小笠原真紀

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  • 2024.01.07

いきものがかり「いろいろな変化があったタイミングだった」 2人体制初のアルバム! | ananweb – マガジンハウス

約3年ぶり、2人体制になって初めてのアルバムタイトルは『(まる)』。たくさんの人を鼓舞するような肯定的なメッセージが乗った、華やかで多彩なポップスがたっぷりと詰まっている。 新たな気持ちですべてを後押ししたかった。 「収録曲の中で最初に録った『ときめき』という曲の歌詞に、〈世界はいまきらめくよ わたしがそう決めたから〉というフレーズがあって、『肯定や祝福に繋がる言葉をアルバムタイトルにしたいね』っていう話になりました。そこでリーダー(水野)がホワイトボードに“”って書いたんです」(吉岡聖恵・Vo) 「円環って寛容に何かを受け入れる感じがあって、というタイトルがしっくりきました。吉岡が言っていたのは、完璧なまるではなく歪んでてもいいし、ずれててもいい。すべてをOKって言えるような、おおらかなのイメージがありました。吉岡の出産を経たり、メンバーが3人から2人になったり、いろいろな変化があったタイミングだったので、新たな気持ちですべてを後押しできるような言葉が自然と出ていった印象があります」(水野良樹・Gt&Piano) 歌や音楽の力を描写するフレーズが頻繁に出てくるところも、新たなスタートを切ったいきものがかりの姿と重なる。 「日々を過ごしていると、嫌なことや信じられないニュースが飛び込んでくることもあって、どこか止まってしまいそうになる瞬間がありますよね。でもメロディを歌うとひとつの流れが生まれて、止まらない印象があるんです。『動いていかなきゃいけない』っていう意識がずっとあります」(水野) 初めてタッグを組むアレンジャーが参加していたり、新たなアプローチがいくつもある作品だ。 「『うれしくて』は60名くらいのミュージシャンに参加してもらって、ポップスの範疇から逸脱した量の菅楽器や弦楽器が入っています。その中で吉岡が歌ってポップスに仕上がっているのはチャレンジングですよね。一方で『やさしく、さよなら』はすごくシンプルなジャズトリオみたいな編成で、吉岡に歌ってもらったらどうなるかっていうアプローチの曲。そこまで意識はしてなかったんですが、結構挑戦的な曲が多いんです。『喝采』もジャンルとしてはミディアムバラードですが、軽やかさがずっと残っているのが新鮮ですね」(水野) 「『喝采』は軽やかなんだけど、しっかり重みがあるし、明るいんだけど悲しいことも歌っていて、絶妙なバランスがある曲。だからこそ歌でそのバランスをどう表現するかが難しかったです。重さもあるけれど、微笑みを湛えながら歌うことで歌が届きやすくなるんじゃないかと思いました」(吉岡) アルバムを引っ提げ、2月からは12年ぶりとなるホールツアーを開催する。初日はふたりの地元である神奈川県・海老名市文化会館公演だ。 「地元はいつも温かく迎えてくれるので、どこか依存しているところがあります(笑)」(水野) 「すぐ地元に帰って歌いたがるよね(笑)。いきものがかりは地元の路上ライブから活動が始まっているので原点ではあります。最近改めて、高校1年と2年の時に地元で知り合ったふたりが、20年以上ずっと一緒に仕事をしているのって面白いなって思いました(笑)」(吉岡) 「ときめき」には〈ときめくちからは ずっと消えないよ〉というフレーズがある。結成から24年、いきものがかりのどんなところにときめきを感じるのだろうか。 「3人で活動を始めて、メンバー全員が“3人だけがいいと思っている”というところで満足しなかったんですよね。その頃から一人でも多くの人に喜んでもらえることが嬉しいんです。そこは変わってなくて、今も『自分たちが良いと思うものを作りたい』という気持ちが強くありながら、それを外に飛ばしていくことにときめき続けています」(吉岡) 発売中の10thオリジナルアルバム『』。『映画プリキュアオールスターズF』主題歌「うれしくて」など、全12曲収録。【初回生産限定盤(CD+Blu‐ray)】¥5,478 【通常盤(CD)】¥3,300(Sony Music Labels) 写真左から、吉岡聖恵(Vo)、水野良樹(Gt&Piano)。1999年結成。2006年にメジャーデビューし、数々のヒット曲を生む。’21年、2人体制での活動をスタートさせた。’24年2月から12年ぶりのホールツアーを行う。衣装協力・JUN OKAMOTO PANORMO ※『anan』2024年1月3日‐10日合併号より。写真・小笠原真紀 取材、文・小松香里 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/525064/ Source: ananweb

  • 2024.01.04

岡崎体育「本当に内容の濃い一年だったな」 充実の2023年を振り返る | ananweb – マガジンハウス

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「2023!」です。 早いものでもうすぐ2023年が終わります。僕の2023年はNHK大河ドラマ『どうする家康』の撮影で始まりました。4月からは新しく関西ローカルの子ども向け番組『こどもちょうせんバラエティ いろりろ』のおにいさん役も務めさせていただき、そのほかのラジオやTVのレギュラー番組も順調に継続し、話題性のあるTVCMにもお声がけいただきました。主軸である音楽活動は、3枚目となるコンセプトアルバム『OT WORKS III』をリリース。TVアニメの主題歌をはじめシングル曲も3曲発表しました。そして10月からは2022年に続き2回目となる、全国のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」もスタート。こちらのツアーは先日、無事大団円を迎えています。この連載でも何度か、制作を続けていることをお伝えしているオリジナルのフルアルバムのリリースこそ年内に間に合いませんでしたが、こちらも新曲がもうほぼ出揃い、レコーディングも進んでいます。年明けにはいいお知らせができるのではと思っています。 こうやって振り返ると本当に内容の濃い一年だったなと感じています。『まつもtoなかい』をはじめTVで歌唱させていただく機会もあり、岡崎体育を知らない方々にもたくさんアピールできたのではないかと感じています。 プライベートでの2023年を振り返ると、外にごはんに行く回数が増えた一年だったかなと思います。東京生活ももう4年目を迎えて、木村昴さんやフワちゃん、土佐兄弟の有輝くんだとか、友達も徐々にですが増えていると思います。オンラインゲームを通して仲良くなった方々と一緒にごはんに行くことも増えました。ミュージシャン仲間だけでなく、いろんな方面に幅が広がって、交友関係を築けたことが2023年の大きな収穫の一つではないでしょうか。なので、振り返ってみて心配になるのは健康面だけかもしれません。精神的には、仕事面でもプライベートでも大変満たされており、自己肯定感が高いのですが、どうしても体がついてきません。睡眠時間が不規則だったり、運動不足だったり。疲れが溜まってしまい体がしんどくなってしまう。この悪循環をどうにかしたい! 2024年もより良い活動ができるように、まずは己の体調を整えます。2024年の岡崎体育も楽しみにしていただけるよう、まずは人間ドックを受けて、今の自分を冷静に見つめ直したいと思います。 おかざきたいいく 2024年4月14日のKT Zepp Yokohamaを皮切りに、6月2日のZepp DiverCity(TOKYO)まで、全国6か所でのZeppワンマンツアーの開催が決定! ※『anan』2024年1月3日‐10日合併号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/524873/ Source: ananweb

  • 2024.01.03

深刻な円安、国民負担率の上昇…「所得税定額減税」は一時的な痛みを取り除くだけに? | ananweb – マガジンハウス

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「所得税定額減税」です。 一時的な処置で将来改善するのか。長期的な政策を! 岸田政権は、2024年度の税制改正で、所得税3万円、個人住民税1万円の定額減税を行うことにしました。6月よりスタートすることになります。 岸田首相は、総裁選の頃は「分配なくして成長なし」と謳っていました。様々な優遇策により国民の暮らしが良くなるという期待感がありました。ところが実際には社会保障費の負担が増え、ガソリンや小麦などの価格高騰もあり物価高が進んでいます。それでも給料は上がらず、生活は苦しいまま。岸田首相は「税には手をつけない」と話していましたが、方々から批判を受けて急に減税に転換しました。ですが、その額は限定的で、期間も1年ですから、一時的な痛みを取り除くことにしかなりません。’24年の総裁選を乗り切るために、自民党内の様々な声を聞く姿勢を示そうと、場当たり的に決めた策のようにも見えてしまいます。経済政策に整合性がとれていないのは、国民としては不信感が募ります。 ただ、ロシアとウクライナの戦争が解決を見ないうちにガザでも戦争が始まり、予想以上に深刻な円安が続いており、デフレからなかなか脱却できない。誰がトップでも難しい政策運営を強いられている状況ではあります。 デフレを抜け出すには、賃金を上げることが求められます。ただ、経営者の側からいえば、賃金を上げればその分、社会保障費の負担も増えてしまう。本当に賃上げしたいなら、社会保障費の方も、優遇なり減額なりしていかないと企業も簡単には上げられません。 個人や企業が稼いだ国民全体の所得に対して、税金と社会保障費の負担の割合を示す「国民負担率」というのがあります。’23年度は46.8%になる見通しです。統計を取り始めた1970年度は24.3%でしたから、実質的にだいぶ負担が増えているのですね。 65歳以上の人の割合が国の人口の21%を超える「超高齢社会」に、日本は2007年から突入しています。2060年には人口の約40%が65歳以上になると予測されます。減税をしても成長には繋がりません。この先どのようなビジョンを描いているのか。岸田政権には原点に立ち返り、未来を見通した政策をとってほしいと思います。 ほり・じゅん ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。 ※『anan』2024年1月3日‐10日合併号より。写真・小笠原真紀 イラスト・五月女ケイ子 文・黒瀬朋子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/524870/ Source: ananweb

  • 2023.12.27

SNSでも反響大! “じわじわムカつく一言”を200個集めた、たつろう『嫌な男あるある』 | ananweb – マガジンハウス

日常に溢れる“あるある”ネタ動画で注目を集め、YouTubeの登録者数が36万人を突破したお笑い芸人のたつろうさんの『嫌な男あるある』はSNSで反響の大きかったネタを中心に200個収録。うっすら嫌な男のリアルすぎる再現にイラッとしながらも笑ってしまう一冊だ。 じわじわムカつく一言が“あるある”と分かれば、心が救われるはず。 「これまでYouTubeでやってきたネタだけでなく、日常編、会社・バイト編、飲み会編など、シーン別で“なんか引っかかりを感じる言葉”を綴っています。ネタの多くは、自分の体験を再現したもの。『彼氏と深い話できてる?』という言葉は、僕がリアルによく言うフレーズです(笑)。『それ、今じゃなきゃダメ?』や『ねぇ、あの子何もできないよ!』は、昔の辛いバイト時代に言われたことを思い出して、ちょっとヘコみますね(笑)」 注目は、嫌な言葉を放った時の表情やしぐさを自身がモデルとなり、全力で再現していること。 「2日間かけて膨大な量を撮影したんですが、セリフと表情がちゃんとマッチしている自信があります(笑)。素の表情で撮ったおしゃれなグラビアページもあって、“鍵をなくした”とか、そのシチュエーションにハマる言葉が添えられているのもポイント。写真が上がった後にキャッチフレーズみたいに考えたので、まるで写真大喜利状態でしたよ(笑)」 「芸人としてネタを作ることは、自分と向き合うこと」と言うたつろうさん。嫌な男のネタを考えるうちに、自分を客観視する習慣がつき、人の気持ちが分かる人間になったそう。 「家に帰ってシャワーを浴びている時に『今日はちょっと嫌な言い方をしちゃったな』って思い出して、ウワーッてなることがあって。一人反省会した内容がそのままネタに。おかげで空気を読める人間になりました。もちろん人間観察から生まれるネタもあるので、人が放つ言葉に敏感。先輩芸人からは『お前と喋ると、ネタにされそう』って怖がられます(笑)」 身近にいる人を思い浮かべながら読むなど、楽しみ方は十人十色。 「人の言葉に敏感で傷ついてしまう人は、この本を読んで、自分が言われたあの嫌な言葉が、“あるある”だと分かれば、心がちょっと救われるはず」 たつろう『嫌な男あるある じわじわムカつく言葉200』 33歳で又吉直樹さんにネタをホメられたことがきっかけで“あるある”ネタを武器にしてきたというたつろうさんの“嫌な男あるある”を書籍化。ヨシモトブックス 1540円 たつろう 吉本興業所属のお笑い芸人、YouTuber。1984年、富山県生まれ。日常を切り取ったあるあるネタとモノマネが得意。『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)などで活躍中。 ※『anan』2023年12月27日号より。写真・小笠原真紀(たつろうさん) インタビュー、文・福田恵子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/523318/ Source: ananweb

  • 2023.12.25

岡崎体育、ファッション業界進出に意欲!? 幻のオリジナルTシャツの存在を明かす | ananweb – マガジンハウス

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ファッションモデル」です。 ananなのでたまには僕もファッションの話をしようかと思います。岡崎体育デビュー7年半のキャリアの中で、先日初めてファッションモデルとしてオファーを受けました。レーベルメイトであり、楽曲提供もさせていただいているアイドルグループ、私立恵比寿中学のメンバーのひとり星名美怜ちゃんが、自身がプロデュースするブランド『mILLELIz』(ミレリズ)を立ち上げたんです。ユニセックスなアイテムを中心に扱うブランドとのことで、男性も着られるものがある。そこでその男性モデルとして、ローンチとなる第1弾アイテムの着用モデルに僕を抜擢してくれたんです。 美怜ちゃんと一緒に撮影をさせていただいたのですが、持ち前の撮影スキルを活かして、めちゃくちゃいい仕上がりになったのではと自負しています。撮影のときってよくカメラマンさんが「すごくいいです!」とか「かっこいい!」と声をかけてくださいますが、僕はその褒め言葉が飛べば飛ぶほど自信が湧くタイプ。今回の撮影でも、自分のフォトジェニックさを思い切り披露できたのではないかと思っています。ファッションモデルの役割は洋服を魅力的に見せることかもしれません。でも僕は今回、僕自身が『mILLELIz』の服を着て、めっちゃテンションが上がっていく姿をお伝えしたかった。それは、かなりうまく実現できたのではないかと思います。『mILLELIz』のアイテムはデザイン性はもちろん着心地も抜群。おしゃれなセットアップなどもあって、サイズも幅広いのでカップルでコーデするのもよさそうです。僕のようなファッション初心者も楽しめるアイテムが揃っているのでぜひ、みなさんチェックしてほしいです。 美怜ちゃんは、ファッションブランドを持つことが長年の夢だったそうです。それを叶え、これまでやったことのないジャンルに挑戦しているのは素晴らしいことだと思います。応援したいです。…実は岡崎体育もアパレルラインを持っているんです。『studio hitoricco』というブランドです。僕が作りました。デビュー前に作ったのですが、たしかTシャツを10枚くらいデザインしてライブ会場などで販売したと記憶しています。かなり幻のブランドではあるのですが、今後、岡崎体育のブランド展開として新たに動かしてみるのもいいかもしれません。岡崎体育、ファッション業界にも進出したいと思います! おかざきたいいく コンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中! ※『anan』2023年12月27日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/523258/ Source: ananweb

  • 2023.12.20

三浦涼介「自分も原作を読んでファンになった」 『舞台「呪術廻戦」』で五条役に! | ananweb – マガジンハウス

人間の負の感情から生まれる呪いと、それを祓う呪術師との戦いを描いた同名漫画を舞台化した『舞台「呪術廻戦」』。昨年初演され、そのビジュアルで大きな話題を呼んだのが、三浦涼介さん扮する五条。 生身の人間が演じるライブ感を大事にしている現場だなと感じます。 「もともと兄が原作のファンでしたし、同じ業界にもファンの多い作品ですから、最初はすごくドキドキでした。だからビジュアルが解禁されて、周りから好意的な反応をいただいて、最初の一歩で背中を押してもらえたような気がしました」 役柄としては主人公の虎杖(いたどり)たちが在籍している東京都立呪術高等専門学校の教師だが、「自分が勉強させてもらうことが多かった」と語る。 「経験豊富な方々ばかりで、集中力がすごいんです。とくに虎杖役の佐藤(流司)さんは求められていることをキャッチする能力が素晴らしいし、体も動く。しかも、いい意味で原作に縛られすぎず、ライブ感をとても大事にされている。当初は原作に忠実にと思っていたけれど、生身の人間が演じるからこその心の部分を大切にしていいんだなと」 ただ、それでもやはりキャラクターとして、押さえておかなくてはいけない大事なポイントがある。 「自分も原作を読んでファンになったからこそ、ここはこうあってほしいとか、ここは絶対に決めてほしいというポイントがあって、そこは意識しています。五条って適当な感じが面白いんですよね。上の人間に対しての口のきき方も失礼なんだけれど嫌みな感じはなく、何だか許せてしまう。彼自身が持っているチャーミングさが出ればと思っています」 一方、三浦さん自身は「考えすぎてしまうタイプ」なのだとか。 「だから五条さんに関しては、普段よりも役を決めていかずに、その場で受けたものを大事にするようにしています。ただ役の反動からか、適当な役をやっているときほど、部屋の掃除をいつも以上に几帳面にやってしまうことはあるかも(笑)」 今回は「京都姉妹校交流会」と「起首雷同」の2つの物語が上演。 「ひとりひとりのキャラクターだけでなく、家族愛とか兄妹愛も描かれていて、ワンシーンだけでも観る価値があるエピソードがちりばめられています。純粋に観て楽しい作品になっているのではと思います」 『舞台「呪術廻戦」―京都姉妹校交流会・起首雷同―』 虎杖(佐藤)を亡くした呪術高専は、伏黒(熊沢)や釘崎(山口)らが姉妹校交流会に向け特訓に励む日々。迎えた当日、五条(三浦)から驚きの発表が――。12月15日(金)~31日(日) 東京・天王洲 銀河劇場 2024年1月6日(土)~14日(日) 兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobe 原作/「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 脚本/喜安浩平 演出/小林顕作 構成補佐/伊藤マサミ(進戯団 夢命クラシックス) 出演/佐藤流司、泰江和明、山口乃々華、高月彩良、定本楓馬、寺山武志、南誉士広、立道梨緒奈、小柳心、梅津瑞樹、久家心、長谷川愛、竹内夢、塩田康平、平湯樹里、陰山泰、北村海、益川和久、小貫莉奈、青柳塁斗、三浦涼介ほか※泰江和明休演につき熊沢学が代演 S席/S席サイドシート1万1000円 A席(3階席)/A席サイドシート9000円ほか  ©芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会 みうら・りょうすけ 1987年2月16日生まれ、東京都出身。2002年デビュー。最近の主な出演作に、ドラマ『顔だけ先生』、舞台『オイディプス王』など。来年には舞台『儚き光のラプソディ』への出演も控える。 ※『anan』2023年12月20日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・村瀬昌広 インタビュー、文・望月リサ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/521735/ Source: ananweb

  • 2023.12.10

連載開始から丸6年! 岡崎体育「自分のことながら、こんな長い間、よう話すことあったな」 | ananweb – マガジンハウス

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「6年目の変化」です。 この連載がスタートしたのは、2017年12月6日です。今号のananの発売日が2023年12月6日ですから、連載を開始して丸6年経ったことになります。いや、自分のことながら、こんな長い間、よう話すことあったなと思います。連載の過去の発言を振り返ってみると、今も変わってないなと同意できる部分と、当時とは考え方が少し変わってきているなと思うところもあります。6年もあれば人の考え方が変化することも、そりゃあります。まずは、それくらい長い期間、連載をさせていただいていることに感謝しています。みなさん、いつも読んでいただいてありがとうございます。 若い頃は尖っていたミュージシャンやバンドが年齢を重ねてまるくなることはあるし、好みがガラッと変わることもある。僕は一人でやっているので、あまり大きなブレはないと自負していますし、自分の発言に整合性を持っていたいと常に意識していますが、それでも先ほど言ったように、考え方が変わるところもあります。最近の例で言うと、この連載でも宣言していた自分自身の目標に関すること。〈さいたまスーパーアリーナ〉でワンマンライブをすることに次いで僕が目標にしていたことの一つに、「オリジナルアルバムを10万枚売る」というのがあったと思います。この目標について、僕は連載初期に強く語っていたと思います。 でもこの5~6年あまりで、CDメディアをめぐる環境は大きく変わりました。5年前も音楽のストリーミングサービスはありましたが、2023年現在、それがより浸透し、CDを10万枚売るということがより難しく、厳しくなってきている。だから僕はこの10万枚という数字を意識することから離れようと今は思っています。大きな変化と思う方もいるかもしれませんが、胸を張ってグレートエスケープさせてもらいます。この連載だけでなく、ファンの方に向けてもこの目標を達成したいと宣言したこともあります。もちろん今だって10万枚売りたいという気持ちは持っています。でも、プライオリティの最上位にそれを置くよりも別のことを目標にしたい、と考えが変わりました。今の自分の作風ややりたいことを大事にしながら、できることに挑戦したい。そういうポジティブな変化なので「岡崎体育、変わったな」と言わず、引き続きやさしく見守ってください。 おかざきたいいく コンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中! ※『anan』2023年12月13日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/520451/ Source: ananweb

  • 2023.12.04

小日向文世「古希を迎える俳優たちが元気で、再び一緒に舞台がやれる。こんな嬉しいことはない」 | ananweb – マガジンハウス

小日向文世さんを筆頭に、出演者の名前の並びだけでワクワクさせる舞台『海をゆく者』。今回、キャストをほぼ変えずに再々演されるのだから、その評価は推して知るべし。 古希を迎える俳優たちが元気で、一緒に舞台がやれるのが嬉しいです。 「正直初演は、セリフの量も多いし段取りも大変で苦労した覚えがあるんです。ただ評判が良かったから、もしかしたら再演するかもな…と思ったくらい。でも今回の再々演のお話は、純粋に嬉しかったですね。ひとりだけ高橋克実さんに代わりましたけど、古希を迎える俳優たちが元気で、再び一緒に舞台がやれる。こんな嬉しいことはないですよ」 アイルランドのダブリン北部の町。クリスマスイブに集まった男たちがカードゲームに興じる中、ロックハートと名乗る男がやって来る。それこそが小日向さんの役なのだけど、じつは正体が…という、サスペンス要素満載のダークコメディだ。 「登場する男たちはみんな、けっして幸せとは言えない人生をおくっている人たち。それでもクリスマスイブに大好きなウイスキーを飲んで浮かれて。しかもオヤジなもんだから、お互いに無邪気にみっともない部分をさらけ出す。そのワイワイしている感じとか、本当に愛すべき人たちだなって思うんです。でもそこにロックハートが来ることで雲行きが怪しくなってくるんですけど」 その正体は…なんと驚き。知っているのは平田満さん演じるシャーキーのみで、ふたりにしかわからない駆け引きが繰り広げられる。 「一緒にポーカーをやっている間は、直接挑発したりは絶対にしないんですけど、シャーキーだけは彼の無言の圧力を感じているんです。ただ、ふたりきりになると、彼らだけがわかる言葉で追い詰めていく。そこのセリフの掛け合いがうまい具合に進んでいくのが楽しいです。栗山(民也)さんの演出も、音楽で物語を色付けしたりせず、人物ひとりひとりをちゃんと浮き立たせて見せてくださっているのも本当にいいんです」 丁々発止のセリフのやり取りだけで、じゅうぶんに場を持たせられる俳優たちが揃っているからこそ、だ。 「このメンバーだから一緒にやっていて楽しいっていうのはあります。お互いに20代の頃から知ってるし、さんざん芝居してきている連中だから信頼もしているし。今回はみんな70歳に近づいて、哀愁も漂うんじゃないかと期待しています(笑)」 PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』 クリスマスイブの朝。兄・リチャード(高橋)とシャーキー(平田)の兄弟が暮らす家に、ロックハート(小日向)という男が訪れる。彼の顔を見たシャーキーは顔色を変え…。12月7日(木)~27日(水) 渋谷・PARCO劇場 作/コナー・マクファーソン 翻訳/小田島恒志 演出/栗山民也 出演/小日向文世、高橋克実、浅野和之、大谷亮介、平田満 全席指定1万円ほか パルコステージ TEL:03・3477・5858  新潟、愛知、岡山、福岡、広島、大阪公演あり。 こひなた・ふみよ 1954年1月23日生まれ、北海道出身。オンシアター自由劇場を経て、ドラマ『HERO』などで注目を集めるように。最近の出演作に、ドラマ『VIVANT』、映画『大名倒産』、舞台『ART』など。放送中のドラマ『下剋上球児』にも出演している。 ※『anan』2023年12月6日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・石橋修一 ヘア&メイク・河村陽子(vitamins) インタビュー、文・望月リサ (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/519140/ Source: ananweb

  • 2023.12.03

還暦を機に人生初の個展開催! 松尾スズキ「わかりやすいものを描いたら負けだなと (笑) 」 | ananweb – マガジンハウス

舞台や映画、小説、コントなど、あらゆる分野で独自の世界観を生み出している松尾スズキさん。還暦を機に人生初の個展を開く。その名も「生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』」。 わかりやすいものを描いたら負け(笑)。ポエムも添えました。 「コロナ禍で時間が空いてしまった時に、部屋に飾る絵が欲しいなとキャンバスに描き始めたんです」 小さい頃から絵が好きで漫画家を目指した時期もあり、美大のデザイン科に進学した。表現のスタートは絵なのだが、演劇の道に進んでから、仕事を離れ、純粋に作品を描いたのは久々の体験だった。 「数年前からiPadで描くことを覚えて、連載しているメールマガジンにイラストを発表したりしていました。そして、自分は絵を描くのが好きだったと思い出したんです。ただ、アクリル絵の具で描きだしてからは、デジタルで描こうという気にならなくなってしまって」 iPadと、紙やキャンバスに描くのでは肉体的な感覚が全く異なる。 「紙の上にペンを走らせる時のカリカリカリというASMR的な気持ちよさ(笑)。はみ出さずに色を塗れた快感や、パレットと紙の上に載せた色が変わって見える驚き。アナログの『失敗できない』という緊張感は、舞台と似ているところがあるのかもしれません」 還暦のイベントとして展示するのはどうか、とスタッフの発案で本展の開催が決まった。2年間ひたすら描き続け、大小合わせて約250点以上の作品が展示される。描く中で気づいたのは、背景よりもキャラクターを描きたいということだった。 「『シン・ヒョットコ』のフォルムを見つけた時は興奮しました」 花瓶のような輪郭の「シン・ヒョットコ」や、ぶ厚い唇の怪獣(?)「トゲくちびる」など、独自のキャラクターがたびたび登場する。 「モンスターのモチーフは多いですね。勝手に頭の中で、松尾の中のアベンジャーズがポーズを決めている感じ(笑)。僕自身、俳優としても動いていたいタイプなので、絵の中でも普通には立たせたくないんです」 横尾忠則さんや岡本太郎さんの作品に惹かれるという松尾さん。 「描かずにいられなかったんだろうと思わせる、己が出ている作品が好きですね。わかりやすいものを描いたら負けだなと思って(笑)」 ただ、意識しているのは「どこか可愛げのある絵」。ポップな色調の自画像や屏風のようなものなど、作品もバラエティに富んでいる。また、本展では作品ごとにポエムのような小さな文章を添えるらしい。 「読み物としても楽しんでもらえたらと、図録にも全て収録します。めちゃくちゃ大変でしたが、自分はやっぱり言葉の人間でもあるのだなと思いました」 豪華ゲストを迎えたトークセッションのほかに、映像や立体作品なども展示する。自ら台本を書き、吉田羊さんとのかけ合いで構成する本人による音声ガイドは必聴だ。タイミングが合えば、会場で松尾さん本人に会えるかも? 人を楽しませることにこだわってきた松尾さんらしいart showになる予感。 「花とおじさん」アクリル/キャンバスボード 横240mm×縦300mm 「トゲくちびる・発射」アクリル/画用紙 横242mm×縦350mm まつお・すずき 1962年、福岡県生まれ。作家、演出家、俳優。’88年に大人計画を旗揚げ。2020年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督、’23年より京都芸術大学舞台芸術研究センター教授に就任。著書に『人生の謎について』『矢印』『ツダマンの世界』など。 「生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』」 絵と作品に添えた文章、音声ガイドの情報から想像を膨らませて、立体的に楽しんでほしい、と松尾さん。作家の脳内探索ができるような展示を目指している。作品の複製画(ジグレー)、銅版画(エッチング)をサイン入りで販売するほか、Tシャツやクリアファイル、豆皿などグッズ展開もある。スパイラルホール(スパイラル3F) 東京都港区南青山5‐6‐23 12月8日(金)~15日(金)11時~17時(8日は13時~20時、9・10日は11時~20時)。日時指定予約制。前売り1900円ほか。松尾スズキさん本人による音声ガイド付き入場券も。当日券あり。大人計画 TEL:03・3327・4312(平日11時~19時) ※『anan』2023年12月6日号より。写真・小笠原真紀 インタビュー、文・黒瀬朋子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/519129/ Source: ananweb

  • 2023.11.29

「年収の壁」対策はあくまで“つなぎ” 成長しない日本経済に負担感は増すばかり? | ananweb – マガジンハウス

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「年収の壁」です。 日本経済の成長が負担感を減らす一番の近道です。 厚生年金保険や共済組合等に加入している会社員や公務員に扶養されている配偶者で、一定の収入のない人は、第3号被保険者といって、厚生年金保険や健康保険などの社会保険料の負担が発生しません。そういう被扶養者がパートやアルバイトで一定額を超えた収入を得ると適用外となり、社会保険料が引かれ逆に手取りが減ってしまうため、働く時間を抑えようとします。それが「年収の壁」です。従業員101人以上の企業で週20時間以上勤務する場合の「106万円の壁」と、「130万円の壁」があります。 現在、政府は社会保険の適用範囲を段階的に広げており、昨年10月から、従業員数が100人超の企業は、パートでも社会保険の加入が義務付けられ、新たに45万人が対象になりました。 しかし、今は空前の人手不足。日本商工会議所のアンケートによると、中小企業で「人手が足りない」と答えた企業は過去最悪の68%に。さらに、今年の10月から全国の最低賃金が約1000円に引き上げられたため、企業は人手を減らさないと回らなくなり、年収の壁を考える人は、働く時間をもっと抑えなければいけなくなります。 この状況を受け、岸田政権では、壁の範囲を超えて働いても不利益にならないような策を打ち出しました。ただそれは、賃上げなど、手取り収入を減らさない取り組みを実施している企業に対して助成金を出す形なので、誰もが優遇されるわけではありません。あくまでつなぎの政策であり、2025年の年金法改正に向けて、抜本的な見直しを進めようとしています。 国民年金第3号被保険者制度ができたのは1985年。専業主婦の世帯が多く、「夫が働き、妻子を養う」という家族像をモデルに設定していましたが、家長の収入が減り、共働きでないと経済的に苦しい家庭が増えている現代にはそぐわないところがあります。扶養控除をなくし、全ての働き手が負担するのが分かりやすいですが、男女の賃金格差を考えたら、女性には収入が少ない上に負担増になります。最も問題なのは、ここ30年は日本経済が成長しておらず、国民の社会保障費の負担感が増していることなんですね。 ほり・じゅん ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。 ※『anan』2023年11月29日号より。写真・小笠原真紀 イラスト・五月女ケイ子 文・黒瀬朋子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/517839/ Source: ananweb

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