色気

  • 2024.03.21

思わず目が離せません…!【彼の星座別】男性が「女性に色気を感じる瞬間」 – 文・沙木貴咲 | ananweb – マガジンハウス

色気と言っても何をどう魅力的に感じるかは人それぞれ。スタンダードなセクシーさにドキドキする男性もいれば、斜め上を行くところに色っぽさを見出す男性もいます。性格や好みによって感じ方が変わる“色気”の傾向を、男性の星座別にまとめました。 おひつじ座(3月21日~4月19日生まれ) おひつじ座男性は女性が甘えるしぐさや表情に色気を感じるでしょう。基本的にはサッパリした自立心のあるタイプを好みますが、できないことを素直に認めて「助けてほしい」とお願いされるとキュンとなるはず。心の中で腕まくりしてやる気を出すに違いありません。 また、普段は一人で何でもできる女性が、ふとしたときに見せる弱さにグッとくる傾向も。頼りなさげに「相談したいことがある」と言ったり、小首をかしげて「手伝ってくれる?」とお願いしたりすると彼はドキッとするでしょう。 おうし座(4月20日~5月20日生まれ) おうし座男性が女性に色気を感じるのは、いい匂いを嗅いだときです。すれ違いざまにシャンプーや香水の香りがフワッと漂うと思わず振り返ってしまうはず。それまであまり注目していなかった相手でも、「あの人のことを知りたい」と興味を持ち始めるでしょう。 また、おうし座男性はパンツルックよりスカートコーデを好み、清楚な雰囲気のあるファッションに好印象を抱く傾向があります。やわらかそうな生地のフレアスカートから伸びる足が華奢なパンプスを履いているのを見ると、「かわいい」「触れてみたい」とドキドキしてくるでしょう。 ふたご座(5月21日~6月21日生まれ) ふたご座男性は知的でフレンドリーなタイプを好むので、色気をわかりやすくアピールする女性はどちらかというと苦手でしょう。露出の多いコーデやフェミニンすぎるファッション、きつい香水などにはむしろ閉口してしまうはずです。 そんなふたご座男性が思わずドキッとするのは、異性を感じさせない女性がしなやかな甘さを漂わせるとき。伏せた目をゆっくり開けてじっと見つめてくるとか、指先まで繊細に神経が通っていることを思わせる優雅な動きで髪を耳にかけるなど、何げない動作に色気を感じるでしょう。 かに座(6月22日~7月22日生まれ) かに座男性はメイクやファッションでわかりやすく色気を見せる女性を苦手に感じるでしょう。家庭的なナチュラル派を好み、セクシーなタイプは恋愛対象に見ない傾向があるので、露出が目立つ服で意味ありげな目線を送られても困惑してしまいます。 それよりは、爪や髪が丁寧に手入れされているとか、きれいな肌を見るとドキッとするはず。華美に飾り立てなくても自然体の美しさを保っている女性に目を奪われるでしょう。つやつやの髪やなめらかな腕に触れてみたいと思うようです。 しし座(7月23日~8月22日生まれ) しし座男性はパッと見て目を引くようなインパクトのある女性を好むでしょう。メリハリのあるファッションや濃いめのメイクなど、気合の入ったオシャレをするタイプに色気を感じます。カジュアルな服やナチュラルメイクには「野暮ったい」と興味が持てないかもしれません。 そんなしし座男性がドキッとするのは女性がハッキリと意思表示するとき。駆け引きなく自分の気持ちを明確に示すのを見ると、「自分のものにしたい」と独占欲に駆られるでしょう。彼に告白するならモジモジしないで堂々と、ストレートに「あなたのことが好き」と言うのが良さそうです。 おとめ座(8月23日~9月22日生まれ) おとめ座男性は繊細で賢く、上辺だけを取りつくろったような色気はすぐに見抜いてしまうでしょう。セクシーな外見の女性より、言葉遣いが丁寧で振る舞いが礼儀正しい女性にドキッとするはず。セクシーとは遠い印象の人ほど「色っぽい」と感じるようです。 職場でキビキビ動き回るとか、品良くハキハキ話す様子を見て、「恋人として付き合ったらどんな顔を見せるんだろう?」と思わず想像するでしょう。キチンとした言動を見せる女性に対して、付き合った後に見せる素顔のギャップを期待するはずです。 てんびん座(9月23日~10月23日生まれ) てんびん座男性は手の動きや身のこなしに上品さを感じるとドキドキするでしょう。男性には真似のできないしなやかさや、女性ならではの繊細さに色気を感じるようです。特に、タイトスカートを履いて組んだ足、ウエストを強調して腰をひねる姿には目が釘付けになりそうです。 また、女性がおしゃれを頑張っているのも「いいな」と感じるはず。アイラインの引き方が美しいとか、靴やバッグまで合わせたコーディネートをしているなど、隙なく自分を整えている女性に興味を抱くでしょう。「かわいい」より「きれい」な雰囲気に惹かれるようです。 さそり座(10月24日~11月22日生まれ) さそり座男性は色気を好む傾向があり、外見や身のこなしにセクシーさがにじみ出る女性に弱いでしょう。とはいえ、あからさまな露出やベタベタと触るようなボディタッチは「下品」と感じて敬遠してしまうはず。ふとした瞬間に垣間見える色気にドキドキします。 たとえば、スカートから覗く足や、話しかけるときに少しだけ触れる指先とか。ほかに人がいると距離を置いて当たり障りなく振る舞うのに、二人きりだと急接近するというアプローチにも心が揺れるはず。「ここだけの話」をこっそりしてくるのも色っぽいと感じるでしょう。 いて座(11月23日~12月21日生まれ) いて座男性は一生懸命になれるものを持つ女性を好むでしょう。おしゃれな服を着てきれいにメイクしているより、外見を気にせず仕事や趣味に打ち込んでいる様子に惹かれるはず。情熱を傾けるものを楽しそうに語る表情に独特の色気を見出すようです。 また、いて座男性ははつらつとした健康的な姿に色っぽさを感じるので、軽い身のこなしで動く女性を見るとドキドキするでしょう。パンツルックやカジュアルコーデなどセクシーさとはかけ離れたファッションでも、自分に似合う服を自由に楽しむ女性を「いいな」と思うようです。 やぎ座(12月22日~1月19日生まれ) やぎ座男性は女性が慎ましやかに振る舞ったり、はにかみながら笑ったりするのを見て心惹かれるでしょう。古風な恋愛観を持つので、露骨に色気をアピールされると困惑して引いてしまうはず。控えめで奥ゆかしい言動にこそセクシーさを見出すようです。 また、男性に比べて女性の肩が華奢だとか、手首が細く柔らかそうだと感じるとドキドキするでしょう。触れてみたいと思うだけでなく、「守りたい」と庇護欲を刺激されて恋心を意識します。かわいらしさに色気を感じるタイプです。 みずがめ座(1月20日~2月18日生まれ) みずがめ座男性はその人ならではの個性に色気を感じるでしょう。一般的にセクシーといわれるねっとりした魅力にはあまり興味がなく、流行や王道を外れていてもポリシーを感じさせる外見に心惹かれるはず。また、見た目よりも内面を重視して独自に色気を見出すようです。 自分のこだわりを熱く語るとか、言いたいことをストレートに伝えるなど、周りに流されない言動にみずがめ座男性は色っぽさを感じます。遠慮や忖度なく堂々とした女性を好むので、周りをちょっと振り回すくらいの言動にドキドキするでしょう。 うお座(2月19日~3月20日生まれ) うお座男性は内面重視の恋愛観を持つので、見た目がセクシーなだけではそこまで惹かれないでしょう。感受性や創造性の豊かさを感じさせるユニークな言動にドキドキします。また、露骨な色気よりやさしく包み込んでくれそうな母性に心を奪われるはずです。 やさしく頼りがいのある女性を好むうお座男性は、大らかに振る舞うタイプに「甘えさせてくれそう」と期待を膨らませます。ゆったりした身のこなしや優しそうな微笑みにあたたかな色気を感じるでしょう。抱きしめられて癒されたいと甘い気分になるはずです。 沙木貴咲 ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。 ©NDABCREATIVITY/Adobe Stock ©Minerva Studio/Adobe Stock 文・沙木貴咲 https://ananweb.jp/uranai/538470/ Source: ananweb

  • 2024.03.17

尾崎世界観「意外とエゴサーチがいいんです。腹も立ちますけど (笑) 」 バンドマン特有の“色気”を分析 | ananweb – マガジンハウス

音で、声で、振動で、肌に伝わる音楽。そんな音楽を通して薫る、目には見えない色気は、いつの時代も我々を魅了する。なぜ、バンドマンはこうも色気を醸すのか? 艶麗なライブパフォーマンスで人々を惹きつける尾崎世界観さんに、その色気の正体を考察してもらった。 怒りや苛立ちを隠せず、自分の欲望に素直なバンドマンが好き。 バンドマンから放たれる、アンニュイな色気。クリープハイプのフロントマンである尾崎世界観さんが魅了されるバンドマンには、“照れ”があるという。 「自分が色気を感じるのは、ちゃんと照れている人。人前に立って、自分が作ったものを表現するというのは、やっぱり恥ずかしいことなんです。学生時代に初めて曲を作って歌った時からそうで、恥ずかしいからこそ人に見せる価値があると思ったし、年々、その考えは強まってきています。逆に、自信に満ち溢れた人には色気を感じません。あと、ステージで芝居がかった振る舞いをする人にも惹かれないですね」 キャリアを積んで人気が出れば自信がつく。自信と反比例するように、バンドマンの色気のコアにある“照れ”が薄れてきてしまう。そのことに尾崎さんは自覚的だ。 「だんだんと、否定的なことを言ってくれる人がいなくなる。だから、常に自分自身にネガティブな視線を向けるように意識しています。それには意外とエゴサーチがいいんです。腹も立ちますけど(笑)、“確かにな”と思うことが一つでもあれば、こちらにとっては得しかない。損得関係なく文句を言ってくれる存在は、いま周りにはなかなかいないので、一つの意見として受け止めています」 SNSで書かれていることが多数派のように聞こえてしまう時代にあって、色気の在り方にも変化が起きているよう。 「バンドも、ファンの声や反応に過剰に引っ張られているところがありますよね。ファンの見方がより高度に、評論家っぽくなってきている。だから、もしかしたら“色気”というのも、各媒体やSNSで言語化されすぎて、感じる前に消えてしまっている可能性もありますよね。自分が名乗っている“世界観”は、説明しがたいものをとりあえずそういうものにしておくための言葉という印象ですが、“色気”だって、もうちょっと言葉にならない、伝わり切らない感情だったはずです」 詞に限らず、エッセイや小説も書く尾崎さん。言葉の使い手として色気は意識しているのだろうか。 「発する側としては、何でも好きに言うわけにいかない状況で、どう伝えようか考えるのもゾクゾクしますね。バンドにとって、大前提として、作品は自分を演出するためのものではなくて。もし自分から色気が出てるのだとしたら、歌っているうちに、自分自身さえも知らずにいたそういう要素が奥のほうから出てくる、そんな流れが理想ですね。歌詞は、わかりやすくエロいことを書くとコミカルになってしまうので、そこにすごく気を遣っています。もちろんわかりやすいエロに色気を感じる人もいるので、その辺りの線引きが難しいんですけどね。文章を書いている時は、その姿を誰かに見られるわけではないので、色っぽくある必要もない。それなのに、読むとそこに表現したいすべてが詰まっていて、かつ色気が感じられる、そんな文章に憧れます」 バンドマンとオーディエンスとの、目には見えないコミュニケーションの上に成り立っているライブ。毎回、湧き出る感情が違うのも生ものの醍醐味だが、うまくいかないと感じた時のほうが、観客の満足度が上がることがあるそう。 「ライブって、お互いに空気を窺っている感じがあって、それがぴったり合う日もあれば、合わない日もあるんです。合わないと“なんでこんなに早く拍手がくるんだろう、もうちょっと待ってくれてもいいのに”などと、ちょっと気が立ってくる。でも何かしらの隙が自分にあるからそうなっているはずだし、そんな自分にイライラしてくるんですけど、そうしたイライラや怒りによってお客さんの感情を動かすのも大事で。もしかしたら、それが色気に通じるのかもしれません。それだからか、“もっとできたのに”と自分自身が納得できていない日にお客さんからよかったと言われることもある。怒りというのは、普段の生活ではよくない感情ですが、バンドのライブでは爆音がすべてを呑み込んでくれる。自分自身、ロックバンドのライブでただハッピーになりたいわけではないんです。幸せだとか、満たされた開放的な表現をそこまで求めていないし、それをわざわざお金を払ってまで観ようとは思いません」 自分自身に向けられる怒り、満たされない苛立ち。エモーショナルな姿が露わになった時、観客はバンドマンに色気を感じ、恍惚とするのだろう。その瞬間が起こるのがステージというマジカルな場所。フェスでは時間帯によって色気の感じやすさが変わるよう。 「昼と夜とでは、音の伝わり方が全然違うんですよね。明るい時間帯よりも、暗い時間帯のほうが、音が奥のほうまで響いていくんです。そして、暗い中ではっきり浮かび上がってくるものといえば、ライトを浴びてステージに立つバンドマン。視覚と聴覚を集中させる分、色気を感じやすくなるのかもしれません」 OZAKI’S CHOICE 年代別・色気を醸すバンドマン尾崎さんが年代別に選んでくれた、色気を感じるバンドマンたち。 「夢を叶えてプロになり、ステージに立ち続けていても、まだまだ理想には追いつかない。それでも“よかった”と言われる苦しさ、理解してもらえない自分自身への怒り。お客さんを喜ばせるプロとしては、出してはいけないのかもしれないけど、そうした感情を隠せず自分の欲望に素直なバンドマンが好きです。自分がそういう人間だから、そういう人を見たり、音楽を聴いたりして、安心しているだけなのかもしれませんが。この中でも忌野清志郎さんには不思議な魅力を感じます。人間味があるのに、神様のようでもあって。怒りや悲しみのさらに奥にある、もっと深い感情を吐き出しているように感じます」 1960’s Bill Evansクラシックを音楽的ルーツに持つ、アメリカのモダンジャズ・ピアニスト。1960年代には、ベースとドラムと共に演奏するピアノトリオを追求し、ジャズの歴史を変えた。名盤『Walts for Debby』など50枚以上のアルバムを発表。 1970’s 忌野清志郎“KING OF ROCK”の異名を持つ伝説のバンドマン。1970年、RCサクセションとしてデビュー。’70年代は、フォークからロック/R&Bへと形態を変え、時代のアイコンとなるほど人気を博した後年への礎を築く。 1980’s 大江慎也1980年、ザ・ルースターズのボーカル&ギターとしてデビュー。“孤高のカリスマ”と呼ばれ、いまも熱狂的なファンを持つ。代表曲に「どうしようもない恋の唄」「ROSIE」など。’82年、映画『爆裂都市 BURST CITY』に出演。 1990’s Kurt Cobain1980年代の煌びやかなロックを否定し、退廃的な詞や荒々しいサウンドを特徴とするグランジを確立したNirvanaのフロントマン。’91年に発表した「Smells Like Teen Spirit」で世界的成功を収めるも、’94年に自ら命を絶つ。 2000’s Zack de la Rochaヘビーメタルとラップのミクスチャースタイルを生んだRage Against the Machineのボーカル。怒りに満ちた強烈なメッセージとサウンドで一時代を築くが、2000年に解散。’07年の再結成以降も、反権力の姿勢を貫く。 2010’s  Childish Gambinoラッパー、俳優、コメディアン、作家として活躍。2019年、銃暴力や人種差別を扱った「This Is America」で、第61回グラミー賞で最優秀レコード賞を受賞。映画『スパイダーマン』シリーズのアーロン・デイヴィス役でも知られる。 2020’s チバユウスケTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTやROSSOを経て、2005年、The Birthdayを結成。’22年公開の映画『THE FIRST SLAM DUNK』のOP主題歌「LOVE ROCKETS」が、大きな話題を呼ぶ。咋年、惜しまれつつこの世を去る。 おざき・せかいかん 1984年11月9日生まれ、東京都出身。2012年、クリープハイプのボーカル&ギターとして、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。現体制で15周年を迎える。小説家としては、著書『母影』が第164回芥川賞候補に。 スーツ¥68,750(lemontea TEL:03・5467・2407) ビンテージのシャツ¥33,000(Sick TOKYO sick_shibuyatokyo) ※『anan』2024年3月20日号より。写真・須田卓馬 スタイリスト・入山浩章 ヘア&メイク・シゲヤマミク 取材、文・小泉咲子 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/537857/ Source: ananweb