」とスタッフと話し合って何曲かを蔵に入れました。いや、蔵といえるほど大層なところにしまい込んでいる感覚もありません。ちょっとだけ外に干しておいてみよう、一回あえて寝かせてみよう、くらいの感覚です。しばらく置いておくといい味が出るかもしれません。なので、もう少ししたら違った形でみなさんにお届けできると思っています。スタッフにも、「レコーディングしたけどお蔵入りにすることなんて、普通によくあることだよ」と励まされました。 僕が大好きなロックバンド、リンキン・パークもそういえばそうだったと思い出しました。2003年発売の名アルバム『メテオラ』でお蔵入りしていた未発表曲を、昨年アルバム発売20周年を記念してリリースされた特別盤に、突如収録してファンを驚かせた。そういうサプライズにもなるかもしれないので大事に置いておきたいと思います。 おかざきたいいく 自身初となるEP『Suplex』(SMEレコーズ)を引っ提げてのZeppワンマンツアーが、4/14横浜からスタート。4/21札幌、4/27名古屋、4/29福岡、5/12大阪(ベイサイド)、6/2東京(ダイバーシティ)の全国6か所で開催。 ※『anan』2024年4月10日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/541709/ Source: ananweb

  • 2024.04.06

あらゆるリスクを考え事前に議論を! 今、世界で注目の「脳埋め込みデバイス」 | ananweb – マガジンハウス

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「脳埋め込みデバイス」です。 神経回路の損傷を補足するための脳インプラント。 脳とコンピューターをつなぐブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)を開発する会社「ニューラリンク」。1月末に初めて人間の脳にデバイスを埋め込む臨床試験を実施したと、創設者のイーロン・マスク氏が発表しました。被験者は、直接手を動かすことなく、思考するだけでコンピューターのカーソルを動かせるようになります。ワイヤレスでそれが可能になったというのは画期的なことでした。 脳に埋め込むとはいえ、ニューラリンクが接触するのは、体を動かす機能に関わる大脳の外側部分です。頸髄を損傷したり、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などにより、四肢を自由に動かせない患者が、PCやロボットアームなどの機器を操作できるようになることを目的に開発しています。ですから、イマジネーションなど、いわゆる思考そのものに携わる脳の深層部に働きかけるわけではありません。 BMIの分野は、今世界で注目されています。日本でも大阪大学の平田雅之教授率いる研究室が、ワイヤレス体内埋込型BMI/ブレイン・コンピューター・インターフェイス(BCI)を研究しており、医療機器のベンチャーとして「JiMED(ジーメド)」を2020年に設立しました。ニューラリンクをはじめ、欧米のBMIは主に「侵襲型」といって、デバイスを直接脳に繋げて脳波を計測します。しかし、脳はデリケートな臓器ですから、直接埋め込むのは大変なリスクも伴います。日本では「低侵襲型」という、脳への負担を軽減した技術の開発を積極的に進めようとしています。低侵襲型は、侵襲型に比べて精度が低いといわれていましたが、最近の研究ではほぼ同等のデータを得ることが可能になりました。 脳科学者の茂木健一郎さんは、これを機に、自分の脳への興味を深めてほしいと話していました。今後、議論が必要になるのは倫理の領域でしょう。研究開発がさらに進み、脳の思考を司る部分までもが人工的にコントロール可能になった時に、誰が何の目的でそれを使うのか。デバイスがハッキングされることはないのか。あらゆるリスクを考え、事前に議論をし、対策をとっておかないと危険だと思います。 ほり・じゅん ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。 ※『anan』2024年4月10日号より。写真・小笠原真紀 イラスト・五月女ケイ子 文・黒瀬朋子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/541705/ Source: ananweb

  • 2024.04.01

屋比久知奈「沖縄のなんくるないさ精神みたいなところがあるのかも」 『VIOLET』に挑む | ananweb – マガジンハウス

澄んだ力強い歌声と、小柄な体から溢れ出るようなエネルギーを感じさせる演技で、ミュージカル界で高い評価を受けている屋比久知奈さん。次に控えるミュージカル『VIOLET』は、子供時代に顔に大きなケガを負ったヴァイオレットが、あらゆる傷を治す奇跡のテレビ伝道師に会うために旅をする物語。 「自分の経験や感情を役と繋げながらできるだけ生身で役に臨めたら」 「前回の公演を拝見したときに、曲もお話も素敵だし、共感させられるところがとても多かったんです。今回自分がやることになり、嬉しさのワクワクと、責任に対するドキドキがせめぎ合っている感じです」 ヴァイオレットは、アメリカ南部の片田舎に生まれ、西に向けてバスで1500kmの旅をする。 「明るさと闇とが行き来する作品だと感じています。でも人間の中には、外に見せるものと内に抱えたものとが混在していて、それこそが人間らしい部分でもある。ヴァイオレットは、顔の傷のコンプレックスから、すぐに斜に構えたり内にこもってしまったりするんです。でもその一方で、テレビ伝道師が傷を治してくれると信じて疑わない純粋さとか、顔にも心にも傷を負いながらも前に進もうとするポジティブさもある。今は役を作り込むより、自分の経験や感情と繋げながら、できるだけ生身のまま役に臨むことが役の魅力を浮かび上がらせる気がしていて。どうしたら舞台で自由になれるかを必死に考えているところです」 稽古中は、役に関してあれこれ考えるが、本番が始まると感覚優先。「沖縄のなんくるないさ精神みたいなところがあるのかも」と笑う。ミュージカル『ミス・サイゴン』での、全身で役に飛び込むようなパッション溢れるキム役が印象深い。 「あの役は、自分の中でも感覚的に無理が少ない作品だったこともあって、気づいたら猪突猛進になっていた気がします。今回も、最初は考えながらやらないといけないけれど、ストーリーが進むにつれてなりふり構っていられないポイントがある作品だと思うし、逆にそこに到達しないといけない役な気がするんです」 その手助けをしてくれるのが歌。 「役の心の流れとか、どこで喜びや悲しみが爆発するのかを音楽が教えてくれるんです。音楽に逆らわず、メロディに乗ると自然と笑顔になったり涙が出たり…。キムのときもですが、楽曲を体に染み込ませることで、逆にいろんなことを手放して自由になって、役として見えてくるものがある。ヴァイオレットもその到達点を目指したいです」 ミュージカル『VIOLET』 1964年、アメリカ南部の片田舎で育ったヴァイオレット(三浦・屋比久/Wキャスト)は、幼い頃に父親の過失で負った顔の傷を治してもらうため、人生初の旅に出るが…。4月7日(日)~21日(日) 池袋・東京芸術劇場 プレイハウス 音楽/ジニーン・テソーリ 脚本・歌詞/ブライアン・クロウリー 原作/ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』 演出/藤田俊太郎 出演/三浦透子・屋比久知奈(Wキャスト)、東啓介、立石俊樹ほか S席1万3500円 A席1万1500円ほか 梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039(10:00~18:00)  大阪、福岡、宮城公演あり。 やびく・ともな 1994年6月6日生まれ、沖縄県出身。映画『モアナと伝説の海』モアナの吹き替えで注目を浴びる。昨年、ミュージカル『ジェーン・エア』に主演したほか、『Play a Life』などに出演。 ※『anan』2024年4月3日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・武部千里 インタビュー、文・望月リサ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/540196/ Source: ananweb

  • 2024.03.31

ミュージカル界の至宝・花總まり「どんどん新しいことに挑戦して引き出しを増やしていきたい」 | ananweb – マガジンハウス

銀行強盗に遭遇した13人の人々。強盗が彼らに突きつけたのは、“自分にとって最も思い入れのあるものを差し出せ”という要求。花總まりさんが舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』で演じるのは、強盗に魂の51%を奪われ、タイトルの通り、事件以降、少しずつ縮んでいく妻のステイシー。 「カンパニー一丸となって総合芸術で見せていくものに」 「普段の生活では想像できないようなお話なので、この世の中にこんな発想をする方がいるんだって驚きました。自分が縮むこともですし、エピソードがすべて奇想天外です」 ステイシー以外の12人の被害者たちも、年老いた母親が98人に分裂したり、足に彫ったタトゥーのライオンに四六時中追いかけ回されたり、奇妙な出来事に悩まされる。ステイシーは最終的に61mmまで縮むそうだけど、それらを舞台でどう表現するのかも気になるところ。 「演出のG2さんの頭の中には、そこはすでに明確にできていて、これから現場で作り上げていくところです。G2さんがおっしゃっているのは、映像で表現するのは簡単だけれど、舞台だからこそできる見せ方や舞台ならではのお客様との一体感で立ち上がっていく世界を大事にしたいということ。振付と音楽とセットと照明と…カンパニー一丸となって総合芸術で見せていくものになってくると思います。私たち俳優としては、そのシーンに行き着くまでに、いかにお客様を物語の中に入り込ませることができるかも問われてくるのかなと思っています」 元の状態に回復する方法は、自ら見つけていかなければならない。 「事件に遭った人たちに起きる被害の内容がそれぞれに異なるんですが、それがなぜなのか、何を意図しているのか、よくわからないんですよね。解決の方法もひとりひとり違っていて、自分でそれを探さなきゃいけない。なかには成功する人もいれば、残念ながら回復しないままというパターンもあって、それを深読みしていく面白さもあります。でも物語の中心には、作中では“僕”として登場する夫とステイシーの夫婦の物語があって、ほっこりしたり、何か考えさせられたりする奥深い作品だと思います」 夫を演じるのは谷原章介さん。 「G2さんの意図として、ステイシーと夫との関係性をきちんと作っていきたいというのがあるようです。決定的に何かうまくいかないところがあるわけではないけれど、どこかすれ違ってしまっていてギクシャクしている。今の時点では、一歩間違えると仲のいいジャレ合いみたいにも見えてしまうから、そこはちょっと工夫してほしいと言われていますので、微妙なニュアンスを大事にしながら演じていきたいです」 花總さんというと、『エリザベート』や『マリー・アントワネット』などのタイトルロールを数多く演じてきたミュージカル界の至宝的存在。今作にも歌唱シーンはあるそうだが、近年は等身大の女性を演じる現代劇や、テンポのいい会話で展開されるドタバタコメディなど、さまざまなストレートプレイ作品に挑戦し、新たな魅力を開花させている。 「これまでミュージカルでは時代ものというか…歴史上の人物を演じることが多かったんですよね。そういう意味で言うと、ストレートプレイではこれまであまりやってこなかったような役柄にチャレンジさせていただくことが多いですよね。いつまでも同じ役をやり続けられるわけではないし、歌のないお芝居の奥深さをもっと知りたいとも思うんです。今できるときに新しいことにチャレンジしていかないと自分が臆病になっていっちゃいそうな気がするので、どんどん新しいことに挑戦して引き出しを増やしていきたいです」 『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』 銀行強盗に遭ってから、自分が少しずつ縮み始めていることに気づいたステイシー(花總)。8日後に自分は消えてしまうかもしれない、という状況に陥ったことをきっかけに、すれ違っていた夫(谷原)との関係も変化してゆき――。4月1日(月)~14日(日) 日本青年館ホール 原作/アンドリュー・カウフマン 脚本・演出/G2 出演/花總まり、谷原章介、平埜生成、入山法子、栗原英雄ほか S席1万1800円 A席9800円 U-25当日引換券5000円 公演事務局 TEL:0570・002・029(平日10:30~18:30) 大阪、名古屋公演あり。 はなふさ・まり 1973年2月28日生まれ、東京都出身。宝塚歌劇団在団中、トップ娘役として日本初演となったミュージカル『エリザベート』でタイトルロールを演じるなど、高い歌唱力と演技力で注目される。退団後も『レディ・ベス』『マリー・アントワネット』など数々の大作で主演を務めている。 ブラウス¥74,800 スカート¥57,200(共にジェイドット 自由が丘八雲店 TEL:080・3930・5171) ※『anan』2024年4月3日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・戸野塚かおる ヘア&メイク・野田智子 インタビュー、文・望月リサ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/540556/ Source: ananweb

  • 2024.03.30

岡崎体育「収録されているのは、とても思い入れのある5曲です」 初EPをリリース | ananweb – マガジンハウス

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「初EPをリリース」です。 今号が発売になる本日、3月27日にEP『Suplex』を配信リリースします。岡崎体育史上初となるEPのリリースです。なのですが、そもそも“EP”とはなんなのでしょう。Googleで調べてみると「Extended Playingの略。収録時間がLP(フルアルバム)よりは短いが、シングルよりは長い」ものを指してEPと言うそうです。今回の僕のEPも5曲入り。昨年よりアルバムのリリースを予告していますが、先にいいものが5曲まとまったので早く聴いていただけるならそれに越したことはない、とリリースすることにしました。僕的なマインドとしてはラーメン&半チャーハンセットの半チャーハンのようなものです。ファンのみなさんを空腹でお待たせするのは忍びなく、先に半チャーハン、食べておいてねと思っています。 収録されているのは、とても思い入れのある5曲です。すでにライブで披露している「サブマリン」や「宇宙と長野」、B.LEAGUE 2022‐23 SEASONの公式テーマソング「Insane」のセルフカバーも収録しています。まっさらの新曲も2曲入っています。「失恋ソング」はまさにタイトル通りで、岡崎体育としては珍しいラブソング。最近、僕の周囲でみんな失恋しているなと思ったので、それならと明るくポジティブな失恋ソングを書き下ろしてみました。この曲は本日、ミュージックビデオも公開になるので、それもぜひ見てほしいです。もう一曲の新曲はこの連載でも話をしていた、人間を脅かすAIをテーマにした「Rebirth」というダンスチューン。バラエティ豊かな5曲になったのではないかと思います。個人的にもとても満足しています! タイトルの“Suplex”はプロレスの技の一つ。相手の背後に回って担ぎ上げ、そのまま体を反らして後ろに投げ飛ばす技です。この技はかけている本人もどこにどう飛んでいくのかわからない。今後の行き先がどうなるかわからない、そんな僕の気持ちが込められています。……というのも実は今思いついたくらい、これからの岡崎体育は未知数です! このEPを引っ提げてのZeppワンマンツアーも4月から始まりますし、もう少ししたらフルアルバムもリリースする予定です。アルバムは現在鋭意制作中で、さまざまな方向性の曲をどうまとめるか吟味中の段階。どんな未来が待っているか、一緒に目撃してください。 おかざきたいいく Zeppツアーは、4/14横浜のほか、4/21札幌、4/27名古屋、4/29福岡、5/12大阪(ベイサイド)、6/2東京(ダイバーシティ)の全国6か所で開催。 ※『anan』2024年4月3日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/540181/ Source: ananweb

  • 2024.03.30

「性同一性障害特例法」の要件は本当に必要? 世界の事例から考える | ananweb – マガジンハウス

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「性同一性障害特例法」です。 まだ小さな一歩。あらゆる人の人権を守る法律を。 昨年10月、性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更するために、生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする法律は、人権侵害にあたり憲法に違反すると最高裁判所が判断しました。 現在「性同一性障害特例法」では、戸籍上の性別変更を認める要件として、【1】18歳以上。【2】現在結婚していない。【3】未成年の子供がいない。【4】生殖腺や生殖機能がない。【5】変更後の性別に似た性器の外観を備えている。加えて、2人以上の医師から性同一性障害の診断を受ける必要があると定めています。【4】と【5】を満たすためには、事実上、手術を受けなければいけません。しかし、体に傷をつけないと、自分の性別が認められないと法律で定めているというのはとても理不尽な話です。 ちなみに、最高裁が法律の規定を憲法違反と判断したのは、戦後12例目。違憲判決を勝ち取るのはとてもハードルの高いことなんですね。この判決が下った背景には、セクシュアリティの問題に対して、保守的だったカトリック教国が理解を示しはじめたという世界的な潮流があります。ローマ教皇庁が同性カップルへの祝福やトランスジェンダーの洗礼を容認したことも大きく影響しているでしょう。 2012年、アルゼンチンで初めて精神科医の診断なしに性別変更を可能とする法律が制定され、続いてデンマークやマルタなども同様の法律を施行しました。’13年にはアメリカ精神医学会で「障害」という言葉を使わず、「性別違和」と呼ぶことに。’17年、欧州人権裁判所が性別変更のために生殖能力をなくす手術を課すことは人権侵害という判断を下し、’18年にWHOは国際疾病分類の改定で、生まれた時に割り当てられた性別と、自認する性別が異なる状態を「ジェンダー・インコングルエンス」として精神や行動などの障害から外し、「性の健康に関する状態」に分類しました。現在、医師の診断書なしに性別変更が認められる国は欧州を中心に11か国にのぼります。 日本では’22年までに全国の家庭裁判所で1万1919人の性別変更が認められました。性同一性障害特例法の要件は本当に必要なものなのか、議論を求める声が上がっています。 ほり・じゅん ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。 ※『anan』2024年4月3日号より。写真・小笠原真紀 イラスト・五月女ケイ子 文・黒瀬朋子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/540178/ Source: ananweb

  • 2024.03.30

福地桃子「自分が千尋として参加していることが不思議」 『千と千尋の神隠し』舞台裏を明かす | ananweb – マガジンハウス

一昨年に初演され、アニメーションの世界を見事に表出させたことで話題になった舞台『千と千尋の神隠しSpirited Away』。評判を受けて再演された今回、千尋役として新しくカンパニーに参加することになった福地桃子さん。10歳の少女の純粋さと無鉄砲さに冷静さ、内に秘めた生のエネルギーを、まっすぐ丁寧に演じ話題を呼んでいる。 ――千尋役はオーディションで決まったそうですね。 福地桃子さん(以下、福地):今でも自分が千尋として参加していることが不思議でしょうがないです。オーディションは声をかけていただいて受けたんですが、舞台のオーディションが初めてだったのでご縁を感じ、可能性があるならと思って受けたんです。 ――手応えはありました? 福地:手応えはわからないですが、オーディションでは子供の体でセリフを言ってみる、みたいなことをやりました。後で演出のジョン(・ケアード)さんから「自分の中に10歳の女の子だったり、千尋がいたんじゃない?」と言っていただいたので、そこを信じて演じていきたいと思っています。 ――ジョン・ケアードといえばミュージカル『レ・ミゼラブル』の初演の演出でも知られていますが、印象を伺えますか? 実際に演出指導を受けて、とくに刺激になるのはどんなところでしょう?  福地:完成した作品が素晴らしいですよね。演出に対して何か言えるほど舞台経験はないですが、何よりお人柄が素晴らしいんです。ジョンさんは、モノづくりの現場ではプレッシャーを与えることが一番よくないことだとおっしゃっていたんですが、その言葉通り緊張させない稽古場の空気を作ってくださるんです。ジョンさんが実際に演じて見せてくれるときがありますが、毎回とても楽しそうなので、私もやってみたいと思わされます。しかも、こちらのお芝居を何回も見ているはずなのに毎回新鮮なリアクションをくださいます。再演だから形が決まったものをやるのかと思っていたけれど、稽古場で一つひとつ掘り下げながら積み上げている感じで、初演から出演している(橋本)環奈ちゃんや(上白石)萌音ちゃんも、つねに新しくなっているって言っているくらい。スタッフさんたちもあたたかい雰囲気を作ってくれていて、わからないことも聞きやすい現場でありがたいです。 ――実際に千尋を演じてみて、いかがですか? 福地:車のシーンから始まるんですが、細かい描写まで映画にとても忠実で、とてもリアルに感じられるところが素敵なので、その瞬間を大切にするというのを忘れずにやりたいなと思っています。 ――昨年の『橋からの眺め』で初舞台を踏み今回が2作目となりますが、舞台はいかがですか? 福地:声を出したり体を動かしたりっていう感覚が楽しいです。劇場に声が響いているのが感じられて、お客さんと場を共有できている感覚がありました。最初は意識がいろんなところに飛んでいるけれど、途中からそれを忘れて役に集中できて、それが途切れることなく、気づくと終わってた…みたいな。ただ、映像と違って、本来なら独り言としてポソッと言いたい場面でも、言葉としてしっかり伝えなきゃいけなかったり、感情とは違うところでやらなければいけないことがあるのが難しいです。でも逆に、セリフを口にすることで気持ちが追いつくみたいなこともあって、それは映像とは違う感覚で面白いです。 ――先ほどの「子供の体でセリフを言う」という表現も、舞台ならではなのかなと感じました。 福地:有名な作品ですし、稽古の最初の頃は映画の千尋のしゃべり方に寄せてみたり、子供っぽくセリフを言うみたいなこともやりましたが、あまりうまくいかなかったんです。それで一つひとつの場面にリアクションするところからセリフに繋げていって、自分の中から自然と出てきた言葉のトーンでセリフをしゃべるようにしたら、ようやく楽になれたんですよね。ただ、映画を観ていると、千尋はいろんな表情をする子なので、自分が映画の中でとくに印象的だった場面に関しては、そこの千尋の表情を思い浮かべながらやっていたりはしています。 納得ができないときは立ち止まって考える。 ――今回の千尋もですが、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など、自分の経験を重ねられない役を演じるときは、どのように役にアプローチされるんでしょう? 福地:もちろん普段の自分の生活では経験しないこともたくさんありますし、全てを重ねられないかもしれないけれど、寄り添うことはできると思っています。どういうところにときめきを感じるのかは、その人の日常を実際に経験していなくても想像することができるんじゃないのかな。 ――ただ、理解できない行動を取る役もありますよね? 福地:どうしてこんなことを言うんだろう? と理解ができないときは確かにあって。そういうときは、この役を私が演じさせてもらう意味について向き合う時間を作るようにしています。他の方がやったらどうなっていたんだろうと考えてみたりもします。でも、そうやって試行錯誤しながらやった役も撮影が終わったとき、この役に出合えてよかったと思うことが今まで多かったです。 ――まずはとにかくやってみて、動いていくうちに徐々に役が見えてくる、みたいな感じですか? 福地:そうですね。でもどういう感情で言ったらいいかわからない、と思ったら監督に相談することはあります。この人はなんでこんなことをやったんだろうと納得ができないときは立ち止まって考えると思います。そのまま進むのではなく、視点を変えて、自分だったらこうなら言えるかもしれない、というところを一生懸命に探します。その中で自分がやる意味みたいなものが見つけられたときは嬉しいなぁと感じます。 ――ここまでで、ご自身が演じられてよかったなと思った役や、出合えてよかった作品というと? 福地:人として興味が湧く役をいただくことがとても多いのですが、最近だとドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』で演じた環という女の子がとても魅力的な人だと感じました。それに近い感覚だと、『女子高生の無駄づかい』という漫画原作のドラマでやらせていただいたヤマイという役がそのひとつです。すごく癖のある動きが多かったので、最初はかなり苦戦しましたが挑戦してみることで、いつもの自分にはない考えが生まれてきたり想像することの楽しさを教えてもらい、それが活力に繋がりました。あと、2023年にNetflixで配信された『舞妓さんちのまかないさん』という舞妓さんの日常を描いた作品で演じたつる駒という役も。監督の是枝(裕和)さんがはじめに書いてくださった台本には10種類くらいモノマネのレパートリーがちりばめられていたので、とにかく一生懸命練習しました。待ち時間に共演のみなさんに見てもらったりしているうち、自分の中ではうまくなっている気がして、すごく自信を持ってやれるようになりました。…まわりから見たらほとんど似ていなかったみたいなのですが(笑)。そこで自分は人を楽しませるのが好きなんだなと思いましたし、今もたまにモノマネをやりたくなったりするくらい楽しかったです。 福地桃子さんら4人が千尋を演じる舞台『千と千尋の神隠し Spirited Away』は、3月30日(土)まで帝国劇場で上演中。その後、愛知・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruなどで上演するほか、ロンドン・コロシアムでも上演。演出はジョン・ケアード。東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777 ふくち・ももこ 1997年10月26日生まれ、東京都出身。2019年に連続テレビ小説『なつぞら』に出演し注目を集める。近年の出演作にドラマ『舞妓さんちのまかないさん』『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』など。’24年5月には映画『湖の女たち』が公開予定。 ※『anan』2024年4月3日号より。写真・小笠原真紀 インタビュー、文・望月リサ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/540338/ Source: ananweb

  • 2024.03.17

岡崎体育「誰かといたい寂しがり屋だけど、実はひとり好き」 “ひとりっ子”の特徴とは? | ananweb – マガジンハウス

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ひとりっ子」です。 僕は兄弟姉妹のいない、ひとりっ子です。ひとりっ子であることが自分の人格形成に大きく作用しているということをこの歳になってより強く感じています。ひとりっ子は基本的に天の邪鬼だと思います。まず、上下関係を意識させる兄弟姉妹という属性を持たずに育ったことで、逆に属性を求める傾向があります。家の中で子どもはずっと自分ひとり。それゆえに、寂しさからつい誰かを求めてしまうところがあるんです。その一方で、周囲は大人ばかりだから甘やかされているし、自由になんでもできる環境で育っているので自分勝手なところも。誰かといたい寂しがり屋だけど、実はひとり好き。そんな天の邪鬼さがひとりっ子の最大の特徴です。 僕はまさにそんなひとりっ子カルマを背負ってミュージシャンになったのだと実感しています。だってそもそもはバンドを組みたかった。仲間と一緒にグループで音楽活動をしたかったのに他のメンバーに寄り添うことがうまくできず、チームをまとめられなかった。誰かとやりたい気持ちとワンマンプレーの性格がまったく噛み合わず、バンド存続は叶わなかった。それは、ひとりっ子ゆえのわがままさからだと感じています。一方で、ソロアーティストとして夢を叶えることができたのも、ひとりっ子ゆえの自己顕示欲の強さからだと思っています。大人の中で育つと自分ひとりがみんなの注目を独占でき、ちやほやされると思われがちですが、僕は逆の側面もあると思います。大人しかいないので同じ世界を共有できる同世代が家にいない。大人は仕事や家事で常に忙しそう。誰も自分のことを見てくれない、わかってくれないというジレンマが生じ、それが強い自己顕示欲となって僕の「音楽を通じて誰かに伝えたい」というモチベーションになったのでは? そのことに数々のインタビューを受ける中で気づかされました。 アーティストへのインタビューって子どもの頃からを振り返らせるものがとても多い。自分の根本について考えすぎて、それはすべてひとりっ子ゆえの衝動からくるものだと気づいてしまったんです。ひとつの悟りでした。自分の強い衝動が、過去のトラウマが…とかじゃなく単に「ひとりっ子だったからかい!」とわかって以降、肩の力がちょっと抜けました。それなら音楽だけじゃなく、何に挑戦してもいいよな、と活動の幅を広げるきっかけにもなったのでした。 おかざきたいいく 4月14日のKT Zepp Yokohamaを皮切りに、6月2日のZepp DiverCity(TOKYO)まで、全国6か所でのZeppワンマンツアーを開催。 ※『anan』2024年3月20日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/537926/ Source: ananweb

  • 2024.03.09

11月にはアメリカ大統領選挙も。大選挙イヤーの2024年、高まるリスクとは? | ananweb – マガジンハウス

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「世界選挙イヤー」です。 本当の民主主義が危うい状況。政治不信の払拭は急務。 今年は世界50の国や地域で、国のトップを選ぶ、大選挙イヤーです。関わる有権者は約20億人に及ぶといわれています。すでにバングラデシュ、台湾、エルサルバドル、アゼルバイジャン、パキスタン、フィンランド、インドネシアでの選挙が終わり、これからロシア、韓国、インド、ウクライナ、欧州議会など、11月にはアメリカ大統領選挙もあります。 選挙という民主的な手続きは取られていますが、ロシアや北朝鮮のように権力者が続投し続ける「名ばかり民主主義」の国が実は増えています。インドもモディ首相が3期目を務めるだろうといわれています。アメリカ大統領選挙では、バイデン大統領とトランプ前大統領の一騎打ちが濃厚。しかし、トランプ氏は4つの刑事事件で起訴されています。「有罪でも大統領になれば、恩赦もしくは不起訴にできる」となると、法治国家の基盤が根底から覆されることになってしまいます。 1月に台湾総統選を取材しましたが、台湾では投票のために帰国する人が多く、成田も羽田も空港は台湾人で溢れていました。日本で働く29歳のある台湾人女性は、普段から政治に関心が強いわけではないけれど、国の未来を決める一票なので、投票するのは当たり前だと話していました。10代の頃にひまわり学生運動を友達と見に行き、皆で声をあげる大切さを知り、意識が変わったのだそうです。支持する党派にかかわらず、有権者たちは一様に「政治汚職を断ち切ってほしい」と訴えていました。政治への不信感が募ると、他国による認知戦により内側から崩されかねません。大きな選挙があるということは、その国の政治を変えやすい状況が生まれますから、「選挙介入」のリスクが高まります。台湾総統選も中国の介入をどう防ぐかがテーマになっていました。欧州では「暮らしが良くならないのはウクライナ支援をしているから」というような認知戦をロシアが仕掛け、「ウクライナを支援する政治家を選ぶな」というムードを作り、欧州議会選挙に揺さぶりをかけています。選挙制度を利用した権威主義が増えると、世界はより独裁的なパワーが強くなりますから、注意が必要です。 ほり・じゅん ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。 ※『anan』2024年3月13日号より。写真・小笠原真紀 イラスト・五月女ケイ子 文・黒瀬朋子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/536504/ Source: ananweb

  • 2024.02.28

内田理央「こんな素敵な機会、楽しまなきゃ損」 初代『おっさんずラブ』続編の現場を語る | ananweb – マガジンハウス

5年前に放送され、日本のみならず世界中で社会現象を巻き起こしたドラマ『おっさんずラブ』。劇場版を経て、現在待望の初代『おっさんずラブ』の続編が放送中。「またあの二人が見られるなんて!」と、喜ぶ人たちが続出です。男性キャラが多いこの物語に登場する数少ない女性キャラの一人・荒井ちずを演じているのが内田理央さん。前作では田中圭さん演じる主人公の春田創一に片想いをする役でしたが、今作のちずさんは、なんと“シンママ”。 私にお芝居の楽しさを教えてくれたのは、この作品と、そしてキャストのみなさんです。 「そうなんです。いつのまにか結婚して離婚して、子供がいたんです、ちずさん…。初代『おっさんずラブ』のときは、年齢も近いし、ちずさんと私、同じペースで成長してるわ、なんて思ってたんですが、いつの間にか随分先に行かれてました…(笑)。シングルマザーとして子供を育てる彼女の本当の苦労は、経験をしていない私がどんなに想像してもわからないかもしれない。そういう意味で、今回の役を理解するのは結構難しく、悔しい思いをしながら取り組んでいる部分もあります。でも弱音を吐かずに頑張っているところや、他者に対してフラットに接する清々しさなどは初代『おっさんずラブ』のままなので、そのあたりを大切に、お芝居をしています」 数々のドラマや映画に出演してきた内田さんですが、このドラマは自身にとって、芝居の楽しさを教えてくれた大切な作品なのだそう。 「5年前の私は、セリフを覚えることや、現場でどう居るべきか、といったことを考えすぎてしまい、本当に緊張していたんです。でも現場に行ったら、田中圭さんはじめ役者のみなさんはもちろん、現場のスタッフの方々もとても楽しく仕事をしていて。それを見て、『そうか、仕事って楽しんでいいのか。楽しくやってたら伝わるんだ』ということを感じることができた。しっかり努力をして準備をしたら、あとは現場で楽しむ。このドラマで学んだその哲学は、それ以降の私の仕事にとても生きていると思います」 田中圭さん、恋人の牧凌太役の林遣都さん、黒澤元部長役の吉田鋼太郎さんなどおなじみのメンバーに加え、本作から新たな登場人物として物語をかき乱している和泉幸を演じる井浦新さん、和泉の同居人である謎のおむすび屋・三浦翔平さんなど、このドラマはとにかく全員が芸達者。 「実力者のみなさんと芝居をすることに対して不安もありましたが、もう逆に、こんな素敵な機会、楽しまなきゃ損と思い、身を委ねて演じさせてもらっています(笑)。なかでもやっぱり座長の(田中)圭さんはすごい。相手の小さなリアクションや表情の変化を全部受け取って、それを返してくれるんです。役者もスタッフも圭さんを大信頼して作品に挑んでいる感じがあるからこそ、いい作品になっている、そんな手応えがありますね」 さて放送は残り2回。先週放送の7話では、ちずがシンママになった背景が明かされ、さらに黒澤元部長には健康問題も勃発。いったい、どんなエンディングを迎える!? 「私は8話まで台本を読んでいるんですが、その時点ですでに信じられない展開が起きています。それを経ての最終回。どうなるのか、私自身も楽しみです。春田と牧の恋物語や取り巻く人たちがどうなるのか…、みんなで一緒に見守りましょう!」 『おっさんずラブ‐リターンズ‐』 春田と牧の新婚家庭に家政夫としてやってきたのは黒澤元部長!? 天空不動産に中途入社してきた和泉、おむすび屋の店主、さらに和泉の亡き恋人は春田にそっくりな男性…。世界はますます混沌、あと2話で終了です!! テレビ朝日系にて毎週金曜23:15~放送中。 うちだ・りお 1991年生まれ、東京都出身。俳優としてドラマ、映画を中心に活躍中。雑誌『MORE』の専属モデルも務める。アニメやマンガ、ゲームに造詣が深いことでも知られている。 ジャンプスーツ¥77,000(TELOPLAN/TELOPLAN CUSTOMER SUPPORT customer@teloplan.co) ピアス¥18,700 リング¥41,800(共にe.m./e.m. 青山店 TEL:03・6712・6797) ※『anan』2024年2月28日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・ゴトウカナエ ヘア&メイク・野口由佳(ROI) (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/534098/ Source: ananweb

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