長続きカップル

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  • 2024.05.29

危機を乗り越えて今がある…長続きカップルが破局のピンチを克服したきっかけ3選 – 文・和 | ananweb – マガジンハウス

彼との付き合いが長くなると、破局危機に直面することもあるもの。でも、そのまま別れるカップルもいれば、困難を乗り越えてより絆が深まるカップルもいますよね。では後者の場合、どんな方法で別れを回避したのでしょうか。そこで今回は「長続きカップルが破局を防いだ方法」をご紹介します。 女性の友人が多すぎる 「私と付き合う前から女性の友人が多かった彼。しかも平気で夜中まで飲み歩くので、『不安になるからやめてほしい』とお願いしたのですが、全く聞いてくれなくて……。一度は本気で別れを考えたのですが、少し視点を変えて、私も男友達と遊ぶことにしたんです。そうしたら今度は彼のほうから『男と会わないで』と言いはじめて。そこで彼とよく話し合い、女性の友人との関係を見直してもらいました。彼も反省したのか、いまではほぼ女性の友人と会っていないですね」(26歳/IT) 彼に異性の友達が多いと不安になるでしょう。でも無理やり束縛したり、依存しすぎてしまったりすると、かえって逆効果な場合も。あえて一度女性側も自由になったほうが、彼も自分の行動を反省するかもしれません。 ゲームに課金しすぎている 「もともとゲームに興味がなかった彼が、スマホゲームにハマりだしました。しかも毎月かなりの額を課金するようになったんです。何度注意しても辞めず喧嘩になったのですが、最終的に家庭用ゲーム機を買って、そちらでゲームを楽しむようにしました。購入後は基本的に課金せずにプレイできるし、ふたりで対戦もできるので、いまでは休日に彼とゲームを楽しんでいます」(28歳/販売) いくら自分のお金とはいえ、限度を超えた課金をされたら心配になるもの。特に結婚を考えていたら、金銭感覚の違いに悩むこともあるでしょう。お金や時間の使い方は、お互いに許容しあえるラインを見つけることが大切です。 結婚に踏み切ってくれない 「同棲までしたのに、なかなか結婚に踏み切ってくれなかった彼。『今は仕事が忙しい』『あと1年待ってほしい』など、ずるずる引き延ばされてばかりいました。さすがに我慢の限界がきたので、『結婚する気がないなら別れましょう』と告げたら、焦った彼からプロポーズされました。結果的に幸せな結婚生活を送っているので、あのとき一か八かの勝負に出てよかったなと思います」(33歳/主婦) 長期交際にもかかわらず、彼が結婚に踏み切ってくれないこともあるでしょう。このまま付き合い続けても状況が変わらないと感じたら、一度距離を置くことも必要かもしれません。 以上、「長続きカップルが破局を防いだ方法」をご紹介しました。無理やり相手の習慣や価値観を変えようとするのは悪手でしょう。きちんと話し合い、ふたりで妥協点を見つけることが大切かもしれませんね。 ©GeorgeRudy/Mixmike/gettyimages ※ 2023年5月8日作成 文・和 https://ananweb.jp/anan/481206/ Source: ananweb

  • 2024.05.12

脈ナシから本命彼女に! 片思いの男性を振り向かせたエピソード3選 – 文・小澤サチエ | ananweb – マガジンハウス

脈ナシだとわかっているのに好きな人を諦められない…。そんな想いを抱えたことはないでしょうか。今回は、完全に片思いの状態から形成逆転し、付き合うところまで漕ぎ着けた経験のある女性に、“片思いの男性を振り向かせたエピソード”を聞いてきました。 諦めずに“好き”と言い続けた 「最初は全く相手にされていなかった、会社でモテモテの先輩。諦めずに“好き”という気持ちをアピールし続けました。でも心がけていたのは、絶対に見返りは求めないこと。 “好きだけど彼には何も求めていない”というスタンスで、軽いノリで食事に行こうと言ってみたり、彼が興味のありそうなイベントに誘ったりしていました。その都度“好き”と言い続けていたら、最終的に振り向いてくれました」(由紀/27歳) 女性から好意を寄せられて嫌がる男性はほとんどいません。しかし少しでも負担を感じてしまうと、逃げたくなってしまうのが性。見返りは求めず、明るくポジティブに自分の気持ちをアピールするのが良いでしょう。 素直な気持ちを伝え続けることで、いつかは彼が振り向いてくれる可能性はあります。 他の男性の存在を伝えたところ… 「ずっと曖昧な関係が続いている男性がいました。私は好きだったのですが、彼にとっては本命ではなかったようです。2年以上そんな関係が続き、私もさすがに疲れてしまって…。 他にいいなと思う男性も現れたので、彼とはもう会うのはやめようと決め、それを伝えたんです。すると焦ったのか、彼の方から付き合おうと言ってきました」(梨香/28歳) 駆け引きをしようとすると、よほど恋愛テクニックに長けた人以外は大抵失敗しますが、こちらの女性の場合は、あえて狙わずに他の男性の影をちらつかせたのが良かったのかもしれません。 リスクはありますが、なかなか本命扱いされない場合には、一か八かの勝負に出ると関係が発展する場合もあるようです。 「一緒にいると楽しいよね」を連発した 「友達の紹介で知り合った彼に、一目惚れ。私が一方的に好きで、自分から何度もデートに誘っていました。会うたびに必ず『私たちって性格の相性いいよね! 一緒にいると楽しくない?』と言うようにしていたんです。すると彼が心を開いてくれるようになって、最終的には付き合ってくれました。 後から聞いたら、最初は何とも思っていなかったけれど、『一緒にいると楽しいよね』と何度も言われるうちに、本当に一緒にいるのが楽しくなってきた、と言っていました」(めぐみ/29歳) 「楽しい」「相性がいい」など、ポジティブなことを言い続けていると、相手の心にもその言葉が刻まれやすくなります。 一緒にいるのが楽しいと彼に思わせることができれば、かなり有利になります。デート中には必ず笑顔で「楽しい」「嬉しい」などの気持ちを素直に表現するようにしましょう。 以上、「片思いの男性を振り向かせた方法」を紹介しました。人生は一度きり。明らかに脈なしの男性に告白するのは勇気が入りますが、後悔のないよう自分の気持ちをきちんと伝えるのも大切なこと。相手に見返りを求めたり、重荷に感じさせる行動は逆効果ですが、明るく気持ちをアピールすることで、一発逆転も夢ではないかもしれませんよ。 ©Westend61/Gettyimages©Witthaya Prasongsin/Gettyimages©Oana Szekely/Gettyimages ※ 2022年9月18日作成 文・小澤サチエ https://ananweb.jp/anan/436523/ Source: ananweb

  • 2024.05.09

「いい人がいない」原因とは…恋愛・婚活で「運命の相手を見つける方法」7つ – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

出会いはあるけどいい人がいない。婚活や恋人探しをしている女性が、よく嘆く言葉です。でもそれは、いい人がいないのではなく、あなたがいい人を見つける力が発揮されていないだけかもしれません。具体的な改善方法を7つご紹介します。 「いい人がいない」を抜け出すために、今すぐできること7選 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 255 婚活や恋人探しをしていると、多くの人がぶつかる壁のひとつに「いい人がいない」といった問題があります。出会いの機会はマッチングアプリ等で増やすことはできるけど、好きになれそうな人とは出会えない。この問題を解決するには、今すぐ自分の“何か”を変える必要があります。今回はその“何か”を具体的に、7個ご紹介します。 基本は目線をアップデートすること 最初にご紹介するのは、多くの婚活成功者がやっていると言われる「目線のアップデート」です。婚活や恋人探しが上手くいかないということは、原因のひとつはあなたの目線が「いい人」を見つける目線になっていないことが挙げられます。そこを変える意識を持つことで、いい人との出会いはもっと身近になるかもしれません。 相手のいい部分から意識して見る そもそも「いい人がいない」と話す人の多くは、人のいい部分を見ていないことも多いです。婚活ともなれば人生をかけたチャレンジですから、不安からネガティブな側面ばかりを注意深く探すことになるのも仕方ありません。でも、せっかくの出会いをよいものにするなら、相手のポジティブな側面を積極的に見るようにすることで、持つ印象もその後の展開も変わっていきます。 他者と比較しない いい人は、今のあなたにとって最適な相手のはずです。しかし、今のあなた以外の評価軸がそこに入ると、判断はブレていきます。よくあるケースは、元彼との比較で今の出会いを見たり、親からの評価を想像して、相手を選んだりすることです。比較や他社評価を入れながら異性を見ると、自分軸での判断から遠くなるだけでなく、どうしてもネガティブな側面から相手を見るようになります。その結果、いい人をさらに見つけにくくなってしまうのです。 損得で判断しすぎない 結婚といった人生の大きなイベントを、損得で考える人は一定数存在します。しかし、損得は恋愛感情とは離れた場所にある発想なので、損得で相手を選べば選ぶほど、いいなと感じる人とはめぐり逢いにくくなります。損得を含めた理性で考える事自体は否定しません。でも、それだけだとロマンチックな展開にはなりにくいことを覚えておきましょう。 行動を変えると心も変わる 次にご紹介するのは、特に行動面ですぐに変えられるものをピックアップしました。次のデートから実践できるものばかりなので、できることから取り入れてみましょう。 相手任せのプランで会わない 「デートはいつも男性が決めたお店と日時で会う」女性の中にはこういった相手主導の出会いを重ねている人もいるでしょう。しかし相手が100%主導権を握るデートをすると、人はどうしても当事者意識が薄れてしまいます。当事者意識が薄れると、「相手を選ぶ」視点よりも「相手に選ばれる」といった受け身な感覚が強まります。 また、誰かが立てたプランに乗ることは、良ければ感謝の気持ちが湧きますが、良くなかったときは、相手に対する不満を述べる立場に人はなりがちです。これはあなたが悪いというのではなく、受け身になった人みんなが感じるリアクションです。これを回避するためにも、デートのお店選びを相手が担ってくれるなら、二軒目探しはあなたがやるなど、当事者意識を持って参加しましょう。 男性に会いすぎない 恋愛に限ったことではありませんが、人は選択肢が多くなると決断ができなくなる性質があると言われています。つまり、いい人を探してたくさんの男性に会うと、チャンスが広がるどころか迷いが加速して決められなくなるのです。マッチングアプリで活動している人の中には「とりあえず会ってから考える」としている女性もいるでしょう。しかし、会えば会うほど実は誰がいい人かが見えにくくなるため、注意が必要です。 人数や期限を切って行動する 選択肢が多いと人は迷いが加速するなら、当然決断力を発揮するシチュエーションがあります。それは制限がかかった場面です。婚活なら、「月までに」とか「人会うまでに」といったお尻を決めることがこれに当たります。無理なゴール設定は自分の首を締めるだけですが、現実的なスケジュール感を踏まえ、自分的な締め切りを設定し、それまでは頑張るといったメリハリある行動にチャレンジしてみてください。 条件より直感を頼りに進む 結婚を見据えた出会いを求めるとき、どうしても生活や将来といった現実的な部分に目がいき、諸条件を優先しがちです。しかし「考える」と表現したように、恋愛に考える要素を持ち込みすぎると、恋とか楽しいといった感情面が置いてけぼりになります。こうした問題は、とにかく条件面を一旦脇におき、その上で直感を優先し、感覚的にお相手を選ぶといった取り組みを続けることで、感性が研ぎ澄まされていきます。 7つの今すぐできることをご紹介しました。いい人はあなたの見方や考え方ひとつで、いくらでも出会いの中に見出すことができます。そのいい人をたくさん見つけられるようになったら、その中でいちばん心が動く相手との関係を、さらに深めていけたらよいですよね。 ぜひできそうだなと感じたことから、チャレンジしてみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Masson/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/548498/ Source: ananweb

  • 2024.05.09

年下彼氏と超ラブラブに過ごしたい!…年の差カップルが長続きする秘訣4つ – 文・山田周平 | ananweb – マガジンハウス

彼と年齢差があると、価値観などで噛み合わないことが出てきやすいかもしれません。年下彼氏と付き合う上での心得や上手くいく秘訣を知っておくのは、これから一緒に過ごす上でプラスに働くでしょう。そこで今回は、年下彼氏持ちの女性に「年下彼氏との上手な付き合いかた」を教えてもらいました。彼と長続きさせるためのポイントを抑えておきましょう! 「年下扱い」しすぎない 「年下の彼氏には、ついお姉さんっぽく振る舞ったり、上から目線になったりしがちなんですよね。でも、それは対等な関係ではなく、彼に嫌な気持ちにさせてしまうこともあるので、一番注意していることかもしれません」(30代・女性・広告代理店) いくら年下だからといって、過度に「年下扱い」をしすぎると、彼のプライドを傷つけてしまう可能性も。対等な関係性でいるようにしないと、どちらかが不満やストレスを抱えてしまうことも考えられます。 「年上だから」とか「年下だしね」といった考えに囚われないようにすることは、意識しておいたほうがいいかもしれません。 「ジェネレーションギャップ」を楽しむ 「年齢差があると、どうしたって見てきたものや馴染み深いものが違ってしまいますからね。お互いがそこを逆に前向きに捉えられるようにすることが大事だと思います」(30代・女性・WEBデザイナー) 年齢の差が広いほど、ジェネレーションギャップを感じる場面にぶち当たりやすい傾向があります。でも、「違うこと」をマイナスに捉えるのではなく、違いを楽しむようにすると、それが障害になることはないようです。 まったく異なる文化に触れたり、お互いに知らないことを教え合ったりすることで、同い年カップルにはない楽しみ方もできます。 ときには「頼る」 「年下の彼氏に思いっきり甘えると、すごくうれしそうにしてくれます。だから、やってほしいことがあるときには、素直にお願いしちゃいますね」(20代・女性・アパレル) 年下彼氏に対して、「甘えさせてあげよう」とか、「世話を焼いてあげよう」といった気持ちが先行していませんか? 甘えたがりな彼でも、頼りにされると自分の存在価値が感じられ、素直にうれしい気持ちになるもの。甘えさせてあげたりときには頼ったりと、そのバランスを上手に保つことが、長続きする秘訣なのかもしれませんね。 相手を「変えようとしない」 「“自分好みにしたい”と付き合いたては思っていたんですが、上から目線でそういうことをするのは、ただの自分勝手でしかないですね。それだとやっぱり関係性も上手くいかなくなります」(30代・女性・ネイリスト) ありのままの自分を出せない状態では、付き合っていても苦痛になるだけです。だからこそ、無理に相手に合わせようとしたり、相手を変えようとするのもよくないこと。 年下だからといって強引に振り回すようなことはせず、彼の意見も尊重して付き合うようにしないと、彼の気持ちが離れていってしまうかも。 “年の差を必要以上に意識しすぎない”ことは、交際を長続きさせるための大切なポイントといえるでしょう。お互いに尊重し合って、対等な付き合いができたら、きっといつまでもいい関係性を築けるはずですよ。 ©Milko/gettyimages©AleksandarNakic/gettyimages ※ 2021年11月23日作成 文・山田周平 https://ananweb.jp/anan/384082/ Source: ananweb

  • 2024.05.09

「オレは一緒に楽しみたかっただけ…」彼女を傷つけた25歳男性の「最低な行為」とは – 文・三松真由美 | ananweb – マガジンハウス

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、付き合っている彼女に食べ物の好き嫌いが多いことにモヤモヤしている25歳男性。彼はおいしいものを彼女と一緒に楽しみたいと思っていますが…。三松先生の回答は? 陽一(25)彼女には、“好き嫌いレス”でいてほしいがどうしたらいいんだ? 【レスなひとびと】vol. 240 「えー、食べないの?」 煙もくもく下北沢の焼肉屋で、陽一はげんなりする。彼女の華ちゃんは、好き嫌いが多くてホルモンを食べないのだ。 「だって言ったじゃん。苦手だって」「そうだけど。頼めばちょっとくらい食べるかなって」「いや、食べないよ」 結局、ホルモンの盛り合わせはすべて陽一が食べることになった。あーあ、ほんとはハラミも壺漬けカルビも食べたかったのに、ホルモン尽くしか。 華との出会いは、社会人テニスサークル。白いスコートをバッチリ履きこなすスタイルのよさに一目惚れ。陽一の猛アタックで付き合いはじめた。交際してからわかった。華は食べ物の好き嫌いがムッチャ多い。 ホルモンや刺身が無理らしい。馬刺しやラム肉も。なんならキュウリとセロリも。あ、青い魚もって言ってる。お酒も飲めない。酒好きな陽一は、かなりショック。 早いところ、親にも紹介したいと思ってる。でも、好き嫌いの多さがネック。陽一の実家は北海道。刺身やラム肉は不可避。というより、陽一が地元フードを食べたい。一緒においしいねって楽しみたい。 想像してみる。陽一の家族と食事をするとき、華が嫌いなものを全部残したりしたら…。絶対、お互いに気まずい。大人なら、そこは華もがんばって食べてほしい。 「せめてお酒は飲もうよ。華の両親もよく飲むって言ってたし、体質的にダメなわけじゃないんでしょ? 一口でもいいよ」「翌日に響くし、コンディション悪くなるのが嫌なの」 頑なに拒否。本当はちょっとずつでいいから飲めるようになってほしい。結婚したら、一緒にワインとかで洒落た晩酌する夢がある。デートからの帰り道、陽一は思い立つ。いいムードの時に、少しだけ飲んでみてもらえばいいのでは? と。「意外とおいしいじゃん!」となり、華の考えも変わるかもしれない。 決行は、華が陽一の家にお泊まりする次の土曜日。翌日もデート予定だし、コンディションが悪くなったとしても、おうちデートにすれば大丈夫。土曜の夜、おやすみ前の時。近くに置いておいた梅酒を手に取り、口に含む。 「華…」 名前を呼んで顎クイ。キスをしつつ、梅酒を華の口に流し込む。 「ん!?」 驚いた顔の華が、手でグッと陽一の胸を押す。 「ありえない 今日はもうしない」 そう言ってサッと服を着て、ふてくされて寝てしまった。あれ、これって作戦失敗? 【三松さんからのコメント】 陽一さん、それって食ハラだし、アルハラです。翌朝、華さんはもう出ていっちゃってたんじゃないですか? 恋が終わりそうな予感です。 苦手なものを「一緒に楽しみたいから」「家族に自信をもって紹介したいから」といった理由で強要するなんて、華さんも「自分は大切にされていない」と感じてしまうのではないでしょうか。食べるものに限らず、誰しも苦手なものはある。高いところがダメだったり、大きな音がダメだったり。自分は好きだから、相手も好きになってくれるはずと思うのはやめて。世界は自分中心に回ってるわけではない。 ご両親との食事だって、工夫すれば乗り切れる。「あれもこれも食べられない」「苦手なものが多すぎる」と伝えるのではなく「これが食べたい!」とリクエストすればいいのでは? 刺身やラム肉にこだわらずとも、北海道ならおいしいものがいっぱいあるあるある。例えばチーズフォンデュとかね。 頻繁に食事の機会があるわけではないですし、「彼女はチーズが好きでたまらない」とでも言っておけばいいのです。苦手なもの、ありすぎると健康上の問題がありますが、他の食べ物で栄養がとれるのであれば問題ない。どうしても一緒に食とお酒を楽しみたいなら、それを条件に婚活しなおして。今のままだと、華さんがお気の毒です。 「”好き嫌いレス”でなんでも美味しそうに食べる彼女が理想なのはわかるが、誰だって苦手食材はあるっしょ。そんなことで悩むのは器が小さいやつだ。ドンと構えて親に会わせよう」   三松 真由美 恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。 ©yamasan/Adobe Stock 文・三松真由美 https://ananweb.jp/column/lessbito/547419/ Source: ananweb

  • 2024.05.04

元カノから深夜の着信…夫の不倫を疑う妻が「絶対にしてはいけないNG行動」 – 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、夜な夜な夫のスマホを監視している28歳主婦のお悩み。 深夜2:00の着信…「絶対に怪しい」 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:深夜2:00に夫のスマホが鳴ったので「誰?」と聞いたら「友達」と言われました。しかし絶対に怪しいと思って、夫が寝た後にスマホを見たら(パスコードは勘で入れたら当たりました)元カノからだったんです。履歴を確認したところ2年前に別れてからは連絡をとっておらず、気の迷いなのかなと思いつつもモヤモヤが止まりません。 元カノのLINEはブロックし、トーク履歴も勝手に削除しました。夫は気づいているのかいないのか、そのことについて何も触れてきません。自分に自信がないからだとわかっていますが、毎晩夫のスマホチェックがやめられずどんどん不安が募ります。(28歳・会社員) 夜な夜な夫のスマホを盗み見る妻 相談者さん、不信感も不安もわかりますが、いったん冷静になって自身の行動を振り返りましょう。 夫のスマホを勝手に見るにとどまらず、元カノの連絡先やトーク履歴を勝手に削除!? …それは、さすがに夫も気づいていますよ。直近の着信履歴が消えてなくなっているわけだから、気づかないわけがないですよね。 夫の立場になってみてください。知らないところで夫が自分のスマホを盗み見て、元カレの連絡先とトーク履歴を削除していたらどう感じますか? 触れるに触れられなくなっている彼の気持ち、想像できますよね。 気になるなら正面から伝えて 相談者さんも頭ではわかっていらっしゃると思いますが、スマホをチェックしたり元カノの連絡先を削除したりしたところで夫を繋ぎ止めることはできません。 「自信がない」とおっしゃっていますが、相談者さんは妻です。夫は元カノと別れ、一緒に生きていくパートナーとして相談者さんを選んだのですから堂々としてください。 隠れて夜な夜なスマホを盗み見るなんて、自身の価値と魅力を落とすような行動はやめませんか。 現時点では深夜2:00の着信だけで、その後コンタクトした形跡があるわけでもないのですよね。だったら大袈裟に捉えなくても…と思いますが、どうしても気になるようなら夫に直接言いましょう。 妻として毅然と「不快だから連絡とるのはやめて」と忠告してください。 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©Mohammad Xte/Adobe Stock 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/546831/ Source: ananweb

  • 2024.04.27

誕生日翌日のデート代は…彼氏「 (昨日はオレがおごっただろ) 」私「私が全部払うの!?」この後どうなる! – 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、ケチすぎる彼氏の言動にモヤモヤしている29歳女性のお悩み。 誕生日はご馳走してくれたけど、その翌日に… 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:付き合って4か月になる彼氏のことで相談があります。私も彼も30歳で同い年なのですが、彼がケチを自称していて、デートはいつも割り勘です。先日は私の誕生日だったこともあり彼が全てご馳走してくれたのですが、すると翌日のデートは当たり前のようにランチもディナーもカフェ代も払わされたんです。 車で出かけていたのですが、ガソリン代やETC代も出してくれず、感謝の言葉すらありませんでした。お財布を出す気配すらないので「私が全部払うの?」と聞いてみましたが無視されました…。それでも好きな気持ちはあるので別れたくはないのですが、すごくモヤモヤしています。こんな彼とうまく付き合っていくにはどうすればいいと思いますか。(29歳・会社員) 彼氏は「ケチ」以前の問題 相談者さん、一連の彼の言動は、ケチだとか価値観の相違とかいう以前の話ではないでしょうか。 根本的に、彼は相談者さんに対する敬意が足りていません。「どう思われてもいい」と考えているのが透けて見えます。 同い年のカップルで、普段のデートをワリカンにしようと決めるのは二人の自由です。しかしいくら誕生日に彼がご馳走したからといって、翌日のデートで財布を一切出さない、払うそぶりも見せない、相談者さんが「全部払うの?」と尋ねても無視、挙句の果てには彼女に支払わせておいて感謝の言葉もないなんて…失礼にもほどがあります。 彼と付き合い続けるためのルール ただ相談者さんが、それでも彼とお付き合いを続けたいというのであれば…今後のデート会計に関してルールを明確に定めることを勧めます。 たとえば共通財布を作り、デート代はそこから出すと決めてはどうでしょうか。誕生日プレゼントは互いに予算を決めて贈り、どんなに些細な話でもしてもらったことには感謝の言葉を欠かさない等、細かく約束するんです。 それでも彼がルールを守らなかったり相談者さんを蔑ろにする場合には、もう諦めて離れてください。 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©Robert Kneschke/Adobe Stock 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/545469/ Source: ananweb

  • 2024.04.20

「ケンカばかり…」30歳新婚夫婦の「長続きカップルが絶対にしないNG行動」と対処法 – 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR | ananweb – マガジンハウス

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします! 今回は、新婚なのに喧嘩ばかりで夫婦の危機に陥っている30歳女性のお悩み。 結婚前は喧嘩なんてしたことなかったのに… 『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです! さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。 お悩み:昨年結婚したばかりの新婚です。一年間遠距離恋愛をしていて念願の結婚だったのですが、いざ一緒に住み始めたら喧嘩ばかりしています…。原因は家事分担や言い方など些細なことなのですが、結婚前は喧嘩したことなど一度もなかったのに、新婚早々こんなふうで大丈夫なのだろうかと不安になります。 夫も「また喧嘩だね。アホらしい」とため息をついていて、家にいる時間も楽しくなさそう…。どうすれば夫婦円満でいられるのでしょうか。未熟な私にアドバイスをください。(30歳・会社員) 一緒に暮らせばぶつかるのは当然 相談者さん、喧嘩したりぶつかることを恐れる必要はありません。 どれほど気が合っていたって、夫婦は他人です。他人が一緒に暮らし始めたらこれまで気づかなかった粗も見えます。我慢できないこともあるし、イライラもします。これまで喧嘩せずに済んでいたのは、ただ単に、粗に気づかずいられる距離を保っていたからです。 衝突は避けられないものと割り切り、大袈裟に捉えるのはやめましょう。 円満な夫婦が「しないこと」 とはいえ、喧嘩ばかりで家庭の雰囲気が悪くなると互いにストレスですよね…。 どうすれば無駄な衝突を避け、夫婦円満でいられるのかというと――それは「期待するのをやめる」ことです。 相談者さんが喧嘩の原因として挙げている家事分担にしろ言い方にしろ、相手に対してイライラしてしまう時って「してくれたら良いのになんでしてくれないの!?」と勝手に期待し、腹を立てていることがほとんどです。 してほしいことがあるならきちんと言葉にして丁寧に伝えればいいのに、「察して」を発動するから揉めるんです。 他人を思い通りに動かそうなんて夫婦でも無理。エスパーじゃないのだから気持ちは口にしないと伝わりません。 もし今まだ冷戦状態なのであれば、帰宅した彼にバックハグでもしながら「仲良くしたい」と素直な言葉で伝えてください。強がって意地を張っても誰も得しませんからね! 筆者紹介 安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。 ©Kawee/Adobe Stock 文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR https://ananweb.jp/column/yasumotoonayami/545450/ Source: ananweb

  • 2024.03.25

今までのデート代返して…女性が「最低すぎる」と感じた男性の発言3選 – 文・小澤サチエ | ananweb – マガジンハウス

世の中には、友達としては問題ないけれど、“男女の関係”になった途端、呆れるような行動を取る男性が存在します。あなたはこれまで、デートをしていた男性や付き合っていた男性から、信じられない発言をされたことはありませんか? 今回は、女性陣に「この人、最低だな…」と呆れ返った男性の発言を聞いてきました。 まずはカラダの相性を確かめてから… 「何度かデートをして、いいなと思っていた男性がいたんですが、3回目くらいのデートで、飲んだ帰りに泊まりに来ないかと誘われたんです。私は、『付き合っていない人とはそういう行為はできないから、泊まるんだったら今すぐこの場で付き合うかどうか決めてほしい』とはっきり伝えました。 するとその彼が、『カラダの相性を確認してからでないと、付き合うかどうかなんて決められなくない!?』と私を無理やり説得しようとしてきて、呆れて帰りました」(菜々/28歳/CA) 女性としては、カラダの関係を持つ前に、付き合うかどうかをはっきりさせておきたいですよね。しかし何かと言い訳をつけて、付き合う約束をせずに関係を持ちたがる男性がいます。 このタイプの中には「カラダの相性を確認してから…」と言って女性を誘っておいて、最終的には「仕事が忙しい」など別の言い訳をつけて逃げるような男性もいますので、泣き寝入りしないためにも注意が必要です。 彼女のことも君のことも本気だったんだ! 「飲み会で知り合った男性から熱烈なアプローチを受けて、最初は乗り気ではなかったのですが、あまりに直球でぶつかってきてくれるので、付き合うことになりました。ところがたった2週間で、二股をかけていたことが発覚…。 彼を問い詰めたら『君のことも彼女のことも本気で好きで、どっちも諦められなかったんだ! だから浮気なんかじゃない!』と開き直られて、速攻で別れました」(桃子/33歳/医療系サービス) 浮気をしておいて、悪びれることなく開き直る男性には、深入りしないのが吉。同時に複数の女性と付き合うことに何の罪悪感も抱いていないので、一生繰り返す可能性があります。 このタイプの男性は甘い言葉で女性を口説くのが非常にうまいので、騙されてしまうことがあるのですが、出会いの場では、最低限の警戒心を持っておきたいですね。 今まで使ったお金、返して! 「マッチングアプリで出会った男性から、結婚を前提に付き合ってほしいと告白されました。すぐには決められないと正直に伝えたら、『チャンスが欲しい。何度かデートをしてから考えてみてほしい』と言われたので、彼の提案通り、何度かデートをしました。 毎回、高級レストランに連れて行ってくれたのですが、最終的にお断りしたところ『じゃあ今まで使ったお金返して』と言われ、絶句しました…」(藍/28歳/広告) 彼女と付き合いたくて一生懸命尽くしたのに、フラれてしまうのは辛いこと。その気持ちはわからないでもないのですが、自らお金を使っておいて「返して」というのはさすがに器が小さすぎます。見返りを求めるような男性とは、仮に付き合ったとしても苦労しそうですね。 以上、女性が「この人、最低だな…」と呆れ返った男性の発言を紹介しました。 男性の無神経な発言によって、傷ついたり凹んでしまう女性も多いですが、たまたま運が悪かっただけで、世の中には素晴らしい男性の方が多いです。気持ちを切り替えて、素敵な出会いを探してくださいね。 ©skynesher/Gettyimages©ProfessionalStudioImages/Gettyimages©Maica/Gettyimages ※ 2022年5月8日作成 文・小澤サチエ https://ananweb.jp/anan/413370/ Source: ananweb

  • 2024.03.14

「彼氏にイライラしてしまう自分が嫌…」 問題の原因と「長続きカップルになるための解決策」 – 文・おおしまりえ | ananweb – マガジンハウス

彼に対してイライラしてしまう。そんなとき感情に流され喧嘩をして、あとで後悔することはないでしょうか。繰り返す状況を変える1つの方法として、イライラする感情の根っこを見ていく方法があります。つい彼を変えたくて、喧嘩や命令を繰り返す方女性は、この話が参考になるかもしれません。 大好きな彼なのに…許せない性格にイライラして衝突する際の対処法 【おおしまりえの恋愛道場】vol. 251 恋人に対して、些細なことでイラッとすることは誰しもあると思います。でも中には、ほぼ毎日彼氏に対してイライラしたり、頻繁に喧嘩に発展したりするケースもあります。こうなってくると、その関係に明るい未来は見出しにくくなりますよね。 好きで付き合ったはずなのに、気づけば相手にイライラが募る原因は、一体何があるのでしょう。今回は恋人にイライラしてしまう心の仕組みについて、対処法と合わせて解説していきます。 許せない気持ちは相手のせい? 実は問題は自分の中にある 相手に対してイライラしてしまったり、怒りをぶつけたりする状態を解消したい。そう思ったら、まずはそのイライラの根本原因を知ることが重要です。一般的に考えると、イライラするときは相手の対応や態度など、具体的な“何か”に対して苛立ちを覚えているものです。 でももう少し心の仕組みになぞらえて問題を見ると、そのイライラは相手の中に、自分の嫌な部分や、嫌いな人、過去の体験などを重ねているケースもあります。これは心理学用語で「投影」と呼びます。私達は普段から、何か物事を見るとき、その物にくっつけて、別の何かを重ねて見ていると言われています。 例えば、「昔の彼氏は時間にすごく厳しかったから、デートに少しでも遅刻すると怒られる」といった経験を持って次の彼氏と付き合ったとします。そうすると、今の彼とのデートの際、ちょっとあなたが遅刻して待ち合わせ場所に行ったとき、今の彼氏がなんとなく機嫌の悪そうな顔をしていたら、「怒らせたかも」と瞬間的に思いますよね。これがまさに、昔の彼氏と今の彼氏を重ねている状態といえます。 他にも、人は自分のコンプレックスや嫌な部分を他人に見つけると、嫌悪感や苛立ちを抱きやすいと言われています。例えば、彼氏がいつもだらしなくて苛立っていたとします。でもよくよく気持ちを見ると、小さい頃、自分が親から「あなたはだらしないから、しっかりしなさい!」と、何度も怒られた経験が原点になり、彼氏に重ねて怒っていることもあります。 イライラや怒りの問題を自分から解消する さきほど、「イライラや怒りなどのネガティブな感情は、自分の嫌な部分や、嫌いな人などを重ねているから起きていることがある」と解説しました。ではこうした感情は、どうやって解消し、彼とのいい関係づくりに向き合っていけばいいのか、順番に解説していきます。 自分の中の根っこの感情にしっかり気づく解決するために1番大事なことは、問題の根本原因に気づくことです。すなわち、「彼に対するイライラは、本当は自分の中にある別の感情に対する苛立ちである」といったことに気づくことです。 どんな問題も、問題の原因に気づくことで、解決に大きく近づくと言われています。彼への負の感情は、自分の中のどんな経験や思い込みから来ているのかを、まずはゆっくり振り返っていきましょう。 自分の中の過去を整理し解消する自分の中の負の感情や思い込みを見つけたら、それを整理したり解消したりすることで、他人にも同じような感情を抱きにくくなります。 例えば先ほどの例で解説した「イライラする彼のだらしなさは、本当は自分が過去に親から厳しく言われた『だらしなくするんじゃない』という言葉に罪悪感があったから」だと気づいたとします。これに気づけたら、抱えた罪悪感に対して、自分で自分を許したり、「私はもうだらしなくないから、大丈夫」と自分にOKを出したりしましょう。こうして感情や思い込みを手放したり上書きできると、不思議と他人に対しても許せるようになったり、感じにくくなっていきます。 自分の行動や言葉を変えていくこうして無意識レベルの深い原因をある程度整理できたら、意識的な行動や言動もセットで変えていけるとより効果的です。 今回の例であれば、彼のだらしない部分を見たら、それに一言言いたくなる自分を意識して静止したり、「だらしないのは嫌だけど、おおらかなのが魅力だよね」と、いつもと異なるポジティブな声がけをしたりするなどです。感情だけでなく理性で行う行動も変えることで、受け手である彼もその影響を受け、いい方向に変わっていく可能性が高くなります。 イライラしたら、自分を知るチャンス! 相手にイライラを感じたら、その感情をぶつけるのではなく、自分を知って変える機会にできるのが、このお話の理想です。私達はなにか問題を見つけたら、他人を変えようとしがちです。でも、どんなときも他人を変えることはできません。問題があったら、その問題に対する自分の反応を変え、自分の行動を変えるしかできません。そして、自分の影響を受けた他人も自然と変わることを待つのです。 これを面倒と考えるか、自分を知って変わるチャンスと捉えるかはその人次第です。もし、日常の小さなことから、自分の感情を知り、自分を変えていくことを繰り返していれば、気づけば自分が大きく変わり、恋愛もいい方向へと変わっていくことは間違いありません。ぜひ彼と喧嘩する前に、抱いた自分の気持ちと向きあってみてください。 おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト 10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。 ©Sasint/Adobe Stock 文・おおしまりえ https://ananweb.jp/column/renai-ohshima/538273/ Source: ananweb