• 2024.01.17

佐賀県の食と歴史を堪能「ユージアムサガ」と生産者に出会う旅 | ananweb – マガジンハウス

佐賀で限定オープンしたプレミアムレストラン。「食材」と「器」と「料理人」を掛け合わせた最高の美食体験と、このイベントを陰で支える県内の生産者を訪ねる旅の様子をお伝えします。 最高の器で最高の食を味わい尽くす体験! 美術館(MUSEUM)に飾るような人間国宝などの器を使い(USE)、佐賀の食材を才能豊かな料理人たちの技で仕上げた料理が楽しめる、期間限定のプレミアムレストラン「USEUM SAGA」(ユージアムサガ)。2021年からスタートして、2023年12月に5回目が佐賀市を舞台に開催されました。 独創的な空間で開催された「USEUM SAGA」。 佐賀は温暖な気候で自然にも恵まれていることから、食材が豊富です。これに加えて焼き物の産地でもあるため、唐津焼や有田焼などが歴史と共に受け継がれてきた場所でもあります。 豊富な食材と伝統ある器。両者をつなぐには、腕利きの料理人が必要です。県内の料理人と県外の料理人がタッグを組んで1つのコースを仕立てることも、このユージアムサガの特徴。料理人一人の力だけではなし得ない、今までにないプレミアムな食体験へと押し上げられるのです。 今回シェフの一人は、佐賀市にある『カレーのアキンボ』のオーナーで、独創的なスパイス料理でカレーフリークや美食家たちを魅了している川岸真人シェフ。そしてもう一人は、沖縄・宮古島の風土や食文化を100年後につなげる料理をテーマに、琉球ガストロノミーを提唱する渡真利泰洋シェフ。二人は偶然にも同い年。佐賀と沖縄のカルチャーにスパイスの要素も加わる、二人の化学反応から生まれた独創的な料理が繰り広げられました。 川岸真人シェフ(写真左)と渡真利泰洋シェフ。 互いを知って生まれた至極のメニュー このイベントが開催される数か月前、渡真利シェフと川岸シェフは互いが暮らす場所を行き来してそれぞれの風土や文化について学び、メニューをどう組み立てていくかをシェフ二人で会話を重ねながら決めていったそう。それぞれのシェフが交互に料理を提供するスタイルはよく見られますが、今回は完成度の高さを求めて全てのメニューを合作にすることに。 アルコール、ノンアルコールのドリンクと食事のペアリングも楽しんだ。 食べ終えると思わず器をうっとりと眺めてしまう。 今回の夢のようなメニューを1品ずつ紹介します。 1品目は「水イカのパフェ」。ねっとりとした食感の水イカ、カリッと香ばしい菊芋、甘みのあるパパイヤ。それぞれが小さめにカットされているので口の中で混ざり合って、味わいが深まっていきます。 水イカのパフェ 今右衛門窯 2品目は「カキトカブ」。カキの下に酒粕入りのアイスクリームを敷き、さいの目切りにしたカブを添えた一品。器に使われている「ハマ」は、磁器を窯に入れて焼成する際に磁器がくっつかないよう焼台として下に敷くもの。基本的に一度使ったら廃棄されていますが、今回は器として活用されました。 カキトカブ ハマ 3品目は「ポーポー」。宮廷料理にも出される一品。インドのスパイスとオイルで和えたなまり節を生のよもぎと一緒に皮で巻きました。ポーポーを載せる敷き紙とポーポーを包む紙は、『名尾手すき和紙』で作られたもの。 ポーポー 名尾手すき和紙 4品目は「カニと豆腐ようのスープ」。カニと豆腐ようのやわらかな味わいとスパイスの余韻に包まれます。器に使われたのは『文祥窯』のワイン用のカップ。独特の白さがスープの色を引き立てます。 カニと豆腐ようのスープ 文祥窯 5品目は「がめ煮 ドゥルワカシー」。ドゥルワカシーとは沖縄名産の田いもを使った料理のこと。田いもを煮ている様子が泥を煮ているように見えたため、「泥沸かし」から「ドゥルワカシー」と言われるようになったそう。沖縄諸島に多く分布している長命草を添えて。シャキシャキとした食感の田いもの甘みとスパイスを感じる一品。 がめ煮 ドゥルワカシー 弓野窯 14代今泉今右衛門 6品目は「ジューシー」。乳酸発酵させたきゅうりの薄切りと佐賀の海苔をのせたおじやで、カッパ巻きが好きという渡真利シェフが生み出しました。きゅうりのシャキッと感、発酵させた奥深い味わい、そして海を感じる海苔のハーモニーが楽しい。 ジューシー 柿右衛門窯 7品目は「イラブチャー」。イラブチャーとは、沖縄を代表するアオブダイのこと。タイカレーペーストで和えたイラブチャーとぎんなんを沖縄で昔から親しまれる月桃(げっとう)で包んで蒸しました。沖縄でも珍しい魚を蒸すアイデアは、川岸シェフから。 イラブチャー 井上萬二窯 8品目は「祝いの山羊 ケバブ」。クミンなどのスパイスを混ぜ込んだ山羊のひき肉をケバブに。山羊の独特な臭みはなく、脂も軽め。口に含むと、あとからスパイスの奥深さを感じます。 祝いの山羊 ケバブ 柿右衛門窯 9品目は「祝いの山羊 山羊そば」。沖縄では祝いの席で食べられる山羊汁に、麺をプラス。島とうがらしを泡盛に漬け込んだコーレーグースを垂らすとさっぱりとした味わいになり、麺がスルスルと胃の中に収まっていきます。 祝いの山羊 山羊そば 中里太郎右衛門陶房 10品目は「祝いの山羊 山羊カレー」。燻したシナモンや泡盛の酒粕から作られたソースが、タマリンドのような酸味をプラスします。 祝いの山羊 山羊カレー 李荘窯業所 11品目は「アイス」。『ナカジマファーム』でホエイを煮詰めて作ったブラウンチーズ、豆腐よう、醤油のしぼり粕を、山羊のミルクから作ったアイスクリームに混ぜ合わせました。複雑な味わいや濃厚さが、お酒にも合います。 アイス 井上萬二窯 12品目はオリオンビールに合わせて作られたデザートとおつまみ。沖縄の名産である海ぶどうに、佐賀の唐辛子を使ったサクサクとした食材を合わせました。 オリオンビール 徳幸窯 自身の故郷を再発見できた 大盛況のうちにこのイベントを終えた直後、シェフ二人に今回の取り組みについて振り返ってもらいました。すると、いろいろな発見があったそう。 渡真利シェフは、「器にすごく衝撃を受けました。私自身が沖縄出身ということもあり、器に対する知識や経験を佐賀の人ほど持ち合わせていません。普段はもっとわかりやすいエンターテインメント的な器の使い方をしてしまうので、今回は九州陶磁文化館に行って器について深く知って、さらにこのイベントを通じて勉強になりました」と佐賀の器の文化について絶賛していました。 また、川岸シェフは、「渡真利シェフから沖縄には台風などの影響もあって青々とした葉物や柑橘はないと言われて、佐賀の食材の豊富さを改めて実感しました。何でもあるから名物を出しづらい側面もあるかと思うのですが、そこは無理にオリジナリティを見つけずに、何でもあることを佐賀のアイデンティティとするのが良いのかもしれない。何でもあるからこそリミックスできる、今回は沖縄に対して回答ができる懐の深さが佐賀にあったと感じました」とコメント。 これまでに『Joel Robuchon』(ジョエル・ロブション)をはじめとしたパリの名店で研鑽を積み、故郷の宮古島に戻ってからガストロノミーレストラン『Restaurant Etat d’esprit』(エタデスプリ)の総料理長を務めてきた渡真利シェフ。評判だった『カレーのアキンボ』を東京・錦糸町で営むも、オープンから5年後に佐賀にUターンして佐賀の食材を生かすスパイスコースのみの営業にリニューアルした川岸シェフ。二人ともそれぞれの地元があったからこそオリジナリティを確立できたことを、改めて確認する夜となりました。 独特の白さが美しい『文祥窯』の器 この夢のような饗宴に無くてはならなかった食材と器。これらが生み出される場所を訪れて、生産者や作家から話を聞くことで、この食の体験がますます豊かになります。4品目の「カニと豆腐ようのスープ」に使われたカップを作った『文祥窯』、3品目の「ポーポー」に使われた『名尾手すき和紙』、9品目の「アイス」に使われたブラウンチーズを生み出した『ナカシマファーム』を訪ねました。 伊万里港を臨む高台に窯を構える『文祥窯』。三代目の馬場光二郎さんが手がける器は、温かみのある白さを帯びています。カニと豆腐ようのスープが供されたカップも、繊細な飲み口やフォルムでありながら柔らかさをまとっていました。そんな落ち着きのある感覚は、馬場さんの人柄と彼がこだわる手法に由来するものだとお会いして確信しました。 作陶の世界では、白磁や絵付けのために材料となる石を精製して不純物を取り除く工程があります。その不純物らが廃棄物になってしまっていたことから、馬場さんは自然に負荷をかけるような無駄なことはしたくないという思いになったそうです。そして、本来分業制で成り立っていた有田焼の世界で、石の採掘から粘土にする工程も自分で手がけるように。「不純物を含む土で器を作ることによって自然な色合いになりつつも、割れたり欠けたりすることもありますし、その部分を継いで完成品にすることもあるんですよ」と馬場さん。 『文祥窯』3代目の馬場光二郎さん。自身のポリシーや作陶の様子について、気さくに話してくれました。 馬場さんの席から見える伊万里港。有田焼や伊万里焼がこの港から国内や海外に運ばれていきました。 焼成前(写真左下)と焼成後(写真右下)では、大きさがかなり違います。写真上にあるのは、模様をつけるための型。 馬場さんの工房に並んでいた作品。温かみのある白が美しい。 ブラウンチーズを生み出した『ナカシマファーム』 ユージアムサガのデザートに登場した、濃厚だけれど後味はさっぱりしているアイス。このアイスに使われていたブラウンチーズを作っているのが『ナカシマファーム』です。チーズづくりで発生する副産物のホエイの量は、何と原料である生乳の8~9割。これも活用したいと生まれたのがブラウンチーズです。胴釜で新鮮な生乳とホエイを直火でかき混ぜること6時間、キャラメルのようなねっとり感があり、ピーナッツバターや黒糖を彷彿とさせるチーズが完成します。 日本や世界のチーズコンテストでも高い評価を受けたこのチーズを手がける『ナカシマファーム』。見渡す限りの田んぼの中にチーズを製造・販売するショップがあり、その裏には約100頭の牛が飼われていました。ショップの目の前の田んぼで米と大麦を二毛作で栽培して、自家製の肥料を与えているそう。代表の中島大貴さんの案内で牛舎へ。すると草の発酵臭が少しあるくらいで、鼻を突くような臭いはありません。その答えは、糞尿が微生物によって分解される仕組みを導入しているからでした。 宿場町の面影が残る嬉野市塩田津に新しいショップ『MILKBREW COFFEE』もオープン。米蔵をリノベーションしてできたスタイリッシュな空間で、アイスクリームやドリンクを楽しめます。ここで働く美しいユニフォーム姿のスタッフも、ローテーションで牛の世話をしているそうです。「自然の循環を大切にする人を採用しているので、スタッフ18人全員が世話をできます。ショップのお客様にも自然とそういう話を伝えるようになっていますね」と中島さん。人も動物も環境も自然のセオリーに従っていて、そこから生み出されるものに心地よさを感じました。 嬉野市塩田津の宿場町の面影が残る通りにある『MILKBREW COFFEE』。 『ナカシマファーム』代表の中島大貴さん。牛舎に導入した飼料を餌場に寄せるための機械を見せてくれました。 牛舎内は草の発酵臭が香るくらいできつい臭いはありません。牛も気持ち良さそうに過ごしています。 牛舎近くにあるショップにて、チーズを試食。県外からも買いに来る人が多いそうです。 和紙の可能性を広げる『名尾手すき和紙』 最後に訪れたのは、佐賀市にある『名尾手すき和紙』。300年以上の歴史を有する手すきの和紙工房で、神社・仏閣の修復用や提灯、番傘、合羽、障子の紙などに、その和紙が使われてきました。ユージアムサガでは、コースの3品目に登場したポーポーを載せる敷き紙とポーポーを包む紙に使われました。包み紙はポーポーの生地のように柔らかくて、川岸シェフが思わず「ポーポーと間違えて食べてしまわないよう注意してください」とアナウンスしたほど。それとは対照的に、敷き紙は和紙とは思えないほどしっかりとした硬さがありました。 工房近くに生えていた和紙の原料となる梶の木と、和紙をすく様子を7代目の谷口弦さんに見せてもらいました。和紙といえば楮(こうぞ)や三椏(みつまた)の木が代表的ですが、梶の木は楮の原種に当たるそう。約300年前に谷口さんの先祖によって植えられた梶の木がまだ生き続けていることに感動。1月に刈り取ってすぐに蒸して、皮を剥いで干したものを倉庫で保管。そこから紙をすく度に原料を水に戻して、大釜で煮て、晒して……とさまざまな工程を経て、ようやくおなじみの紙をすく工程へ。水の中で木枠を揺らす感覚だけでなく、その音も聞きながらすき具合を確かめているとの言葉に、紙すきの奥深さを感じました。 そして、工房から少し離れた場所にあるショップも訪問。築200年の元自宅を改装した空間には、普段づかいできそうな紙から、紙を使ったアート作品までもが並んでいました。「紙を踏むというなかなかできない体験もしてもらえたらと思い、紙を床にも貼りました。新たな和紙の使い方を見いだしながら、後世にもつなげていけたら」と語る谷口さん。20代の女性2人が谷口さんの元に弟子入りして、和紙づくりを学んでいるそうで、明るい未来への兆しがそこにはありました。 『名尾手すき和紙』7代目の谷口弦さんが工房近くに生えている梶の木を見せてくれました。 手の感覚だけではなく、水の音にも耳をすませながら紙をすきます。 築200年の家屋をリノベーションしてできたショップ。 ショップではさまざまな紙を販売。紙を見ているだけで創作欲が増してきます。 食材×器×料理人の饗宴と、生産者を訪ねる旅。佐賀で過ごした時間はとても濃密で、これからの食人生をさらに深めていくためのヒントをたくさんもらったように思いました。まだまだ知られていない佐賀の魅力を発見する旅に出てみませんか。 ユージアムサガの最新情報はインスタグラムより@sagamariage https://ananweb.jp/news/528264/ Source: ananweb

  • 2023.12.26

国内旅行の持ち物チェックリスト! 必需品から便利グッズまで完全網羅 – チェックリスト制作・王悠夏 | ananweb – マガジンハウス

超保存版! 国内旅行の持ち物チェックリストです。必需品から、あると便利なグッズまで完全網羅しました。帰省の準備や忘れ物対策用にも使えます。2ページ目には保存しておくと便利なリストです。ぜひご活用ください! 貴重品編 現金 キャッシュレス時代であっても、現金は必要。小さなショップや美術館のコインロッカーなど、意外に小銭が必要な場面も出てきます。 クレジットカード レストランやホテルの支払いなど、必要な場面に備えて。 電子マネーカード 交通系ICカードやnanaco、WAON、楽天Edy、iDなど、対応ショップで使える可能性があります。 ETCカード ドライブする人の必需品。 身分証明書 いざというときに備えて健康保険証や運転免許証、学生証などを持っていきましょう。 航空券や電車チケット、宿泊予約表など チケットレスの場合はスマホ・タブレット等で画面が出せるよう、ログイン情報などもチェックしておくと安心です。 電子機器編 スマホ 連絡手段や現地情報検索のほか、キャッシュレスやチケットレスの提示用、さらにカメラとしても使うので、現金以上に大切かもしれません。 スマホ充電器+対応ケーブル ホテルのコンセントが少ない場合に備えて、複数台同時に充電できるタイプを持っていくと安心です。 モバイルバッテリー+充電器 観光中、カメラ機能や情報検索などでスマホを酷使すると、意外にバッテリーを消費します。ひとつ持っていくのがおすすめです。 ※飛行機に乗る場合、バッテリーなどのリチウムイオン電池を単体で飛行機に預け入れすることができません。利用の際は、最新情報を各航空会社のホームページでご確認ください。 電源タップ ホテルで一気に充電するときに役立ちます。 腕時計 普段スマホで時間を確認する人も、旅行中は時刻表など急ぎの場面で時間を確認する場面が多いので、腕時計をしていたほうが便利です。 メガネ・薬編 メガネ・コンタクトレンズ 視力の悪い方にとっては必須アイテム。コンタクトレンズの人は予備のメガネも必要です。また、使い捨てコンタクトでない場合は、レンズのケアアイテムもお忘れなく。メガネ派の人は、メガネ拭きも入れておきたいですね。 常備薬など 薬を処方されている方は必ず携帯してください。また体質によっては、酔い止め薬や整腸剤なども持っていくと安心です。 衣類編 服 毎日取り替えたい人は旅行日数分、荷物を少なくしたい人はアウターとボトムスは少なめにして、トップスやインナーを必要数用意。 下着 旅行日数分必要。長期旅行で洗濯できそうな場合は枚数を減らしてもOK。 靴下・ストッキング 旅行日数分用意。ストッキングなら手洗いできてすぐに乾くので、少なめでもOK。 パジャマ・部屋着 国内ホテルなら浴衣かパジャマがついていますが、サイズやデザインがフィットしないこともしばしば。彼との旅なら、かわいいパジャマを持っていくと気分が上がります。また、ホテルでゆっくり過ごしたい人は、部屋着もあると便利。 スリッパ 衛生面を考えて、自分専用のスリッパかルームシューズがあると安心です。 水着 プール付きホテルに行く場合には必需品。水着着用の混浴温泉などでも使えます。 靴類 街歩きなら歩きやすい靴、山登りなどアウトドア系なら専用の靴を準備。おしゃれなレストランに行く可能性があれば、軽めのパンプスを持っていくと安心です。また、ビーチリゾート系ならビーチサンダルもお忘れなく。 帽子・ストール・マフラー 夏は紫外線対策、冬は防寒対策に。帽子はTPOに合ったデザインのものを持っていきましょう。 手袋 夏はアームガードがついたロングタイプにすれば紫外線だけでなく冷房対策にも使えます。夏・冬ともに、スマホ操作できるタイプであれば便利です。 バッグ・ポーチ編 旅行用バッグ 場所や旅行期間にあわせて、ボストン、リュック、キャリーバッグを使い分ける。 サブバッグ 街歩きや散策用に。両手があくショルダーバッグやリュックが便利です。 エコバッグ 折りたたんで小さくできるタイプのものを持ち歩いているといざというときに重宝します。 小分けポーチ バッグ内の荷物を整理するために、衣類用と小物用を準備。 お風呂用防水ポーチ メッシュタイプや透明のビニールタイプなど、いろいろあるので好みで選んでみては。スパバッグ、温泉バッグなどで検索すると出てきます。 ビニール袋・チャック付きミニポリ袋 汚れものやゴミなどを入れるビニール袋、レシートやチケットなど細々としたものを入れておくチャック付きのミニポリ袋もあると便利です。 ※ 文・田代わこ、チェックリスト制作・王悠夏※ 2021年10月2日配信 便利グッズ編 基礎化粧品一式(メイク落とし・洗顔フォーム・化粧水・乳液・保湿クリームなど) できればふだん使っているものを小分けのボトルやケースなどに入れて持っていく。手間をかけたくない人は、ドラッグストアなどにある試供品や基礎化粧品トラベルセットでもOK。 日焼け止めクリーム 紫外線は一年中降り注ぐので、ケアを忘れずに。 メイク用化粧品(ファンデーション・口紅・チーク・アイシャドーなど) 旅行中の朝はゆっくりメイクしている時間もないので、どうしても必要なものだけでOK。 ヘアケア一式(シャンプー・リンス・スタイリング剤など) ふだん使っているもののほうが安心。小分けボトルに入れて。 ヘアブラシ ホテルに使い捨てタイプのものが備え付けられている場合もありますが、携帯用のブラシがあると便利。必要な人はヘアアイロンも。 歯ブラシと歯磨き粉、フロスなど 宿泊施設に使い捨てタイプが付いていますが、環境のことを考えると持参したほうがベター。 保湿系のハンドクリームとリップクリーム ホテルの部屋は乾燥しているので、手や唇のカサカサ感が気になる場合があります。ミニタイプを入れておくと安心です。 ムダ毛処理グッズ・制汗剤 夏の旅行用に。 日傘(晴雨兼用) 紫外線対策に。晴雨兼用のミニタイプにすると便利。 サングラス 紫外線対策のほか、花粉や飛沫の侵入も少しは軽減してくれるかも。 衛生グッズ編 マスク 不織布タイプのものを日数分+予備数枚を準備。 消毒スプレー(携帯用) 食事前など手指の消毒に。 除菌ウェットシート 気になる場所をふける使い捨てシートを持ち歩いていると便利です。 ポケットティッシュ トイレに流せるタイプを持ち歩いていると安心。 体温計 毎日測って自分の体温をメモしておくと、体調の変化にすぐ気づけます。 生理用品 旅先で普段と違う刺激を受けると、突然生理がくることも。時期でなくても持参しておくと安心です。 絆創膏 靴擦れや思わぬ傷ができることもあるので、数枚入れておくだけでも安心です。 綿棒 耳ケアのほか、メイクの時にも使えます。 爪切り 爪のささくれができると痛かったり服にひっかかったりして結構気になります。爪切りがあれば、はさみ代わりにして、例えば商品のタグを切ることもできます。 タオル・ハンカチ編 ハンカチ・タオルハンカチ 普段は持ち歩くのに旅行の荷物には入れ忘れがちなのがハンカチ類。日数分準備。 薄手のフェイスタオル 海や山などアウトドア系の旅には必要。 ボディタオル ホテルのタオルでも代用できますが、軽いので持っていくと便利。 体調管理グッズ編 虫よけ、かゆみどめ 虫に好かれる体質の人には必需品。 目薬 コンタクトレンズを使う人には必需品。ホテルや車内、飛行機内などでは目が乾きます。 腹巻 冷え性の人は夏場のクーラーもつらい。通気性の良いタイプを準備。 のど飴 のどが弱い人の必需品。のどスプレーでもOK。 サプリ 普段使っているものを準備。 アイマスク・耳栓 長距離バスで移動をする場合など、周りが気になるタイプの人は準備。 その他 地図・ガイドブック スマホで代用できますが、紙媒体ならではの使いやすさもあります。 ノート・筆記用具 旅の思い出や記録など書き留めておくと良い思い出に。旅先での出費をメモしてもOK。 移動中に読む本など 電子書籍でスマホにダウンロードしておくとかさ張りません。 レジャーシート アウトドア系の旅に。 お菓子類 アウトドア系旅行などで食べ物が簡単に買えない場所に行くときは非常食代わりになります。 ※ 文・田代わこ、チェックリスト制作・王悠夏※ 2021年10月2日配信 チェックリスト制作・王悠夏 https://ananweb.jp/anan/480325/ Source: ananweb

  • 2023.03.31

くまモン大絶賛! 熊本グルメを楽しむ「全国首長丼プロジェクト」イベント開催 | ananweb – マガジンハウス

熊本のお米とブランド黒毛和牛をぜいたくに合わせた、極上の丼が誕生! 東京・八重洲で行われた、「全国首長丼プロジェクト」記者発表会イベントの様子をお伝えします。 全国首長丼プロジェクトとは? 「全国首長丼プロジェクト」は、お米を軸にした日本の食の魅力を発信することを目的に始まりました。 首長(クビチョウ)とは、都道府県知事や市町村の長のこと。自治体の魅力を知り尽くした首長と、主催者であるヤンマーマルシェ株式会社、放送作家の小山薫堂氏、シェフの奥野義幸氏がタッグを組み、地域への愛情が詰まった丼メニューを開発・提供するのが、この「全国首長丼プロジェクト」なのです。 記念すべきプロジェクト第1弾は、熊本県の「熊本のおいしさぎゅうぎゅう! 熊本県知事丼」。熊本県知事の蒲島郁夫氏と、営業部長兼しあわせ部長の”くまモン”が、熊本のおいしい「お米」と「お米に合う食材」をぜいたくに使い、ふるさとの魅力たっぷりの丼を完成させました。 気になる「熊本県知事丼」は、東京・八重洲の「YANMAR MARCHE TOKYO」内にあるレストラン「ASTERISCO(アステリスコ)」のランチタイムにて3月24日(金)~4月6日(木)の2週間限定で提供されるとのこと。 今回は、店舗での提供に先駆けて行われたお披露目イベントの様子をレポートします。 ずらっと並ぶ熊本グルメに胸を躍らせて 迎えた「熊本のおいしさぎゅうぎゅう! 熊本県知事丼」のお披露目イベント当日。会場に一歩足を踏み入れると、熊本一色の空間が広がります。 今回の「熊本県知事丼」に使用された食材はもちろん、お酒や果物などの熊本県自慢の食べ物がお出迎えしてくれました。 おいしそうな食材を前にあれもこれもと目移りするうちに、リリースイベントがスタート。ヤンマーマルシェの山岡照幸社長や蒲島知事の挨拶などを経て、いよいよ「熊本県知事丼」の紹介へと移ります。 食材集めや試作に奔走! くまモン「おらが自慢の首長丼」の旅 会場のモニターに映し出されたのは、首長丼に使う食材を探すくまモンの様子をまとめた映像。 くまモンは熊本県のお米「くまさんの輝き」をつくる米農家さんや、「くまもと黒毛和牛」を育てる畜産農家さんのもとを巡りながら、熊本のおいしい食材を集めていきます。 生産者さんたちが大切に育てた熊本の食材を受け取り、くまモンは東京の「YANMAR TOKYO」へ。奥野シェフと共に試作を重ね、ついに「熊本のおいしさぎゅうぎゅう! 熊本県知事丼」が完成したのでした。 くまモン自慢の「熊本県知事丼」完成 完成した「熊本のおいしさぎゅうぎゅう! 熊本県知事丼」がこちら。 お米の品種は「くまさんの輝き」。炊きあがりの美しいツヤが特徴で、「くまさんの輝き」という名前の由来にもなっています。強い粘りと食感の良さが、丼料理にも合いそうです。 メイン食材である黒毛和牛は、「くまもと黒毛和牛」。生産者の高い飼育技術によって育まれた、安定した肉質が自慢の黒毛和牛です。美しい霜降りと柔らかくとろけるような口当たりを存分に堪能できます。 トッピングの玉ねぎには「サラたまちゃん」を使用。みずみずしく辛みが少ない玉ねぎをサクサクとした食感に仕上げ、丼のアクセントに。 さらに、3月24日(金)~4月6日(木)の「熊本県知事丼」の提供期間中、毎日先着10名分は、丼に添える温泉たまごが「タマンゴ」に変更されるとのことです。マンゴーの飼料を食べて育った赤鶏から生まれた「タマンゴ」は、フルーティーで濃厚な味わいが特徴だとか。 蒲島知事が実食…気になるお味は? くまモンと奥野シェフが緊張の面持ちで見守る中、蒲島知事が「熊本県知事丼」をひと口、パクリ。 知事の表情からも、丼のおいしさが伝わってきました。“お米を軸に食の魅力をPRする”というプロジェクトのコンセプトにぴったりの丼に仕上がったようです。 隣接店でも熊本の魅力を堪能 イベントが終わり会場を出ようとすると、何やら隣接店にもくまモンのイラストがちらほら……。 お米にこだわるのり弁当専門店「海苔弁八重八(ノリベンヤエハチ)」では、くまもと黒毛和牛のしぐれ煮など、熊本の食材をふんだんに使った「羽釜海苔弁くまの重」を数量限定販売。 「くまの重」を購入すると、オリジナル限定八重八×くまモン紙袋で提供されます。 この他にも、こだわりのお米やお酒が並ぶ「KOME-SHIN(コメシン)」では熊本県南阿蘇のお米を、日本酒アイスクリーム専門店「SAKEICE Tokyo Shop(サケアイス トーキョーショップ)」では熊本県産の日本酒「千代の園」を使ったアイスを販売。 「熊本県知事丼」を食べた後に日本酒アイスで口直し……なんて楽しみ方もできそうですね。 熊本の味を東京・八重洲で 今回ご紹介した「熊本のおいしさぎゅうぎゅう! 熊本県知事丼」は、「YANMAR MARCHE TOKYO」内にあるレストラン「ASTERISCO(アステリスコ)」にて2週間限定で提供されます。 開催期間:3月24日(金)~4月6日(木)提供時間:11:30~15:30(ラストオーダー 14:30)※「熊本県知事丼」はランチタイムのみ提供提供場所:東京都中央区八重洲2-1-1 YANMAR TOKYO 2F「ASTERISCO(アステリスコ)」 ※「熊本県知事丼」はランチコースのプロバーレ(¥3,300)、グランデ(¥4,800)より選択可能※各コースとも「熊本県知事丼」を注文する場合はプラス¥1,000 YANMAR MARCHÉ TOKYO https://ananweb.jp/anan/476619/ Source: ananweb