恋人

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  • 2023.12.23

同窓会で盛り上がってそのまま…心得ておくべき「ワンナイトの掟」 – 文・安本由佳 | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回はワンナイトした彼と音信不通になってしまった30歳女性のお悩み。 心得ておくべき「ワンナイトの掟」 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:30歳女です。少し前に中学の同窓会があり、久々に再会した同級生とワンナイトしちゃいました。見た目がストライクすぎたので「ワンナイトで終わってもいい!」と思ったし後悔はないのですが、ここ1週間音信不通になってしまってモヤモヤしています。 事後に向こうから「また飲みに行こう」と言ってくれたし優しい言葉もかけてくれていたのに…。脈なしなのは仕方ないとしても、私の性格上フェードアウトされるのは嫌です。終わるのならきちんと断ってほしいのでまた会いたいのですが、あくまで軽めに「飲みに行こう!」などと誘うのがよいでしょうか?(30歳・会社員) 「ワンナイト」を承知したのなら いやいや、音信不通の彼にLINEを送りつける前に、冷静に自身の言動を振り返ってください。 相談者さんは同窓会で盛り上がり、長らく関わりもなかったイケメン同級生とワンナイトしたんですよね。彼からは「好きだ」とも「付き合おう」とも言われていない状態で、見た目がストライクだからワンナイトでもいい!と思って行為に及んだ、そうですよね? ワンナイトってつまり、その場限りの関係を楽しむことです。 承知の上で一線を超えたのだから、彼に対してアフターフォローを求めるのは筋違いではないですか。 リスクを負う覚悟を持って 相談者さんは「終わるのならきちんと断ってほしい」とおっしゃっていますが、先述のとおり彼と相談者さんの関係は何も始まっていません。その場限りの関係を楽しんだだけですから。 男性だって事後には社交辞令くらい言います。にもかかわらず「また飲みに行こう」という彼の言葉を真に受けて、音信不通にされているにもかかわらず連絡をするのは無粋ですよ。 ――結局そうやって割り切れないのだから、「ワンナイトでもいい!」なんて軽々しく言うべきではないのです。 事後に音信不通になることも、病気や妊娠のリスクもすべて引き受ける覚悟を持ってから口にしてください。 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©Madni/Adobe Stock 文・安本由佳 https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/523001/ Source: ananweb

  • 2023.12.14

「結婚はないな…」男性が一瞬で冷める「彼女がもっとも言ってはいけない一言」 – 文・三松真由美 | ananweb – マガジンハウス

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、「コスパがいい」結婚を望んでいる29歳女性のお悩み。年収900万超の彼氏をゲットしましたが…。三松先生が、カップルのお金のルールについて、すべきこと、してはいけないことを教えてくれます! 結菜(29歳)、稼ぎ力レス。結婚で挽回すれば大丈夫! と思ってた 【レスなひとびと】vol. 225 空港でグランドスタッフとして働く結菜は、年収が入社時から変わらないのが悩み。「日本経済、どうなってんの。ドイツを見習え」とぼやく日々。それでも転職する気が起きないのは、福利厚生がバツグンにいいからだ。海外への飛行機は数万円割引、国内への飛行機はうまくいけば無料で乗れてしまう。旅行好きの結菜には、最高の環境。 しかし、このまま年収がずっと上がらないのはキツい。手取りは20万円いかないから、美容費や服飾費、旅行先でのホテル代や食費にすべて消える。実家暮らしだから、なんとかなっているものの。 将来的にはマンションを持ちたいと思うも、頭金はどうすんだ。 だから、結菜は婚活することにした。稼ぎのいいのパートナーを探せば一発解決。結婚はコスパがいいってネットニュースで読んだ。 パートナーの条件をあれこれ挙げてみる。まずは安定年収。その次に、なんでも結菜に賛同してくれる寛大さ。年は5歳差以内で、身長175センチ以上。 外見はバッチリかわいい結菜。メルカリ達人なので洋服コーデも優秀。コリドー街で、すぐ相手をゲットした。メーカー勤務の遼くんは、話し方が穏やかで年収900万越えの塩顔男性。 3度目のデートで告白されてお付き合い開始。驚きの事実が発覚したのは、クリスマスデート中のこと。赤坂の一軒家フレンチで、将来について夢を語ろうと思った矢先。 「あ、俺、今月カード止まってるんだった。結菜ちゃん、キャッシュある?」 「え、結菜6000円しか持ってないよ」 「大丈夫、そしたらギリ足りるかな。LINEペイは?」 今まで全部ごちそうしてくれてたのに、彼女になったとたん、お金とるの? っていうか、カード止まってるってどういうこと? 「遼くん、ちょっとクレカの明細見せて」 「え〜! 恥ずかしいなあ。まあ、別にいいか」 真っ白なクロスのかかったテーブルで、遼のスマホを凝視。履歴に、怪しいものはない。 でも、とにかく飲み代が多い。タクシー代も。手取りは70万円超えらしいけど、カードの請求額は50万円超え。家賃は20万円だって言ってた。もしかして、貯金全然ないんじゃない? バルのあとは、ふたりで遼の家へ。酔っ払った遼は「結菜ちゃん、かわいい」とおしりをモミモミ、顎クイしてチュッ。結菜は全然そんな気持ちになれない。 だって、リッツで結婚式挙げたいし、マイホームは品川あたりに欲しい。海外旅行にだって行きたいもん。子どもにだって、いい教育を受けさせたい。それなのに、全然貯金がないなんて。 「ねえ、遼くん。さっきの話なんだけど」 「ん?」 「遼くんって、貯金とかしてる? 結菜、心配になっちゃって」 「…心配ってなに?」 「だってこれから結婚したら、いろいろお金、必要になるでしょ」 「そんないるもんか? 結菜も全然貯金ないって言ってたよね」 「だって結菜は、手取り少ないもん」上目遣いに甘えて言った。 「え。俺の貯金頼みってこと?」 離れる手。冷めた顔。ああ、可愛く言えばなんでも許されるって思ってたのに! 【三松さんからのコメント】 結菜さん、お金目当ての本心を出しすぎましたね。モテそうな彼をゲットしておきながら、とにかく気にするのは資金のことばかり。せっかくのクリスマスデートで「貯金してる?」は、もっとも言ってはいけないワードです。彼も萎えてしまうでしょう。 結菜さんが、節約したり、少なくても貯金ができるタイプならわかります。でも、実際は稼ぎが少ないのを理由に貯金ゼロ。人のお金の使い方を指摘する前に、自分のお金の使い方を見直してからモノを言え。支出を減らせないのなら、収入を増やす努力をするのが賢い女性。副業を考えるとかね。 旅行が大好きでリーズナブルに行けるなら、旅の様子をブログにしてアップしてフォロワーを増やすとか、今風の稼ぎ方はいくらでもある。 都内の平均住宅価格を知っていますか? 彼の年収が1000万円あったとしても、結菜さんもがんばらないとキツいのです。彼も努力ナシで今の年収のわけじゃない。付き合いたての状態で、彼のお金を自由に使う権利はありません。彼の立場に立って考えてみて。 「稼ぎ力レスは、しょうがないとあきらめないこと。努力はしてみよう! レスな分を彼に出してもらおうとするマインドは、いつかばれて愛にヒビが入ります」   三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。 ©buritora/Adobe Stock 文・三松真由美 https://ananweb.jp/column/lessbito/521662/ Source: ananweb

  • 2023.11.27

「普通の恋愛はできないの…?」17歳年上バツイチ彼氏をもつ31歳女性の「勘違いと今すぐすべきこと」 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、17歳年上の恋人が交際をオープンにしたがらないという31歳女性のお悩み。佑雪さんが、彼女が幸せになる方法をズバリ回答してくれます! お悩み:「私との関係をオープンにしない彼と幸せになるには?」 【クラブ佑雪】vol. 322 私のお付き合いしているかたは離婚歴あり、子どもありの17歳年上です。子どもは大学生と高校生で前妻と暮らしており、離婚原因は彼の不倫です(相手は私ではありません)。 私と彼は出会って7年、恋愛関係になってからは2年以上がたっており、6年ほど前の彼の離婚に関する一部始終も見てきました。現在、私にとって彼は唯一の人であり、過去のこともすべて含めた上で、そばにいる覚悟ができています。彼からの愛情も多大に感じますが、「僕は普通の恋愛関係を築けない」「僕は一緒にいる人を不幸にする」と言い続けており、交際を公にすることに後ろ向きです。 「家族のことを考えると過去の自分はなんてことをしてしまったんだろう」と申していることもあり、今でも精神的にかなり落ち込んでいることがあります。私はその気持ちに寄り添いたいですし、自業自得といえばそうなのですが、その心の痛みは一生ついてくるであろうことも理解しています。上記のような発言も、離婚とそれに付随した大変な日々のトラウマからくることもわかります。 ただ、彼には私と幸せになる権利もあると思うのです。そして私にも、彼と幸せになる権利があります。そこで「恋愛ではいつも軍曹たれ」とおっしゃる佑雪さまにお伺いしたいのですが、彼をそのような前向きな気持ちにもっていく作戦とはどのようなものがあるのでしょうか。私は仕事の傍ら未だ夢に向かって学生を続けており、結婚願望や子どもをもちたいという希望はなく、その点で焦りはありません。時間がかかってもいいので、いつか2人でのんびり外を散歩できるようになりたいと願っています。 (まるる 31歳未婚 大学院生) 「ナメられちゃ、ダメよ」 あのう、それ“軍曹”じゃなくて“軍師”の間違いだと思うので、訂正よろしくお願いします。まあ、幸せな恋をするには戦略が必要っていうことは合ってますけどね! 現状、ご相談者さまは「彼からの愛情も多大に感じ」てはいるものの、全然足りないってことですよね? 「僕は普通の恋愛関係を築けない」「僕は一緒にいる人を不幸にする」なんて、もっともらしい言い訳をしてますが、付き合ってることは秘密なんでしょ? おかしくないですか? 彼から感じる多大な愛情って、何? って、わたくし思ってしまうのですが…。 彼、今、48歳くらいってことね。17歳年下のご相談者さまと並ぶと、パパ活にしか見えないのが恥ずかしいんじゃない? 年齢が離れていても気持ちがピュアなら隠れる必要はないんだけど、彼にとってのご相談者さまの位置付けが、やましい感じなんじゃないの? 誠意あるお付き合いをしている対等なパートナーというより、性的な魅力に惹かれて下半身で付き合ってる、みたいな部分が色濃いのでは? わたくしの周りにもいますよ、そういう男性。妻と離婚なり死別なりして、完全に独身でも、お相手女性がだいぶ年下で、パッと見、愛人みたいに見えるカップルで、男性が彼女のことを公にはしてない人。結構、社会的地位が高い人に多いのと、あとは子どもとの関係でしょうね。そういう女性がいると、遺産相続の問題や生理的嫌悪から「あんな人と再婚しないでよ」なんて言われても、めんどくさいですし。だったら、隠れて付き合おう、みたいになっちゃうんでしょうね。 ただ、そこにはどうしても男尊女卑とか、なんだかんだ女性を性的な対象にしか見てないみたいな、嫌な雰囲気は漂いますよね。そういうのって、言い訳してても滲み出るもの。っていうのが、わたくしが想像する彼側の問題。ご相談者さまにも改善すべき点はあります。 そもそも、そんなにナメられてる(はい、ナメられてますよ)ってことは、ナメられるなりの理由があるわけですよ。彼の「気持ちに寄り添いたいですし」「理解しています」「トラウマからくることもわかります」みたいに、彼の気持ちを優先しすぎ!!!!!! 1回くらい「はぁ? だからぁ?」って言ってやりましたか? 「私のこと大事なら、それくらい我慢して、強くなって、私の関係、みんなに公表してよ!」くらい言ってやればいいじゃないですか。そこで「うわ、嫌われたらどうしよう、僕のこと捨てないで!」って思わせてやりましょうよ。 いいですか? 「今度、ホームパーティーするから、お互いの友だち呼んで、そこで付き合ってるって発表しよう」って提案しましょう。「うちの両親に挨拶して」より、よっぽどハードルが低い提案です。やさしいです。彼が公表してくれるのを待ってても仕方ないので、ご自身で実行に移しましょう。そこで彼が「それはちょっと…」ってなったら、「こんなの、まるで愛人じゃない? 私、あなたの愛人なの?」って問い詰めましょう。付き合って2年でしょ? そのくらい、やっても全然いいです。「時間がかかってもいいので」なんて、昭和の時代に流行ったテレサ・テンの歌に出てくる「待つ身の女」みたいなこと言うのはやめましょう。令和ですから。今、ここで行動を起こすのです! そうすれば、本当に「私にとって彼は唯一の人」かどうか、わかるはずです。正直、現時点ではそこまでの価値が感じられないので、真実を知るためにも彼にご提案ください。これっぽっちのことで、ご相談者さまがズルズル我慢し続ける必要はありません。年内の問題解決、お祈りしております。 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©polkadot/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/518925/ Source: ananweb

  • 2023.11.16

「上京する彼にフラれました…」恋も機会も逃す「残念な女性の習慣」 – 文・三松真由美 | ananweb – マガジンハウス

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、東京に憧れている地方在住の女性のお悩み。いい感じだった彼が上京にすることになり…。三松先生が、「人生の決断をするために必要なこと」を教えてくれます! リホ(26歳)、決断力レス。上京した子がうらやましいのに真似できないよ 【レスなひとびと】vol. 223 ずっと、決められたレールの上を歩いてきた。高校はリホの住むT県T市から通える範囲で、県で3番目に偏差値の高い学校。大学は、親と高校の先生に勧められた地元国立大学。 とくにやりたいことがなかったから、親戚に言われるままに公務員試験を受けた。受かった。一応けじめとして一人暮らしを始めたけれど、社会人になっても生活圏は大きく変わらない。 違和感を覚えたのは、就職して2か月目頃。 「村越さん、パソコンがいうこと聞かんのよ。こっち来られま」 「あ、はい!」 「村越さ〜ん。こっちもエクセルの印刷範囲の設定がうまくいかんが〜」 「あ、はい、次そちらに行きます」 連日、役所のおじさんたちにPCのレクチャーを依頼され、リホはだんだん腹が立ってきた。PC周りの仕事を振られるたびにイライラしてしまう。こっちは情シスの人じゃないっつーの! パッとしない毎日。つまらない毎日。 そして、帰り道の車で信号待ちをしている時、ふと思ったのだ。“わたし、ずっとこんなふうに欠乏感をかかえたまま生きていくのかな”そしてSNSを眺める時間が増えた。就職を機に上京した子たちが、今になってうらやましくなる。 就職活動の時、キラキラ目を輝かせて「あたし、絶対東京に住む。丸の内のオフィスで働きたいの」と言っていた同じゼミの奈々。リホは、内心「アホくさ」と思っていた。 でも、今は違う。八重洲ミッドタウンとか虎ノ門ヒルズとか、おしゃれな場所で、同僚たちと時間を過ごす奈々がうらやましい。週末は表参道の美容院。常連らしく、カリスマ美容師のインスタのストーリーに「いつもありがとうございます」と添えられた彼女の後ろ姿が載っている。なにそれ、なにそれ。そんなモデルみたいな髪型してもあんたには似合わんわ。都会派アピールしやがって…。つい意地悪な気持ちになる。 “わたしだって、しようと思えば上京なんてすぐできる”そう思っていたのに。 そんなリホにも、転機が訪れた。ほんのちょっといい感じだった同僚の直樹が、転職で東京に行くらしいのだ。 (あっ、これってチャンスや。上京する理由ができる) そう思ったリホは、直樹を飲みに誘った。駅前の個室居酒屋で、頬杖をついてこぼす。 「いいなあ、東京。ついて行きたいわあ」 直樹はうっすら、リホに好意がありそうだった。だから、この話をすれば、冗談でも「一緒に来る?」って言ってくれるんじゃないかって期待した。でも、帰ってきたのは予想外の言葉だった。 「毎回言ってるよね、それ。リホはまじめちゃんだし、ちょっといいなと思ってた時期はあるけど、言うだけでなかなか踏み出さないところはあんま好きじゃない」 グサッ。 こうして、直樹は一人で東京へ行ってしまった。 【三松さんからのコメント】 リホさん、自分一人でなにか決めた経験が少ないんだからこれはしょうがない展開です。決められたレールの上を歩いて、今までは特に不満もなかった。でも、今は違いますよね。「いいな、東京」って、明確に憧れをもっている。現状に苛立っている。物足りなさを感じている。 人生初の大きな決断をするチャンスではないですか。 親や先生が決めてくれた道から外れるのには、勇気がいるかもしれません。憧れを通り越して、飢餓感を感じたり、他者の幸せを妬む自分に気づいたら、動いてみるのも選択肢のひとつ。 シン仕事・シン住まい・シン彼氏。 新しい“シン”を取りに行くのは自分しかいない。 「都会、つらい。やっぱ地元でいいや」と思うかもしれない。そしたら地元のよさがわかるっしょ。 今までコツコツ堅実にやってきたリホさんなら“シン”の決断も悪くない。直樹さんに頼ることなく、自分の憧れを探ってみてもいいのではと思います。思い切った決断こそが、リホさんオリジナルの人生をつくっていくのです。もしそれが理想どおりでなければ「想定外でした!」と言って軌道修正すればいいだけの話。 「彼氏に頼ったり決断させたりする癖は修正しとこう。うまくいかなかったときに彼のせいにして関係性ムチャムチャになるぞ」   三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。 ©czfphoto/Adobe Stock 文・三松真由美 https://ananweb.jp/column/lessbito/517185/ Source: ananweb

  • 2023.11.09

「なんで幸せになれないの…」恋愛が長続きしない「残念な女性の特徴」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

「自分に合う人が分からない」恋愛や婚活の場面では、こうした男性との相性迷子に陥る女性が少なくありません。一体なぜ、こうした問題は起きるのでしょう。ここでは原因と、相性迷子を卒業するための3つの方法を紹介しています。 「自分に合う人」が分からない! 優しすぎる女性が陥る相性迷子の解消方法 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 243 恋愛したいと思ったら、まず相手探しを頑張ると思います。でも、いざ色んな男性と会おうとすると、「好きな人がいない」「自分に合う人が分からない」「どうやって選べばいいの?」と迷子になる女性が少なくありません。こうした「相性迷子」になっている女性は、どうしたら自分に合った男性と出会うことができるのでしょう? 解決のカギは、「自分自身を優先すること」にあります。記事では具体的に、どういった原因が相性迷子にさせるのか、また自分を優先するために何をしたらいいかを紹介していきます。 相性迷子になりやすい女性が抱える3つの原因 相性迷子とは、いざ恋愛を始めようと思っても、自分に合う人、自分が好きな人がよくわからず、ぐるぐると迷ってしまう女性のことです。 恋愛経験が全くないわけでも、極端にモテないわけでもありません。ただ過去の恋愛を振り返ったら、「相手から告白されて試しに付き合った」とか「そんなに好きじゃなかったけど、別れる理由もなかったから付き合い続けた」といった、ぼんやりした理由が多いのもこのタイプの特徴です。 こうした経験から、相性迷子な女性は「自分の好み」に対しても曖昧なままであることが多いです。では、こうした曖昧さを生み出す原因はどこにあるのでしょう。ここでは具体的に3つ解説します。 相手の要求に答えるのが得意 相性迷子な女性は、空気を読んだり相手の期待や要求を理解したり、それに答えるのがとても上手な傾向があります。そうした性格は、仕事や友達関係ではとても有能だと評価されていたりしないでしょうか。場面によっては良い能力だと評価される一方で、こうした特技は恋愛で不利に働くことがあります。例えば、「好き」と言われたら、自分が好きじゃなくてもとりあえず付き合ってあげちゃったりするとか、彼氏からあまり好ましくないお願いをされたとき、思わずOKを出してあげたりしてしまうなどです。 本来NOと言って断ったり別れたりするような出来事も、スルッと受け止めてしまう器があるから成立するのですが、この不本意なOKがクセになると、だんだんと「自分」がぼやけていき、恋愛に対する判断軸のブレが生じていくこともあります。 「優しい」「いい人」という褒め言葉を守ってきた 相性迷子の特徴として、相手からの要求を受け止める器が広いことが挙げられます。その結果、周りからは常に「優しい」「いい人」「心が広い」など、おおらかさを評価されるシーンも多いのではないでしょうか。 それはあなたの良さである一方で、裏では自分でも気づかないうちに、自分の本音や本心を無視していることもありそうです。これがクセになると、恋愛といったある程度自分本位で進むべき関係を見つける際に、自分の気持ちが分からなくなってしまうことがあります。 最悪な場合、自分の気持ちが分からないからこそ、来るもの拒まずのスタンスになり、好きではない男性と関係が深まり、後になって後悔するケースがあります。 自分よりつい相手を優先してしまう 相手に合わせるのが得意で、色んな要求を受け止める器も広い。そうした女性が常にやってしまうことに「相手を優先した関係づくり」があります。これは恋愛に限ったことではありません。例えば、気の乗らない飲み会でも、声をかけられると参加してしまう。興味のない誘いでも、スケジュールが空いていればOKしてしまう。頼まれ仕事を断るのが苦手。友達の愚痴を夜中まで無理して聞いてあげることがある。など、こうした自分の気持ちや都合よりも、相手をよく優先してしまう女性は要注意です。 今は大丈夫かもしれませんが、行動のベースにはいつも相手優先のクセがついてしまっているかも。それはつまり、相手を優先するだけ「自分」を後回しにしているのです。優しさを持っている一方で、自分を後回しにすればするほど、本音が自分でも見えにくくなり、相性迷子に陥るため注意が必要です。 「合う人が分からない」を卒業するためにやりたいこと3つ では、相性迷子を卒業し、自分と合う人を見つけるためには、どんなことを意識していったら良いのでしょう。ここでは、今すぐに始められる日常での取り組みを3つ紹介します。 自分の気持ちの快・不快に意識を向ける 相性迷子になっている女性は、つい周りに意識を向けすぎるあまり、自分の気持ちを後回しにしすぎていることがあります。そうした状態は、まず自分の気持ちに敏感になれるよう、意識を向ける必要があります。具体的には、日常生活を送る上で、「楽しい」「嬉しい」「幸せ」などの快の気持ちと、「嫌だ」「不愉快」「悲しい」などの不快の気持ちを、毎回細かくウォッチし、丁寧に気づくことです。 なんとなく相手に合わせるのが上手な女性は、こうした感情の機微に気づきにくくなっていることが多いです。しかし恋愛という感情が大事な関係では、そもそも自分の感情に鈍感な人は、それだけ迷子になる可能性が高くなっていると言えます。 まずは、自分が気持ちよくて、楽しくて、幸せに感じた瞬間を見つけ、しっかり味わうことから始めてみてください。 本当はしたくないこと・されて嫌なことを事前に出す 例えば人間関係において、本当はしたくないこと、されて嫌なことってどんなことですか? 気乗りしない誘いには行きたくない 相手の話をずっと聞くような退屈な長電話は切りたい 週末両方つぶれるようなスケジュールは立てたくない などなど、人それぞれ色々あると思います。こうした嫌なことリストを、可能なら文字にしてみてください。そして普段生活をしていてリストに当てはまることが置きたら、頑張って3回に1回はNOを言うようにしましょう。 ポイントは事前に文字にしておくことです。普段なら、なんとなく受け入れてしまうことも、文字にして具体的に把握することで、受け入れる前に気づくことができます。 これは心理学的には「バウンダリー(境界線)」と呼ばれる、相手と自分の境を意識することにとても重要です。優しい女性は、相手が自分の境界線に入ってきていることにも無自覚に寛容な傾向があるため、事前に「これは嫌」という線を引くことで、自分をいたわることに繋がります。 相手の喜びと同じくらい自分のよろこびを大事にする 人に合わせるのが上手な女性は、そもそも相手が喜ぶことが自分の幸せに感じられる優しくて献身的な心を持った女性であることが多いです。しかし、その優しさは、今日から自分を喜ばせることにも同じくらい使ってみてください。 具体的には、もし相手に合わせるといったことを1つしたら、同じくらい自分を褒めたり、いたわったりする時間を取るということです。これをすることで、当たり前になっていた自分を後回しにするクセが和らいでいき、相手と自分を優先させるバランスが取れていきます。 「合う人が分からない」という問題に対する取り組みを3つ紹介しました。意外に思われた方もいたかもしれませんが、実はどれも直接恋愛シーンに働きかけることではありません。でも紹介した3つを丁寧に行うことで、自分という存在が改めて分かっていき、その結果「自分に合う人」も、だんだんとはっきりしていくのです。 優しさはそのままあなたの良さとして受け止めながら、同時に自分らしさも手に入れたら、素敵な恋愛が待っているかもしれません。頑張ってみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Marija/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/515833/ Source: ananweb

  • 2023.10.19

「やっぱり俺には無理…!」あっという間にフラれた女性の「最悪な生活マナー」 – 文・三松真由美 | ananweb – マガジンハウス

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、シェアハウスに入居している21歳女性。シェア仲間と公認カップルになったが…。三松先生が、シェアハウス内での恋愛で気をつけるべきことを教えてくれます! 花梨(21歳)、シェアハウスに入居して絶好調! だが気遣いレスで最悪女のレッテル貼られる 【レスなひとびと】vol. 220 花梨は、メイク動画配信をしている。10万円台の月収から、コスメ代も捻出するのは結構キツイ。しかもそろそろ、今のボロアパートは取り壊し。 初期費用の安い引っ越し先として、花梨にピッタリなのがシェアハウスだった。4.5畳の個室はむっちゃ狭いけれど、キッチンやリビング、映画鑑賞部屋やテラスなど、共有スペースが広いので全く問題ないし。 引っ越しを機に自室で撮った「絶対かわちい おうちデート用すっぴん風メイク&部屋着」は、なんと初の7万回再生超え。ふんわり眉に、赤ちゃんみたいなぷるぷるリップ、ゆるポニーテールに、ショートパンツの部屋着がXでもバズった。いい調子。 ある晩、リビングで動画を編集していたら、シェア仲間で一番いいなと思っていた悠斗くんとふたりきりに。「花梨ちゃん、いつも遅くまでがんばってるよね」って、ホットココアを作ってくれて、キュン。勇気出して「彼女いるん?」って聞いたら、「いない」って。 「…彼氏に立候補してもいいですか」に「うん!」とうなずいたら、頭の後ろに手を回されて、チュッ。誰もいないリビングで、ふたりだけのヒミツの夜。ドラマっぽすぎるじゃないか。そしてシェア仲間公認の仲に発展した。 「ねぇ、悠斗くん。動画も人気が出てきたし、ちょっと手を広げたいなって思って。カップル動画を撮るのって、どう思う?」 「いいけど。でも、他の入居者たちに迷惑かけないようにしないとだよ」 「大丈夫だよ。みんなも、花梨たちのこと見て、結構楽しんでるし」 花梨は「昼間ならいいっしょ」と言って、共有のキッチンで、ふたりが料理している様子を撮り始めた。料理の合間にチュしたりする、イチャイチャ系動画。その間、他の人たちは遠慮して入ってこない。 そんなことが何日か続き、周りがザワツキ始める。なにも気に留めないKYな花梨にしびれをきらした悠斗が言う。 「ちょっと、まわりに気を遣わなすぎじゃない?」「なんで? 悠斗は、花梨が人気配信者になるのがイヤなの?」「いや、そうじゃなくて。みんな困ってるから」「なんも言ってこないけど?」 「……」 悠斗はため息をつき、自室に戻っていった。花梨がノックしても、まったく返事をしてくれない。その後の動画も協力してくれないし。 共有のリビングで、悠斗をやっと見つけた花梨は「ちょっと悠斗! あんた、なんなの。動画協力する約束っしょ」と叫ぶ。すると、リビングでPC作業していた同居人たちが、ついに口を開いた。 「ちょっと静かにして」「っていうか、いい加減に迷惑だよ」「あんた、シェア向いてない!」と不満が大爆発。 挙句の果てに、悠斗がポロッと「別れよ。君みたいな無神経なひととはやっていけない」って。普通、みんなの前でフルか!?プライドズタズタだし、みんなも怒ってる。この先ここで暮らすのは気まずい。でも、お金ないし、どうしよう。 【三松さんからのコメント】 シェアハウス内での恋愛、最近増えてきていると聞いています。20代前半の男女が多いシェアハウス内では、メンバーのうち3分の1がカップルだというケースもあるそうで。一つ屋根の下で暮らす。長―い合宿みたいなものですよ。 恋も喧嘩も陰口もいろいろ起きることでしょう。確かに彼を探す“場”としてはアリアリな住み家です。家事できるひとかどうかチェックもできるしね! 部屋片付いてるなとか、手料理まめに作ってるなとか。 しかし大事なことを忘れてはいけません。共同の場では、相手の気持ちや、まわりへの配慮。 シェアハウスに入居してくる人の目的は人それぞれ。花梨さんのように、初期費用の安さから選ぶ人もいるし、人脈作りのために入居する人もいる。ひとり暮らしの寂しさが苦手で常に誰かといたい人もいる。夢を叶えることが第一優先で、恋愛をしたがらない人だっている。各自の背景を想像したり、空気を読むことが必要です。シェアハウスはみんなの生活の場。花梨さんのように、自分の目的だけのために共有部を占有する人は、疎まれて当然。カップル動画を撮りたいのならば、まずはお金を貯めて、悠斗くんと同棲を目指せ。 波に乗っている動画配信業をもっと盛り上げていきたいでしょうが、配信者として有名になるほど、気遣いレスなところが浮き彫りになってきます。人気と無視は紙一重。驕り高ぶるな。現実でもネット界でも炎上を避けるべく、まずはまわりに気を遣える訓練を。世界は自分中心に回っているのではないと腹に据えて。 「シェアハウスの公共の場でエッチっぽいことしちゃって 追い出された住人がいるんだって! 気遣いレスどころかマナーレス。追い出されて当然。気をつけようシェア!」   三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。 ©taka/Adobe Stock 文・三松真由美 https://ananweb.jp/column/lessbito/511390/ Source: ananweb

  • 2023.10.12

「なぜかいつもフラれる…」恋愛をダメにする「残念な女性のNG行動」3つと対処法 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

彼氏のことは大好きなのに、いつも同じような理由でダメになる。自覚はないのに「面倒くさい奴」と言われることがある。気づくと彼氏がいつもダメ男になってしまう。こうした問題は、女性側の振る舞いに原因が隠されているかもしれません。今回は、男性の良さをダメにしていく女性の振る舞いを、3つご紹介します。 彼氏の良さを無自覚に潰す“残念な女”に共通する振る舞い 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 241 好きになって付き合ったのに、少し時間が経つと上手くいかなくなる。そんな女性はいないでしょうか。恋愛は相手と自分の振る舞いによって、良い関係にもなるし、悪い関係にもなります。もしあなたが、毎回同じような理由で恋愛をダメにしている(彼から振られるor自分が冷める)なら、それはあなたの無意識の振る舞いに原因があるかもしれません。 今日は彼氏の良さをジワジワと潰していく“残念な女”が、やりがちな振る舞いを、3つ紹介します。 その場の感情で彼をコントロールする 付き合っていれば、どうしても感情が高ぶり、言い合いになったり、喧嘩に発展したりすることもあります。しかしこの時、感情の高ぶりのまま相手を無意識にコントロールしようとするようなことがあると、男性は感情のスイッチが入るあなたにだんだんと疲れていき、良さが薄れかねません。具体的には、こんな行為をしていると要注意です。 すぐ泣いて相手に謝らせようとする 自分を弱い立場に見立てることで、相手に罪悪感を生ませている 怒ると怒鳴ったり怖い口調で相手を責め立てたりする シンプルに力や恐怖で相手を支配しようとしている 「もう別れよ」「私のこと好きじゃないんでしょう」など極端な発言で相手を困らせる 自分の意見に従わないと関係が終わるといった、脅迫めいた行動で相手をコントロールしている 「どうせ私が悪いんでしょ」「謝ればいいわけ?」と、無意識に被害者の立場を取り、話し合いが有利になるよう仕向けている いかがでしょうか。喧嘩になると、感情の高まりにまかせて、彼氏をコントロールする女性は(もちろん男性も)一定数存在します。しかし、対応する方はだんだんと疲れてしまうので、自分で気づいて変えていく必要があります。 「彼氏」や「男」という肩書で相手に色々求める 「彼氏なんだからしっかりしてよね」「男ならこれくらいやってよ」など、無意識に「彼氏」「男」「長男」など、相手の属性や肩書を頼って色々決めつけていないでしょうか。こうした属性への意識は、誰の中にもあるものです。しかしそのスタンスを相手にも押し付けてしまうと、場合によっては過剰な負担となり、気持ちが萎えることにも繋がります。 男なんだからしっかり仕事しな 彼氏なんだから一緒に居てよ 長男なのにぼーっとしてるんだね SEなのにこれできないの? ゲーム好きでもこれ知らないんだ 具体的な発言例をいくつか上げてみました。属性+批判or要望は、ただの批判や要望よりも中傷的で、言われた側からするととても感じが悪い印象になります。私達が見るべきは、相手の属性や肩書ではなく、その人自身です。勝手に「こういうタイプはこう」と、期待を抱くのはやめましょう。 頼まれていないのにアドバイス魔 3つ目は、付き合うとアドバイス魔やお世話焼きになってしまう女性です。具体的には、以下のような行為は、おせっかいやアドバイス魔として煙たがられる傾向があります。 彼の身の回りのサポートを気づいたら自発的にやっている 仕事の愚痴も沢山聞き、色々アドバイスしたり有益な情報を探したりする つい服装や生活習慣に口を出してしまう 体調が悪いと、相手がいいと言っても病院に連れて行ったり薬を買ってきたりする 体調は大丈夫という彼氏に対して、強引に介抱することがある この問題の根深いところは、彼自身もその場は「感謝」を抱くことがあることです。だから彼女としても、問題の本質に気づきにくいのがやっかいです。こうした頼まれてもいない行為をし続けると、女性が気づいた時には、男性が“言わないとなにもできない男”になってしまい、以前よりもダメ度が増していることがよくあります。 これらの行為は、言い方をキツくするなら彼氏の生活に過干渉している状態と言えます。親子関係に置き換えると分かりやすいですが、過干渉な親の元で育った子どもは、自分で考え行動する力が育ちにくくなると言われています。こうした負の状態が、あなたと彼氏の間でも起きてしまっているのです。 改善方法は自分の振る舞いのクセに気づくことろから 彼氏をダメにする3つの振る舞いについて解説しました。すべて今すぐやめて欲しいのですが、やめるためにはまず気づくことが大切です。では気づくコツについて、最後にご紹介します。 それは、「もしこれを言わなかったらどうなるか?」「もしこれをしなかったらどうなるか?」「もし逆のことを言ったらどうなる?」といった、別の選択肢を想像しながら振る舞うというものです。これは専門用語で「メタ認知」と呼ばれます。自分の発言や行動を一段上から俯瞰して見る力のことで、客観的な目線で自分の振る舞いに注意を向けたり、別の選択肢を考えられたりするようになります。コミュニケーションのクセにも気づきやすくなり、また意識的に変えるキッカケも作りやすくなります。 彼氏といい関係を長きにわたって築くためにも、ぜひ自分を変える努力をできる範囲で始めてみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©polkadot/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/510501/ Source: ananweb

  • 2023.10.07

「めっちゃかわいい…」男性が身もだえる「女性からのアプローチテク」 – 文・沙木貴咲 | ananweb – マガジンハウス

女性から見てあざとい女性は「ちょっと…」と眉をひそめたくなりますが、男性に「めっちゃ可愛い」と思われるなら、あざといアプローチを活用する手はありません。素の自分はそうじゃないとしても好きな人の心をつかむには効果的。参考にしてみると良さそうです。 「おやすみって言いたくて…」 夜に用事もないのにLINEや電話をして「おやすみって言いたくて」「声が聞きたくて」と言うのは、男性にとってはかなりツボ。使い古されたアピールに感じるかもしれませんが、恋愛ではとがった愛情表現よりベタなアプローチが好まれるでしょう。 「好きと言われるよりドキッとするかも。そんなに自分のことを求めてくれるんだとうれしくなる」(31歳男性・公務員) 一生懸命さに身もだえる! 「女性が自分のことや自分が好きなことを伝えようとして、一生懸命になりすぎて話が脱線したり、噛んだりするのが可愛い」(30歳男性・会社員) この男性は「女性に完璧さを求めていない」と断言したのですが、それは誰にでも隙があって、うまくできないところにこそ魅力を感じるからだそうです。完璧を目指そうとしながらもうまくできない様子は愛らしく、恋心をくすぐられるポイントになるのだとか。また、女性が自分のために一生懸命になる姿には自然と心惹かれるようです。 外見とのギャップにドキッ! ギャップが恋愛感情を生み出すことは多いですが、男性が思わずドキッとさせられるパターンがあるようです。 「優等生タイプのキチッとした女性が『ジョジョ』とか『銀魂』が好きと言うのを聞くと、とたんに興味が湧きます。この人のことをもっと知りたいと思う」(29歳男性・営業職) 『ジョジョ』はマッチョキャラが異能力で戦うバトル漫画で、『銀魂』はくだらないネタで笑わせるギャグ漫画です。どちらも男性ウケが良い作品で、キレイ系の女性が手に取るには少し敷居が高いかもしれません。それだけに、男性が「こんなところで共感し合えるなんて!」と思わずテンションが高まるのでしょう。 「ふわっとした印象のかわいい女性と一緒にサッカー観戦に行ったら、大声を出してガチ応援していた。そんなイメージが全然なかっただけにドキドキした」(31歳男性・公務員) すでにあるイメージから外れた言動を見せるのは、やっぱりアプローチとして効果的なようです。「男性には見せられない」と隠している一面こそ、実は一番の魅力なのかもしれません。 無邪気な笑顔が一番 「男にとっては、女性が満面の笑みを浮かべているだけで心が和むんです。好きな子が自分に笑いかけてくれるのを見ると、『いいなあ』と思います」(29歳男性・営業職) なんだかんだ言って、やっぱり笑顔が一番なのかもしれません。好きな人の前でニヤけるのはみっともないと、顔をわざとこわばらせる女性もいますが、それこそイメージダウンの元。成就する恋もしなくなるでしょう。自然と湧き上がる笑顔はそのままに、「うれしい」「楽しい」という感情をストレートに表現すると良さそうです。 「待ち合わせしていて、彼女がこっちに気づいて笑う瞬間がすごく好き」(30歳男性・会社員) 男性はこっそり身もだえている 男性は女性に比べるとリアクションが薄く、心の中では大喜びしているのに無表情だったり、何か問いかけても「おぉん…」と曖昧なことしか言わなかったりします。それだけに「何をしても響いていない」と決めつけるのは大間違い。響いていないように見えて、実はしっかり心が揺れていることが少なくありません。 また、男性をドキドキさせるなら、ひねった愛情表現ではなく王道でありふれた手法がいいでしょう。凝った駆け引きを仕掛けるより、「あるある」のアプローチをした方が気持ちを惹きつけるはずです。 <筆者情報>沙木貴咲ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかでさまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。 ©Jorge Ferreiro/Adobe Stock 文・沙木貴咲 https://ananweb.jp/anan/507791/ Source: ananweb

  • 2023.09.14

付き合う前に絶対チェックして!「長続きカップル」になれる共通点4つ – 文・和 | ananweb – マガジンハウス

好きな人と付き合うのであれば、できるだけ長続きしたいですよね。「このまま順調に交際を続けて、いずれは彼と結婚したいな」と思っている人もいるでしょう。ですが、付き合ってから交際前には見えてこなかった彼の一面を知り、泣く泣く別れざるを得ないこともあるようです。そこで今回は、「長続きカップルになるためにチェックしておきたいポイント」をご紹介します。 仕事の優先順位 「元カレは仕事熱心な人でした。それはいいことだと思うのですが、私よりも仕事ばかり優先していて、いつしかデートもドタキャンされるようになり、うまくいかなくなって別れました。交際を始める前に、彼の職場環境や仕事観について聞いておけばよかったと思いましたね」(28歳/販売) 彼が常に仕事優先では、寂しさを感じて長続きが難しくなってしまうカップルもいるでしょう。すれ違いを防ぐためにも彼の業務内容や仕事への向き合い方は知っておきたいですね。 金銭感覚 「どんなに好き同士でも、金銭感覚が合わないと付き合うのは難しいです。以前結婚まで考えた元カレがいたのですが、趣味に散財してしまうタイプで、悩んだ末に別れたことがあります。今の彼は堅実派で無駄遣いしないので、一緒に将来を考えられます」(29歳/一般事務) 金銭感覚が真逆すぎる場合、長続きするのは難しいといえます。普段のデートはもちろん、とくに同棲や結婚となると、価値観の違いが浮き彫りになりやすいでしょう。彼が何にお金をかけるのか、節約意識はあるかなどは、付き合う前にチェックしておいたほうがいいかもしれません。 怒りっぽくないか 「交際が長くなればなるほど、ケンカやトラブルも起きやすくなると思います。そういうときにイライラせず、きちんと話し合える人とは長続きすると思います。逆に、デート中思い通りにならなくてイライラしたり、自分の機嫌で振り回してきたりする人は一緒にいるのがツラくなるでしょうね。彼が好きだと見て見ぬふりをしがちですが、怒りっぽくないかどうかはかなり重要な部分だと思います」(27歳/金融) 感情をコントロールできず、イライラを全面に出す人と一緒にいると、楽しい気分ではいられません。付き合ってから苦労しないように、怒りっぽい人かどうかは交際前にチェックできるといいでしょう。 友達との関係性 「『類は友を呼ぶ』というように、友だちが浮気性だと彼も流されてしまう可能性があるだろうなと。逆に友達が彼女一筋だと、彼も一途に思ってくれることが多い気がします」(25歳/接客) 彼の周りにいる友だちには、似たような価値観を持っているからこそ親しくしている人もいるでしょう。そのため彼の交友関係を知れば、自然と彼の人となりも見えてくるはずです。 「長続きカップルになるためにチェックしておきたいポイント」をご紹介しました。彼の本性を見極めないまま交際すると、「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔する確率が上がるでしょう。長続きカップルになりたいなら、まずはじっくりデートを重ねてお互いを知ることが大切と言えます。 ©Malambo C/peopleimages.com/Adobe Stock ©Goran/Adobe Stock 文・和 https://ananweb.jp/anan/504317/ Source: ananweb

  • 2023.09.14

「好きだったけどもう無理…」男性が冷める「勘違い女性のNG行動」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

恋愛をしていると、女性の行動で男性が自然と冷めてしまうシーンがよくあります。今回は男性が「面倒くさいな…」と思わず漏らしてしまうような行動を5つご紹介。自分がやってしまっていないか、振り返ってみましょう。 今すぐやめて! 男性が敬遠する女性が出す「面倒くさいオーラ」とは 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 239 恋愛のやり方には、誰しも自分なりの「当たり前」が存在します。でもその当たり前の中には、無意識に男性を冷めさせてしまったり、喧嘩に発展させたりする行動がいくつかあります。今回は実際に男性から聞いた事例の中から、見たら思わず冷めてしまう行動を5つご紹介します。 原因は分からないけどいつも振られる 喧嘩になると「面倒くさい女」と言われることがある 「気分屋だよね」と良くも悪くも言われる 感情表現豊かなのが魅力だと思っている これら項目に心当たりのある女性は、今回の話が参考になるかもしれません。ぜひ無意識にやっていないか、考えてみましょう。 「大丈夫」「なんでもない」と言いながら顔は不機嫌 最初は言葉と行動が一致していない女性のケースです。人は生きていれば、誰しもイラッとしたりムスッとしたりするような出来事に遭遇するものです。そんなとき、彼から「どうしたの?」「大丈夫?」「なんかあった?」と聞かれたら、あなたはどう返事をするでしょうか。 相手に知られたくないと思い、「大丈夫」と切り返している女性が多いと思いますが、中には「大丈夫」と言いながらも、イライラが顔に出てしまい、男性にさらに心配をさせる女性がいます。また、中には「男性に自分で気づいてほしい」という気持ちから、「なんでもない」と男性を突き放し、その後の行動を観察する、という謎の上から目線を発揮する人もいます。 こうした言葉と行動が一致しない行動は、男性から見ると全て「察してちゃん」と受け止められ、面倒な女性と思われてしまいます。イライラしているけどどうしてもうまく説明できないときは、「今気持ちを整理しているから待って」と、回答保留にするだけで男性は安心できますよ。 「なんでもよい」と言ったのに文句が出る 恋愛の最中は選択の連続です。どこで何をするか、どっちにするか、自分は何がほしいかなど思わず迷うことばかり。そんなとき、最適解が分からずに「なんでもよいよ」「任せるよ」と言ってしまいがちですが、その言葉を心から言っていない女性が中にはいます。 こうした女性たちは、「なんでもよい」と言いながら、結局彼が選んだ選択に文句をつけがちです。よく聞くのが、ごはん屋さんのチョイスについて。「なんでもよいよ」と言いながら、彼が好みじゃないお店を選択したら不機嫌になってしまう女性は少なくありません。 こうしたときによく使える行動のひとつには、「選びたいほうを答える」のではなく、「NG内容を伝える」ことを意識すると、答えがわからないから丸投げ、といった選択を簡単に避けられます。ごはん屋さんを問われたときなら、「何でもよい」と答えるのではなく「こってりしたご飯は避けたい」「ゆっくり話したいからガヤガヤした店は嫌だ」「お腹ペコペコだから、並ぶのは嫌」など、NGポイントを伝えるのです。 人間の思考の特徴として、人はOKのハードルよりもNGのハードルの方が低く設定されています。相手から何か聞かれたとき、OKのハードルを答えるよりも、NGのハードルを答えるほうが簡単かつ、相手に丸投げすることにもならないのでオススメです。 LINEのテンポも気分も自分次第 「彼氏とは頻度高く連絡を取りたい」そう考える女性は多いものです。こうした性格に彼が自然と合えばよいのですが、お互いのペースがイマイチ噛み合わないこともあります。それでも彼女側が無理せず我慢したり、彼のペースに合わせたりできればよいのですが、中にはこんな問題に発展したケースもあります。 彼女は事務職をしており、比較的時間の融通が利くタイプでした。そのため、彼にも時間を問わずLINEを送っていたのですが、彼からの返信はあまりもらえていませんでした。そんな彼は、打ち合わせでスマホを見られないタイミングも多く、またひとつのことに集中すると他に気を配るのが苦手でもありました。こうしたリズムのズレにより、彼女はときどき返事がないことにイライラし、小さな喧嘩になることもあったと言います。 お互いの事情(LINEのテンポ)を話し合ったりもしたそうですが、彼女としては自分が放っておかれるのがどうしても我慢できず、そのたびに不機嫌になっていたため、彼が「合わない」と判断し、別れることになったようです。 これは極端な例ですが、LINE(その他の連絡手段)のテンポがもし自分のペースなのであれば、返事も相手のペースを尊重することを覚えていきましょう。それが難しい場合は、2人の相性は「合っていない」と言わざるを得ません。 夢はあるけど叶えるのは全部男性任せ 恋愛中は、誰しも夢や理想を抱えているものです。あそこに行きたい、こんな関係になりたい、こういうことをしたいなど…筆者はすでに結婚していますが、未だに「夫婦でこういうことがしたいな」と、思わぬ気持ちがポンと浮かぶことがあるので、夢や理想って尽きないものだなと感じます。 恋愛が始まると、女性の多くは「ここに行きたい」「こんな関係がいい」「こんなことがしたい」と、夢が次々膨らむと思います。それ自体はよいことなのですが、ちょっと注意が必要です。中には浮かんだ夢を男性に叶えてもらおうと、全任せになってしまう人が少なくないからです。 例えば「カップルでディズニーデートが夢」と女性が思ったとします。夢を抱くのは自由ですが、その日程やプラン、チケットの手配まで彼にまかせてしまうのが、全任せ女性の叶え方です。ノリノリな男性ならよいのですが、テーマパークやプランニングが苦手な男性には、やや重荷になってしまうこともあるでしょう。 言いっぱなしの男性任せな女性は、どうしても男性から面倒くさいと思われる確率が高まります。こうした夢はなるべく相手に相談しつつ、自分が頑張る部分は頑張るように(むしろ自分の夢なら自分のほうが実現に向けて頑張るくらいで)相手と分担する考え方が大切です。 体調のコントロールを男性に強要 女性はホルモンバランスの変化によって、体調がコロコロ変わるものです。生理前後などは最たる例ですし、天気や気圧の変化によっても、体調に影響が出てしまう人も少なくありません。これは避けられないことですが、こうした体調の変化への理解を、男性に無理に強要している女性も少なくないようです。 例えば生理前にイライラする女性が「生理前なんだからわかってよ」と彼にキレてしまうなどがこれに当たります。たしかに生理前にイライラするのは仕方ないのですが、だからといって男性にキレる自分を受け止めろと強要するのは違います。こうした一方的な要求にならないようにするには、以下の3つに気をつけることが大切です。 自分の状態を説明する 起きたときの対処法をお願いする 自分でも対処法を知る 今回のケースであれば、「生理前はイライラしてしまい、当たってしまうことがある」を事前に彼にも伝えること。そして「イライラしていたら多少の言動も大目に見てほしい、そういう日に厳しいことは言わないでほしい」など、対処法も合わせて伝えます。 それと同時に、イライラしがちな時期は寝る時間を多く取る、彼とのデート頻度も下げるなど、イライラをよくない形で発揮しないよう、自分でできる対処法も身に付けましょう。こうした配慮がないと、男性から「『女性だから』って、無茶言い過ぎ」と思われかねません。 ここまで、男性から聞いた5つの「面倒くさい女性」認定される振る舞いを紹介しました。女性に限らず、人は恋愛相手に対してはリラックスした“素の対応”になりがちです。素の対応になったとしても、そこには彼に対する気遣いの気持ちは忘れずに。その心が、2人の関係をよりよいものに発展させてくれますよ。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Studio Romantic/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/504738/ Source: ananweb