野村文

  • 2024.03.04

東京ホテイソン「去年は、親が一番前に座ってました」 3回目の単独公演スタート | ananweb – マガジンハウス

東京ホテイソンの全国ライブツアー「銀鼠」がこの3月からスタート。「洒落柿」「孔雀緑」と色の名前が付けられた単独公演も、今回で3回目を迎える。 ――前回の公演はいかがでしたか。 たける:地元の岡山は客席に知り合いが多くて超やりづらかったです。 ショーゴ:あのツッコミを親の前で全力でやってスベるとキツいだろうなと思います(笑)。 たける:去年は、親が一番前に座ってましたからね。 ――今回の見どころとしては? ショーゴ:今、ちゃんと漫才に向き合おうというモードになっていて。今までツッコミを際立たせるためにそこ以外のところで笑いを取るのは避けていたんですけど、そういうのはやめて、ちゃんと漫才らしい漫才をやろうかなと思っています。元ゾフィーの上田(航平)さんが構成に入って、いろいろ見てくれています。 ――改めて、本誌初登場とのことで、お互いについて紹介してください。 たける:ショーゴは、体を鍛えていて、ネタを書いたりYouTubeの企画を考えたりしている“筋肉頭脳マン”ですね。あと、軽自動車を13分割で買うというケチな男です。 ショーゴ:たけるは“声デカマン”。まず最初に人から言われるのが「声がデカい」っていうことですね。声がデカくて、クラスの人気者。生徒会長、バンド、漫才…人前に出ることを全部学生時代に経験していて、芸人が余生だと思っているぐらいの人です。 ――結成時から変化したことは? ショーゴ:たけるはやっぱり体型ですよね。いつ痩せるんだって。 たける:これでも毎日、走ってはいるんですよ。 ショーゴ:走ってもそのぶん食っちゃってるから痩せないんだよ。 たける:(目の前に置いてあるお菓子を指し)これ4つ持って帰っていいですか? ショーゴ:これ1個で炭水化物30g入ってるから。こうなったら、逆に一回極限まで太ってみてほしいですね。そうしたら顔が可愛くなるかもしれない。今、中途半端なので。 ――ショーゴさんも鍛えて見た目が変わられましたよね。 ショーゴ:変化量で言ったら、僕の方が大きいかも。筋肉を生かしたネタをもっとやりたいと思っていて、単独ライブでもコントでやるつもりです。たぶん、今年も脱ぐと思います。(テーブルに置かれた見本誌を見ながら)僕、セックス特集の表紙になるのが夢なんですよ。いつかお願いします! たける:無理よ、カッコいいアイドルとかがやるやつなんだから!(笑) 東京ホテイソン第3回単独公演『銀鼠(ぎんねず)』 東京ホテイソンの3回目となる単独公演。3月5日の東京・渋谷からスタートし、仙台、大阪、岡山、福岡、名古屋、札幌を巡った後に東京・中野で最終公演を開催。元ゾフィーの上田航平を構成に迎え、新作の漫才やコントなど充実のステージをおくる。幕間のVTRなども見どころたっぷり! 左・たける 1995年3月24日生まれ、岡山県出身。右・ショーゴ 1994年2月1日生まれ、東京都出身。2020年の『M‐1グランプリ』決勝進出をきっかけにブレイク。現在は『ラヴィット!』(TBS系)金曜レギュラーのほか、多数の番組に出演中。 ※『anan』2024年3月6日号より。写真・中島慶子 インタビュー、文・野村 文 (by anan編集部) https://ananweb.jp/news/535214/ Source: ananweb