男性心理

  • 2024.05.13

「彼とはできない…」見た目・条件ばっちりなのに「一線を超えられない理由」と対処法 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、アプリでマッチした男性といい雰囲気になったものの、なぜか一線を超えられなかったいう31歳女性のお悩み。今後彼女がどう行動すべきか、佑雪さんがズバリ回答してくれます! お悩み:「ルックス・条件よしでも、そそられないならスルー?」 【クラブ佑雪】vol. 345 マッチングアプリで出会った彼のことです。1年前にアプリでマッチした3歳年上の彼は写真上ではおしゃれなイケメン。遠距離ということもあり、しばらくはLINEのやりとりだけだったのですが、3か月前に彼が仕事で私の住んでいるところを訪れることになり、ランチだけしました。背が低かったらどうしようなどと不安でしたが、実物は背も高く、想像以上に素敵。物腰も紳士的で会話も楽しく、ときめきました。 そこでこのゴールデンウィークに一念発起。今度が私が彼の住む都市に旅行することに。日中はあちこち観光名所を案内してくれて、食事代も含めて全部払ってくれて、私が疲れないように気遣ってくれて、何もかもが最高。自分でホテルもとっていたのですが、ディナー後、彼の提案で彼の家にお邪魔することになりました。稼いでいるんだなとわかるようないいマンションで、いい雰囲気。「これを逃しちゃいけない!」と思ったものの、なぜか、どうしてだか「この人とはできない」という直感があり、一線を超えられずに帰ってきました。 その後も彼からは変わらず、女性として褒めてくれたり、丁寧な態度でのLINEがありますが、私のなかでは「終わったな」という感じです。ずーっと好意的なことも言ってくれていて、結婚願望あり。そのうえ見た目も好み、条件もいいのに、なぜなのか。今後、これ以上の人が現れなかったら後悔するのかなと、考えてしまう自分がいます。この件について、どうやってケリをつけたらよいでしょうか? (この世に幸あれ 31歳未婚 フリーランス) 「迷うくらいなら、やりましょう」 ご相談者さまの野生の勘が「NO」と言ったんでしょうね。それを現代社会で生きる理性が超えられなかったということなんでしょう。いや、深いなぁ。やっぱり、男女って不思議な化学反応が起こって、そうなっちゃうのが自然じゃないですか。で、その化学反応(アメリカドラマでよく会話に出てくる“ケミストリー”ってやつね)って、どっちか一方じゃなく、双方から出る目に見えない物質(?)で起こるもの。彼の方も足りなかったんじゃないの? って思ってしまいます。 今回のケースってご相談者さまも乗り気、彼も乗り気。でも、彼がもうちょっとオスとしての野生を発揮していたら、もっと違う展開があったのでは? いつも紳士だから素敵なわけだけど、もうひと押し、ガバッときてくれてもよかったんじゃないかな〜と思わずにはいられませんよね? ほら、唇は奪われるものって言いますしね。 でも、この時代、難しいんでしょうね。彼はどんなお仕事をされているのかわかりませんが、このご時世で稼いでいるということはこのご時世に合ったコンプライアンス感覚をおもちで、女性が自分の部屋に来たからって無碍無体なことはできない、しちゃいけないって自制心が強いんでしょうね。で、その自制心の強さが、ご相談者さまにはどこか物足りなかったのではないでしょうか。 一方、ご相談者さまもこれまでも受け身な感じで恋愛してきたんじゃないですか? たぶん、これまでもおモテになってこられたんでしょうし、男性からアプローチされて当然。自分からは押し倒さない、みたいな。 若いうちはね、それでもなんとかなるんです。っていうか、昔は男性が女性を押し倒すのが当たり前っていう文化だったから、「昔は」って申し上げた方がいいのかもしれません。が、時代は変わりました。また、わたくし独自の統計からしても、30代以降は特に女性から押し倒すまではいかなくても、手を握るなり唇を奪うなりして、“行動”を起こしたほうがひとまず、成就しやすいんです。お付き合いできるわけですね。 で、彼がありかなしかを判断するのは“事後”でいいと思うんです。幸い、まだ連絡は続いているようですから、次のお泊まりデートをご相談者さまから企画しましょう。そして、当日はご相談者さまからフェロモンムンムンで迫ってみられてはいかがでしょう? コンプライアンス的に諸々気になるのであれば、事前に意思確認もしましょう。そうやってね、せっかく30歳を超えたわけですから、これまでできなかった技をひとつずつ身につけて、悔いのない人生を送ってくださいね。 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima 佑雪ママへのお悩みはこちらから。(マガジンハウスの会員登録あり) 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©mariiaplo/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/548742/ Source: ananweb

  • 2024.04.15

美容院でセクハラ…! 23歳女性がドン引きした「20歳年上美容師の口説き文句」 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、美容院で20歳年上の美容師男性から口説かれた23歳女性のお悩み。不愉快な体験をした彼女に、佑雪さんが「男性が女性を求める」奥深い(?)理由と、女性が自分自身の身を守る方法について、ズバリ回答してくれます! お悩み:「父親世代の美容師に口説かれて、イヤでした」 【クラブ佑雪】vol. 341 初めて行った美容室で「彼氏いるの〜?」と2言目で聞かれて、「最近別れました」と伝えたら「僕、募集中なんだよね」と言われました。その後も「もしも歳が近かったら誘ってたのにな〜。お酒飲むの? バー行く? ディズニー行っちゃう?」とか、髪を切りに来てるだけなのに、色々と面倒くさいおじさんでした。 「そもそも恋愛関係になるとしても、こんな若いやつイヤじゃないですか?」と聞くと「若い方がいいよ!!」って言われて、こんな歳下にも恋愛感情とかうまれるのか、とお父さんとそんなに変わらない年齢の人にそういう感情をもって見られてると思うと何とも言えない気持ち悪さを感じました。 私よりも20個上のかただったし、最後に「脈アリ?」って聞かれたけど、「ないです」って笑顔で答えて帰りました。 「世の中には歳の差婚とかもあるし、好きなら年齢はどうでもいいでしょー」と言われたけれど、私は嫌だなという結論になりました。今年の4月から社会人ですが、働き出したらこういうこともっとあるのかな、と思うと夜しか眠れません!! (打倒パクチー 23歳未婚 新社会人) 「おじいちゃんにもあるのが性欲」 サイアクですね。お金払ってセクハラを受けるって。今回は春ですし、今後のためにもご相談者さまはじめ、お若いかたに知っておいていただきたいので、世の中の事実を申し上げますね。20代からすると60代なんて、おじいちゃんじゃないですか? でもね、性欲もあれば、クスリもあるので、デキます。驚くことに70代、80代でもそっち方面への欲望が衰えないどころか、ますます盛んという方も多いです。なのでね、「おじいちゃんだし」ってことで絶対に油断しないでくださいね。 もうひとつ知識として知っておいてほしいことがあります。それは男性が女性を求める理由は、単に好きだから、エッチしたいから、というだけではないということです。それは“自分がまだ男性として魅力があるか確認したい”場合があるということ。いわゆる承認欲求のひとつですが、その欲求は年齢を重ねるほど、つまりおじさんやおじいさんになるほど強くなります。女性も同じですが、誰からも性的に求められないと寂しくなる人は多いんです。仕事や家庭でそれなりの役割を求められてはいても、性的存在として求められなくなると「終わってしまった」ような気になってしまうんですよ。 で、そういうおじさん、おじいさんたちは、選ぼうと思えば10代20代はもちろん、全世代の男性からよりどりみどりで選べるはずの若い女性が、自分を選んでくれたとなると、自分の価値はまだまだ高いんだという優越感に浸れるわけです。厳しい競争を勝ち抜いたってことで。だからね、その美容師さんは自分の価値を試したわけです。コワイですよね〜。 ちなみに占いの個人鑑定をやってますと、あらゆる年代の女性から「行きつけの美容師さんと恋に落ちちゃって〜」というご相談を受けます。ほか、ジムのトレーナーのように体の距離が近い職業の男性に片想いしてるとか、セフレや不倫関係になってるという話は本当に多い。つまり、そういう職業の男性って、正式なパートナー関係も含めて“成功体験”が多いはず。なので、その美容師さんもきっと、お客さまとお付き合いした(どういう付き合いだかはともかく)経験があるから、歳の差が大きいご相談者さまにも臆せず、まさかの2言目から恋愛トークに持ち込めたのでしょう。 だけど、悔しいですよね〜。正直、お金もらって仕事をしている立場で、そんなこと言ってくるなんて、若い女性をナメてる証拠。きちんとした敬意があれば、そんなナメた話し方はできないはずなんです。なにより腹が立つのは「世の中には歳の差婚とかもあるし、好きなら年齢はどうでもいいでしょー」の件。いやいや、あなた自分で言っちゃってるけど、それは「好きなら」でしょ? つまり、あなたのことはイヤだからお断りしてるってこと、ちゃんと気づいてくださいよって、なりますよね。 今後、どこかでそのようなことがあれば、「この美容院はお客を口説いてくるんですか? 不愉快です」と言って、即、帰りましょう。そして、そこの店長や社長に苦情を入れればいいです。また、会社でそのようなことがあれば、「失礼します」と立ち去って、人事に相談を。そうすることで、今後、似たような被害者を減らせます。はっきり申し上げて、本件はそのくらいコンプライアンス違反だということを、しっかり認識してくださいね。幸せな社会人生活を送られること、心よりお祈り申し上げます。 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©wetzkaz/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/543893/ Source: ananweb

  • 2023.11.27

「普通の恋愛はできないの…?」17歳年上バツイチ彼氏をもつ31歳女性の「勘違いと今すぐすべきこと」 – 文・藤島佑雪  イラスト・小迎裕美子 | ananweb – マガジンハウス

銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、17歳年上の恋人が交際をオープンにしたがらないという31歳女性のお悩み。佑雪さんが、彼女が幸せになる方法をズバリ回答してくれます! お悩み:「私との関係をオープンにしない彼と幸せになるには?」 【クラブ佑雪】vol. 322 私のお付き合いしているかたは離婚歴あり、子どもありの17歳年上です。子どもは大学生と高校生で前妻と暮らしており、離婚原因は彼の不倫です(相手は私ではありません)。 私と彼は出会って7年、恋愛関係になってからは2年以上がたっており、6年ほど前の彼の離婚に関する一部始終も見てきました。現在、私にとって彼は唯一の人であり、過去のこともすべて含めた上で、そばにいる覚悟ができています。彼からの愛情も多大に感じますが、「僕は普通の恋愛関係を築けない」「僕は一緒にいる人を不幸にする」と言い続けており、交際を公にすることに後ろ向きです。 「家族のことを考えると過去の自分はなんてことをしてしまったんだろう」と申していることもあり、今でも精神的にかなり落ち込んでいることがあります。私はその気持ちに寄り添いたいですし、自業自得といえばそうなのですが、その心の痛みは一生ついてくるであろうことも理解しています。上記のような発言も、離婚とそれに付随した大変な日々のトラウマからくることもわかります。 ただ、彼には私と幸せになる権利もあると思うのです。そして私にも、彼と幸せになる権利があります。そこで「恋愛ではいつも軍曹たれ」とおっしゃる佑雪さまにお伺いしたいのですが、彼をそのような前向きな気持ちにもっていく作戦とはどのようなものがあるのでしょうか。私は仕事の傍ら未だ夢に向かって学生を続けており、結婚願望や子どもをもちたいという希望はなく、その点で焦りはありません。時間がかかってもいいので、いつか2人でのんびり外を散歩できるようになりたいと願っています。 (まるる 31歳未婚 大学院生) 「ナメられちゃ、ダメよ」 あのう、それ“軍曹”じゃなくて“軍師”の間違いだと思うので、訂正よろしくお願いします。まあ、幸せな恋をするには戦略が必要っていうことは合ってますけどね! 現状、ご相談者さまは「彼からの愛情も多大に感じ」てはいるものの、全然足りないってことですよね? 「僕は普通の恋愛関係を築けない」「僕は一緒にいる人を不幸にする」なんて、もっともらしい言い訳をしてますが、付き合ってることは秘密なんでしょ? おかしくないですか? 彼から感じる多大な愛情って、何? って、わたくし思ってしまうのですが…。 彼、今、48歳くらいってことね。17歳年下のご相談者さまと並ぶと、パパ活にしか見えないのが恥ずかしいんじゃない? 年齢が離れていても気持ちがピュアなら隠れる必要はないんだけど、彼にとってのご相談者さまの位置付けが、やましい感じなんじゃないの? 誠意あるお付き合いをしている対等なパートナーというより、性的な魅力に惹かれて下半身で付き合ってる、みたいな部分が色濃いのでは? わたくしの周りにもいますよ、そういう男性。妻と離婚なり死別なりして、完全に独身でも、お相手女性がだいぶ年下で、パッと見、愛人みたいに見えるカップルで、男性が彼女のことを公にはしてない人。結構、社会的地位が高い人に多いのと、あとは子どもとの関係でしょうね。そういう女性がいると、遺産相続の問題や生理的嫌悪から「あんな人と再婚しないでよ」なんて言われても、めんどくさいですし。だったら、隠れて付き合おう、みたいになっちゃうんでしょうね。 ただ、そこにはどうしても男尊女卑とか、なんだかんだ女性を性的な対象にしか見てないみたいな、嫌な雰囲気は漂いますよね。そういうのって、言い訳してても滲み出るもの。っていうのが、わたくしが想像する彼側の問題。ご相談者さまにも改善すべき点はあります。 そもそも、そんなにナメられてる(はい、ナメられてますよ)ってことは、ナメられるなりの理由があるわけですよ。彼の「気持ちに寄り添いたいですし」「理解しています」「トラウマからくることもわかります」みたいに、彼の気持ちを優先しすぎ!!!!!! 1回くらい「はぁ? だからぁ?」って言ってやりましたか? 「私のこと大事なら、それくらい我慢して、強くなって、私の関係、みんなに公表してよ!」くらい言ってやればいいじゃないですか。そこで「うわ、嫌われたらどうしよう、僕のこと捨てないで!」って思わせてやりましょうよ。 いいですか? 「今度、ホームパーティーするから、お互いの友だち呼んで、そこで付き合ってるって発表しよう」って提案しましょう。「うちの両親に挨拶して」より、よっぽどハードルが低い提案です。やさしいです。彼が公表してくれるのを待ってても仕方ないので、ご自身で実行に移しましょう。そこで彼が「それはちょっと…」ってなったら、「こんなの、まるで愛人じゃない? 私、あなたの愛人なの?」って問い詰めましょう。付き合って2年でしょ? そのくらい、やっても全然いいです。「時間がかかってもいいので」なんて、昭和の時代に流行ったテレサ・テンの歌に出てくる「待つ身の女」みたいなこと言うのはやめましょう。令和ですから。今、ここで行動を起こすのです! そうすれば、本当に「私にとって彼は唯一の人」かどうか、わかるはずです。正直、現時点ではそこまでの価値が感じられないので、真実を知るためにも彼にご提案ください。これっぽっちのことで、ご相談者さまがズルズル我慢し続ける必要はありません。年内の問題解決、お祈りしております。 【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】 インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima マガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。 藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。 ©polkadot/Adobe Stock 文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 https://ananweb.jp/column/club-yusetsu/518925/ Source: ananweb