職場トラブル

  • 2024.04.09

【職場で嫌われる人あるある】30代女性が度肝を抜かれた「新人のあり得ないひと言」 – 文・菜花明芽 | ananweb – マガジンハウス

誰にでも「最近の若者は…」と言われて心外だと思った経験があるのではないでしょうか。しかし、いざ自分が先輩になると新人の言動にジェネレーションギャップを感じる人は多々いるようです。今回は“30代女性が度肝を抜かれた「新人のあり得ないひと言」”についてご紹介します。 まだお世話になるかわからないのに、初対面でそんな挨拶するなんておかしいと思います 「初めて新人と外回りをした時の話です。得意先の方がちょっと気難しい人なので『くれぐれも失礼のないように』『きちんと「お世話になります」と挨拶してね』とアドバイスしたのですが…。 彼女は『まだお世話になるかわからないのに、初対面でそんな挨拶するなんておかしいと思います』と言い出して。すかさず『私だって「いつもお世話になります」と言っているのよ』と反論すると、彼女は『本当にそう思っているんですか?』と眉をひそめる始末。 仕事をする上で当たり前の挨拶だと思っていただけに、新人が納得いくにはどう説明すればいいのか、頭を悩ませることに。事あるごとに彼女を説得するのも大変です」(亜佐美・仮名/32歳/営業) 新人を指導する時「わからないことがあったら何でも聞いてね」とよく言いますね。でも、今回のように身勝手な言い分を通されて対応に困ることも。時間をかけて相手を説き伏せるのも、先輩の仕事のうちではないでしょうか。 先輩が叱らないのは私に期待していないからですか? 「うちの部署は月初めがとても忙しいです。とある資料を確認していたら、新人のミスを発見したので『ここの計算間違っているよ、今度から気をつけて』と注意することに。 彼女は真面目な性格なので、私がそこまで叱らなくても十分反省すると考えたのです。すると次の瞬間『先輩が叱らないのは私に期待していないからですか?』と彼女は大声で泣き出して。たしかに『叱るのは期待しているから』と言うけれど…彼女はこの言葉を真に受けた様子。 慌てて『あなたが普段から頑張っているから叱る必要がないと思ったのよ』とフォローするも、時すでに遅し。良かれと思ってしたことでこんな目に遭うなんて…彼女のネガティブさにはどうもついていけません」(真樹・仮名/35歳/経理) たとえ悪気がなくても、相手の気分を害してしまうことってありますね。新人がマイナス思考なら、こちらの発言の真意を根気よく伝えたいところです。円滑に仕事ができるよう努力は惜しまないようにしましょう。 謝罪の気持ちを形にしようと思ってお菓子を買ってきたので、こんな時間になっちゃいました 「私は、オフィス街にある飲食店に勤めています。ランチ時になると昼休みに入った会社員で大賑わいになるので、こちらも人数を多めにして対応することに。 ある日『寝坊したので遅れます』と新人から電話があり『とにかく急いで来て!』と話したのですが…。待てど暮らせど彼は一向に姿を現さず…結局昼の営業が終わってしまったのです。 しばらくすると『遅刻してすみません』と彼は荷物片手に店に入って来て…『なぜこんなに遅いの?』と責めると『謝罪の気持ちを形にしようと思ってお菓子を買ってきたので、こんな時間になっちゃいました』と言うじゃないですか。 一刻も早く職場に来るべきなのに…今後も同じことを繰り返さないよう徹底的に指導しました」(柚奈・仮名/38歳/飲食店勤務) 何事も優先順位をつけるのが苦手という人は少なくありません。新人は仕事に不慣れなので、先輩として厳しく意見する必要もあるでしょう。今回の失敗を次に生かせるようにしたいですね。 以上、“30代女性が度肝を抜かれた「新人のあり得ないひと言」”でした。 新人が驚くような振る舞いをしても、すべて受け止められる広い心を持ちたいですね。早く職場に慣れてもらうことで、より仕事がスムーズに運ぶでしょう。 ©metamorworks/Adobe 文・菜花明芽 https://ananweb.jp/anan/543235/ Source: ananweb

  • 2024.04.08

職場での扱いに困りました… 女性たちが頭を抱えた「驚きのモンスター新人」3選 – 文・並木まき | ananweb – マガジンハウス

新年度が始まり、職場に新人が入ってきたという人も多いでしょう。しかしそれが、困った言動を繰り返すモンスター新人の場合もあるようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、みんなが扱いに困ったという「モンスター新人のエピソード」をピックアップしてお届けします。 すぐに親を出す 「親が同業の中小企業を経営している、という新人が入ってきたことがあったんです。彼は先輩や上司から受けた指示に納得がいかないと、すぐに『親に聞いてから判断します』と言うので、扱いにはかなり困りました。その新人は将来的には実家の家業を継ぐ予定で、何年かは修行のためにとうちの会社に新卒で入ってきたらしいのですが…。コネクションで入社をしたのか、平然と“親”を出してくる機会があまりにも多すぎて、職場ではかなり嫌われていました。仕事ができればまだマシでしたけど、まったく機転も効かない人で、入社後すぐに職場の“お荷物”になっていましたね。本当は5年くらい勤めるつもりだったらしいのですが、1年と持たずに退社をして、親の会社に入ったと聞きました」(36歳女性/製造) 修行という名目で入社してくる新人のなかには、こういった勘違いタイプもいるのでしょう。周囲が困惑していることにすら気が付かず、勘違い路線を突っ走るケースも少なくないようです。 結果主義すぎる 「とある新人が私の直属の部下になったときの話です。その新人は、やけに“結果主義”を掲げている人で、仕事は結果さえ出していれば、あとは何をしてもいいという価値観の持ち主。ところが、まだ新人だから結果なんて話にはならず、まだまだ仕事を覚えなくてはいけない時期なのに、デスクではSNSをやりまくり、平然とネットサーフィンまでしているというトンデモない勤務態度でした。見るに見かねて私が注意をしたところ『早く仕事で結果を出したいのに、指導ばかりで現場に出してもらえていない』と逆ギレされ、収拾のつかない事態に…。もちろん職場では『困った新人が入ってきた』という雰囲気が強く、私は同僚からも同情されましたが、何度指導をしても態度は変わりませんでした。そのうちに別の会社に転職をしていきましたけど、うちの職場にいるあいだ、その新人が“結果”を出したことは一度もなかったです」(35歳女性/サービス) 結果を出さないのに結果主義者な人は、さぞ厄介な存在でしょう。口が達者な新人がこのタイプだと、指導する側は苦労しても無理はありません。 スーパーポジティブ 「私の後輩に、スーパーポジティブな新人がいました。仕事に関する指導や注意をすると『勉強になります!』と返事だけはいいのですが、注意された内容を改善してもらえなくて、とても苦労しましたね。どんな話をしても返事だけはよく、思考もスーパーポジティブで、自己啓発に沼っている雰囲気の人でした。口答え等は一切ないものの、むしろそのせいでその人が何を考えているのかまったくわかりませんでした。失敗をしても落ち込むことなくポジティブな姿勢は評価に値したのかもしれません…。まったく改善を伴わない表面だけのポジティブさだったので、仕事に良い影響が出ているようには見えなかったです」(38歳女性/メーカー) ポジティブなことが、必ずしもプラスに働くとは限りません。注意されている内容を聞き流し、ポジティブでいることだけを重視する態度では、返事だけがよくて中身が伴わない仕事ぶりになってしまいがちでしょう。 モンスター新人が身近にいると、頭を悩ませるタネにもなりやすいですよね。相手がモンスターであるほど、指導をしても“糠に釘”といった状況になりやすいだけでなく、強い被害者意識から「パワハラ」と騒ぎ出すパターンもあるため、扱いに困る事例は決して少なくないようです。 ©健二 中村/Adobe Stock ©japolia/Adobe Stock 文・並木まき https://ananweb.jp/anan/542425/ Source: ananweb

  • 2024.03.28

恥ずかしくて二度と忘れられません… 春になると思い出す「新年度の失敗談」 – 文・並木まき | ananweb – マガジンハウス

新学期や新年度が始まる4月は、環境の変化によって思いもよらなかった出来事にも遭遇しがちかもしれません。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、恥ずかしすぎて記憶に残っている! という「新年度の失敗談」をご紹介します。 おかしな敬語で評価がダダ下がり 「私は学生時代から上下関係のない環境を好んでいたので、敬語を含めて目上の人と接する機会がとても少なかったんです。だから、社会に出てから敬語の使い方や目上の人に対する態度がわからなくて苦労しました。新卒で入った会社では『マナーのない人だと思われたくない!』と思い、マナー関係の本を読み漁って完璧な状態で臨んだはずだったのですが…。誰に対しても『さようでございますか』『おっしゃるとおりでございます』などときちんとした敬語を使っていたところ、『あの子はよそよそしくて扱いにくい』『言葉に心がこもっていなくて、話していて疲れる』などと、影で評価がダダ下がりになっていたことを知りました。敬語についてよくわかっていなかった当時の私は、最上級の言い回しと思われる言葉を使っておけば間違いない! と信じていたのですが、敬語にもニュアンスや種類があり、TPOに応じて使い分けるべきなのだと後になって理解しました。今思い返しても、あの頃の私の敬語は不自然だったし、笑われても仕方ないなって思います(笑)。思い出すだけで恥ずかしいです」(30歳女性/メーカー) 敬語の使い方は、慣れないと不自然になってしまいがち。敬語の種類は多いので、自分では丁寧に完璧な敬語を話しているつもりでも、周囲が違和感を覚えてしまう言い回しを使っていると、かえって評価が悪くなる場合もあるのでしょう。付け焼き刃ではない、最低限のマナーはなるべく早めに習得しておきたいですね。 慣れないスーツに経血のシミが… 「社会人になるまではスーツなんてほとんど着たことがなくて、いつもスウェットなどゆるめのファッションでした。だからスーツのときに気をつけるべき点もわかっていなくて、月経中に白いスーツを着て出勤し、お尻に血のシミがついてしまったことがあります(泣)。ダークカラーのルーズなズボンなら血が目立つことはほとんどなかったのに、淡い色のピタッとしたボトムスだと、ちょっと漏れているだけですぐにシミが目立つんだな…とびっくり。長時間トイレに行けない仕事だったので、月経用品を替えるのに時間がかかってしまっていたのも原因かもしれませんが、まさか自分が血のシミをつけて歩いているなんて思ってもいなかったから、ものすごく恥ずかしい思い出です。それ以来、月経の日には淡い色のボトムスは一切穿かなくなりました」(29歳女性/サービス) 月経のときに着慣れない服を着ていると、予想外のアクシデントに見舞われることも。仕事によっては座りっぱなしだったり、頻繁にトイレに行けなかったりと、より注意しなければならないのでしょう。 みんなと仲良くしようとしたら男好きの噂が… 「新卒で新しい会社に入ったばかりの頃、誰からも好かれたくてみんなと仲良くしようと張り切っていた私は、男女関係なく誰にでもニコニコして軽いスキンシップもしていました。すると、しばらくしてから『あの人は男好き』『既婚者にもスキンシップをするから危険』などと、変な噂が流れ始めてしまったんです…。その会社はどちらかというと真面目な社風で、社員同士のコミュニケーションは仕事の話題のみという感じの人が多かったから、積極的に周囲と関わろうとする言動が浮いてしまったのかもしれません。まさか自分が男好きのレッテルを貼られるなんて思ってもいなかったので、すごくショックでしたね。それから10年以上経った今は、もう別の会社に転職しましたが、その会社にいるあいだは白い目で見られ続けたので、今思い出しても私にとっては嫌な思い出です」(35歳女性/IT) 親近感を持ってもらいたくてフレンドリーに接していても、シチュエーションによっては違和感を招く場合があります。独りよがりにならないように、周囲との距離感をはかることが大事なのでしょう。 環境が変わる人も多い4月は、期待に胸を膨らませる人も多いタイミングです。しかし張り切りすぎて空回りをしてしまうと、失敗につながりがちなのも確かでしょう。後から振り返っても笑い話にならないような思い出は、なるべく避けられるように気をつけたいですね。 ©ponta1414/Adobe Stock ©taka/Adobe Stock 文・並木まき https://ananweb.jp/anan/540722/ Source: ananweb

  • 2024.03.14

【職場で嫌われる人あるある】女性が思わずうんざりした「先輩のネガティブすぎるひと言」 – 文・菜花明芽 | ananweb – マガジンハウス

円滑に仕事を進めるには、周りの人とコミュニケーションを取ることも大事ですね。しかし、相手からネガティブな言葉を聞いてたちまちやる気がうせてしまうことも少なくありません。今回は、“女性が思わずうんざりした「先輩のネガティブすぎるひと言」”についてご紹介します。 新しい試みはたいがい失敗するものだよ、俺もそうだったから 「最近、念願の企画部に配属されました。ずっと憧れていた職場なので、私はやる気がみなぎっていて…やりたいことを資料にまとめ先輩に提出することに。すると『新しい試みはたいがい失敗するものだよ、俺もそうだったから』と一蹴されてしまって。 資料を見ようともせず、上司に話を通してくれる様子もありません。先輩の不誠実な対応に『あなたと私を一緒にしないでください』と反撃したかったけれど、グッと我慢。相談相手を間違えたと思い、他の先輩に何度かかけあって…その結果、私の企画は高く評価されたんです。 最初から『何をしても無駄』と諦めている先輩を追い越し出世したので、内心スカッとしました」(瞳・仮名/25歳/企画) 何事もやってみないことには結果がどうなるかわかりませんね。また自分が失敗したからといって、相手にも諦めるよう促すのはかなり独りよがりではないでしょうか。納得いかないなら一度のチャレンジで諦めず、違う方向からアプローチし続けるのもひとつの手です。 みんなで私の悪口を言っているんでしょ 「職場にとても根暗な先輩がいます。休憩時間に同僚たちと談笑していると、突然やって来ては『みんなで私の悪口を言っているんでしょ』と言いがかりをつけてくるのです。 『そんなこと言うわけないじゃないですか』となだめても『陰口を叩いていたに違いない』と涙ぐみながら主張してきて。思い込みが激しくてこちらが何を言っても聞く耳を持たず…。仕事が忙しい時はちょっとひと息入れたいこともあって、休憩はみんなにとって癒しの時間だったのですが…。 だんだん職場が静まり返るようになって…誰もおしゃべりしていないことに満足した先輩だけがニッコリ。おかげでこちらはストレスが溜まるばかりで…被害妄想が激しい先輩に困っています」(菜那子・仮名/24歳/事務) 職場の人間関係は必ずしもうまくいくとは限りませんね。今回のように何かにつけて難癖をつけてくる人がいるとなると、たちまち職場の居心地が悪くなることも…。自分のためにも一人でリラックスできる方法を探してみましょう。 私に何かお願い事されるの嫌なんでしょ! 「うちの部署は月初めがとても忙しいです。その日も仕事に追われていると、とある先輩に声をかけられました。何事かと思ったら急ぎの用を頼まれたので、さすがにキツいなと感じていたら『私に何かお願い事されるの嫌なんでしょ!』と先輩が怒鳴り出したのです。 本音が顔に出ていたのかなと思って『嫌じゃないですよ』と作り笑顔を見せてその場を乗り切ったのですが…。すると同僚が『俺もよく同じことを言われるよ』『ああいう言い方をされると仕事のモチベーションが下がるよね』と同情してくれて。 先輩は口を開けばネガティブなことばかり言うので、会話する機会が減るよう私から距離を置くことにしました」(絵理奈・仮名/26歳/経理) たとえ先輩だとしても、人に何か頼む時に上から目線だとかなり悪印象になるのではないでしょうか。「忙しいところ申し訳ないんだけど…」のひと言があれば相手の受け取り方もだいぶ変わったはずです。 以上、“女性が思わずうんざりした「先輩のネガティブすぎるひと言」”をご紹介しました。 やる気を削がれると仕事が思うように進まなくなることもありますね。相手だけでなく、普段から自分の発言にも十分気をつけたいところです。雰囲気のいい職場づくりを心がけましょう。 ©metamorworks/Adobe 文・菜花明芽 https://ananweb.jp/anan/537963/ Source: ananweb

  • 2024.02.24

「お暇なときに」は絶対NG!【ビジネスマナー】上司に使ってはいけない敬語7選 – 文・能美黎子 | ananweb – マガジンハウス

知らないうちについ使ってしまっていることも多いNG敬語。「知らずに使ってしまって恥をかいた」なんてことは避けたいですよね。特に、上司に対して間違って使ってしまうと、査定の対象になってしまう可能性も…。今回は、今さら聞けないNG敬語について、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。 上司に対するNG敬語 【元社長秘書のマナー講座】vol. 25 日常的に使うのは問題がなくても、ビジネスで使用するとあまり良い印象を与えない言葉が存在します。そんな言葉を「ビジネスシーンで知らず知らずのうちに使ってしまって恥をかいた」という経験がある方も少なくないのではないでしょうか。 ビジネスシーンで使う敬語は、相手に対する敬意を正しく表現することが大切です。上司と部下の関係性のなかで間違った敬語を使ってしまうと、場合によっては評価が下がってしまう可能性があります。今回は、上司に対する避けた方がいいNG敬語についてご紹介します。春から新社会人になるかたもぜひ参考にしてくださいね。 ビジネス敬語7選 仕事で上司に対して避けたほうがいい「ビジネス敬語7選」をご紹介します。 その1. 「さすがです」 「感銘を受けました」など自分がどう感じたかを言葉で伝えよう 上司に対して、つい「さすがです!」と言いたくなる場面があるかと思います。しかし、「さすが」という言葉には褒める意味があり「評価する」ことになります。評価は、目上の人が目下の人に対して行うのが基本となるため、失礼にあたります。「さんのセンスを見習いたいです」「さんのお客様対応、いつも勉強になります」や「感銘を受けました」「敬服いたしました」など、自分がどう感じたかを別の言葉で伝えるといいでしょう。 その2. 「お暇なときにでも」 正しいビジネス表現は「お手すきの際にお願いいたします」 「暇」という言葉は、受け取り方によっては不快にさせてしまう可能性があるため使用は控えましょう。上司に依頼する際に、「確認をお願いします」「対応願います」と要件のみを伝えるよりも、上司の業務状況や予定に配慮している意思が伝わる「お手すきの際に」という表現を使うのが好ましいです。 その3. 「お客様をお連れしました」 正しいビジネス表現は「お客様がお見えになりました」 「お客様」は、「客」に「お」「様」を付けた丁寧な表現であり、敬意を払う敬語表現です。しかし、「お連れしました」は敬意を払っている相手が「連れてきた相手」に対する敬語になるため間違いです。「お客様がお見えになりました」「お客様をご案内しました」などと表現しましょう。 その4. 「ご一緒します」 正しいビジネス表現は「ご一緒させていただきます」 「ご一緒します」という表現は、単なる丁寧表現であって謙譲語ではないため使用を控えた方が良いでしょう。上司に対する敬意を込めて「ご一緒させていただきます」や「お供させていただきます」と言った表現が好ましいです。 その5. 「私には役不足です」 正しいビジネス表現は「力不足」 「役不足」の意味は、その人の能力に対して与えられた役目が軽すぎることを意味します。その役を務めるには自分の力が不足していることを伝えたい場合は「力不足」が正解です。「私には役不足です」と言ってしまうと、逆の意味になってしまうので要注意です。 その6. 「言い忘れました」 正しいビジネス表現は「失念しておりました」 「失念しておりました」は「忘れていた」の謙譲語となり丁寧で誠実な印象を表現できる言葉です。「申し訳ありません、失念しておりました」などのように、謝罪の言葉と一緒に使いましょう。 その7. 「伺っていますか」 正しいビジネス表現は「お聞きになっていますか」 「伺う」は謙譲語です。自分がへりくだるときに使いますので目上に対しては使えない表現です。この場合は「お聞きになっていますか?」「例の件、ご存知でしょうか」などと使いましょう。「伺う」は「お伺いしてよろしいですか」というように、自分が相手に聞く場合に用いることができます。 おわりに 知らないうちに使っていた言葉があったというかたもいたのではないでしょうか。正しい言葉遣いは、上司とより良い関係を築くために必要不可欠です。上司だけでなくお客様や取引先などに対して、場面に適した言葉選びを心がけましょう。4月から社会人になるというかたは、ビジネス用語を正しく使いこなせるように、事前に確認しておきましょう。 <筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。 ©孝広 河野/Adobe Stock 文・能美黎子 https://ananweb.jp/anan/534552/ Source: ananweb

  • 2023.12.28

「やる気はあるけど、仕事ができない人」の意外な原因。職場での適切な対応を専門医が解説

 職場で見かける、なぜか「仕事が空回りしてしまう」人たち。助言してもなかなかうまくいかない場合、ときには「やる気がないのでは?」と相手にネガティブな感情を抱いてしまうことも少なくありません。  しかし、実はその背景には「 […] Source: 女子SPA!

  • 2023.12.14

【職場で嫌われる人あるある】正直鬱陶しくて仕方なかった「上司の余計なひと言」 – 文・菜花明芽 | ananweb – マガジンハウス

職場で良好な人間関係を築くのはとても大変なことですね。ふと上司から投げかけられた言葉にイライラさせられることも珍しくないようです。今回は“正直鬱陶しくて仕方なかった「上司の余計なひと言」”についてご紹介します。 これさんがダメ出ししたから作り直して 「上司はなにかにつけて私に話しかけてきます。その日も、新人が作った資料を手に『これどう思う…?』と声をかけてきて。 『出来がいまいちなんだよね』と上司が不満そうな様子を見せるので、私も資料にさらっと目を通して『そうですね』と答えたんです。すると、上司はその足で新人の元へ行き『これさん(私)がダメ出ししたから作り直して』と言うじゃないですか。 なぜ私だけを悪者にするの…? と戸惑っていると、上司は『さんは新人に厳しいね』と聞こえよがしに嫌味を言う始末。職場の雰囲気が悪くなり、いたたまれなくなった私はその場を離れることに。今後は上司に意見を求められないよう一定の距離を置くことにしました」(沙希・仮名/29歳/企画) 上に立つ人間が部下に責任を押しつけるなんて、この上司はかなりずる賢いのではないでしょうか。すぐに「上司も同じ意見ですよね」と周りに聞こえるように発言し、一人悪者になることを避けたいところです。 さん手を止めない! 早く作業して! 間違えないよう確認も忘れないこと 「入社した頃の話です。経理部は月末に締め切った作業の処理をするので、月初めはとても忙しくて。当時仕事に不慣れで大きなミスを侵してしまい『今度から気をつけます』と上司に謝罪したことがありました。 誰にも責められることなく翌月を迎えたのですが…。上司が『さん(私)手を止めない! 早く作業して! 間違えないよう確認も忘れないこと』とまるで母親のように口出ししてくるようになったのです。 もちろん自分のミスが原因だと痛感しているものの、あれから数年経っているのに未だに激しく注意を続ける上司。周りから『仕事ができない人』と見られているような気がして…否定的な言葉を受け流し、仕事に邁進することで上司を見返したいと思います」(美乃梨・仮名/26歳/経理) 働く上で上司に指摘を受けることは多々ありますね。しかし、一度言えばわかるのに、何度も注意されるとやる気が失せてしまうでしょう。あまりに上司がうるさいのなら「もう十分わかっています」と本心を伝えるのもひとつの手です。 何を偉そうに! あなたも最初生徒の前でおどおどしていたじゃないの 「新任教師の指導を担当しました。彼女は初めての授業ということもあり、教壇に立つと緊張していたのか少し落ち着かない様子。 その後職員室で『生徒の前では堂々として』『もっと自信を持っていいから』と新人にアドバイスをしていたのですが…。すると、近くにいた先輩教師が『何を偉そうに! あなたも最初生徒の前でおどおどしていたじゃないの』と身も蓋もないことを言い放ったのです。 せめて『自分(先輩教師)も同じだったよ』」と語るならいいけれど、わざわざ私の過去を持ち出さなくてもいいのに。その結果、新任教師は私の話にまったく耳を傾けてくれず…。先輩教師の余計なひと言が許せなかったので、徐々にフェードアウトすることにしました」(めぐみ・仮名/30歳/教師) その場にあった言葉選びをするのは意外と難しいですね。今回のように、たとえ事実だとしても率直すぎる発言をすると相手の立場がなくなることもあるでしょう。もし、失言してしまったらしっかりフォローに回ることも忘れずに。 以上、“正直鬱陶しくて仕方なかった「上司の余計なひと言」”をご紹介しました。 職場に嫌いな人がいなければ、仕事はもっとはかどるのではないでしょうか。でも、自ら人間関係を選べるわけではないのでそう簡単にはいかないようです。相手とうまくやりたいのなら、つかず離れずの距離を大事にしましょう。 ©Krakenimages.com/Adobe 文・菜花明芽 https://ananweb.jp/anan/522229/ Source: ananweb

  • 2023.10.20

【職場で嫌われる人あるある】30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」 – 文・菜花明芽 | ananweb – マガジンハウス

仕事に向かう姿勢は人によって違いますね。そのため、こちらが良かれと思って注意しても、相手から予想外の言葉が返ってくることは珍しくないようです。今回は“30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」”をご紹介します。 そんなこと言われなくてもわかっていますよ! 今やろうと思っていたのに 「重要な会議が押し迫っていました。そこで使う資料がまだできていなかったので、心配になり担当の後輩に『早くしないと会議に間に合わないよ』と声をかけたのですが…。 彼女は急にムッとして『そんなこと言われなくてもわかっていますよ! 今やろうと思っていたのに』と私を睨みつけてきて。まるで子どものいい訳じゃないですか…私はあまりの発言にドン引き…それなら『わかりました! すぐにやります』と言えば、素直さを感じる分まだ救いがあるのに。 この後輩はやることが遅い上に、何か言うといつも口答えばかりするんです。正直厄介なので、大切な仕事はなるべく他の後輩に頼むことにして、彼女とは一定の距離を保つことにしました」(香音・仮名/35歳/企画) 先輩に何か注意されたら、弁解をするのではなく柔軟な対応を見せたいですね。今回のように、口答えすることで反感を持たれることも…。ちゃんと仕事をしたいなら、相手の気持ちを考えた受け答えをしましょう。 すみません…! 責任を取ってすぐに仕事を辞めます 「真面目な後輩の話です。彼女は普段から一生懸命働いているので、私はそれをとても評価していました。 ある日、重要な書類に計算ミスが見つかって…その後輩に『ここ間違っているからすぐに直して』『もっと集中しないとダメよ』と少し強い口調で注意したんです。すると彼女は涙目になって『すみません…! 責任を取ってすぐに仕事を辞めます』と言い出して。私は『反省するのはいいけれど、何も仕事を辞めることはない』と必死で彼女をなだめることに。 ところが、その後も彼女は事あるごとに『仕事を辞めます』と宣言する始末。後輩が泣くたび『またか…』と周りの雰囲気も悪くなって…先輩として彼女にどう接するべきか頭を悩ませています」(文乃・仮名/32歳/経理) 時と場合によって、責任を取って自分から職を辞することもありますね。しかし、これが決まり文句になってしまうと、その信用性はすぐに失われるのではないでしょうか。その場から逃げるのではなく、きちんと仕事と向き合いたいところです。 言い忘れたんじゃなくて、あえて伝えなかったんです 「新人社員がうちの部署に配属になりました。ある日、社長に来客があったのですが、本人が席を外していて…相手を待たせるという本来あり得ない事態に。 スケジュール管理をしていた新人に『来客予定を社長に言い忘れたでしょ』と詰め寄ると、『忘れたんじゃなくて、あえて伝えなかったんです』と素知らぬ顔。続けて『それくらい社長も把握していると思って』と信じられない言葉を放ったのです。正直に間違いを認めるなら、こちらの気も収まったのですが…。 こんな風に新人がミスするたび、監督不行き届きで私が社長に叱られて…到底納得することなんてできず。どんなに指導しても態度を改めなかったので、彼女は早くも他の部署に異動になりました」(千昭・仮名/31歳/秘書) 間違いを指摘されたにもかかわらず「自分は正しい」と言い張るとなると、一気に印象が悪くなりますね。その結果、相手に匙を投げられても仕方ないのではないでしょうか。まずは「私のミスです」と認めることで、この現状を打開しましょう。 以上、“30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」”をご紹介しました。 「ごめんなさい」と言えない人が意外と多くいるようですね。仕事でミスをして慌ててしまっても、きちんと謝罪の言葉を口にするかどうかで周りの反応もだいぶ変わるはず。より良い環境で働きたいなら、素直になることも大事と言えるでしょう。 ©Kanazawa photo base/Adobe 文・菜花明芽 https://ananweb.jp/anan/511941/ Source: ananweb