相性

  • 2024.01.29

予想外の対人トラブルに発展するかも…【12星座別】あなたと「相性が悪い人」の特徴 – 文・脇田尚揮 | ananweb – マガジンハウス

悪い人じゃないんだけど、どうしても反りが合わないと感じる相手っていますよね。悪意はないのに余計な一言にイラっときたり、一緒にいると損をしがちだったり…。そんな相手が事前にわかっていたら、きっと対策も打てるはず。今回は、12星座別に「あなたと“相性が悪い人”の特徴」をご紹介します。 おひつじ座(3/21~4/19) あなたと相性が悪いタイプは、自己中心的で他人への興味が薄い人。あなたの心を一番傷つけるのは、構ってくれない相手のようです。お互いが関心を持ち合って、慈しみ合う関係でないと長続きしないでしょう。親しい者同士だからと言って、全てを受け入れる必要はありません。あなた自身の負担にならない距離感で適度に付き合うようにすると、案外上手くいきそうです。 おうし座(4/20~5/20) あなたと相性が悪いタイプは、良くも悪くも頭脳派な人だと言えます。言い回しなどであなたを上手く操作し、自分に都合がいいように誘導してくるならアウト。気が付いたら利用されてしまった、なんて事態にもなりかねません。相手のワガママをすべて叶えようと頑張らなくても大丈夫。相手の言葉の裏を読みつつ、失礼のない範囲で付き合いましょう。 ふたご座(5/21~6/21) あなたと相性が悪いタイプは、自分の本音を明かさずに相手を支配しようとする人でしょう。あなたは、相手の本性が見えないと心を閉ざしてしまう傾向があるよう。そのため、本心を見せてくれない相手と一緒にいると、あれこれ深読みして疲れてしまいそうです。まずは、相手の怒りポイントがどこにあるかを把握しましょう。その点だけ避けてコミュニケーションをとれば、波風を立てずに平和に付き合えるはず。 かに座(6/22~7/22) あなたと相性が悪いタイプは、精神的に自立していて、あなたを頼ってくれない人のようです。あなたは頼られることで喜びを感じるところがあるため、何でも自力でクリアできてしまう相手といると、寂しい気持ちになりやすいでしょう。まずは自分の感情を上手にコントロールできるよう意識してみて。「そういう人なんだ」と割り切れば、お互いにストレスなく付き合えるはずです。 しし座(7/23~8/22) あなたと相性が悪いタイプは、中身が伴わない見せかけだけの人。口先だけで行動が伴わない人物こそ、あなたの天敵だと言えます。言動が一致しない相手にイライラしてしまい、いつも以上に疲れてしまうかもしれません。そんなときはムキにならず、別の人に愚痴を聞いてもらうのがおすすめ。心が軽くなるだけでなく、次回以降も心を乱されにくくなるでしょう。 おとめ座(8/23~9/22) あなたと相性が悪いタイプは、その場の気分で態度をコロコロ変える人。あなたは相手の思考パターンが読めないと、混乱して身動きがとれなくなる傾向があるようです。相手の気持ちを何パターンも想像するうちにイライラしてくる場合もあるでしょう。解決策は、あなたも良い意味でいい加減になってみること。いつもより少しだけ肩の力を抜いて、ラフに付き合ってみてください。 てんびん座(9/23~10/23) あなたと相性が悪いタイプは、あなたの領域にズケズケと入り込んでくる人でしょう。たとえ親友でもプライバシーを大切にしたいと考えるあなたは、自分のテリトリーに土足で踏み込まれたり、詮索されることが苦手なはず。あなたの心の平穏を守るためにも、デリカシーのない相手とはつかず離れずの距離感でほどほどに付き合うのがおすすめです。 さそり座(10/24~11/22) あなたと相性が悪いタイプは、物分かりの良い「大人のフリ」をする人だと言えます。あなたは自分が知らないことを知っている相手や、人生経験が豊富な相手に憧れを抱きやすいよう。でも、それが見栄や保身のための嘘だとわかれば、大きなショックを受けてしまうことも。「大げさに言っているだけかもしれない」とある程度の警戒心を持って接するほうが、ストレスなく過ごせるでしょう。 いて座(11/23~12/21) あなたと相性が悪いタイプは、自分の生き方を曲げない人だと言えます。たとえばあなたとの約束よりも自分の用事を優先するような相手といると、あなたは身も心も疲れ果ててしまうでしょう。振り回されて不要なストレスを抱えないためにも、極力近づかないのがベスト。あまり期待しないのが一番です。 やぎ座(12/22~1/19) あなたと相性が悪いタイプは、世間の常識から大きく外れた自由すぎる人。多少のズレなら相手に合わせることも出来るかもしれませんが、あまりにも度が過ぎると、真面目なあなたとは話も感性も噛み合わないでしょう。何事も「ほどほど」を心がけ、ライトな交流に留めたほうが無難だと言えます。無理に歩み寄ろうとせず、お互いの世界を尊重できる距離で付き合って。 みずがめ座(1/20~2/18) あなたと相性が悪いタイプは、基本的に受け身で、自分からは率先してギブをしない人でしょう。あなたの人の優しさを当然のように受け取り、利用されてしまう恐れがあるので注意して。感謝の言葉もほとんど口にしてもらえないので、あなたは悲しい気持ちになってしまうでしょう。必要以上に深入りせず、本当に必要なときにだけ力を貸すようにすると良さそうです。 うお座(2/19~3/20) あなたと相性が悪いタイプは、あなたのロマンチックな部分に理解を示さない人。繊細で感受性の強いあなたの一面を無視する相手とは、ほぼ確実にギクシャクしてしまうでしょう。不用意に傷つけられないためにも、「感性は人それぞれ違う」と割り切って、思い切って距離を置くのもアリ。用事があるときだけ必要最低限のコミュニケーションをとるくらいのほうが、不快感なく付き合えるはずです。 おわりに 生きていくうえでは、相性の悪い相手と関わらざるを得ないシーンもあるでしょう。そんなときに重要なのは「距離のとり方」。反りが合わない相手には、どうしても自分の意見や価値観を認めさせようと突っかかってしまいがちかもしれません。でもそこで冷静に立ち止まり「そういう考え方もあるんだな」と一呼吸置くことで、衝突を避けられるはずです。 脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター 株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。 ©Prostock-studio/Adobe Stock ©JackF/Adobe Stock 文・脇田尚揮 https://ananweb.jp/uranai/528802/ Source: ananweb

  • 2024.01.08

好みのタイプでも無理です! 男性が「女性との相性の悪さ」を感じる瞬間4つ – 文・山田周平 | ananweb – マガジンハウス

たとえ好みのタイプの女性であっても、「合わない」と感じることが多いと、親密になるのは難しいでしょう。相性が悪いと思われるような言動ばかりでは、恋愛関係には発展するのも難しいと言えます。そこで今回は、「相性の悪さ」を感じる瞬間について、男性たちの経験談をご紹介します。 会話を「そうなんだ」で終わらせる 「気になっていた女性とデートで水族館に行ったときのこと。『ここはクラゲが綺麗で有名らしいよ』『イルカショーも絶対に見たほうがいいってさ』など、いろいろと話しかけているのに、『そうなんだ』みたいな返事しかしてくれないんです。水族館を出た後に『お腹空かない? 近くにおいしい和食屋さんがあるんだよ』と言ったときも、『へぇ、そうなの』だけ。俺に興味がないのかなと思い、食事をしないでそのまま帰りました」(30代・男性・インストラクター) 会話が盛り上がらないと、「この人とは合わないな」と感じやすいですよね。無理に合わせる必要はないですが、興味を持って聞く姿勢は見せないと、相手は話す気がなくなるでしょう。好意を持ってもらうためには、積極的に話を広げるなど、一緒にいて楽しいと思ってもらえるような工夫が必要なのかもしれません。 道を間違えただけで激怒された 「ちょっと仲良くしていた女性と一緒に買い物に行ったとき、途中まではすごく楽しい時間を過ごしていたんですが、僕が少し道を間違えただけで激怒し始めて…。そこからずっと不機嫌なままで、最悪な空気に耐えられなくて帰ったことがあります。それ以来、その女性には連絡もしていません」(20代・男性・WEB制作) 相手のテンションがコロコロと変わり、一緒にいることに疲れてしまったようです。特に、ちょっとしたことで相手の機嫌が悪くなると、どう接すればいいのかがわからなくなって大きなストレスを感じることも。気になる相手の前では、感情表現の仕方に注意したほうがいいでしょう。 「いや、でも」と反論ばかりしてくる 「あるとき、気になる女性と人気のピザ屋に行くことになりました。『混むから早めに向かおう』と僕が言ったら、『いや、平日だから大丈夫』と言われたんです。お店に行くときも、『電車よりバスのほうが早いかも』と提案したんですが、『でもバスは混むから、電車の方がいいでしょ』と言われて。その後も言うことなすこと、頭ごなしに反論されました。否定的なことばかり言われると、一緒にいるのが嫌になってしまいますね」(30代・男性・アパレル) 意見が合わなかったとしても、頭ごなしに反論したり、否定的な言い方をしたりするのは避けたいもの。相手の考えも受け入れた上で自分の意見を言うようにしないと、敵対するような関係性になってしまうでしょう。 「やっぱり〇〇に行きたい」と振り回された 「気になる女性とデートすることになり、彼女の希望した場所へ向かいました。しかし途中で『やっぱりあっちに行きたい』と言い出して、行き先を変えることに。ご飯を決めるときも、『アレが食べたい』と言ったと思ったら、『でもコレも食べたい』と言い始めて、とにかく振り回されて疲れ果てました」(30代・男性・経理) 常に自分が相手に合わせなければならず、デートを存分に楽しめなかったようです。こうなると、お互いに打ち解けるのが難しくなるでしょう。自分の意見ばかりを押し通すのではなく、二人で一緒に考えるようにすれば、グッと距離が縮まりやすくなるはずです。 相性が悪い相手と一緒にいると、だんだんとストレスがたまっていくもの。そのような状態で、「もっとこの人と一緒にいたい」とは思ってもらうのは難しいでしょう。合わせすぎるのも良くありませんが、自分勝手に振る舞いすぎないように注意したいですね。 ©Grustock/Adobe Stock ©Studio Romantic/Adobe Stock 文・山田周平 https://ananweb.jp/anan/523265/ Source: ananweb

  • 2023.12.17

鏡リュウジが教える【牡羊座・獅子座・射手座】のあなたにとって“最強のバディ”は? | ananweb – マガジンハウス

気になるあの人との相性を、太陽星座に基づく“エレメント”から、占星術の第一人者・鏡リュウジさんがアドバイス! ここでは、牡羊座・獅子座・射手座の人が当てはまる“火”のエレメントに注目! 火のエレメントのあなたは、情熱と共に走る運命の第一走者。 【火】牡羊座(3月21日~4月20日)・獅子座(7月23日~8月22日)・射手座(11月23日~12月21日)【地】牡牛座(4月21日~5月21日)・乙女座(8月23日~9月23日)・山羊座(12月22日~1月20日)【風】双子座(5月22日~6月21日)・天秤座(9月24日~10月23日)・水瓶座(1月21日~2月18日)【水】蟹座(6月22日~7月22日)・蠍座(10月24日~11月22日)・魚座(2月19日~3月20日) 【火】×相手のエレメントが【火】 誰も真似のできない、熱狂の組み合わせ。すべてのものを焼き尽くす、原始的なエネルギーである火の性質をもつ二人は、一緒に行動すれば誰もかなわないパワフルな組み合わせとなります。お互いの目の中で燃える炎を見れば、直感的に考えていることがわかり、言葉を交わさずとも同じゴールに向かって走っていける。そんな最強のバディとなれるのです。同世代で、共に学生時代を過ごせば忘れられない青春の同志となりますし、年上なら「この人のようになりたい」とその背中を追う存在に。年下なら、熱をもった目でいつかあなたを追い越したいと追いかけられるため、あなたも決して負けるまいと力をつけたくなるでしょう。 そんなふうに、良い目標をもって一緒に突き進めば無敵の組み合わせとなる二人ですが、うっかり、お互いが調子に乗ってしまうと危険な面も。どちらも勢いに乗ってしまいブレーキをかけられない相性になるため、止めてくれる人がいても耳に入らず、トラブルになるまで暴走してしまう可能性があります。 ですから、二人で動くときは正しいビジョンをもち、ポジティブな目標を掲げて行動すること、暴走したときにセーブしてくれる第三者にいてもらうことが大切。とくにこの第三者は、二人が疲れてネガティブになったときに心を支えてくれる存在にもなります。共通の友人など、気心知れた相手にも加わってもらえば、安定した盤石な体制となるでしょう。 【火】×相手のエレメントが【地】 違いを認め合いお互いを高めていく。エネルギッシュで情熱的なあなたと、大地のエネルギーをもつ地のエレメントの相手は、何があってもたくましく生き抜ける、タフな組み合わせです。あなたが熱意を語れば、相手は現実的な問題点を指摘。最初は気が合わないとぶつかることもありそうですが、お互いの良さを認め合い、尊重し合えば、これ以上ないタッグを組めるでしょう。 仕事仲間などの場合、できれば最初は、オンラインで打ち合わせをするのは避けたほうがよさそう。なぜなら、空間を隔てて話すといいところが全然伝わらないからです。いったん衝突するとお互いの欠点しか目に入らなくなるため、表情や話す様子、瞳に宿る熱意などによって非言語コミュニケーションがとれるように、できるだけ同じ場にいて、対面で話すほうが早く打ち解けられるでしょう。 相手が年上の場合、ルールに対して厳しいところがあり、やや息苦しさを感じるかも。ただ、慣れると寛容になって判断を任せてくれるので、まずは決まりを守れるところを見せればOKです。 相手が年下の場合は的確な指示が必要に。「とりあえずパッとやってみて」のような指示では立ち尽くしてしまうので、簡単でも手順を示した書類などがあると素直に取り組んでくれるでしょう。 二人が力を合わせれば、どんな大問題も必ず解決できるはず。文句なしに背中を預けられる真の盟友となれるでしょう。 【火】×相手のエレメントが【風】 小さな思考の火を燃え盛る炎にする。周囲を圧倒する熱意をもつあなたと、卓越したアイデア力で場の空気を支配する風のエレメントの相手とは、時代の覇者ともなれる組み合わせです。あなたが強いカリスマ性で有無を言わさず周囲を引っ張れば、相手はそれに納得しない懐疑主義者に隙のないプランを示して、たちまち味方につけてしまうでしょう。 相手が年上の場合、その功績はやや相手に片寄るかもしれません。プレゼン力を高く買われ、あなたのリーダーシップは目立たなくなる可能性があるのです。一方で、あなたが年上、あるいは役職が上の場合は相手の実力がかすみがちに。お互いの実力を尊重し合い、周囲にもアピールしていかなければ、どこか不満の残る関係になるでしょう。 その点に注意し、弱点を補い合って力を発揮すれば、二人は向かうところ敵なしの組み合わせ。一緒にいれば退屈知らずで、常に新しいことにチャレンジしていけるでしょう。ただ、二人がビジネスで手を組んだ場合には、お金のことを忘れてしまいがちです。アイデアは面白いのですが、すぐ実現するには収益モデルが甘いなど、尻すぼみになってしまいやすいでしょう。逆に言えば、お金に関するしっかりとした仕組みを構築してから取り組みさえすれば、せっかく立ち上げた事業を手放すことなく、どんどん成長させて人がうらやむ成功を手に入れられます。準備を万全にして臨みましょう。 【火】×相手のエレメントが【水】 熱い水蒸気のように力を高め合う二人。出会ったばかりのとき、あなたと相手はあまりにその性質が異なり、水のエレメントの持ち主はあなたに冷たい水をかけ、情熱を消し去ろうとする人のように思えるかもしれません。しかしそれは、二人が自分のもつ力をすべてだしきっていないときのこと。ひとたび呼吸を合わせて全力をだせば、二人のエネルギーは予想を超えて大きくなり、噴き上がる水蒸気のごとく力強いものに変わります。 二人の心を近づけるのは、この人のためなら、あるいは、この大きな目標のためならという強い想い。例えば、スポーツで同じチームになったり、仕事で一つのプロジェクトを遂行するために力を合わせたりすると、周囲も驚くほど一気に距離が縮まっていくでしょう。 ただ、相手が年上の場合、感情論で指導されたり、誰かをひいきしていると感じたりすると反発心が湧き、素直に話を聞けなくなるかもしれません。相手からしても、手のかかるタイプだと思われ、苦手意識をもたれてしまいそうです。そんなときはあなたから歩み寄り、相手の懐に飛び込んでみるといいでしょう。少し大げさでも「わかります」と共感してみせれば悪い気はしないため、だんだんと親しくなれるはずです。 年下の場合はあなたに威圧感を覚えやすいので、ときどき二人で話す機会をもち、じっくり話を聞いてあげると誤解が解け、慕ってくれるようになりそうです。 監修・鏡リュウジさん 1968年、京都府生まれ。心理占星術研究家、翻訳家。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了。京都文教大学客員教授、東京アストロロジー・スクール主幹。占星術界の第一人者として雑誌やテレビ、ラジオ、講演など様々なメディアで活躍。 ※『anan』2023年12月20日号より。イラスト・カワグチタクヤ 取材、文・浅島尚美(説話社) (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/521753/ Source: ananweb

  • 2023.12.17

リーダータイプの星座は? 鏡リュウジ直伝、太陽星座でわかる“あなたの性質” | ananweb – マガジンハウス

対面での人付き合いが復活した昨今、コミュニケーションに関することで困った経験はありませんか? 占星術の第一人者・鏡リュウジさんが教える、太陽星座に基づく“エレメント”を知ることで、人間関係がよりスムーズに。 新しい価値観で軽やかに人とつながり直していく。 コロナ禍が始まり、緊急事態宣言が発出されたのは、2020年のこと。 そこから人々の生活は文字通り一変し、コミュニケーションの分断は思いのほか長く続くことになりました。 世代間などにより人間関係に様々なギャップがあるのは当然のこと。しかし、それが共有されない時間があまりに長期にわたったために、対面の人間関係が復活したいま、大きな戸惑いを抱えている人も多いことと思います。 実は、ちょうどその時期は、西洋占星術の世界では伝統や継承、マナーなどに重きが置かれる「地の時代」から、情報や交流が活発になり、自由と博愛の精神が鍵となる「風の時代」へと、200年規模での大きなシフトチェンジが起こったタイミングでした。 そうした時代の変革によって、今後は2拠点生活やアドレスホッパー、ノマドワーカーなどが主流になっていき、これからの人間関係は固定された場所や古い常識には縛られない、流動的な変化と新たなつながりの時代を迎えるだろうと予想されていたのです。 それから3年。200年のタームで見れば、まだまだその入り口に立っただけともいえる段階ですが、世の中はパンデミックによるソーシャルディスタンス中心の生活から少しずつ脱却。学校でも会社でもオンラインから対面に切り替わり始めて、人々が直接、顔を合わせる機会が増えてきました。 そのため、いままでは画面に顔だけが見えていて、必要な用件を伝え合っていればよかったのが、身だしなみや挨拶など、かつて重視されていた様々な“用件以外のこと”にも、再び気を配らなくてはいけないのか、それとももうそんな時代ではないのかと戸惑う人が増えてきたのです。 西洋占星術の観点からいえば、時代は古いルールを捨て、新たなつながり方へと変化していくことになるでしょう。定時を過ぎても残る上司の顔色を窺って残業をしたり、宴席でビールを注いで回ったりするような世界に戻ることはおそらくないはずです。 ただ、200年のスパンで変わろうとしている時代の流れは、いま、目の前を生きる我々からすれば、そう簡単に変化したようには見えないでしょうし、過ぎゆく「地の時代」の価値観のすべてが悪いわけでもありません。そもそもルールやマナーとは、大勢が集まる場で、相手を思いやり、様々な考え方をもつ者同士が少しずつ譲り合うところから生まれたものだからです。 古びた慣習は少しずつ淘汰し、意味ある習慣は残しながら多様な人を認め合う。そして誰もがもっと自由に生きていく。世の中は、そんな風の時代へと、行きつ戻りつしながら、時間をかけて移り変わっていくことでしょう。 では、いまを生きる中で対面における人間関係を円滑に進めていくためにはどうすればいいか? そこで大事なのは、相手が何を考えているのかを知ることです。その手がかりをくれるのが、太陽星座から導き出すその人の「エレメント」。エレメントとは、古代の哲学で万物を火・地・風・水の4つの要素に分類したもの。火は直感を、地は感覚を、風は知性を、水は感情を表し、そのエレメントに属する人は、これらの性質が強いと考えられました。 まだあまり親しくない人でも、太陽星座とその属するエレメントがわかれば、その思考をたどることができます。同時に、自分のエレメントとの組み合わせから、互いにどんな影響を与え合うかもわかってくるのです。エレメントの相性によっては、意外な関係性が浮き彫りになり、コミュニケーションのとり方がガラリと変わるかもしれません。人間関係の新スタイルを、ぜひ見つけてみてください。 太陽星座でチェック! あなたはどのエレメント? 牡羊座(3月21日~4月20日)、牡牛座(4月21日~5月21日)、双子座(5月22日~6月21日)、蟹座(6月22日~7月22日)、獅子座(7月23日~8月22日)、乙女座(8月23日~9月23日)、天秤座(9月24日~10月23日)、蠍座(10月24日~11月22日)、射手座(11月23日~12月21日)、山羊座(12月22日~1月20日)、水瓶座(1月21日~2月18日)、魚座(2月19日~3月20日) 【火】牡羊座・獅子座・射手座 情熱を糧に突き進む勇猛果敢な開拓者。活発で朗らかな「陽」のエネルギーをもつ火のエレメントは、率先して物事を変えていくパワーの持ち主です。自らの力で人生を切り開き、仲間や職場内でのリーダーとしても活躍するでしょう。その行動力で自然と目立ち、注目の存在になります。 【地】牡牛座・乙女座・山羊座 現実的でシビアな面も頼れるまとめ役。現実を見る力に優れ、実務力のあるタイプです。五感が鋭く、食や音楽、芸術の分野で活躍する人が多いでしょう。リスクをとるのはあまり好まず、安全と安定を優先します。混乱が少なく秩序のある状態において、のびのびと自分の力を発揮します。 【風】双子座・天秤座・水瓶座 どこへでも、誰とでも。軽やかに動く旅人。風のように動きを止めず、軽やかで柔軟な性質の持ち主。どんな人とも心地よい距離感で接することのできる類いまれな社交性をもっています。自ら周囲とコミュニケーションをとるだけでなく、人と人をつなぐハブのような役割も得意なタイプです。 【水】蟹座・蠍座・魚座 大きな愛で包み込む海のような心の持ち主。万物の命を育み、浄化する水のように、周囲に寄り添い、共感する力に優れているタイプ。人に流されているようでいて、実は周囲を包み込む大きな包容力をもっています。自らの感情、価値観、人と結んだ絆をこよなく大切にし、愛するでしょう。 監修・鏡リュウジさん 1968年、京都府生まれ。心理占星術研究家、翻訳家。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了。京都文教大学客員教授、東京アストロロジー・スクール主幹。占星術界の第一人者として雑誌やテレビ、ラジオ、講演など様々なメディアで活躍。 ※『anan』2023年12月20日号より。イラスト・カワグチタクヤ 取材、文・浅島尚美(説話社) (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/521747/ Source: ananweb