森山将人

  • 2024.03.05

三浦大知「僕は“三浦大知”という、ある種の遊び場みたいなものでありたい」 | ananweb – マガジンハウス

全国ツアー、ニューアルバム『OVER』のリリース、そして3月にはアリーナ公演を予定するなど常に我々の想像を超えた音楽を届けてくれる三浦大知さん。『OVER』制作に込めたご自身の音楽活動の信念、活動を通した繋がりで感じた人間関係への思いを伺いました。 率直な意見が言えるのも、相手へのリスペクトがあればこそ。 圧倒的な歌声とパフォーマンスで、観る者の心を一瞬にして惹きつける。そんな唯一無二のエンターテイナーである三浦大知さんが、2月14日にニューアルバム『OVER』をリリース。今作には新たなクリエイターとのコラボなど、様々な試みが詰まっている。 「音楽を作る時は、常にそれまでの自分を超えていきたいという思いがありますが、今作はよりその幅を広げたいと思ったんです。そのためにはまだご一緒したことのないプロデューサーの方たちと楽曲を作るなど、フットワーク軽くアプローチできたらいいなと考えていました」 その一人が、「能動」の中毒性あるトラックを手がけたTOMOKO IDAさん。国内外で注目を集める気鋭のプロデューサーだ。 「TOMOKOとは20歳くらいの頃から友だちだったんですけど、一緒に仕事をするのは今回が初めて。僕は以前からTOMOKOの作るトラックがかっこいいと思っていたので、TOMOKOの好きなように作ってほしいとお願いしたんです。でも、“三浦大知”を意識したポップス寄りのトラックを作ってくれて…。僕はTOMOKO名義で出しているインストのような複雑な構成の曲にしてほしかったので、改めてそうオーダーして、新たに送られてきたのが今の『能動』。ビートが次々変化して、同じところが一つとしてない。“最高!”となりました」 仕事相手に修正をお願いするのは、どんな職業でも起こり得る場面。ともするとピリッとしてしまいそうだが、そんな時、三浦さんはどのようなコミュニケーションを心がけているのだろうか。 「前提として、相手をリスペクトしているというところが大きいと思います。今回の場合は、TOMOKOのサウンドメイキングが好きで、その中に自分が入ってみたいと思っていたほど。それを言葉にもしますが、リスペクトする気持ちって透けて見える気がするんです。相手を尊重していることが伝われば、率直な意見を言っても、信頼は揺るがないんじゃないかと思います」 今作では旧知の間柄でのコラボも実現。 「全開 feat.KREVA」で客演しているラッパーのKREVAさんとは、これまで何度も曲作りを共にしている。 「KREVAさんは僕にとって、永遠のかっこいい先輩です。昨年、ライブを観に行かせていただいた時も、そんなKREVAさんが“全KREVA”を出し惜しみなくやり尽くしていたことに感動して。以来、自分の中で“今を全開で生きる”ことがキーワードになりました。だから今二人で歌うなら、『全開』しかないでしょう、ということになったんです」 疾走感のあるビートに、KREVAさんの力強いラップと三浦さんの“全開”というリフレインが乗り、背中を押されるような感覚に。こうした勢いのある曲がある一方で、ファルセットでゆったりと歌い上げる「Sheep」など、三浦さんの表現の幅広さは計り知れない。 「僕は“三浦大知”という、ある種の遊び場みたいなものでありたいと思っているんです。そこにトラックメイカーの方とか、ダンサーとか、いろんな人が遊びに来て、三浦大知を媒介に、それぞれの表現を楽しんでほしい。僕はそこに“溶けている”くらいがいいんです。そうなることで、楽曲の面白さがダイレクトに伝わると思うから」 三浦さんの言葉からは、人との関わり合いにより生まれる化学反応を楽しみ、柔軟に捉える姿勢が窺える。それは歌詞に対するスタンスからも感じられる。 「僕は、明確なメッセージを伝えたいというよりも、受け取った人の解釈の余地を残しておきたいんです。同じ曲でも、聴いた時の感情によって歌詞の響き方が変わってくる。そんなふうにいろんな角度から自分の気持ちを投影できる歌詞であったらいいなと思っています」 ところで最近、プライベートの人間関係では、こんな気づきがあったという。 「自分が遠慮すると、相手もその空気を感じて遠慮してしまう。せっかくの縁を逃してしまうというか。実は僕、ピースの又吉さんがYouTubeの番組でやっている、小説の読み解き企画がすごく好きで、ラジオ局で又吉さんをお見かけした時に、それを伝えたいって思ったんです。でも、突然知らない人に話しかけられても困ってしまうかも…。そう躊躇して会釈だけしかできませんでした」 その出来事を猛烈に後悔して、後日、自身のラジオ番組で「後悔しています」「いつかお会いしたいです!」とアピール。すると、昨年末に念願叶って初対面を果たせたそう。 「僕のライブを観に来てくださって『また会いましょう』という嬉しい展開に。やっぱり自分の好意は、素直に伝えたほうがいいですね。もちろん、相手の方へのリスペクトを大切に。心の距離を縮める秘訣なのかなと思います」 みうら・だいち 1987年生まれ、沖縄県出身。2005年、ソロ・デビュー。代表作は「EXCITE」「Be Myself」「燦燦」など。’24年2月には全国7都市を巡るホールツアーを完走。2月14日、7年ぶりとなるオリジナル・アルバム『OVER』をリリース。初コラボには「EverythingI Am feat. Furui Riho」も。全10曲収録。通常盤¥3,410(SONIC GROOVE) チェスターコート¥121,000 パンツ¥46,200(共にガラアーベント/3RD[i]VISIONPR TEL:03・6427・9087) シャツ¥35,200(レインメーカー TEL:075・708・2280) その他はスタイリスト私物 ※『anan』2024年3月6日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・村田友哉(SMB International) 取材、文・保手濱奈美 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/535355/ Source: ananweb

  • 2024.01.31

FANTASTICS・八木勇征「毎年お母さんがチョコブラウニーを作ってくれた」 バレンタインの思い出 | ananweb – マガジンハウス

FANTASTICS・八木勇征さんに質問! バレンタインの思い出も語ってくれました。 八木勇征(FANTASTICS) Q. どんなチョコレートが好き?チョコは何でも好きです!! なかでも一番好きなのはホワイトチョコレートです。 Q. チョコ以外でいまハマっているスイーツは?最近は一周回ってマカダミアナッツのアイスクリームをよく食べています(笑)。 Q. バレンタインの思い出を教えてください。毎年お母さんがチョコブラウニーを作ってくれていたんです。“バレンタインになるとあれが食べられる!”というイメージでしたね。そのブラウニーを牛乳と一緒に楽しむのが大好きでした。 Q. チョコのように甘~いメンバーといえば誰?けいちゃん(木村慧人)。見た目もそうですが、性格も優しくて全体的に甘いイメージです(笑)。 Q. ドラマ『婚活1000本ノック』で幽霊役に挑戦されていますが、お化けになってメンバーを驚かすなら誰?(佐藤)大樹くんを一日中驚かせまくりたいです! 大樹くんならどのタイミングでも新鮮なリアクションをくれそうです。めちゃくちゃビビリだから(笑)。 Q. ファンの方に甘~いメッセージをお願いします。いつも応援してくれてありがとうございます! みなさんはバレンタインくれるのかな? もしくれるとしたら、ホワイトデーのお返しは僕で大丈夫?(ハート) Q. 体づくりのために食べるものは制限している?マジでしてないかも。お菓子もめっちゃ食べるし、ジュースも飲むし…。好きなものばっかり食べてますね。それでも特に太らないのは、やるべきこと(運動)をちゃんとやっているからっていうのがあると思います。 Q. 俳優としても活躍を続ける今、グループに対して感じることは?お芝居の共演者の方と話していると、役者業一本でされている方たちは「どんなに現場で仲が良くなっても、作品が終わるとそれぞれがまた新しい現場に向かっていく。プライベートで関係を続けていく人もいるけれど、“自分の家”みたいな感覚を持つことはないんだよね」ってみなさん言うんです。でも僕の場合、作品が終わった時に必ず帰る場所がある。それがFANTASTICSなんです。戻ってくるたびに“あったかい場所だな”って改めて感じますし、そういう存在がいてくれることがすごくありがたいですね。 Q. 人との出会いで大切にしていることは?人と出会った時は、相手のことをしっかりと見て“どういう自分でいたら、この人と繋がりを持てるだろうか”って考えます。といっても、キャラを変えたり偽ったりするわけじゃないですよ。相手に少しでも心を開いてもらうことを優先したいから、自分らしさはあとからちょっとずつ出していけばいいかなって。最近はたくさんの出会いに恵まれて年上の兄貴や可愛い後輩たちが増えましたが、振り返ると誰かと出会ったことで悪い意味で変わったことってひとつもないんです。自分にとって、全ての出会いがすごくプラスになっているなって感じます。 やぎ・ゆうせい 1997年5月6日生まれ、東京都出身。FANTASTICSのボーカル活動に加え、俳優としても活躍。ドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系 毎週水曜22:00~)に出演中。 ジャケット¥148,500(エー レザー/エー ブティック TEL:070・3223・7530) イヤーカフ¥13,200(プリュイ/プリュイ トウキョウ TEL:03・6450・5777) ネックレス(上)¥38,500(スキャット scat.official.info@gmail.com) ネックレス、中¥12,100 下¥23,100(共にミクシマイ) リング¥19,800(ユルイエ) 以上ショールーム シャルメール TEL:03・6384・5182 その他はスタイリスト私物 ※『anan』2024年1月31日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・大貫希代美 取材、文・真島絵麻里 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528778/ Source: ananweb

  • 2024.01.28

THE RAMPAGEが好きなチョコレートは? 16人がそれぞれのお気に入りを語る | ananweb – マガジンハウス

迫るバレンタインにちなみ、THE RAMPAGEのメンバーに好きなチョコレートについて伺いました! Q、好きなチョコレートは? RIKU A、博多駅にあるお気に入りのお店のチョコレートを、わざわざ取り寄せて食べるほど大の甘党。なかでも好きなのは口どけが滑らかなトリュフ。チョコレートアイスもよく買います。 リク 1994年8月10日生まれ、埼玉県出身。ボーカル。俳優としても活躍し、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』ではイチヤを演じている。1月29日から上演される戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』にも出演。 ニット¥68,200(フィル ザ ビル/フィル ザビル マーカンタイル TEL:03・6450・3331) カットソー¥2,574(ユナイテッドアスレ/キャブ) パンツ¥42,900(タンジェント TEL:050・5218・3859) シューズ¥55,000(パラブーツ/パラブーツ青山店 TEL:03・5766・6688) 川村壱馬 A、チョコはめっちゃ食べます。ビターなものより甘いもののほうが好み。外側がパリッとしてて中がとろっとしてるボール型のやつがとくに好きで、初めて食べた時は感動しました。 かわむら・かずま 1997年1月7日生まれ、大阪府出身。ボーカル。俳優としても活躍し、ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』などに出演。近作『セクシー田中さん』で演じた仲原進吾に沼る人が続出。 ニット¥30,800(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760) パンツ¥19,800(ファクトタム/シアン PR TEL:03・6662・5525) シューズはスタイリスト私物 吉野北人 A、生チョコは、チョコレートをすごく感じられるところや食感、周りについている粉も…総じて好きです。仕事終わりとか、疲れている時に食べたくなるかも。 よしの・ほくと 1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。ボーカル。ドラマ『スタンドUPスタート』、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』などに出演。ニッポン放送『THE RAMPAGE吉野北人のほくらじ』が放送中。 ジャケット¥26,401 パンツ¥20,152(共にマハグリッド/ムシンサ グローバル ストア) Tシャツ¥15,400(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120・550・990) シューズはスタイリスト私物 LIKIYA A、実は…甘いものはあまり食べないんです。仕事の現場にチョコが置いてあると食べることもありますが、砂糖よりミルクっぽい甘さのホワイトチョコを選びたくなる。 リキヤ 1990年11月28日生まれ、青森県出身。パフォーマー。陣と共にグループのリーダーを務める。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」でも活動。block.fm『RMPG DOPE STATION』ではメインMCを担当。 シャツ¥44,000(マービンポンティアック/オーバーリバー info@overriver.com) パンツ¥38,500(ビナイン/エヌエスナイン TEL:03・5877・2900) シューズ¥104,500(パラブーツ/パラブーツ青山店) 陣 A、ライブの後に糖分が欲しくなるので、定番のチョコはご褒美的によく食べます。デパートに売ってるちょっとお高めのチョコを自分用に買ったり、プレゼントすることもあります。 じん 1994年4月28日生まれ、大阪府出身。パフォーマー兼リーダー。バラエティ番組に数多く出演し爪痕を残す。『WEEKEND THE RAMPAGE』や『JUMP UP MELODIES』など、ラジオパーソナリティとしても活躍中。 ニット¥33,000(トゥモローランド TEL:0120・983・522) パンツ¥13,990(アンフィーロ/オンワード樫山 TEL:03・5476・5811) シューズ¥22,000(ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室 TEL:0120・85・7120) 神谷健太 A、子どもの頃からお菓子を買わなかった人間なんですけど、28歳になってチョコを食べるようになりました。今では自分でコンビニに行って生チョコを買うのが喜びです。 かみや・けんた 1995年5月27日生まれ、沖縄県出身。パフォーマー。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」のメンバーとしても活動。ドラマ『3Bの恋人』や『あざといタイプAtoZ』に俳優として出演している。 パーカ¥47,300(キャバン/キャバン 丸の内店 TEL:03・3286・5105) パンツ¥33,000(ソラリス TEL:0467・91・0058) シューズ¥63,800(ファクトタム/シアン PR) 山本彰吾 A、実はチョコレートはそんなに食べないんです。甘いものがあまり得意ではなくて…。でも、シュークリームは好きなので、バレンタインはエクレアとかをもらえると嬉しいです。 やまもと・しょうご 1995年10月6日生まれ、岡山県出身。パフォーマー。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」としても活動。グループのライブでは構成を考えるなど、クリエイティブ面で活躍し、メンバーからの信頼も厚い。 ニット¥57,200(サイドスロープ/HEMT PR TEL:03・6721・0882) パンツ¥19,800(フォル/アンフォロー トウキョウ TEL:03・5457・3380) シューズはスタイリスト私物 与那嶺瑠唯 A、チョコレート、大好きです! 甘党なので、ミルクチョコレートとか、ホワイトチョコレートとか好きですね。食後のデザートみたいな感じで欲する自分がいます。 よなみね・るい 1995年8月16日生まれ、沖縄県出身。パフォーマー。2020年、朗読劇BOOK ACT『もう一度君と踊りたい』で舞台初出演。自身のXからは、飼い猫の写真の投稿などほのぼのした人柄が滲み出る。韓国語を勉強中。 シャツ¥55,000(ヘリル/にしのや TEL:03・6434・0983) パーカ¥66,000(ジョンスメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03・5784・1238) パンツ¥5,940(リメール/リメール ストア TEL:03・6276・7644) シューズはスタイリスト私物 岩谷翔吾 A、実は、チョコはほとんど食べなくて。出してもらったら美味しくいただくけど、自分では買わないかな。バレンタインに何かもらえるなら、まだ持っていないマフラーを希望! いわや・しょうご 1997年3月11日生まれ、大阪府出身。パフォーマー。読書情報誌『青春と読書』で自身初のブックレビュー小説「君と、読みたい本がある」を連載したり、脚本を手がけるなど、幅広いフィールドで活躍。 ジャケット¥88,000(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー) パーカ¥6,050(ユナイテッドアスレ/キャブ) パンツ¥7,700(ディッキーズ) タンクトップ、シューズはスタイリスト私物 浦川翔平 A、チョコは大好き! コンビニとかで売っているものだと、1袋を一気に食べることも。なくなるまで食べ続けちゃうんです。ストロベリー味とか、とにかく甘めのものが好みです。 うらかわ・しょうへい 1997年5月23日生まれ、長崎県出身。パフォーマー。DJが得意でライブ中に披露することも。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」のメンバー。2019年から長崎市観光大使を務める。 ニット¥5,940(キャスパージョン/シアンPR) カットソー¥8,800(マニュアル アルファベット/エムケースクエア TEL:06・6534・1177) 藤原 樹 A、チョコレートケーキをたまに食べたくなるんです。この間もコンビニのロールケーキを食べました。チョコでコーティングされてて、パリパリで美味しかったです。 ふじわら・いつき 1997年10月20日生まれ、福岡県出身。パフォーマー。ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』や『日本統一 関東編』、舞台『カストルとポルックス』など俳優としても活躍。舞台『HiGH&LOW THE 戦国』にも出演する。 ニット¥4,950(キャスパージョン/シアン PR) シャツ¥46,200(マナベ/HEMT PR) パンツ¥25,300(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿) シューズはスタイリスト私物 武知海青 A、チョコが好きすぎて、昔は母親にストップかけられてたほど。とくにエクレアが大好き。今は体のために節制してますけど、月1~2回のチートデイには必ず食べてます。 たけち・かいせい 1998年2月4日生まれ、兵庫県出身。パフォーマー。鍛え上げられた肉体美と高い運動能力を持つことで知られ、ボディコンテストやTBS系『最強スポーツ男子頂上決戦2022』での優勝経験を持つ。柔道の黒帯も取得。 ニット¥63,800(フィル ザ ビル/フィル ザ ビル マーカンタイル) カットソー¥25,300(ヘリル/にしのや) パンツ¥42,900(タンジェント TEL:050・5218・3859) 長谷川 慎 A、思わず食べすぎちゃうくらいチョコが大好き。ホワイトチョコに目がなくて、今日の撮影でもそればっかり食べてました(笑)。いちごをコーティングしたものが最高。 はせがわ・まこと 1998年7月29日生まれ、神奈川県出身。パフォーマー。ドラマ『シガテラ』『自転しながら公転する』などに出演、主演舞台『ロミオ&ジュリエット』など俳優として活躍。写真集『CHARACTER』(小学館)が発売中。 カーディガン¥48,400(ヘリル/にしのや) シャツ¥23,100(タンジェネット mitsuruyoshiya@gmail.com) パンツ¥24,200(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス) シューズ¥42,900(スロウ/SLOW自由が丘店 TEL:03・5731・3374) 龍 A、母がフィリピン出身なんですけど、カカオの木がよく植えてあったこともあってチョコは大好きなんです。カカオの度数の高いものや、いいものを贅沢して買ったりしています。 りゅう 1998年9月9日生まれ、千葉県出身。パフォーマー。俳優として「HiGH&LOW」シリーズや、舞台『カストルとポルックス』などに出演。「16BOOSTERZ」のリミックスを手がけるなど、クリエイターとしても活動。 カーディガン¥13,200(デルマー スポーツウェアー/セル ストア TEL:03・6459・3932) シャツ¥38,500(マービンポンティアック/オーバーリバー) パンツ¥19,800(サンディニスタ/トゥー・ステップ TEL:03・5794・4343) 鈴木昂秀 A、チョコは好き嫌いというより、普通…くらいかな。チョコ単体ではなく、クッキーとかアイスに入っているものを選びがちです。気分屋なので、気が向いた時に。 すずき・たかひで 1998年10月3日生まれ、神奈川県出身。パフォーマー。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」としても活動。「HiGH&LOW」シリーズでは、辻役でお馴染み。ゲーム配信チャンネル「昂秀TV」も稼働中。 カーディガン¥31,900(ニードルズ/ネペンテス TEL:03・3400・7227) シャツ¥29,700(ケイエイチアール/HEMT PR) 後藤拓磨 A、チョコレートは大好き! どちらかといえば甘いものよりビター系が好きで、カカオが濃ければ濃いほどいいです。オーガニックのものを見つけると、つい買ってしまいます。 ごとう・たくま 1998年12月4日生まれ、和歌山県出身。パフォーマー。グループのファッション担当。長谷川とブランド『GEEK BOX(R)』を手がけ、さまざまなグッズやコラボレーションアイテムをリリース。 ニット¥37,400 カットソー¥13,200(共にラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン原宿) パンツ¥4,806(ムシンサ スタンダード/ムシンサ グローバル ストア) シューズはスタイリスト私物 ザ・ランペイジ ボーカル3人とパフォーマー13人から成る、16人組のダンス&ボーカルグループ。デビューから丸7年を迎え、2月14日に初のベストアルバム『16SOUL』『16PRAY』を2作同時リリース。個人でも、映画やドラマ、舞台、バラエティ、ラジオなど幅広い分野で活躍している。 ※『anan』2024年1月31日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・高橋正典 プロップスタイリスト・酒井翼 ヘア&メイク・ウエノアヤコ Aki JANET(以上KIND) 取材、文・菅野綾子 重信 綾 西森路代 保手濱奈美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528997/ Source: ananweb

  • 2024.01.27

THE RAMPAGE、デビュー7周年を迎え心境を語る「絆も年々深まってます」 | ananweb – マガジンハウス

デビュー7周年と自身初のベストアルバムのリリースを控え、ますます勢いに乗るTHE RAMPAGE。ここでは、RIKUさん、川村壱馬さん、吉野北人さん、LIKIYAさん、陣さん、神谷健太さん、山本彰吾さん、与那嶺瑠唯さんのコメントをお届け。 【RIKU】13人のパフォーマーが踊る音はこれからも僕らスリボで奏でていたい。 自分が成長したなと感じるのは、考えが柔軟になったこと。デビュー当時は自分がお芝居をする日がくるなんて思ってもみませんでした。でも、ミュージカルや舞台に出演させていただくうちに、そこにも歌手として進化するヒントがたくさんあることに気がついて。実際、お芝居の経験を重ねてから、歌手としても成長できてるなと思います。メンバーとの絆も年々深まってますね。今はもう表情を見ただけで、相手の考えていることが明瞭にキャッチできる。それはこの10年間、離れることなく一緒にいたからこそ。’23年のツアーでは、ある曲で円陣を組んでいたんですけど、その時のみんなの少年のような無邪気な笑顔を見ると、かなりグッとくるものがあって。13人のパフォーマーが踊る音は、これからもずっと僕らスリボ(スリーボーカル)で奏でていたいと改めて思いました。 アルバムの中の推し曲は「STARRY LOVE」。ずっと歌いたかった壮大な世界観のバラードで、かなり思い入れのあるー曲です。 リク 1994年8月10日生まれ、埼玉県出身。ボーカル。俳優としても活躍し、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』ではイチヤを演じている。1月29日から上演される戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』にも出演。 ジャケット¥69,300 パンツ¥22,000(共にフォル) シャツ¥66,000(ガブリエラコール ガーメンツ) 以上アンフォロー トウキョウ TEL:03・5457・3380 シューズ¥60,500(ニードルズ/ネペンテス TEL:03・3400・7227) 【川村壱馬】誰かの人生を変えるくらいの唯一無二のアーティストになりたい。 目標は大きいので、10年前に思い描いていた場所にはまだ立ててはいません。ドームツアーの夢も叶えられてないですしね。ただ、あの頃掲げていたビジョンは全然変わってなくて、アリーナツアーや『HiGH&LOW THEWORST』の主演、叶えられてきたことも多い。時間はかかっているけど、一歩一歩着実に進んでいるなと思いますね。’24年はアーティスト、ラッパーとしてのソロ活動もできたらなって。やっぱり僕は、自分の考えを自分の言葉で伝えたいんですよね。自分の曲で誰かに勇気を与えたり、その人の人生が変わるくらいの唯一無二の存在になりたいです。デビュー当時からの変化は、足を止められるようになったこと。去年は体調を崩してしまいましたけど、今までだったらそんな自分が許せなかった。でも今は、許せている。それはある意味、よかったことなのかなと思います。 アルバムの中の推し曲は「SOLDIER LOVE」。めっちゃカッコよくて、パフォーマンスするのも楽しい一曲。MVも見てほしいです。 かわむら・かずま 1997年1月7日生まれ、大阪府出身。ボーカル。俳優としても活躍し、ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』などに出演。近作『セクシー田中さん』で演じた仲原進吾に沼る人が続出。 ジャケット¥72,600 シャツ¥23,100 ベルト¥13,200 シューズ¥72,600(以上ラッド ミュージシャン/ラッドミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760) パンツ¥210,000(ファクトタム/シアン PR TEL:03・6662・5525) 【吉野北人】成長は感じるけれど、理想はもっと上にある! デビューから7年。初のベストアルバムは、収録曲をファンの方に投票で選んでもらったので、この中には皆さんのいろんな思い出が詰まっていると思います。ラインナップを見て、こういう曲をライブでやると盛り上がるんだなっていう参考にもなりました。 なかでも「Starlight」は、上京したての頃の戸惑っていた自分とリンクするような歌詞で、思い入れの強い楽曲です。そんなデビュー当時を考えると、僕もグループも成長してきているという実感があります。ライブの会場も着実に大きくなって…。さらに上のステージへと駆け上がるために、必死でやっていきたいっていう気持ちでいます。 昨年10月からは、僕がパーソナリティを務めるラジオ番組が始まりました。でも、今まで1人で喋ることがほとんどなかったので、最初の頃はガチガチで。いかに陣さんや話が上手いメンバーに頼ってきたのかと気づきました。これを機に、いつ振られても話せるくらいのトーク力を身につけたいです(笑)。 よしの・ほくと 1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。ボーカル。ドラマ『スタンドUPスタート』、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』などに出演。ニッポン放送『THE RAMPAGE吉野北人のほくらじ』が放送中。 ジャケット¥148,500(エー レザー/エー ブティック TEL:070・3223・7530) シャツ¥14,850(マニュアル アルファベット/エムケースクエア TEL:06・6534・1177) パンツ¥29,700(コノロジカ/HEMT PR TEL:03・6721・0882) シューズはスタイリスト私物 【LIKIYA】みんなで意見を出し合い、グループが成長している。 今回のアルバムのために、ファンの皆さんが投票で選んでくださった収録曲は、ほとんどが予想通り! 僕らと気持ちが一致していました。ただ、少し意外だったのは、歴史を積み重ねてきた曲が多く選ばれるのかと思いきや、「BIONIC」のように割と実験的な新しい曲も入っていて。新旧、幅広く評価されていると分かって、嬉しかったですね。 THE RAMPAGEはメンバーが16人もいて、年の差もある。デビュー当初はリーダーで最年長の僕がみんなを引っ張る意識が強かったんですけど、今は例えば(武知)海青がパフォーマンスのアイデアを出してくれたり、やましょう(山本彰吾)がライブの構成を考えてくれたりしています。ほかのメンバーも、それぞれ自分の意見を持っていて、それを出し合うようになっている。意見が増えるぶん成長にもつながるので、頼もしいです。 今後挑戦したいのは、日本では前例のないようなコンセプトのライブとか。それを16人で表現できたら、面白そうだなと思います。 リキヤ 1990年11月28日生まれ、青森県出身。パフォーマー。陣と共にグループのリーダーを務める。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」でも活動。block.fm『RMPG DOPE STATION』ではメインMCを担当。 ジャケット¥110,000(チルドレン オブ ザ ディスコーダンス/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575) スウェット¥36,300(ウィリー チャバリア/ジェットン ショールーム TEL:03・6804・1970) パンツ¥60,500(グルメジーンズ/オーバーリバー info@overriver.com) シューズはスタイリスト私物 【陣】バラエティの僕をきっかけにグループを知ってもらえれば。 ベストアルバムの中で思いが深いのは「100degrees」。この曲の底抜けにアツい歌詞にいつも刺激をもらっていて、パフォーマンスするたびに、「もっと行ける!」という可能性を感じられる曲です。 個人の仕事としては、僕は喋るのが好きなので、バラエティの現場に立たせてもらっています。「あのコがTHE RAMPAGEの子なんやな」って認識してもらって、そこから、僕じゃなくてもグループやメンバーのファンになるきっかけになれば、僕がグループにいる意味があるのかなって思えます。 昨年は『酒のツマミになる話』に出させていただいて、本当にいろんな人に見たよって言ってもらえたのが嬉しくて。こういうことを続けていきたいなと思います。番組では、それこそ、「100degrees」じゃないけど、アクセルを全開で、後悔なく全部出し切りたいと思いました。今後の個人的な夢としては、『24時間テレビ』でランナーをやれるように頑張っていきたいです! じん 1994年4月28日生まれ、大阪府出身。パフォーマー兼リーダー。バラエティ番組に数多く出演し爪痕を残す。『WEEKEND THE RAMPAGE』や『JUMP UP MELODIES』など、ラジオパーソナリティとしても活躍中。 ジャケット¥77,000 パンツ¥33,000(共にソフトハイフン TEL:03・6418・1460) その他はスタイリスト私物 【神谷健太】第三者的な目線をいつも持っていたい。 ベストアルバムの中に入っている「GO ON THE RAMPAGE」は、デビュー曲より前に作られた曲で、いろんなことを思い出しますね。これまでを振り返って思うのは、無駄なことはひとつもなかったということです。メンバーとは、ライブを一緒に作り上げたりしている中で、お互いに認め合って、助け合う力ができたというのが、成長したところだと思います。僕自身は、第三者の目線を常に大事にしていて、自己満足にならないように、グループのバランサーという役割を担っていければと思っています。 これまでに絆が深まったと思うのは、ツアーで一皮剥けたと感じた時。次の段階に向かっていると思えました。 ’24年は、MA55IVEとしても、1stアルバムのリリースやまだまだ音楽的に計画していることがあるので、そこに向けて、自分のレベルアップを含め準備を進めているところです。皆さんに喜んでもらえる活動を、自由な気持ちで発信していきたいですね。 かみや・けんた 1995年5月27日生まれ、沖縄県出身。パフォーマー。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」のメンバーとしても活動。ドラマ『3Bの恋人』や『あざといタイプAtoZ』に俳優として出演している。 ジャケット¥64,900 パンツ¥31,900(共にラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿) ニット¥39,600(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03・5784・1238) シューズ¥99,000(パラブーツ/パラブーツ青山店 TEL:03・5766・6688) 【山本彰吾】ほかのグループのライブの演出も新しい夢のひとつになりました。 デビュー当時と比べると、グループの音楽活動と並行して、各々が自分のやりたいことができているところに成長を感じます。個人の活動で刺激をもらいつつ、その経験値を還元してグループがレベルアップしていってるなって。個人としては、グループのことを客観的に見られるようになったことが大きな変化。自分がライブを作る立場になって目線が変わったせいか、自分たちがやりたいことだけでなく、どうしたらもっとファンの皆さんに届きやすくなるかというところまで考えられるようになったんですよね。そんなこともあって最近は、ほかのグループのライブの演出をすることもひとつの夢になりました。もともと絵を描いたりするのが好きなので、人間観察をしていると、この人にはこれが似合いそうとか、アイデアが溢れてくるんです。そういう部分をもっと生かしていけたらなと。 アルバムの中の推し曲は「SILVER RAIN」。研ぎ澄まされるような感覚になって、パフォーマンスに集中できる一曲です。 やまもと・しょうご 1995年10月6日生まれ、岡山県出身。パフォーマー。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」としても活動。グループのライブでは構成を考えるなど、クリエイティブ面で活躍し、メンバーからの信頼も厚い。 ジャケット¥74,800 パンツ¥33,000(共にアー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120・550・990) その他はスタイリスト私物 【与那嶺瑠唯】メンバーの夢は自分の夢。年々リスペクトが大きくなる。 「HEATWAVE」は、僕が振り付けをさせていただいた曲。THE RAMPAGEの新しい一面を見せたいなと思って、ボーカルの配置をいつもと変えるなど、目まぐるしく動く構成にしてみたんです。気分が上がるラテン調の曲でもあり、ファンの方に愛される曲に育ってくれたら…と親心みたいなものを持っていましたが、投票でアルバム収録曲に選んでもらえて、願いが叶ったと実感できました! 最近よく思うのは、グループ活動を長く続けていくうえで大切なのは、メンバーに対するリスペクトだということ。若い頃は、ほかのメンバーの個人活動を見て羨ましいと思うこともありましたが、やっぱりメンバーが夢に向かって輝く姿は素敵だし、それがグループの成長の糧にもなっている。メンバーの夢は、僕の夢でもあると思うようになりました。 ライブでも、メンバーとの絆の深まりを感じます。自分のやりたいことと全員の思いが一致して、バチッと空気が震えるような瞬間がある。7年の積み重ねは、大きいですね。 よなみね・るい 1995年8月16日生まれ、沖縄県出身。パフォーマー。2020年、朗読劇BOOK ACT『もう一度君と踊りたい』で舞台初出演。自身のXからは、飼い猫の写真の投稿などほのぼのした人柄が滲み出る。韓国語を勉強中。 ジャケット¥58,300(フィル ザ ビル/フィル ザ ビル マーカンタイル TEL:03・6450・3331) シャツ¥5,940(キャスパージョン/シアン PR) パンツ¥69,300(チルドレンオブ ザ ディスコーダンス/スタジオ ファブワーク) シューズはスタイリスト私物 ザ・ランペイジ ボーカル3人とパフォーマー13人から成る、16人組のダンス&ボーカルグループ。デビューから丸7年を迎え、2月14日に初のベストアルバム『16SOUL』『16PRAY』を2作同時リリース。個人でも、映画やドラマ、舞台、バラエティ、ラジオなど幅広い分野で活躍している。 ※『anan』2024年1月31日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・高橋正典 プロップスタイリスト・酒井翼 ヘア&メイク・ウエノアヤコ Aki JANET(以上KIND) 取材、文・菅野綾子 重信 綾 西森路代 保手濱奈美(by anan編集部) https://ananweb.jp/news/528974/ Source: ananweb

  • 2023.12.23

YOASOBI「この一年でかなりパワーアップした」 大活躍の2023年を振り返る | ananweb – マガジンハウス

4月にリリースした「アイドル」の歴史的なメガヒットや、初の単独アリーナツアーで全国を駆け抜けたYOASOBI。そんな音楽ユニットYOASOBIのコンポーザー・Ayaseさんとボーカル・ikuraさんのインタビューをお届けします。 怒涛の’23年を振り返る。世界に届いた曲とライブ。 ――デビューから4年というキャリアの中で、YOASOBIにとって2023年はどんな一年だったのだろうか。ふたりに振り返ってもらった。 Ayase:やっぱり2023年はYOASOBIにとってライブの一年だったなと感じています。もちろん「アイドル」がたくさんの人に聴いてもらえたことは嬉しいですし、そこで日本のみならず海外の方たちにも注目してもらえたり、活動の幅が広がったのは間違いないんですけど。僕たちが活動をするなかで、自分たち発信で大きなモチベーションにもなった初めてのアリーナツアーがすごく印象的な一年でした。単純にライブに向き合うことが僕らにとって大事なことでしたし、その中でYOASOBIに対する向き合い方や考えることも多くて、成長できたなと感じました。海外での公演や、国内でのフェス出演など、一つひとつに意味がありましたけど、やっぱりアリーナツアーで得た実感は大きかったですね。チームで一緒に動き続けて、一つの目標を掲げて一緒に乗り越えていくという、その経験が初めてだったので。 ikura:私も2023年を振り返るとライブの年だったなと思います。アリーナツアーを通じて確実に私たちYOASOBIチームの結束は強まりました。もちろん楽曲を作ってリリースをする普段の活動のなかでもチーム感自体はあるんですけど、もっと大勢で一つのライブ空間を作っていくときって大きな船でみんなで旅に出るような感覚なんです。その大きな船でいろんな地方をまわって、お客さんと夢のような空間を一緒に作っていく。今年初めて経験した、そんな旅のようなアリーナツアーを経ての結束力がこれからのYOASOBIの土台になるんじゃないかな。みんなで最高の時間を作るために、ボーカルとしてしっかり会場を引っ張っていかなきゃという意識も強くなりましたし、チームとしてもikuraとしてもこの一年でかなりパワーアップしたと感じています。 ――今年の4月に配信リリースされた「アイドル」が世界的なヒットとなり、国内にとどまらず海外まで広がっていったYOASOBI。その人気を本人たちはどのように受け止めていたのか。 Ayase:「アイドル」に関しては、リリース直後から僕もリアルタイムでサーチしていたので、すぐに大きな反響を感じていました。海外の方たちにも聴いてもらえたことは本当に嬉しい限りです。今年の夏に初めてアメリカでライブをしたときにも、お客さんたちがすごく一緒に盛り上がってくれて。待っていてくれたんだなということも感じましたし、それは「アイドル」の効果が大きかったのかなと思いました。 ――9月には韓国のTV番組『M COUNTDOWN』で「アイドル」を披露したことも大きな話題に。ふたりも出演を楽しんだ様子。 ikura:日本の音楽番組とは雰囲気が違うので、面白かったですね。本当に「アイドル」という曲がいろんなところに届いて受け入れてもらえたんだというのを韓国でも実感しました。 Ayase:韓国にもいろんなジャンルの音楽がたくさんあるわけですが、そんななかでもK‐POPに特化した音楽番組に僕らが出させていただいて、しかも日本語で歌わせていただいたというのも、珍しいことだなと思います。ステージの組み方やカメラワークなども日本とは違っていて、まるで職場体験みたいで楽しかったです。 ――また、YOASOBIはこの一年の活動を通じてアルバム形式よりもシングルでのリリースを制作活動の中心に置いたり、アリーナツアーでは観客による写真撮影がOKだったりと、世界に水準を合わせたスタイルを取り入れてきた。海外に向けた活動についてはどんな想いがあるのか。 Ayase:あんまり偉そうなことは言えないですけど(笑)、海外からも求める声をいただけたら全力で応えていきたいです。自分たちとしては、いい曲を作って、いいパフォーマンスをして、自分たちが楽しいとかカッコいいと思える音楽スタイルでやり続けることが一番大事なので、そのなかでいろんな可能性が広がっていけば僕らも飛び込んでいきたいです。でもそのあたりは肩肘張らずにナチュラルに活動していけたらと。11月にColdplayの東京ドーム公演にゲスト出演させていただきましたけど、彼らみたいにワールドツアーをやってみたいなとか、そんな気持ちもあります。規模が大きくなるってすごいことですし、嬉しいことですけど。まずはいろんな国の方たちとコミュニケーションをとりたいし、より多くの国の人々に自分たちの音楽が届いてる実感が得られたら、僕らの人生はより楽しいだろうなと思います。 ――TVアニメ『葬送のフリーレン』に「勇者」、『【推しの子】』に「アイドル」などTVアニメのOPテーマやEDテーマとして曲を書き下ろすことも多い彼ら。今回の特集「エンタメ NEW FILE」にからめてアニメタイアップ曲における、制作上の大変さや面白さについて聞いてみた。 ikura:アニメーションがあって、曲ができて、そこに歌を乗せていくときは、正解が最初はなかなか見つからないことが多いので、何時間も探りながらレコーディングをすることも。声色や歌い方のニュアンスを決めていく段階では、どのタイアップ曲においても時間をかけています。大変さはありますが、みんなで宝探しをしているような時間って意外と楽しいんですよね。 Ayase:「勇者」は特に時間がかかりました。アニメのタイアップ曲の歌入れの場合は3パターンあるんです。ikuraが自分で用意して考えてきた歌声が本当にフィットしてそのままレコーディングするパターンと、僕の頭の中にあるこういう声が欲しいっていうイメージをベースに生み出していくパターン、あとは歌ってみないと正解がわからないなというパターン。「勇者」に関しては僕のなかでも何個か選択肢がある感じだったので、どれが正解なのかという選定に時間がかかりました。後悔したくないから、こだわり始めると細かくこだわっちゃうゾーンに入るときがありますね(笑)。 ――これまで制作されたアニメタイアップ曲がいずれも大きな話題になっているのは、まさに作品の持つ力とYOASOBIの相乗効果の賜物。自分たちの楽曲とアニメとの相性の良さには自信がある。 Ayase:YOASOBIの楽曲とアニメーションはすごく親和性が高いと感じています。僕らはMVにしても、アニメーションのものばかりですし。やっぱりストーリーミュージックを手掛けているので、YOASOBIにアニメの主題歌を担当させてくれれば、絶対間違いないですよっていう気持ちでいます。作品に対する理解度は誰よりも持って作っているつもりですし、納得してもらえる曲を作る自信があるんです。 ヨアソビ 2019年に結成した、コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraからなる音楽ユニット。コンセプトは“小説を音楽にするユニット”。シングル『勇者』の〈完全生産限定盤〉(CD+巻物ブックレット)が発売中。 アヤセ(写真右) YOASOBIのコンポーザー。全ての作詞・作曲を手掛けている。2018年からボカロPとして活動。LiSAや鈴木雅之ら数々のアーティストに楽曲提供などを行う。’22年より自身がボーカルを務めるソロ活動もスタート。 ダブルジャケット¥31,900(ルイス/ルイス EX ストア トウキョウ TEL:03・6452・5544) 中に着たブルゾン¥35,200(ブルーナボイン/ブルーナボイン代官山店 TEL:03・5728・3766) パンツ¥16,940(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店 TEL:03・6451・1660) ブーツ¥44,000(アシックス/アシックスジャパン お客様相談室 TEL:0120・068・806) イクラ(写真左) YOASOBIのボーカル。ソロの幾田りら名義ではシンガーソングライターとして活動。あのとダブル主演を務めるアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』が来年3月と4月に公開予定。 パーカ¥74,800(ハイク/ボウルズ TEL:03・3719・1239) リブトップス¥29,700(ウィザード/ティーニーランチ TEL:03・6812・9341) キャミソールドレス¥63,800(エボニー info@ebony00.com) ブーツ¥24,200(アメリ/アメリヴィンテージ TEL:03・6712・7887) その他はスタイリスト私物 ※『anan』2023年12月27日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・船橋翔大 ヘア&メイク・YOUCA プロップスタイリスト・松尾 優 森井耕作 取材、文・上野三樹 撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/523086/ Source: ananweb

  • 2023.12.13

体格ブラザーズ「どんなときも食い続けてゴロゴロして、ジムにも通わず欲望のままに生きる」 | ananweb – マガジンハウス

日曜朝のテレビ画面いっぱいに広がるビッグボディ。ロバートの秋山竜次さんとアルコ&ピースの平子祐希さんが、体格ブラザーズとして自慢の体躯で笑いを生み出している。鍛えたりシェイプアップする代わりに、気の向くままに食べて寝る。そんな二人の体からは、ありのままのボディを全肯定してくれる、ポジティブなパワーが放たれていました。 体格ブラザーズ(ロバート・秋山竜次×アルコ&ピース・平子祐希) ――今回、「バランスバストのつくり方。」特集に合わせて、素晴らしいバストをお持ちの体格ブラザーズのお二人に登場いただきました。 リュウ(秋山竜次):(シガールを葉巻のように指に挟んで)すみません、これ、やりながらでいいですか? ユウ(平子祐希):(ケータリングのおにぎりを手にとって)みなさんもね、食べながらやりましょう。 ――召し上がってください。さっそくですが、お二人はバストを仕上げるために何かされていますか? ユウ:「仕上げる」っていうのは何か作為的な言い回しだね。ちょっと乱暴だよな(おにぎりを食べる)。 リュウ:今、答えが出てるじゃないか。どんなときも食い続けてゴロゴロして、ジムにも通わず欲望のままに生きる。それが良いバストが仕上がる秘訣なのかもしれねぇな。 ユウ:だから、貪りが足りてないよね。バストっていうのは貪りが育むものなんだ。仕上げるとか鍛えるとか、俺らに言わせるとちゃんちゃらおかしいわけよ。 リュウ:バストってのは脂肪も大事だからな。バキバキに鍛えて胸筋をつけるんじゃなく、人間らしい脂肪がある程度乗ってないと。 ――「鍛える」や「痩せる」ではなく、「体格」をポジティブワードとして使われているところにオリジナリティを感じます。「体格ブラザーズ」という名前を手に入れたとき、どう思われましたか? リュウ:自然と引き寄せられたんだろうね。普段は別のグループに属している俺たちがひょんなことから一緒になって、「おぉ、体格似てるなぁ。どういう食生活? 同じじゃないか。年齢? 同じじゃないか。通ってきたカルチャーは? 同じじゃないか。兄弟じゃねぇか!」で、体格ブラザーズ結成さ。そう書けよ。 ――はい。 ユウ:たまたま俺ら二人にそういう名称がついたのであって、これを読んでいる人たちには気づいてほしい。個々に異なっているけれど誰もが体格を持ち合わせて生きていて、何かを貪ってどこかに怠惰があって、必ず共通項がある。なりたいんだったら、お前らも明日から体格ブラザーズであり体格シスターズなんだよ(2つ目のおにぎりを食べる)。 リュウ:これが俺たちのマジの姿なんだ。食いたいがままやってきた二人が出会ったら、メディアさんがそれを映像として映してくれて、そのうち反響が出てきてよ。今じゃ街で「体格ブラザーズだ」って言ってくる人も増えた。不思議なもんだよな。 ユウ:シェイプアップだの筋トレだのがこれだけはやっている中で、言ってみれば反動分子だったんだ。地下で力を蓄えていたのが今こうして地上に出てきて、おたくらがそれをカメラで追っている。体格ブラザーズってのは現象なんだ。時代が生み出した化け物だよ。 リュウ:すごいぜ、このユニットは。 ――お互いの体格で好きなポイントはありますか? リュウ:そりゃああるよ。ユウって、ラグビーをやっていた体がベースなんだよね。その上に脂が乗っかってる。ラグビーをやり続けたんじゃなくて、その後にダラダラした生活を送ったのが全部出てるっつうか。 ユウ:ラグビーをやめ続けたらこうなれるね(サンドイッチを食べる)。 リュウ:「いや、ラグビーやめたなぁ!」って感じ。昔の体が下に透けて見えるのがいいよ。 ユウ:俺は「体格」って漢字を象形文字に戻したらグニャ~ッと曲がっていってリュウの体になるんじゃねぇかなって思ってるよ。昔の中国で漢字を考えた偉い学者さんたちがいるとしたら、リュウのような体の持ち主を描写して「体格」って文字をつくったんだと思う。それぐらいオリジンだよね。 リュウ:言いすぎだよ。ありがとうな。俺は銭湯でおっさんに「体格いいなぁ!」って言われたくて生きているから、「体格」イコールこの体っていうのは嬉しいよ。鍛えている人のことも「体格がいい」って言うけど、やっぱり風格がないとダメなんだ。「格」って文字があるんだから。それってつまり、ほどよく腹が出て脂が乗った恰幅の良さなんだよ。 ――秋山さんの「体モノマネ」のように、芸人さんにとって体格はひとつの武器になると思います。体格と笑いの関係をどう捉えていますか? ユウ:体格の膨らみって表現方法の膨らみでもあるのよ。ガリガリにできること、筋肉質にできること、そのすべてを賄えるのが体格なわけでしょ。だからオールマイティのジョーカーみたいなものだよね。 リュウ:最初っから体格があれば、カメラマンさんになんとか頑張ってもらって細く見せることもできる。捏造はいくらでもできるんだよ。でも痩せているやつを太らすのは嘘くせぇんだ。 ユウ:体の横をパテで埋めてデカくするわけにもいかないだろ。 リュウ:ただ、俺もまだ体格に憧れていない時代はあったよ。「細いラインがモテるんじゃないか」と思って、デビューして数年は着替えるときも腹を極力隠していた。腹なんて見せていじられたくないって思ったさ。ションベンくせぇよな。今は1秒でいいから服を脱がしてほしいよ。 ユウ:昔は青くさかったね。俺も肌の露出は極力控えて雰囲気をつくって、空気感を重んじるコントをつくり続け、その結果あえいであえいで。 リュウ:空気感に憧れて、いつまでもニン(※外見や人柄まで含めた「その人らしさ」のこと)に合ってないことをしてるやつを見ると思うよな。「一発、体見せりゃいいのによ」って。そうするとリミッターがぶっ壊れるから。 ――最後に、読者へのメッセージをお願いします。 リュウ:やっぱり俺たちを見て思ってほしいよね。「あ、体格って活かせるんだ」って。彼氏や旦那さん、お父さんの腹を見て「だらしない体だな」って思っている人もいるかもしれないけど、一つ見方を変えればとてつもない武器になるわけだからな。痩せさせたら「なんだかつまらない」って後悔するときがくるぜ? ユウ:今これを読んでいる細いやつ、鍛えすぎて悩んでるやつ、俺らはすべての人に門戸を開いてる。誰しもが、体格ブラザーズセピアなんだ。君たちの挑戦を、俺たちはいつだって待ってる。 リュウ:腹と腹でぶつかろうじゃねぇか。読者のみなさん、体格に関するお悩み、そして水回りのことは体格ブラザーズに…。 リュウ・ユウ:(同時に)お任せください。/お任せあれ。 リュウ:「ください」で来いよ。それは“勘定奉行”なんだよ。 ユウ:「お任せあれ」は“勘定奉行”の専売特許ではないから。 リュウ:あとお前、取材の間にケータリング何個食った!? 5個!? ユウ:あー、おいしかった。ごちそうさまでした。 体格ブラザーズ 日曜朝の情報番組『シューイチ』のコーナー企画として結成された、ロバートの秋山竜次さんとアルコ&ピースの平子祐希さんによる体格ユニット(番組内での互いの呼び名は「リュウ」と「ユウ」)。食べて寝てお風呂に入って、“体格”を“仕上げ”ていくのがコンセプト。最近は行政とのコラボやアジア進出を狙うなど、体格も活動も幅を広げている。『シューイチ』は毎週日曜7:30~10:25、日本テレビ系で放送中(「体格ブラザーズ」は不定期放送)。 あきやま・りゅうじ(写真左) 1978年生まれ、福岡県出身。お笑いトリオ、ロバートのボケ担当。『キングオブコント2011』王者。ソロとしての活動に「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」など。自称・市民プール愛好家。 ネックレス¥22,000(マリハ TEL:03・6459・2572) その他はスタイリスト私物 ひらこ・ゆうき(写真右) 1978年生まれ、福島県出身。お笑いコンビ、アルコ&ピースのボケ担当。高校のラグビー部時代は東北選抜に選出され強化指定選手として活躍。愛妻家としても知られる。相方の酒井健太と共にサウナ好き。 ネックレス¥18,700(マリハ) その他はスタイリスト私物 ※『anan』2023年12月13日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・鹿野巧真 ヘア&メイク・坂西 透 取材、文・斎藤 岬 撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/520403/ Source: ananweb

  • 2023.11.06

BE:FIRST・SOTA「ダンサー時代に築き上げた体幹力が役立っている」 しなやかなカラダの秘密 | ananweb – マガジンハウス

エネルギッシュさと華やかさを兼ね備え一瞬にしてオーディエンスを魅了する「BE:FIRST」SOTAさんのパフォーマンス。努力と挑戦を続けてきたからこそ、今のしなやかなカラダは作られている。 挑む者のストイック。 BE:FIRSTでデビューする前からダンサーとして活躍し、ダンス世界大会で4度の優勝経験があるSOTAさん。全メンバーが高いパフォーマンス力を誇るなかでも、グループのダンスレベルを底上げしているのは間違いなく彼である。ダンス中心で活動していたデビュー前と、アーティストとして総合的なパフォーマンスを行う現在とで、カラダとの向き合い方に変化はあるのだろうか。 「ダンスを始めてから様々なトレーニングを積んできました。ダンスって、めちゃくちゃ繊細で、筋肉をつけすぎると逆にカラダが使いにくくなったり、体重が増えると急に動きが鈍くなったりするんです。瞬発力があってバテないカラダを作るために、体幹を鍛えるコアトレーニングは欠かさず行ってきました。動きによってカラダの変化を顕著に感じられるスポーツなので、ダンサー時代はスキル向上のためにカラダとシビアに向き合ってきましたね。デビューしてアーティストになってからは、見た目の維持など、意識することが増えたので、しなやかな筋肉と均整のとれた体型を目指して、無駄につけすぎた胸と腕まわりの筋肉をそぎ落としました。あとやや猫背気味で、重心を低く重くとるスタイルのヒップホップダンスをずっとやっていたので、姿勢を改善するための骨盤矯正や、硬くなった筋肉をほぐすための筋膜リリースを取り入れ、カラダのメンテナンスもしっかり行うようにしています。 でもアーティストになってから、ダンサー時代に築き上げた体幹力がすごく役に立っていると感じることが多くなりました。ライブなど、極限状態の中でも最後まで動きをコントロールできているのは、これまで培ってきた体幹力があるから。ライブ終盤までクオリティを下げずに走り抜ける力はメンバーで一番持っていると自負しています。もちろん今もコアトレは毎日行っています。有酸素運動や筋トレも行い、しなやかさと強靭さを兼ね備えた理想のカラダになるために、いろいろと試しながら、今の自分に合った最善の方法を模索しているところ。レコーディングや撮影などでトレーニングができない日は、サウナに行ったりランニングしたりして、1日1回は絶対に汗をかくようにしています。汗を1滴もかかない日があるとカラダの調子が悪くなって、それを取り返すのに3日ぐらいかかってしまうので…」 アーティストとしてのコンディションを考え、ラーメン断ちして、食生活も改善。すると腸内環境が整い、最近はすこぶるカラダの調子が良いそう。 「太りやすくて、顔もむくみやすい体質だから、ラーメンもずっと食べていません。RYUHEIは何を食べても太らないからほんと羨ましいけど、自分は早めの時間にしっかり食べて、19時以降は食べないのがマイルール。朝しっかり食べて、昼間も食べて、仕事終わりにはトレーニングや有酸素運動をしてプロテインを飲むという食生活を続けるようになったら、寝起きもいいし、何よりステージ上でのエンジンのかかり方がすごく早くなった! 肌の調子も良いし、お腹が張ったりすることもなくなったので、腸内環境が改善されたんだと思います」 最高のパフォーマンスを披露するため、そして世界に通用するグループを目指すために、どこまでもストイック。モチベーションはどのように保っているのだろうか。 「今も日々努力していますが、ダンサーとして世界大会に出場していた頃の自分をまだ超えられていないと思っているので、今はもうひたすらあの時の凄かった自分に負けたくない一心で自分と向き合っています。当時は、コーチがいて、やりたくないことも無理やりやらされていたけど、そのおかげでとんでもない壁を乗り越えることができた。でも今は誰かに尻を叩かれなくても自発的にやっていかなければ成長できない。世界を見据えてキツイ練習をこなし、それが報われた時の幸福感は今でも鮮明に覚えているので、当時の感情を呼び起こしながら、過去の自分を超えるために努力し続けないといけないと思っています」 ライバルは過去の自分というSOTAさんだが、体調を崩さないために特にケアしている部分があるか聞いてみると、意外な一言が。 「メンタルですね(笑)。湘南出身で、海などの自然に囲まれて生きてきたので、都会の空気に疲れてしまうことが…。だからリフレッシュが必要になったら、どんなに忙しくても湘南に帰ります。夜風に少しの間あたるだけでもいいんです。海の空気を吸うだけで、次の日の寝起きが全然違う! これが絶対に外さない、自分なりのセルフケア法ですね」 いまだに圧倒的な完成度で話題になっている9月リリースの楽曲「Mainstream」は、SOTAさんが振り付けを担当。 「プロデューサーのSKY-HIさんに、こういう楽曲をBE:FIRSTでやりたいと直談判して、振り付けもやらせてもらいました。歌も担当するアーティストのパフォーマンスとしては異次元のレベルで、それを十分に表現できたと思います。だから愛着があるし、それと同時に自分が言い始めて走り出したことだから責任感もすごく感じています。でも聴いてくれたみなさんの反応を見て安心しました。『不思議な楽曲だね』とか『変わっているね』だけじゃなく、かっこいいところをちゃんと見つけて、本質を探って受け取ってくれたファンのコメントが嬉しかった。この曲が世間に受け入れられたことで、今後のBE:FIRSTの活動にも良い影響を与えてくれると思っています」 今月から全国アリーナツアーがスタートするが、意気込みは? 「前回のツアーから1年後の“成長したBE:FIRST”をお見せするというよりも、もはや別のグループなんじゃないかと思われるぐらい、言ってみれば“飛び級”したようなライブをお見せできそうです。だからこそ、最後まで全力で走り抜けられるように、カラダ作りも今まで以上に精進していきたいと思っています」 ソウタ 2001年1月18日生まれ、神奈川県出身。BE:FIRST初となる9都市22公演をまわる全国アリーナツアー「BE:FIRST ARENA TOUR 2023‐2024“Mainstream”」がついにスタート。 シャツ¥53,900 パンツ¥49,500(共にユリウス/ユリウス トウキョウストア TEL:03・5728・4900) ※『anan』2023年11月8日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・安本侑史 ヘア・大城祐樹 メイク・千葉彩子 取材、文・鈴木恵美 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/514081/ Source: ananweb

  • 2023.10.04

バレーボール男子日本代表主将・石川祐希「海外では主張ができないと生き残っていけない」 | ananweb – マガジンハウス

五輪切符を得られるのは8か国中わずか2か国のみという熾烈な戦い。「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」に、今まさに挑んでいる、バレーボール男子日本代表(龍神NIPPON)の主将・石川祐希選手のインタビューをお届けします。 石川祐希選手 大学在学中にイタリア・セリエAでのキャリアをスタートし、今季で9シーズン目を迎える石川祐希選手。世界最高峰のリーグで日本人選手としてゼロから信頼と評価を勝ち取ることができたのは、プレーだけでなく、コミュニケーション能力も高めていけたから。 「海外では主張ができないと、自分のせいにされることもあるので、そういうところでも戦えないと生き残っていけないんです。当然言葉を話せないといけないし、受け身では厳しい。日本だと空気感で察してくれるけど、海外では言わないと伝わらないので」 経験を重ねるにつれてコミュニケーションのとり方も変化し、今ではリーダーとして周囲に指示を出す姿が当たり前に。 「こちらから指示を出して、チームメイトをコントロールしたほうがやりやすいと気づいて。強く言っても、めっちゃ考えているよと示せば信頼関係も生まれます」 培われたキャプテンシーは日本代表でも発揮されている。特に勝負どころでは1段ギアを上げたプレーで得点を奪い、背中から立ち上る「俺がチームを勝たせるんだ」という熱気に周りは引っ張られる。五輪切符のかかるワールドカップ終盤戦、頼れる主将がきっと日本をパリ五輪へ導いてくれる。 FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023(日本ラウンド)10/4(水)日本 vs トルコ10/6(金)日本 vs セルビア10/7(土)日本 vs スロベニア10/8(日)日本 vs アメリカ開催国フランスを除く世界ランキング上位24か国のうち、8か国が参加し、9/30から開催中。総当たり戦を行い、上位2か国がパリ五輪への出場権を獲得する。 Yuki Ishikawa 1995年12月11日生まれ、愛知県出身。192cm、84kg。アウトサイドヒッター。中央大学時代からイタリア・セリエAでプレーし、昨季はミラノを初のベスト4に導いた。日本代表では2021年から主将。 ニット¥134,200(ダンヒル TEL:0800・000・0835) ※『anan』2023年10月11日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・TOYO(BELLO) インタビュー 、文・米虫紀子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/508508/ Source: ananweb

  • 2023.09.10

髙橋藍「常に自信を持つことを意識した」 石川祐希と語る“海外で戦うことの意味” | ananweb – マガジンハウス

今夏の国際大会ネーションズリーグでメダルを獲得し話題沸騰中のバレーボール男子日本代表(龍神NIPPON)。その快挙に、「日本はどうしてこんなに強くなったのか?」という声があがっている。その理由の一つに、イタリアで世界トップレベルの選手と日常的に戦っている石川祐希選手、髙橋藍選手の2人の存在がある。そこで2人に海外で戦うことの意味を聞いた。 ――海外のチームに一人で飛び込んで、そこで競争を勝ち抜くためのメンタルや、必要なものって何だと感じていますか? 髙橋藍(以下、髙橋):僕は2シーズン経験して、海外の選手の主張の強さやアグレッシブさはすごいなと思ったし、自分もそこで戦っていくためにはそういうものが必要だなと。あと、海外の選手に比べたら僕は身長が低いので、最初はなめられるというか、評価が低い部分もあったんですけど、常に「自分はここで戦える選手だ」という自信を持つことを意識しました。それぐらいの気持ちでやらないと負けてしまうなと思ったので。 石川祐希(以下、石川):僕も、やっぱり主張ができないと厳しいかなと思いますね。自分のせいにされることも多いので。例えば2人の間のボールをどっちが取りに行くかという時も、海外の選手は「オレは今のは無理だった」とか平気で言うので(苦笑)。そういうところでも戦えないと生き残っていけない。自分が悪くなくても、悪いように見せられちゃったら評価は下がるので。だから言葉も話せないと。間違っていても自分の思ったことを口にする。そういうのは海外でしか経験できないよね? 髙橋:そうですね。 石川:日本だと空気感で察してもらえたりするけど。 髙橋:海外では言わないと伝わらない。やっぱりコミュニケーションは大事ですよね。信頼を築くためにも。 石川:そうだね。コミュニケーションをとるために、語学力は必要。あとは自己管理。日本なら友だちもいるし、レストランもいろんなものがあるけど、イタリアは基本的にパスタやピザ、リゾットとか。その中で好きなものばかり食べていたら体がどんどん変わっちゃう。何でも我慢するというわけじゃなく、自分に合うものをしっかりわかって摂ること。お酒や睡眠に関しても、これ以上飲んだらよくない、最低でもこれだけ寝ないといけないとか、まず自己分析。それができないと、「イタリアが合わなかった」というふうに環境のせいにしちゃうと思うから。自己分析と、そのあとの自己管理ができないと厳しいかなと。プロ選手としては当たり前のことなんですけど。 髙橋:祐希さんはそこは徹底していますよね。自分も参考にさせてもらっています。やっぱり日本のほうが何かしら融通が利いたり、便利なんですけど、海外で活躍するためには、今ある環境の中で自分のルーティンを作って、バレーボールにつなげていくことが重要なのかなと。 石川:僕の場合は厳密に決めすぎると、それができなかった時にストレスになったりするので、基準はあるけど、それに縛られすぎないことも意識しています。睡眠時間は8時間ぐらいとるようにしているけど、アウェイのバス移動などで、それができない場合もあるし、チームスポーツなので基本チームが優先。自分のペースでできない時にも対応できるように、幅を持たせて、心に余裕を持つことも大事だなと。あとは、海外は、楽しめてないときついよね? 髙橋:うん、そうですね。 石川:藍に「イタリアどお?」って聞くと、「あ、楽しいっすよー」って返ってくるんですよ。どんな環境でもそんな感じで心から楽しめていると、長く続けられるんじゃないかなと思いますね。 髙橋:僕はもともとの性格が、どこでも楽しめるし、コミュニケーションをとるのも好きなので、馴染むのも早いほうだと思います。パドヴァは若い選手が多くて共通の話題が見つけやすかったり、街も自分に合っていましたし。自分が望んで、せっかく海外に挑戦しに行っているので、日本では得られないものを、バレーボールでも、それ以外でも得たいし。いいものを見て学んで、街も楽しみたいなという思いがあります。 石川:最初は楽しめない人もいると思うけど、そこはもう頑張って耐えるしかないと僕は思っていて。慣れてきたら自然と楽しくなってくる。それを待てるか待てないか。 髙橋:そういう根性もいりますね。 石川:僕も、日本に帰りたいなとか、寂しいなと思う時期もゼロではなかったので。でも徐々に言葉を話せるようになったり、食事もいろいろ試すうちに美味しいものが見つかって、自然と楽しくなってくる。そういうパターンもあると思います。 ――楽しむといえば今の代表もみんな楽しそうにプレーしていますが、重要な試合の前に眠れなくなるとか、プレッシャーはないんですか? 石川:ないよね? 髙橋:うん、ないっすね。僕はあまりプレッシャーを感じないタイプなので。もちろん日の丸を背負う責任感は持っていますけど。自分がバレーボールを好きでやってきて、自分のバレーを多くの人に知ってもらえればいいというマインドなので。 石川:たぶんすごいプレッシャーを感じているという選手は今はあまりいないと思います。感じている人がいても、たぶんいつの間にかなくなっちゃう。今って僕も藍も、他にもリベロの山本智大や小川智大とかもそうですけど、なんていうか、遊び心を持ってやれているので。試合前でも普通にバスケやサッカーをしたり。その姿を見て楽しんでリラックスしている選手もいるし。でも、やる時はやる。メリハリがハッキリしているのでいい環境なのかなと。 髙橋:そうですね。練習が終わってからもしゃべったり、一緒にどこかに行ったり、普段からコミュニケーションも多いので信頼関係もできるし、上と下の関係もいいですよね。 ――SNSなどを見ると髙橋選手も石川選手にタメ口だったり…。 石川:あーもうそんな感じだね? 髙橋:え、でも僕も時と場合によりますけどね。メリハリです(笑)。 石川:下の子たちはちゃんと先輩に対するリスペクトは持っているので。上の人も許容範囲が狭くないし、そういうのも一種のコミュニケーションだと、みんなわかってやっているからいいんじゃないですかね(笑)。 Yuki Ishikawa(写真左) 1995年12月11日生まれ、愛知県出身。192cm、84kg。アウトサイドヒッター。中央大学時代からイタリア・セリエAでプレーし、今季で9シーズン目。日本代表では2021年から主将。初のオフィシャルブック『14 quattordici』が12月に発売決定。9/6から早期予約受付開始。ニット¥134,200 パンツ参考商品(以上ダンヒル TEL:0800・000・0835) Ran Takahashi(写真右) 2001年9月2日生まれ、京都府出身。188cm、83kg。アウトサイドヒッター。19歳で東京五輪出場。日本体育大学に所属しながら、’21‐’22シーズンからイタリア・セリエAへ。今季はモンツァでプレーする。国内外に多くのファンを持ち、インスタグラムのフォロワー数は150万人を超える。ニット¥88,000 パンツ¥97,900 (以上エンポリオアルマーニ/ジョルジオ アルマーニジャパン TEL:03・6274・7070) ※『anan』2023年9月13日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・TOYO(BELLO) インタビュー、文・米虫紀子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/504260/ Source: ananweb

  • 2023.09.09

バレーボール男子日本代表主将・石川祐希「目標とするところは頂点」 パリ五輪予選への抱負 | ananweb – マガジンハウス

今夏の国際大会ネーションズリーグでメダルを獲得し話題沸騰中のバレーボール男子日本代表(龍神NIPPON)。9月30日に開幕するパリ五輪予選を前に、石川祐希選手がその抱負を語る。 余裕あふれるプレーと思考で日本の躍進を支える主将。 「まだ3位。目標とするところは頂点なので、そこを狙えるチームになっていくことが僕たちの求めていることです」 7月まで行われたネーションズリーグで、メダルを獲得した直後のインタビューに答えて語った石川祐希選手。主要な国際大会では46年ぶりとなる快挙にも満足することなく、“頂点”を見据え、「ここで終わりじゃないぞ」というチームメイトへのメッセージも込めた。 「今回の経験は間違いなく次につながる。自分たちには力があると自信を持って、これからの試合も戦えるのかなと思います。でも過信しないように、このあとパリ五輪予選もあるので気を引き締めないと。あくまで3位だし、ネーションズリーグが今シーズンの僕たちの一番の目標ではないので。全員わかっているとは思いますけど、まだ先があるし、もっと強くならないといけないし、安定してこういう結果を出せるようにならなきゃいけないということを、帰国後の会見や、何かにつけて発言するようにしています」 と、キャプテンの顔で語る。 中央大学1年だった2014年に日本代表デビューし、その後、世界最高峰リーグのイタリア・セリエAで着実に力をつけ、海外の一流選手からも一目置かれるトッププレーヤーの仲間入りを果たした。彼の中には、いちアスリートとして“世界一の選手”を目指す石川祐希もいるが、日の丸をつけている時は基本的に「キャプテンモード」なのだとか。 ネーションズリーグでは予選ラウンドから3位決定戦まで15試合、すべて先発し、全選手中トップの275得点を挙げ、決定力とタフさを証明。しかもファイナルラウンドに入って1段ギアを上げた裏には、こんな計算があった。 「予選ラウンドでは、キャプテンの仕事はそんなにしていないんです。割とゆっくりと、『劣勢になった時にこの選手はどうかな?』とか、他の選手を観察していました。連勝していたこともあって、あえてフリーにして。そこで完成度を上げすぎると、そのあと下がってしまうのが怖かったので、(8月の)アジア選手権からちょっと固めて、9月末のパリ五輪予選に向けてどんどん上げていくイメージでした。その入り口として、ファイナルラウンドからはミーティングをしたり、試合中にもみんなを集めて声をかけたりを意識してやるようになりました」 パリ五輪を念頭に、チームビルディングにまで思考を巡らせている。そんな石川選手には、自身の背中を追って急成長し、代表で対角を組む6歳年下の髙橋藍選手はどんなふうに見えているのだろう。 「強くなってるな、経験値上がってるな、というのは感じます。僕が大学生だった時よりも、間違いなく今の藍のほうがスキルとかは高い。でも僕の歳になったらどうかは、わからない。彼が今後どういう選択をするかによってたぶん変わると思います。そこは面白いところだし、楽しみです。藍がどういう選択をして、どういうチームでどういうプレーをして、どういう結果を残していくのか…興味ありますね(笑)」 Yuki Ishikawa  1995年12月11日生まれ、愛知県出身。192cm、84kg。アウトサイドヒッター。中央大学時代からイタリア・セリエAでプレーし、今季で9シーズン目。日本代表では2021年から主将。初のオフィシャルブック『14 quattordici』が12月に発売決定。9/6から早期予約受付開始。 コート¥665,500 スウェット 参考価格¥82,500 パンツ 参考価格¥495,000 シューズ¥165,000(以上ジバンシィ/ジバンシィ ジャパン TEL:0120・218・025) ※『anan』2023年9月13日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・TOYO(BELLO) インタビュー、文・米虫紀子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/504250/ Source: ananweb