山根悠太郎

  • 2024.05.05

桜井日奈子「美容は沼ですね (笑) 」 試行錯誤の末たどり着いた“美容哲学&お気に入りコスメ” | ananweb – マガジンハウス

肌や髪の悩みに直面しても、理想があるから頑張れる。目標に近づくために、自分の肌質や髪質を知り、日々研究と努力を惜しまない桜井日奈子さんの美容にかける想いを聞きました。 艶やかになびくロングヘアに、しっとりとキメの整った白い肌。誰もが憧れずにはいられない、健やかで美しい肌と髪の持ち主は、俳優の桜井日奈子さん。 「元から肌が白いわけではないのですが、高校生の時から日焼けには人一倍気をつけていました。片道40分かかる自転車通学中や、所属していたバスケ部の外周ランニング中には必ずアームカバーをして、頭にはタオルを巻いて…というスタイルでした(笑)。周りの友達からは『よくそんなに頑張れるね』と言われるほど。でも早いうちにケアしておいてよかったなと今は思っています」 肌や髪の悩みとは無縁だったかというと、そんなことはないそう。 「それこそ思春期は、肌荒れですごく悩みました。顎まわりにニキビが大量にできて、皮膚科に通ったことも。今でも花粉や睡眠不足が原因で荒れてしまったりします。私は混合肌で毛穴が詰まりやすい肌質なので、ピーリングに通ったり、自宅でもケアが欠かせません。髪質はもともとドライなタイプなのですが、職業柄、役で髪色を明るくすることがあるので、よりパサついてしまうのが悩み。ダメージを防ぐために定期的にホームトリートメントしています」 自分にとって、美容は“沼”。今もベストな方法を模索中。 大の美容好きという桜井さん。美容法やスキンケアのアイテムに関する情報はYouTubeを参考にすることが多いのだとか。 「よく拝見しているのは、森のニーナさんという美容系YouTuberの方や、皮膚科医の友利新さん、美容外科医の上原恵理さんのチャンネルです。それから同郷の先輩、MEGUMIさんの美容本にもかなり影響を受けました。今は情報が簡単に手に入れられるぶん、“流行っているから”という理由でアイテムを選ぶと何でも欲しくなってしまうので、情報に流されず、きちんと知識を持った方の意見を参考に、今の自分にとって必要な成分や成分の濃度を見て吟味するようにしています」 外側からのケアはもちろん、成分にこだわったサプリメントの服用や定期的な運動、睡眠時間の確保など、肌と髪にいいとされることは何でも実践しているそう。そんな桜井さんが、「ここぞ」という時に行う“効かせるケア”とは? 「私の場合、意気込んで特別なことをやると、逆に栄養過多になって肌荒れしたり、それ自体がストレスになったりするので、普段どおりのケアをします。肌にトラブルがある場合は、なおさらシンプルが一番。いつもはパックをしているけれど、マイルドな成分の化粧水とクリームだけにすることもあります。その日の肌の状態に合わせて、刺激を与えないように引き算のケアをすることも大切…というのもYouTubeの受け売りですが(笑)」 普段からしっかりケアできているという安心感があるからこそ、あえて特別なことはしない。それが桜井さんの美容哲学。 「美容に関しては、アイテムが自分の肌や髪質に合わなかったり、これまで何度も失敗を経験してきました。今も模索中ではあるのですが、悩みがあるからこそ、ここまで探求できたとも思っていて。最近は、成分でいうとナイアシンアミドに注目していて、毛穴の詰まりにくい酸化亜鉛フリーのファンデーションや、ニキビ予防に効果のあるノンコメドジェニックのスキンケアにも興味があります。…なんて、語るとキリがないので、本当に美容は沼ですね(笑)。理想は、ファンデーションを塗らなくてもきれいな“毛穴レス肌”。年齢を重ねるごとに肌と髪の状態も変わっていくけれど、これからもっと美容を勉強して理想に近づいていけたらいいなと思います」 HINAKO’s FAVORITE ITEM 脂溶性ビタミンC30%配合。肌への浸透力がバツグン! 「一般的な水溶性ビタミンCのセラムと違って、メイク前に使っても崩れにくいところが」。C+コレクティングコンプレックス30% 30ml¥21,780(Revision Skincare/ビッグブルー TEL:03・6413・7344) なめらかなバームが肌にとろけて極上の心地よさ 「クレンジングはバームタイプを愛用中。『SHIRO』のバームが自分史上、使い心地ナンバーワンです!」。タマヌクレンジングバーム 90g¥7,150(シロ カスタマーサポート info@shiro-shiro.jp) 3ステップでサロン級のトリートメント効果を発揮。 「使用後の髪のしっとり感が段違い。大事な撮影の前にはマスト。ちなみに昨日も使いました」。GINZUBA 3ステップトリートメント(ジェル120ml、マスク180ml、オイル60ml)¥15,400(トリコ TEL:0120・000・870) さくらい・ひなこ 1997年4月2日生まれ。俳優。2014年に「岡山美少女・美人コンテスト」でグランプリを受賞。現在、テレビ東京系ドラマ『95』(月曜23:06~)に出演中。 ドレス¥27,500 タンクトップ¥19,800(共にナイスナイス モーメント/ショールーム リンクス) ※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。写真・山根悠太郎(TRON) スタイリスト・木津明子 ヘア&メイク・白水真佑子 取材、文・瀬尾麻美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/547796/ Source: ananweb

  • 2024.04.24

パク・ヒョンシク「ほぼ素の自分が混じっている」 “本来の自分と似ている”と感じた役は? | ananweb – マガジンハウス

シャッター音に合わせ次々に表情を変え、その場の雰囲気すら変えてしまう。かつてアイドルとしてデビューしたパク・ヒョンシクさんだが、当時の愛らしさは残しつつ、キャリアを積んだ俳優としての自信と誇りがそこにはあった。 演技に懸ける情熱を軽く思われたくなかった。 「俳優として初めて撮影に臨んだ時のことは、今でもよく覚えています。僕が軽い気持ちでこの仕事に挑もうとしていると思ってほしくなかったし、自分の演技で周りに迷惑をかけたくないという気持ちも強かったので、それこそ必死にがんばりました」 そんな意気込みで演技に身を投じ、はや12年。今では俳優として過ごした時間のほうが長くなった。最新作『ドクタースランプ』では、『相続者たち』以来約10年ぶりのパク・シネとの共演も話題に。 「『相続者たち』の時はシネさんと同じシーンはあまりなかったので、今回がほぼ初共演という感覚でした。とはいえまったくの初対面ではないのでぎこちなさもなく、すぐ慣れて撮影に集中できました。『ドクタースランプ』で僕が演じたジョンウは明るくポジティブな性格。自分よりもまず周りを気遣うところも魅力的でした。それまでドラマ『ハピネス‐守りたいもの‐』『青春ウォルダム 呪われた王宮』とシリアスな作品が続いたので、気楽に楽しんでいただける軽やかな内容でありながら、共感性も高い『ドクタースランプ』に出合えたのは幸運でした」 ベストカップル賞を受賞したドラマ『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』のダルボン、世を忍ぶ王様だが好きな女性には押しが強い『花郎〈ファラン〉』のサムメクチョン、ツンデレから甘々へと変貌を遂げる『力の強い女 ト・ボンスン』のミンヒョクと、魅力的なキャラクターをたくさん生み出してきたヒョンシクさん。 「どの役にも自分の経験と感情を込めて演じてきましたが、なかでもやっぱりジョンウは一番、本来の自分と似ていると感じます。もちろん、ドラマ的に誇張して表現した部分はあるし、ジョンウほど勉強が得意ではなく、どちらかというと美術と体育のほうが得意でしたけど(笑)。ミンヒョクもいたずら好きで茶目っ気があるところはほぼ素の自分が混じっているなと思います。僕にとって『力の強い女 ト・ボンスン』のミンヒョク役はずっと待ち望んでいた、演じてみたいと願っていたキャラクターでした。魅力的な人物だったので台本を読む段階から夢中になって、役に入り込みました」 俳優としての経験を積み重ねながら、“演じる”ことへの難しさを感じることも増したそう。 「何事もそうだと思いますが、知れば知るほど難しさを感じるのは演技も同じです。例えばここにある水は僕にとってはただの飲み水にすぎませんが、水をよく知る人にとっては水がどの地域から来たのか気になるかもしれないし、水の成分が気になるかもしれない。それと同様に、演技も掘り下げれば掘り下げるほど、難しくなっていくものだと思います。ただ、経験を重ねただけあって現場での“立ち振る舞い”は身に付いたと思います。多少のトラブルがあっても、余裕を持って対処できるくらいには成長しましたよ」 俳優としての幸せを感じるのは、多くの人に作品が愛された時。 「たくさんの人に作品を観て、興味を持って、愛していただくことは俳優にとって一番の幸せですし、達成感もあります。どんな作品も僕がやりたいと思って挑戦してきたものなので、後悔は一つもありません。ただ現場にいるだけで楽しいんですよ(笑)。それこそ僕が演技を続ける理由、一番の原動力は“それ”かもしれないですね」 日本のドラマや映画にも興味津々で、実はかなりのアニメ好き。 「日本には本当に素晴らしい俳優さんが多くて、いつかご一緒したい方ばかりです。飛行機で偶然観た『今夜、世界からこの恋が消えても』も情緒にあふれていて、とてもいい作品だなと思いました。『るろうに剣心』は子供の頃からマンガを読んでいて、あの作品を実写化するなんて可能なんだろうかと思っていましたが、可能でしたね! 本当に素晴らしくて、監督さんにも出演者のみなさんにもリスペクトをお送りしたいです。特に主演の佐藤健さんは魅力的でしたね。それにとてもハンサム。いつか機会があれば僕もああいう作品に出演してみたいです」 約13年前、ZE:Aとして登場した号のananをお見せすると、「ずいぶん前ですよね」と大喜び。 「今回、7年ぶりに日本に来て、こんなにも僕を待っていてくれた人がいたことに感動しましたし、同時にお待たせして申し訳ない気持ちにもなりました。でもすごく幸せで、パワーをもらいました。今、こうして取材を受けていることもそうで、僕に関心を寄せていただいているということがありがたく、心があたたかくなりました。次はまたすぐに日本に来ます、待っていてください」 パク・ヒョンシク 1991年11月16日生まれ、韓国・龍仁市出身。2010年にZE:Aのメンバーとしてデビュー後、現在は俳優として活躍。4月27日と28日に大阪・オリックス劇場、30日に千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで、ファンクラブオープン記念イベントを行う。 ※『anan』2024年4月24日号より。写真・山根悠太郎(TRON) スタイリスト・LEE YOON KYUNG & JUNG SOL LI ヘア・LIM JUNG HO メイク・LEE JI YOUNG 取材、文・尹 秀姫 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/544364/ Source: ananweb