悩み

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  • 2024.05.09

「いい人がいない」原因とは…恋愛・婚活で「運命の相手を見つける方法」7つ – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

出会いはあるけどいい人がいない。婚活や恋人探しをしている女性が、よく嘆く言葉です。でもそれは、いい人がいないのではなく、あなたがいい人を見つける力が発揮されていないだけかもしれません。具体的な改善方法を7つご紹介します。 「いい人がいない」を抜け出すために、今すぐできること7選 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 255 婚活や恋人探しをしていると、多くの人がぶつかる壁のひとつに「いい人がいない」といった問題があります。出会いの機会はマッチングアプリ等で増やすことはできるけど、好きになれそうな人とは出会えない。この問題を解決するには、今すぐ自分の“何か”を変える必要があります。今回はその“何か”を具体的に、7個ご紹介します。 基本は目線をアップデートすること 最初にご紹介するのは、多くの婚活成功者がやっていると言われる「目線のアップデート」です。婚活や恋人探しが上手くいかないということは、原因のひとつはあなたの目線が「いい人」を見つける目線になっていないことが挙げられます。そこを変える意識を持つことで、いい人との出会いはもっと身近になるかもしれません。 相手のいい部分から意識して見る そもそも「いい人がいない」と話す人の多くは、人のいい部分を見ていないことも多いです。婚活ともなれば人生をかけたチャレンジですから、不安からネガティブな側面ばかりを注意深く探すことになるのも仕方ありません。でも、せっかくの出会いをよいものにするなら、相手のポジティブな側面を積極的に見るようにすることで、持つ印象もその後の展開も変わっていきます。 他者と比較しない いい人は、今のあなたにとって最適な相手のはずです。しかし、今のあなた以外の評価軸がそこに入ると、判断はブレていきます。よくあるケースは、元彼との比較で今の出会いを見たり、親からの評価を想像して、相手を選んだりすることです。比較や他社評価を入れながら異性を見ると、自分軸での判断から遠くなるだけでなく、どうしてもネガティブな側面から相手を見るようになります。その結果、いい人をさらに見つけにくくなってしまうのです。 損得で判断しすぎない 結婚といった人生の大きなイベントを、損得で考える人は一定数存在します。しかし、損得は恋愛感情とは離れた場所にある発想なので、損得で相手を選べば選ぶほど、いいなと感じる人とはめぐり逢いにくくなります。損得を含めた理性で考える事自体は否定しません。でも、それだけだとロマンチックな展開にはなりにくいことを覚えておきましょう。 行動を変えると心も変わる 次にご紹介するのは、特に行動面ですぐに変えられるものをピックアップしました。次のデートから実践できるものばかりなので、できることから取り入れてみましょう。 相手任せのプランで会わない 「デートはいつも男性が決めたお店と日時で会う」女性の中にはこういった相手主導の出会いを重ねている人もいるでしょう。しかし相手が100%主導権を握るデートをすると、人はどうしても当事者意識が薄れてしまいます。当事者意識が薄れると、「相手を選ぶ」視点よりも「相手に選ばれる」といった受け身な感覚が強まります。 また、誰かが立てたプランに乗ることは、良ければ感謝の気持ちが湧きますが、良くなかったときは、相手に対する不満を述べる立場に人はなりがちです。これはあなたが悪いというのではなく、受け身になった人みんなが感じるリアクションです。これを回避するためにも、デートのお店選びを相手が担ってくれるなら、二軒目探しはあなたがやるなど、当事者意識を持って参加しましょう。 男性に会いすぎない 恋愛に限ったことではありませんが、人は選択肢が多くなると決断ができなくなる性質があると言われています。つまり、いい人を探してたくさんの男性に会うと、チャンスが広がるどころか迷いが加速して決められなくなるのです。マッチングアプリで活動している人の中には「とりあえず会ってから考える」としている女性もいるでしょう。しかし、会えば会うほど実は誰がいい人かが見えにくくなるため、注意が必要です。 人数や期限を切って行動する 選択肢が多いと人は迷いが加速するなら、当然決断力を発揮するシチュエーションがあります。それは制限がかかった場面です。婚活なら、「月までに」とか「人会うまでに」といったお尻を決めることがこれに当たります。無理なゴール設定は自分の首を締めるだけですが、現実的なスケジュール感を踏まえ、自分的な締め切りを設定し、それまでは頑張るといったメリハリある行動にチャレンジしてみてください。 条件より直感を頼りに進む 結婚を見据えた出会いを求めるとき、どうしても生活や将来といった現実的な部分に目がいき、諸条件を優先しがちです。しかし「考える」と表現したように、恋愛に考える要素を持ち込みすぎると、恋とか楽しいといった感情面が置いてけぼりになります。こうした問題は、とにかく条件面を一旦脇におき、その上で直感を優先し、感覚的にお相手を選ぶといった取り組みを続けることで、感性が研ぎ澄まされていきます。 7つの今すぐできることをご紹介しました。いい人はあなたの見方や考え方ひとつで、いくらでも出会いの中に見出すことができます。そのいい人をたくさん見つけられるようになったら、その中でいちばん心が動く相手との関係を、さらに深めていけたらよいですよね。 ぜひできそうだなと感じたことから、チャレンジしてみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Masson/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/548498/ Source: ananweb

  • 2024.05.04

元カノから深夜の着信…夫の不倫を疑う妻が「絶対にしてはいけないNG行動」 – 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、夜な夜な夫のスマホを監視している28歳主婦のお悩み。 深夜2:00の着信…「絶対に怪しい」 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:深夜2:00に夫のスマホが鳴ったので「誰?」と聞いたら「友達」と言われました。しかし絶対に怪しいと思って、夫が寝た後にスマホを見たら(パスコードは勘で入れたら当たりました)元カノからだったんです。履歴を確認したところ2年前に別れてからは連絡をとっておらず、気の迷いなのかなと思いつつもモヤモヤが止まりません。 元カノのLINEはブロックし、トーク履歴も勝手に削除しました。夫は気づいているのかいないのか、そのことについて何も触れてきません。自分に自信がないからだとわかっていますが、毎晩夫のスマホチェックがやめられずどんどん不安が募ります。(28歳・会社員) 夜な夜な夫のスマホを盗み見る妻 相談者さん、不信感も不安もわかりますが、いったん冷静になって自身の行動を振り返りましょう。 夫のスマホを勝手に見るにとどまらず、元カノの連絡先やトーク履歴を勝手に削除!? …それは、さすがに夫も気づいていますよ。直近の着信履歴が消えてなくなっているわけだから、気づかないわけがないですよね。 夫の立場になってみてください。知らないところで夫が自分のスマホを盗み見て、元カレの連絡先とトーク履歴を削除していたらどう感じますか? 触れるに触れられなくなっている彼の気持ち、想像できますよね。 気になるなら正面から伝えて 相談者さんも頭ではわかっていらっしゃると思いますが、スマホをチェックしたり元カノの連絡先を削除したりしたところで夫を繋ぎ止めることはできません。 「自信がない」とおっしゃっていますが、相談者さんは妻です。夫は元カノと別れ、一緒に生きていくパートナーとして相談者さんを選んだのですから堂々としてください。 隠れて夜な夜なスマホを盗み見るなんて、自身の価値と魅力を落とすような行動はやめませんか。 現時点では深夜2:00の着信だけで、その後コンタクトした形跡があるわけでもないのですよね。だったら大袈裟に捉えなくても…と思いますが、どうしても気になるようなら夫に直接言いましょう。 妻として毅然と「不快だから連絡とるのはやめて」と忠告してください。 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©Mohammad Xte/Adobe Stock 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/546831/ Source: ananweb

  • 2024.04.27

誕生日翌日のデート代は…彼氏「 (昨日はオレがおごっただろ) 」私「私が全部払うの!?」この後どうなる! – 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、ケチすぎる彼氏の言動にモヤモヤしている29歳女性のお悩み。 誕生日はご馳走してくれたけど、その翌日に… 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:付き合って4か月になる彼氏のことで相談があります。私も彼も30歳で同い年なのですが、彼がケチを自称していて、デートはいつも割り勘です。先日は私の誕生日だったこともあり彼が全てご馳走してくれたのですが、すると翌日のデートは当たり前のようにランチもディナーもカフェ代も払わされたんです。 車で出かけていたのですが、ガソリン代やETC代も出してくれず、感謝の言葉すらありませんでした。お財布を出す気配すらないので「私が全部払うの?」と聞いてみましたが無視されました…。それでも好きな気持ちはあるので別れたくはないのですが、すごくモヤモヤしています。こんな彼とうまく付き合っていくにはどうすればいいと思いますか。(29歳・会社員) 彼氏は「ケチ」以前の問題 相談者さん、一連の彼の言動は、ケチだとか価値観の相違とかいう以前の話ではないでしょうか。 根本的に、彼は相談者さんに対する敬意が足りていません。「どう思われてもいい」と考えているのが透けて見えます。 同い年のカップルで、普段のデートをワリカンにしようと決めるのは二人の自由です。しかしいくら誕生日に彼がご馳走したからといって、翌日のデートで財布を一切出さない、払うそぶりも見せない、相談者さんが「全部払うの?」と尋ねても無視、挙句の果てには彼女に支払わせておいて感謝の言葉もないなんて…失礼にもほどがあります。 彼と付き合い続けるためのルール ただ相談者さんが、それでも彼とお付き合いを続けたいというのであれば…今後のデート会計に関してルールを明確に定めることを勧めます。 たとえば共通財布を作り、デート代はそこから出すと決めてはどうでしょうか。誕生日プレゼントは互いに予算を決めて贈り、どんなに些細な話でもしてもらったことには感謝の言葉を欠かさない等、細かく約束するんです。 それでも彼がルールを守らなかったり相談者さんを蔑ろにする場合には、もう諦めて離れてください。 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©Robert Kneschke/Adobe Stock 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/545469/ Source: ananweb

  • 2024.04.25

「この人はあり? なし?」幸せな結婚・恋愛をするための「見極めテクニック」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

彼のことが好きなのか判断できないとき、ぐるぐると同じことを考えたり、感情がフリーズしたりして、しまいには何をどうしたらよいか分からなくなることがあります。この「迷い」の状態を効率的に抜け出すには、頭(思考)と心(感情)の状態を知ることが解消への一歩です。 この人でいいの? 自分はどうしたい? 好きなのかわからない出会いを整理して進める方法 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 254 相手のことは嫌いじゃないし、もう少し知ってみたい気もする。でも、好きかと言われるとよくわからない。恋愛の入口では、こんな迷いが生じることが良くあります。 特に婚活といった結婚相手を探すときには、諸条件と気持ちと未来への不安が入り混じり、自分の答えがわからなくなるといった声を耳にします。恋愛に限らず、「迷い」が生じているときというのは、頭(思考)と心(感情)がそれぞれ特徴的な状態になっています。今回は迷いが生まれるときの代表的なパターンと、それを解消していく取り組みについて紹介します。 好きかどうかわからないとき、頭と心はどうなっているのか 心理学をベースに迷いが生じた状態を見ていくと、実は3つのパターンに分けることができます。まずは迷いが生じた際の、頭と心の3パターンを紹介します。 パターン 思考が働きすぎている 迷いが生じる際によくあるパターンの1つ目は、心(感情)よりも頭(思考)が働きすぎて、心の声をうまくキャッチできなくなっている状態です。具体的には、「ないなー」と感情がNOだと思っていても、思考が「これはGOだ!」とYESを示していると、自分の中で矛盾が生じ、違和感として現れます。この状態は、婚活など条件が明確な際に起きることが多いです。条件とは頭で出していることが多いので、条件に当てはまらないけど感覚的にはOKという矛盾状態は、よく起きるのです。 パターン 心のブレーキがかかっている 心も頭もGOを出しているけど、このまま進んだ結果、大きな変化や傷つくリスクがあるなと直感的に判断すると、恐怖や不安などが出て心のブレーキがかかるのが、2つめのパターンです。人間は反射的にリスクを避ける生き物です。つまり大きな変化や失敗の可能性など、リスクが伴うとわかると、どんなによい答えでも行動にブレーキがかかってしまいます。 パターン 経験したことない感覚でうまく理解できない 人は未経験のモノに飛び込むとき、恐怖や不安を覚えるだけでなく、処理しきれない感情を抱くことがあます。文字通り「経験したことがないから分からない」といった状態で、頭が「???」で埋め尽くされるイメージです。 恋愛でいえば、例えば「ものすごく好き」といった未経験の感情を覚えたときや、今まで出会ったことのないタイプの人だった場合、文字通り経験がないので、混乱してフリーズすることが多いです。 「好き」を判断するのに有効な取り組み3つ 迷いが生じるパターンはおもに3つと紹介しました。それぞれタイプは異なりますが、どれも心の状態の把握を促すことで、迷いは少しずつ整理されていくことが多いです。ここでは迷いを解消するために有効な取り組みを、3つ紹介します。 彼に触れたときを想像してみる 最初は、ひとりでゆっくり時間を作り、イメージをしながら感覚的な本音を見ていくやり方です。イメージをするって普段当たり前にやることですが、アスリートも取り入れるくらい、本気でやると有効と言われています。 やり方は、ゆったりと座ったり横になったりして、目を閉じて迷っている彼のことを想像します。そして少しずつ彼と自分の距離が近づいていき、手をつないだりハグをしたりする姿を想像してみてください。 このとき、「なんとなく触れられたら嫌だな」といった違和感を覚えたら、その感覚をありのままに見てみましょう。また「ちょっとドキドキするけど、悪くない」といった感覚があったら、それも受け入れて観察していきます。 イメージで出た答えは、YESもNOもどちらがよいとか正解とかはありません。心の声がダイレクトに反映されていることが多いので、どんな答えでもありのままを見ていくことがポイントとなります。 もし思考で出した答えが今回出た答えと違った場合、「違うからどうするか?」といった一段気づきが深まった上での検討ができるでしょう。 モヤモヤを文字にしてみる 文字にするやり方は、至ってシンプルです。モヤモヤと迷った状態がスッキリするまで、紙に文字として書いていきます。 このとき文字はきれいな文章になっていなくてOKです。また、「なぜ?」「だったらどうする?」など、ロジカルな思考を挟まないことが成功の秘訣です。「迷うー」「どうしよう」「わからない」「もー嫌!」など、感情の状態をそのまま書き、次の感情が浮かんだらまたそれを書き記すといった方法を続けると、だんだんと自分の本音がキャッチしやすくなります。 第三者に話してみる 第三者に話すことの最大のメリットは、相手からの質問やリアクションといった、自分以外の要素が入ることで、思わぬ本音が出てくることです。第三者に話をする際の注意点として、聞き手は否定をしないことが最も重要です。聞き手が話す人にそっと寄り添ったり、時折意見を交えたりすることで、本音がポロッと出やすくなります。 好きかどうか迷う状態は、出口が見えなくて苦しく感じることもありますよね。今回は3つ解決策をご紹介しましたが、それ以外にも「行動する」という、いたってシンプルな取り組みも有効です。「とりあえず付き合ってみる」など大胆な行動は勇気がいりますが、もう1回デートしてみるとか、あと1カ月はやり取りを続けてみるなど、頑張れる人も多いかもしれません。 自分の迷いと上手に付き合うことは、自分の感情との付き合い方がうまくなることです。それを身につけられると、恋愛中の振る舞いにもとっても役に立ちます。ぜひ、迷いを恐れたり面倒がったりせずに、少しだけ向き合ってみませんか。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Trickster*/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/546622/ Source: ananweb

  • 2024.04.20

「ケンカばかり…」30歳新婚夫婦の「長続きカップルが絶対にしないNG行動」と対処法 – 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、新婚なのに喧嘩ばかりで夫婦の危機に陥っている30歳女性のお悩み。 結婚前は喧嘩なんてしたことなかったのに… 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:昨年結婚したばかりの新婚です。一年間遠距離恋愛をしていて念願の結婚だったのですが、いざ一緒に住み始めたら喧嘩ばかりしています…。原因は家事分担や言い方など些細なことなのですが、結婚前は喧嘩したことなど一度もなかったのに、新婚早々こんなふうで大丈夫なのだろうかと不安になります。 夫も「また喧嘩だね。アホらしい」とため息をついていて、家にいる時間も楽しくなさそう…。どうすれば夫婦円満でいられるのでしょうか。未熟な私にアドバイスをください。(30歳・会社員) 一緒に暮らせばぶつかるのは当然 相談者さん、喧嘩したりぶつかることを恐れる必要はありません。 どれほど気が合っていたって、夫婦は他人です。他人が一緒に暮らし始めたらこれまで気づかなかった粗も見えます。我慢できないこともあるし、イライラもします。これまで喧嘩せずに済んでいたのは、ただ単に、粗に気づかずいられる距離を保っていたからです。 衝突は避けられないものと割り切り、大袈裟に捉えるのはやめましょう。 円満な夫婦が「しないこと」 とはいえ、喧嘩ばかりで家庭の雰囲気が悪くなると互いにストレスですよね…。 どうすれば無駄な衝突を避け、夫婦円満でいられるのかというと――それは「期待するのをやめる」ことです。 相談者さんが喧嘩の原因として挙げている家事分担にしろ言い方にしろ、相手に対してイライラしてしまう時って「してくれたら良いのになんでしてくれないの!?」と勝手に期待し、腹を立てていることがほとんどです。 してほしいことがあるならきちんと言葉にして丁寧に伝えればいいのに、「察して」を発動するから揉めるんです。 他人を思い通りに動かそうなんて夫婦でも無理。エスパーじゃないのだから気持ちは口にしないと伝わりません。 もし今まだ冷戦状態なのであれば、帰宅した彼にバックハグでもしながら「仲良くしたい」と素直な言葉で伝えてください。強がって意地を張っても誰も得しませんからね! 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©Kawee/Adobe Stock 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/545450/ Source: ananweb

  • 2024.04.06

婚活で重要なのは…?「2度目のデートに誘われない」女性の「NG行動」 – 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、2度目のデートに誘われず苦戦する30歳女性のお悩み。 2度目のデートに誘われない理由は… 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:マッチングアプリで婚活中の32歳です。 実物よりアイコンが盛れているせいなのかどうか理由は定かではないのですが、一度会っただけでフェードアウトされることが多いです。 会っている時は楽しく話せていると思うし、見た目が好みじゃないせいだと結論づけていますが、他に原因がありますでしょうか。2度目のデートに誘われるためのアドバイスが欲しいです。(30歳・会社員) アイコンを盛るのは逆効果! 相談者さん、マッチングアプリのプロフ画像を盛るのは逆効果です。 「実物よりアイコンが盛れている」という自覚があるなら、すぐにでも実物と差のない写真に取り替えることをオススメします。 初見において男性が女性の何を見ているかって8割は容姿です。しかし結婚相談所を経営している私の目から見て、容姿に対して厳しいジャッジをしているのはむしろ女性のほうです。男性はストライクゾーンがかなり広い印象を受けます。 実物そのままで十分にストライクゾーンに入るのだから、プロフ写真を必要以上に盛る意味ないんです。無駄に期待値を上げてしまうと、対面時に「イメージが違う…」とネガティブな印象を与えて損しますよ! 実物そのままの写真を載せておき、会った際に「想像より可愛い」と感じてもらった方がよほど好印象です。 絶世の美女以外は中身の加点がマスト たとえば相手のストライクゾーンど真ん中を撃ち抜く絶世の美女ならば、中身がどうであれ(長期にわたって愛されるかは別として)二度目のデートに誘われるし熱烈に口説かれるでしょう。 しかしそんな女性はほんの一握り。ほとんどは絶世の美女ではないわけだから、見た目が好みだったとしても、外見にプラスして中身が加点にも減点にもなります。 プロフ写真を差し替えてもなお二度目のデートに誘われないケースが続く場合は、中身で加点するんだという意識を持ってください。 相談者さんはお相手に何を与えることができますか? ウリはどこですか? 彼があなたと一緒にいるメリットは何…? フィーリングやその場のノリで過ごすのではなく、会話の中であくまで自然に「私と付き合うとこんな良いことがあるよ」とプレゼンする気持ちで接してみてください。 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©Strelciuc/Adobe Stock 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/542640/ Source: ananweb

  • 2024.03.28

「仕事ができても恋愛ベタ…?」バリキャリ女性の欠点と「愛され女性になる方法」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

仕事はできるのに、恋愛はいつも苦戦続き。そんなバリキャリ系女性は、仕事で身につけたある能力を恋愛でも発揮し、彼を疲れさせているかもしれません。その能力と、恋愛関係を幸せに保つための改善方法を解説します。 問題解決グセが仇になる!仕事デキ女が恋愛で苦戦する仕組み 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 252 仕事と恋愛の両立って、難しいと感じますか? 近年、バリバリ仕事も頑張り、恋愛や美容などのプライベートも頑張る女性が増えているように思います。どちらもエネルギッシュに向かう姿勢は素敵ですが、中には「仕事はできるけど、恋愛は頑張ってもうまくいかない」と頭を悩ませる方もいます。 彼女たちが恋愛で苦戦する理由の1つには、仕事で身につけた“ある能力”が仇になっているのかもしれません。今日は仕事もプライベートも充実させたい女性が起こしがちな、落とし穴について解説します。 仕事のできる女性が持つ“恋愛に悪影響な能力”とは 仕事をバリバリ頑張る女性が身につけている“ある能力”が、恋愛シーンでは仇になってしまうことがある。皆さんこれを聞いたとき、一体どんな能力だと思いますか? 先に結論をお伝えすると、それは「思考優先で決める力」です。 例えば、「今日はダラダラしたいな〜」と思っても、「仕事があるし、人としてズル休みはダメだ!」と普通なら考えますよね。この仕事があるし〜と合理的に考え直し、自分を律する力の土台になるのが、理性という名の思考です。つまり誰しもが持つ力であり、持っていたほうがいい能力なのですが、仕事を頑張っている女性ほど、この思考で物事を判断していく力が発揮されすぎてしまい。恋愛に不都合が生じる傾向があります。 なぜ、思考で判断していく力が恋愛に悪影響を及ぼすかもしれないかと言うと、恋愛関係の土台は「好き」とか「なんか一緒にいたい」といった感情でできているからです。「好き」という気持ちは、頭で考えてひねり出すものではありません。相手と接する中で、自然と湧き上がる気持ちを起点に恋愛を始めたら、その後の展開を思考であーだこーだと動かそうとすると、うまく行かないことが増えていくのです。 思考優先のクセもたらす落とし穴3つ 「気持ち」や「思考」などの目に見えない話は、少し想像しにくいかもしれません。ここでは、思考を優先して恋愛すると起きがちなトラブルを3つご紹介します。 彼との関係が仕事モードになる 彼のことが好きで付き合い始めたのに、付き合ったら相手のいろんな部分が目についてくることもあります。そんな時、仕事ができる女性たちは、なんとか改善できないかと考え始めます。そして「こういう時はこうしよう」とルールを決めたり、「ここを改善してほしい」とダメ出しをし始めたりします。 こうした仕事モードなやり取りを恋愛に持ち込みすぎると、彼はプライベートで心が休まらなくなります。あなたの助言を無視したり、反論して喧嘩になったりした経験は、誰しもあるはずです。女性側は「なんで相手のために言っているのに」とイライラするかもしれませんが、こうなると彼にとっての2人の関係は、口うるさい上司が家にいるようなものなのです。 自分の気持ちを後回しに考える 「この人は性格も穏やかだし、一緒にいても不安はないし、なにより結婚願望が強いから、付き合っても良いかも!」婚活中の女性は、恋愛相手をこうした理性的な判断で決めがちです。しかしこれも、思考優位な女性のよくやる落とし穴です。 ここに「恋愛対象として好き」という気持ちが前提としてあるなら、何も問題はありません。そうでないなら要注意。恋愛的な気持ち抜きに思考で判断して恋愛を始めると、交際からほどなくして、あなた自身も違和感を抱いたり、一緒にいるのが苦しくなったりするからです。 恋愛の始まりは、どんな時でも湧き上がる好きという気持ちが優先されないと、長期的に見たとき幸せになりにくいです。しかし、仕事で思考的な判断を沢山している女性ほど、同じノリで恋愛も思考で判断して始めてしまうことが多くなります。 楽しむことより個人の効率化や目標達成に意識が向く 恋愛関係に思考での判断を持ち込みすぎる女性は、同時に「目標」「ゴール」などを、恋愛関係の中に決めがちです。例えば、彼と年以内に結婚したいから、いつまでに同棲を始めていつまでに貯金をいくらためて…と決めていませんか。これを彼と2人の目標として決めていくなら良いのですが、個人の目標として意識し、タスクまで切り始めるとかなり危険です。 なぜなら、結婚や同棲といった個人では決めきれない事柄を、個人の頑張りで前に進めようとしているからです。やりすぎると、彼があなたのペースについて来られず、関係が破綻することもあります。 目標という思考的な考えを恋愛に持ち込むなら、まずは2人で共有すること。そして足並みを揃えて向かうことが大切です。仕事ができる女性ほど、自分の頑張りでなんとかしたいと思いがちですが、それをすると彼が息切れするので注意しましょう。 仕事デキ女が恋愛でいい関係を築くポイント ここまで、仕事ができる女性がやりがちな、思考を優先した恋愛での落とし穴を3つ紹介しました。なんとかやめたいものですが、普段から思考で判断しすぎている女性としては、そもそも気づくのも難しいかもしれません。次に、いい関係を築くために、思考優位な振る舞いから脱却するポイントを2つ解説します。 感情を感じる 「今私はどう感じているか」これを常に自分に問いかけてみると、だんだんと思考を動かしながらも感情の声に敏感になることができます。気づけた感情はできるだけ無視しないで欲しいものですが、まずは気づかない状態を脱するだけでもOKです。 感情を感じたり気づいたりすることに慣れていくと、恋愛で無理な判断をしたり、我慢をすることがだんだんと減っていきます。その結果、自分らしい恋愛というのが叶っていきます。 彼と同じペースを意識してみる 思考で判断するクセがついている女性は、相手に流されるのを嫌がり、自分のペースで前に進みたがる傾向があります。時には彼がそのペースについて来られないこともあるでしょう。そんな日は、ダメ出しをするのではなく相手のペースに寄り添ってみてください。 例えば、二日酔いでデートの予定をダメにした彼がいたら、「飲み会は一次会で切り上げること!」とルール決めするのではなく、つらそうな姿にそっと寄り添ってみてはどうでしょう。人間誰しも、調子の良いときと悪い時があります。悪い時ほど、仕事ができる女性は自分の思った通りに状況を動かしたくなるものですが、それは思考がビンビンに働いているサインです。もちろん「デートの予定が潰れて私は悲しい」という気持ちは伝えてもいいのですが、相手をダメ出ししたりルールで縛ったりするのは避けましょう。 思考優位な考え方や生き方は、成長とともに身につく1つのスキルです。それ自体はとても便利で私達を助けてくれることも多いですが、恋愛に関しては発揮しすぎると仇になります。 彼との関係でいつもギクシャクしてしまう人は、自分が思考モードで相手に接していないか、少し振り返ってみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©metamorworks/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/540960/ Source: ananweb

  • 2024.03.14

「彼氏にイライラしてしまう自分が嫌…」 問題の原因と「長続きカップルになるための解決策」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

彼に対してイライラしてしまう。そんなとき感情に流され喧嘩をして、あとで後悔することはないでしょうか。繰り返す状況を変える1つの方法として、イライラする感情の根っこを見ていく方法があります。つい彼を変えたくて、喧嘩や命令を繰り返す方女性は、この話が参考になるかもしれません。 大好きな彼なのに…許せない性格にイライラして衝突する際の対処法 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 251 恋人に対して、些細なことでイラッとすることは誰しもあると思います。でも中には、ほぼ毎日彼氏に対してイライラしたり、頻繁に喧嘩に発展したりするケースもあります。こうなってくると、その関係に明るい未来は見出しにくくなりますよね。 好きで付き合ったはずなのに、気づけば相手にイライラが募る原因は、一体何があるのでしょう。今回は恋人にイライラしてしまう心の仕組みについて、対処法と合わせて解説していきます。 許せない気持ちは相手のせい? 実は問題は自分の中にある 相手に対してイライラしてしまったり、怒りをぶつけたりする状態を解消したい。そう思ったら、まずはそのイライラの根本原因を知ることが重要です。一般的に考えると、イライラするときは相手の対応や態度など、具体的な“何か”に対して苛立ちを覚えているものです。 でももう少し心の仕組みになぞらえて問題を見ると、そのイライラは相手の中に、自分の嫌な部分や、嫌いな人、過去の体験などを重ねているケースもあります。これは心理学用語で「投影」と呼びます。私達は普段から、何か物事を見るとき、その物にくっつけて、別の何かを重ねて見ていると言われています。 例えば、「昔の彼氏は時間にすごく厳しかったから、デートに少しでも遅刻すると怒られる」といった経験を持って次の彼氏と付き合ったとします。そうすると、今の彼とのデートの際、ちょっとあなたが遅刻して待ち合わせ場所に行ったとき、今の彼氏がなんとなく機嫌の悪そうな顔をしていたら、「怒らせたかも」と瞬間的に思いますよね。これがまさに、昔の彼氏と今の彼氏を重ねている状態といえます。 他にも、人は自分のコンプレックスや嫌な部分を他人に見つけると、嫌悪感や苛立ちを抱きやすいと言われています。例えば、彼氏がいつもだらしなくて苛立っていたとします。でもよくよく気持ちを見ると、小さい頃、自分が親から「あなたはだらしないから、しっかりしなさい!」と、何度も怒られた経験が原点になり、彼氏に重ねて怒っていることもあります。 イライラや怒りの問題を自分から解消する さきほど、「イライラや怒りなどのネガティブな感情は、自分の嫌な部分や、嫌いな人などを重ねているから起きていることがある」と解説しました。ではこうした感情は、どうやって解消し、彼とのいい関係づくりに向き合っていけばいいのか、順番に解説していきます。 自分の中の根っこの感情にしっかり気づく解決するために1番大事なことは、問題の根本原因に気づくことです。すなわち、「彼に対するイライラは、本当は自分の中にある別の感情に対する苛立ちである」といったことに気づくことです。 どんな問題も、問題の原因に気づくことで、解決に大きく近づくと言われています。彼への負の感情は、自分の中のどんな経験や思い込みから来ているのかを、まずはゆっくり振り返っていきましょう。 自分の中の過去を整理し解消する自分の中の負の感情や思い込みを見つけたら、それを整理したり解消したりすることで、他人にも同じような感情を抱きにくくなります。 例えば先ほどの例で解説した「イライラする彼のだらしなさは、本当は自分が過去に親から厳しく言われた『だらしなくするんじゃない』という言葉に罪悪感があったから」だと気づいたとします。これに気づけたら、抱えた罪悪感に対して、自分で自分を許したり、「私はもうだらしなくないから、大丈夫」と自分にOKを出したりしましょう。こうして感情や思い込みを手放したり上書きできると、不思議と他人に対しても許せるようになったり、感じにくくなっていきます。 自分の行動や言葉を変えていくこうして無意識レベルの深い原因をある程度整理できたら、意識的な行動や言動もセットで変えていけるとより効果的です。 今回の例であれば、彼のだらしない部分を見たら、それに一言言いたくなる自分を意識して静止したり、「だらしないのは嫌だけど、おおらかなのが魅力だよね」と、いつもと異なるポジティブな声がけをしたりするなどです。感情だけでなく理性で行う行動も変えることで、受け手である彼もその影響を受け、いい方向に変わっていく可能性が高くなります。 イライラしたら、自分を知るチャンス! 相手にイライラを感じたら、その感情をぶつけるのではなく、自分を知って変える機会にできるのが、このお話の理想です。私達はなにか問題を見つけたら、他人を変えようとしがちです。でも、どんなときも他人を変えることはできません。問題があったら、その問題に対する自分の反応を変え、自分の行動を変えるしかできません。そして、自分の影響を受けた他人も自然と変わることを待つのです。 これを面倒と考えるか、自分を知って変わるチャンスと捉えるかはその人次第です。もし、日常の小さなことから、自分の感情を知り、自分を変えていくことを繰り返していれば、気づけば自分が大きく変わり、恋愛もいい方向へと変わっていくことは間違いありません。ぜひ彼と喧嘩する前に、抱いた自分の気持ちと向きあってみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Sasint/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/538273/ Source: ananweb

  • 2024.03.09

価値観より大事なこととは…? 結婚を決める際に必要な「たった一つのこと」 – 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、いざ結婚が結婚が決まったら急に不安に襲われてしまった31歳婚約中女性のお悩み。 結婚が決まって嬉しいけど、不安… 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:31歳女性です。付き合って1年になる同い年の彼と結婚話が進んでいます。古くからの知り合いで安心感があって居心地もよいですし、大事にされていると感じます。 ただいざ結婚が決まると、たった1年足らずの付き合いで「本当に彼の本質が見抜けているのだろうか」と不安を覚えてしまいます。自分の直感を信じて飛び込むしかないのでしょうか。(31歳・会社員) 相手のすべてを知ろうなんて無理 「結婚すると決めたものの、私は本当に彼の本質を見抜けているだろうか」「このまま結婚して、本当に後悔しないかな」 ――相談者さんが不安を覚えてしまうのは、彼との関係性が変わってしまわないかどうかとか、結婚後に想定外の事象が起きたらどうしようとか、考えたところで答えの出ない問いに頭を悩ませているからです。 当たり前の話ですが、未来のことなど誰にもわかりません。彼のすべてを把握しようなんていうのも無理な話です。 夫婦になっても所詮は他人で、どれだけ長く一緒にいたってわからない部分や理解できないポイントは出てきます。しかしそんなことは恐れるに足らず、価値観のズレや意見の食い違いが出てきたら、そのたびに話し合って歩み寄れば良いのです。 また、想定外の「まさか」が起こるのが人生ですよね。予定調和で一生を終える人などいないでしょう。 想定外の「まさか」を一緒に受け止め、手を取り合って乗り越えていくのが夫婦です。 結婚を決める際の心構え 交際0日婚でもうまくいく夫婦はいるし、10年付き合って結婚したって離婚する夫婦もいます。 この事実からも、結婚生活がうまくいくかどうかにおいて、交際期間や結婚時に相手をどれだけ知っているかは重要ではないということがわかりますよね。 では、結婚を決める際に何が重要かというと――。 それは「この人と未来を一緒に作るんだ」という強い意志です。そして、一度決めたら振り返らない覚悟です。 彼の本質を見抜こうなんて考えなくて大丈夫。彼と一緒に人生を歩もう、想定外の荒波も乗り越えていこうと、強い意志を持って前に進んでください。 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©kiimoshi/Adobe Stock 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/537410/ Source: ananweb

  • 2024.02.29

「みんなの前で褒められるのが、気まずい」 20~30代の“仕事の悩み”を臨床心理士が分析 | ananweb – マガジンハウス

さまざまな世代の心の悩みに数多く耳を傾けている臨床心理士の塚越友子さん。いつの時代も20~30代は、人間関係で悩みがちな年代だと言います。 より良い関係は、自然体の“思いやり”から。優しい関係。 「この世代は、会社や社会、友人関係など大勢の人たちと上手くコミュニケーションをとりながら、新しい関係性を築いていくことが求められます。仕事はもちろん、プライベートな友人関係も、いい人間関係があって初めて上手くいくもの。全方向的に人間関係を作るのに忙しいからこそ、人付き合いに関しての悩みやストレスが尽きない世代だと思います」 コロナ禍を経て、人間関係の悩みに変化はあるのだろうか。 「かつては、“こんなことがあって辛い”“こんなことを言われて傷ついた”など、〈起こった事象〉に対しての悩みが多かったんですが、最近は人間関係で何かが〈起こる前〉に、衝突を避けようとする意識が強いのか、起きたトラブルの相談よりも、事前に回避する相談が多い気がします」 その世代の人たちからは、“傷つきたくない”という気持ちをとても強く感じると塚越さん。 「誰かと摩擦が起き、それによって悩むというよりは、“摩擦を起こしてしまったらどうしよう…”と思う気持ちから、相手に踏み込まない人が多い。遠慮は優しさなのかもしれませんが、なかにはその遠巻きな距離感が、“ぬるい人間関係”に感じられる人もいます」 リアル社会で実際に顔を合わせる接触に加え、SNSを通じてのコミュニケーションもある現代。上手くいかないと思ったら、アカウントを削除し人間関係をリセット、という人も多いそう。 「会社にしても友人関係にしても、かつてよりも帰属意識が希薄なのも特徴。なので、今の場所の居心地が悪いなら、そこを去って新たなコミュニティに移動するといった、リセット文化はもはや普通」 “この距離感がベスト”という目安もない今、人と距離を詰めることや、親しくなるというのは、本当に難しいのかも…。 「遠慮をして距離を詰めなければ相手を知ることはできないし、詰めすぎると摩擦が起こる。“本当に”優しい関係とは何なのか、コロナ禍後の私たちが今考えるべき課題の一つだと思います」 anan総研110人に聞いた、人間関係のお悩みって? Q. 今、人間関係に悩んでいますか? 悩んでいる…28%、少し悩んでいる…33%、あまり悩んでいない…22%、悩んでいない…17%「悩んでいる」と答えた人は3割以下と意外に少なかったが、「悩んでいない」という人は2割以下。表面化するほどではないけれど、多くの人が何かしら心にモヤモヤを抱えているという結果に…。 Q. どんなことに悩んでいますか? 1位…仕事関係、2位…家族関係、3位…友人関係1位は仕事関係。リモートでの仕事が増えても、職場の人間関係は永遠の命題なのかも。友人よりも、家族との関係に悩んでいる人が多いのもとても現代的。 お仕事の悩み編 「中途採用で入った、年上の後輩に上手く指導できない」(30歳・サービス業)業界未経験で入った中途採用の男性が、私より3歳上。プライドが高いのか私に教えられるのが不服そうだけれど、引き継がないと仕事が増える一方。周囲にも相談しにくい。 「誘いを断ると、変に思われないか不安になる」(26歳・販売)新人だったこともあって今まではランチ会に参加していたけれど、最近は行きたくなくて断るように。急に断るようになって、変に思われていないか心配。 「チームメンバーが男性だらけで、気を使われている」(31歳・建設)ちょっと愚痴を聞いてほしかっただけなのに、上司に共有されたり、「無理しないで」と私だけ仕事量を減らしてくれたり…心配してくれているのはありがたいけど、正直やりにくい。 「上司に二人きりで食事に誘われるが、断り方がわからない」(29歳・保険)下心があるのかないのかわからないから、無下に断れなくて正直ストレス。他人を呼んだり、候補日を遠くしたり、工夫しているけれどもう限界! 「みんなの前で褒められるのが、気まずい」(29歳・営業)仕事は頑張りたいけれど、あまり目立ちたくない。平和に仕事したいのに、みんなの前で褒められたりすると摩擦が起きそうなのでやめてほしいけれど上司に言えない。 「飲みに行く以外、職場の人との仲の深め方がわからない」(34歳・デザイナー)どうやったら職場の人と仲良くなれるのかわからず、飲みに誘ってしまうけれど、本当は仕事のあとはすぐ家に帰りたい。相手は嫌かもしれないと思うけど、他に方法が思い浮かばない。 「最近、会社の人間関係に悩む人に共通して感じるのが、“人より抜きんでたくないけれど、でもちゃんと頑張っていることは評価してほしい”という思い。今の20~30代はどこか、“目立つのは困る。ほどほどでいたい”という気持ちがあるのかな、と思います」 一方、上司や先輩たちにとって現代は、小さなことでもハラスメントになりうる時代。後輩や部下を前にすると、“厳しく指導をしたら傷つけるのでは…”と、そちらも遠慮しがち。結果、互いに距離を測りかね、前述のように“ぬるい人間関係”になることも多々。 「指導がないぬるい環境は、期待をかけられたくない人には居心地がいいかもしれませんが、成長したい人にとっては物足りない。前述の通りコミュニティに対する帰属意識も薄いので、この世代に転職や起業が多いのは、そんな理由もあるのかもしれません。でも、自分に後輩ができるようになると、今度はどこまで踏み込んでいっていいものか…、という新たな悩みが。いろんな世代が集まっている職場は、人間関係の悩みが尽きない場所なんだと思います」 塚越友子さん 1973年、スイス生まれ。臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラー。2008年、東京中央カウンセリングを開業し、悩める人々をサポート。メディア出演、研修講師なども務める あさみみちゃん TikTokで注目を集める、OLもタレント活動も頑張るうさぎの女の子(25歳)。深く考え込みがちな世の中で、“あなたの気持ちを浅くする寄り添いうさぎ”として愛されている。座右の銘は「Don’t deep!」=「深く考えすぎないで」の意味。 ※『anan』2024年3月6日号より。©2021‐2024 Adavito inc (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/535105/ Source: ananweb

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